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○発破を掛けるはっぱをかける🔗⭐🔉
○発破を掛けるはっぱをかける
強いことばで励ましたり、煽動したりする。気合を入れる。
⇒はっ‐ぱ【発破】
はつ‐ひ【初日】
元日の朝日。初日の出。〈[季]新年〉。「―を拝む」
はっ‐ぴ【法被・半被】
(ハフヒ(法被)またはハンピ(半臂)の転)
①禅宗で、高僧の椅子の背にかける裂きれ。金襴きんらんなどを用いる。
②近世、下級武士や仲間ちゅうげんの着用した裾すその短い上着。
③しるしばんてん。「そろいの―」
④能装束。胸紐なく、襴らんのある広袖の上着。唐人・武装の武士・鬼畜などの役に用いる。〈日葡辞書〉
能装束・法被
撮影:神田佳明(所蔵:彦根城博物館)
ハッピー【happy】
しあわせなさま。幸福。愉快。
⇒ハッピー‐エンド
⇒ハッピー‐マンデー
ハッピー‐エンド
(happy ending)幸福な結末。めでたしめでたし。
⇒ハッピー【happy】
ハッピー‐マンデー
(和製語happy Monday)(多くの労働者が3連休となることから「しあわせな月曜日」の意)月曜日に当てられた国民の祝日のこと。1998年から施行。成人の日・体育の日など。
⇒ハッピー【happy】
はつ‐ひかげ【初日影】
元旦の朝日。また、その光。〈[季]新年〉
はつ‐ひな【初雛】
女児の初節句にかざる雛人形。また、その祝い。〈[季]春〉
はつ‐ひので【初日の出】
元旦の日の出。はつひ。〈[季]新年〉
はっ‐ぴゃく【八百】
物事の多いこと。浄瑠璃、夕霧阿波鳴渡「この喜左衛門頭痛―」。「嘘―」
⇒はっぴゃくや‐ちょう【八百八町】
はっぴゃくや‐ちょう【八百八町】‥チヤウ
江戸の町数の多いことにいう。
⇒はっ‐ぴゃく【八百】
はつ‐びょう【発病】‥ビヤウ
病気が起こること。病気になること。
はっ‐ぴょう【八表】‥ペウ
[晋書食貨志]八方の隅。地のはて。八方。
はっ‐ぴょう【発表】‥ペウ
①世の中へおもてむきに知らせること。大勢の人々に示すこと。「合格―」
②漢方で、内にこもった病気が体の表面から発散すること。
ばつ‐びょう【抜錨】‥ベウ
錨いかりをあげて船が出帆すること。↔投錨
はっ‐ぷ【八不】
〔仏〕真理を表現する八つの否定的表現。不生不滅・不常不断・不一不異・不来不去。「中論」に説く。
⇒はっぷ‐ちゅうどう【八不中道】
はっ‐ぷ【発布】
(法律などを)世に広く知らせること。公布。「憲法―」
はっ‐ぷ【髪膚】
[孝経開宗明義章]かみの毛とはだ。転じて、からだ。「身体―これを父母にうく」
パップ【pap オランダ・巴布】
薬剤を布やフィルムに塗って皮膚の局所に貼ること。厚生新編「琶布」
⇒パップ‐ざい【巴布剤】
バッファー【buffer】
①緩衝装置。
②緩衝液。
③コンピューターで、データを受け渡しする場合の一時的な記憶場所。「プリンター‐―」
⇒バッファー‐ゾーン【buffer zone】
バッファー‐ゾーン【buffer zone】
緩衝地帯。中立地帯。
⇒バッファー【buffer】
バッファロー【buffalo】
①(→)水牛。
②アメリカ‐バイソンの異称。→バイソン
バッファロー【Buffalo】
アメリカ北東部、ニューヨーク州の港湾・工業都市。エリー湖東岸に臨み、製粉業や鉄鋼・機械など各種工業が盛ん。人口29万3千(2000)。
バッフィー【baffy】
ゴルフクラブの4番ウッドの別称。
パップ‐ざい【巴布剤】
抗炎症薬・鎮痛薬などを布やフィルムにつけた貼り薬。
⇒パップ【pap オランダ・巴布】
はつ‐ふじ【初富士】
元日に富士山を望み見ること。また、その富士の姿。〈[季]新年〉
はつ‐ぶたい【初舞台】
①初めて舞台に出演すること。「―を踏む」
②転じて、初めて公衆の前で腕まえを見せること。「首相としての―」
はっぷ‐ちゅうどう【八不中道】‥ダウ
〔仏〕八不によって中道の真理を顕すこと。
⇒はっ‐ぷ【八不】
はつ‐ふどう【初不動】
その年最初の不動尊の縁日。1月28日。〈[季]新年〉
はつ‐ふゆ【初冬】
①冬の初め。初冬しょとう。
②陰暦10月の称。〈[季]冬〉
は‐つぶり【半首・半頭】
鉄面かなめんの一種。前額部から両頬にかけておおうもの。平安末期から鎌倉時代に使用。保元物語「よつ引いて放つ矢が、御曹司の―にからりと当つて」
半首
ハッブル【Edwin Powell Hubble】
アメリカの天文学者。ウィルソン山天文台で、星雲の距離・速度・分布などを研究。銀河のスペクトルの赤方偏移の観測からハッブルの法則を発見。(1889〜1953)
⇒ハッブル‐うちゅうぼうえんきょう【ハッブル宇宙望遠鏡】
⇒ハッブル‐の‐ほうそく【ハッブルの法則】
ハッブル‐うちゅうぼうえんきょう【ハッブル宇宙望遠鏡】‥チウバウヱンキヤウ
1990年、アメリカがスペース‐シャトルを使って地球周回軌道に打ち出した口径2.4メートルの反射望遠鏡。地球の大気の影響を受けないので高解像度撮影が可能。
アワーグラス星雲
撮影:NASA/STScI
M16のガスの柱
撮影:NASA/STScI
キャッツアイ星雲 NGC6543
撮影:NASA/STScI
遠方の宇宙
撮影:NASA/STScI
⇒ハッブル【Edwin Powell Hubble】
ハッブル‐の‐ほうそく【ハッブルの法則】‥ハフ‥
遠方の銀河の後退速度はその銀河までの距離に比例するという法則。比例定数はハッブル定数。膨張宇宙の根拠を与えた。
⇒ハッブル【Edwin Powell Hubble】
はっ‐ぷん【八分】
「隷書れいしょ」参照。
はっ‐ぷん【発憤・発奮】
①いきどおりを発すること。
②精神をふるいおこすこと。「負けて―する」
⇒はっぷん‐こうき【発憤興起】
ばつ‐ぶん【跋文】
(→)跋ばつ1に同じ。
はっぷん‐こうき【発憤興起】
精神をふるい起こして励むこと。
⇒はっ‐ぷん【発憤・発奮】
パッヘルベル【Johann Pachelbel】
ドイツのオルガン奏者・作曲家。作品は「カノン」などの室内楽曲のほか、鍵盤楽曲・声楽曲など。(1653〜1706)
→カノン
提供:コロムビアミュージックエンタテインメント(株)
はつ‐ほ【初穂】
(室町・江戸時代はハツオと発音し、「初尾」とも書いた)
①その年最初に出た穂。弘長百首「秋の野の―のすすき朝な朝な」
②その年最初にみのった稲の穂。夫木和歌抄12「風わたる野田の―のうちなびき」
③転じて、その年最初にとりいれた穀物・野菜・果物などの称。
④その年はじめて収穫した穀物を、神仏または朝廷に最初に奉るもの。また、その代りに神仏に捧げる金銭・米穀・食物・酒など。日本永代蔵3「この分の銀かねは太神宮へ御―にあげ」。「―料」
⑤はじめて飲食する物。
⑥少しばかりのもの。
はっ‐ぽう【八方】‥パウ
①四方と四隅。東・西・南・北と北東・北西・南東・南西の八つの方角。
②転じて、あらゆる方面。方々。諸方。多方面。「四方―」「―手をつくす」
③八方行灯あんどんの略。
⇒はっぽう‐あんどん【八方行灯】
⇒はっぽう‐さん【八方散】
⇒はっぽう‐だし【八方出し】
⇒はっぽう‐つがい【八方番】
⇒はっぽう‐にらみ【八方睨み】
⇒はっぽう‐ばらい【八方払い】
⇒はっぽう‐びじん【八方美人】
⇒はっぽう‐ふさがり【八方塞がり】
⇒はっぽう‐もり【八方盛】
⇒はっぽう‐やぶれ【八方破れ】
⇒はっぽう‐よし【八方好し】
はっ‐ぽう【発泡】‥パウ
泡あわを生ずること。
⇒はっぽう‐ざい【発泡剤】
⇒はっぽう‐しゅ【発泡酒】
⇒はっぽう‐スチロール【発泡スチロール】
はっ‐ぽう【発砲】‥パウ
銃砲にこめた弾丸を発射すること。「ピストルを―する」
ばっ‐ぽう【罰俸】
懲戒処分としての減俸。
はっぽう‐あんどん【八方行灯】‥パウ‥
(→)八間はちけんに同じ。
⇒はっ‐ぽう【八方】
はっぽう‐おね【八方尾根】‥パウヲ‥
長野県北西部、飛騨山脈後立山うしろたてやま連峰の唐松岳より東へ延びる山稜。スキー場として開発。
はっぽう‐さい【八宝菜】
中国料理。肉・魚介・野菜など多くの種類の材料を炒め煮し、とろみをつけたもの。
はっぽう‐ざい【発泡剤】‥パウ‥
①製品中に泡を生じさせるために材料に添加する物質。二酸化炭素を生じる炭酸水素ナトリウムの類。
②皮膚に塗布して水泡を生じさせる薬剤。発泡薬。
⇒はっ‐ぽう【発泡】
はっぽう‐さん【八方散】‥パウ‥
(→)「なすびぐすり」の正称。
⇒はっ‐ぽう【八方】
はっぽう‐さんご【八放珊瑚】‥パウ‥
花虫綱の一亜綱。ポリプの触手が8本ある点で六放サンゴ類と異なる。本サンゴ・クダサンゴ・ソフト‐コーラルなど。
はっぽう‐しゅ【発泡酒】‥パウ‥
液中に炭酸ガスを含む酒類の総称。スパークリング‐ワインなど。酒税法では、麦芽を原料の一部とした酒類で発泡性を有する雑酒をいう。
⇒はっ‐ぽう【発泡】
はっぽう‐スチロール【発泡スチロール】‥パウ‥
気泡を含ませて成形したポリスチレン。断熱材・保護材とする。
⇒はっ‐ぽう【発泡】
はっぽう‐だし【八方出し】‥パウ‥
出し汁に醤油・味醂みりんなどでうす味をつけたもの。主に野菜の煮物用。八方地。八方露。
⇒はっ‐ぽう【八方】
はっぽう‐つがい【八方番】‥パウツガヒ
(→)自在継手じざいつぎてに同じ。
⇒はっ‐ぽう【八方】
はっぽう‐にらみ【八方睨み】‥パウ‥
①画像などの目が、どこから見てもその方をにらんでいるように見えること。
②あらゆる面に気をくばること。
⇒はっ‐ぽう【八方】
はっぽう‐ばらい【八方払い】‥パウバラヒ
刀や長刀などで、八方を切り払うこと。
⇒はっ‐ぽう【八方】
はっぽう‐びじん【八方美人】‥パウ‥
①どの点から見ても欠点のない美人。
②誰に対しても如才なくふるまう人を、軽んじていう語。
⇒はっ‐ぽう【八方】
はっぽう‐ふさがり【八方塞がり】‥パウ‥
①陰陽道おんようどうで、どの方角に向かって事をしても不吉の結果を生ずること。
②転じて、どの方面にも障害があって、手の打ちようがないこと。
⇒はっ‐ぽう【八方】
はっぽう‐もり【八方盛】‥パウ‥
料理で、どの方向から見ても同じように見える盛りつけ。
⇒はっ‐ぽう【八方】
はっぽう‐やぶれ【八方破れ】‥パウ‥
至るところ隙間だらけで、備えがどこにもないこと。「―の構え」「こうなったら―だ」
⇒はっ‐ぽう【八方】
はっぽう‐よし【八方好し】‥パウ‥
①どちらの方面にも悪い所のないこと。
②どこも醜い所のないこと。また、その人。
⇒はっ‐ぽう【八方】
はつ‐ぼく【発墨】
硯すずりでする墨の下おりぐあい。
はつ‐ぼく【溌墨】
水墨山水画法の一種。墨面の濃淡の変化を積極的に用い、筆の線的表現を抑えた奔放な画風。→破墨
ばつ‐ぼく【伐木】
樹木を伐きり倒すこと。
はつ‐ほたる【初蛍】
その夏に初めてあらわれた蛍。〈[季]夏〉
はつ‐ぼん【初盆】
(→)新盆あらぼんに同じ。〈[季]秋〉
ばっ‐ぽん【抜本】
根本の原因を抜き去ること。
⇒ばっぽん‐そくげん【抜本塞源】
⇒ばっぽん‐てき【抜本的】
ばっぽん‐そくげん【抜本塞源】
[左伝昭公9年]弊害の根本原因を抜き去り、源をふさぐこと。
⇒ばっ‐ぽん【抜本】
ばっぽん‐てき【抜本的】
物事の根本から改めること。「―改革」
⇒ばっ‐ぽん【抜本】
はつ‐まいり【初参り】‥マヰリ
新年初めての寺社などへの参詣。初もうで。〈[季]新年〉
はつ‐まくら【初枕】
男女が初めて枕を交わすこと。にいまくら。
はつ‐まご【初孫】
初めての孫。ういまご。
はつ‐まゆ【初繭】
その年はじめてとれた繭。
はつ‐み【初巳】
正月最初の巳の日。この日、弁才天に参詣する。
はつみ‐ぐさ【初見草】
マツ・ウノハナ・カンギク・ハギなどの異称。
はつ‐みせ【初店・初見世】
遊女が、初めて店に出て客をとること。また、新しく移った店で初めて店に出ること。
はつ‐みそら【初御空】
元日の大空。その年はじめて明けた空を賞めでていう。〈[季]新年〉
はつみ‐づき【初見月】
陰暦正月の異称。
はつ‐みみ【初耳】
はじめて耳にすること。はじめて聞くこと。「その話は―だ」
はつ‐む【撥無・撥撫】
〔仏〕はらいのけて信じないこと。排斥すること。「因果―」
はつ‐むかし【初昔】
①茶の銘。江戸時代、将軍家使用の極上の宇治茶で、古来の製法による白色系のもの。事林広記「三月節に入りては廿一日めに摘むを―といひ、其の後につむを後昔といふ。昔は廿一日の字謎なり」→後昔のちむかし。
②元日になってから前年を指していう語。旧年ふるとし。〈[季]新年〉
はつ‐むこいり【初婿入】
婿むこがはじめて嫁方を訪ねること。→婿入1
はつ‐めい【発明】
①物事の正しい道理を知り、明らかにすること。都鄙問答「此の心を知らずば、昏昧こんまいとくらく、放ほしいままにして、学問に従ふといへども、―する所あるべからず」
②新たに物事を考え出すこと。去来抄「不易流行の事は古説にや、先師の―にや」
③機械・器具類、あるいは方法・技術などをはじめて考案すること。「新しい機械を―する」「―家」
④かしこいこと。特に、子供で頭の回転が早くかしこいさま。利発。聡明。怜悧れいり。狂言、止動方角しどうほうがく「御器用にはあり、御―にはあり、あのような結構なお方は」。「―な子供」
⇒はつめいしゃ‐けん【発明者権】
はつ‐めいげつ【初名月】
陰暦8月15日の夜の月。「後のちの月」に対していう。芋名月。
はつめいしゃ‐けん【発明者権】
発明者が、その発明に関して有する権利。特許に関する権利。発明権。
⇒はつ‐めい【発明】
はつ‐も【初藻】
その年はじめて刈る藻。内裏名所百首「神の―のみるめ刈るなり」
はつ‐も【発喪】
喪を発すること。はっそう。
はつ‐もう【発毛】
毛が生えること。「―剤」
はつ‐もうで【初詣で】‥マウデ
新年にはじめて社寺へお参りすること。はつまいり。〈[季]新年〉
はつ‐もとゆい【初元結】‥ユヒ
元服の時に、初めて髪のもとどりを結うこと。また、髪を結ぶための紫の組紐。源氏物語桐壺「いときなき―に長き世を契る心は結びこめつや」
はつ‐もの【初物】
①その季節に初めて出来た穀物・野菜・果実など。「―を供える」
②その年に初めて食べるもの。
③まだだれも手をつけてないもの。
⇒はつもの‐ぐい【初物食い】
⇒初物七十五日
はつもの‐ぐい【初物食い】‥グヒ
①初物を好んで食べること。また、その人。
②転じて、処女ばかりをねらう漁色家。
⇒はつ‐もの【初物】
ハッピー【happy】
しあわせなさま。幸福。愉快。
⇒ハッピー‐エンド
⇒ハッピー‐マンデー
ハッピー‐エンド
(happy ending)幸福な結末。めでたしめでたし。
⇒ハッピー【happy】
ハッピー‐マンデー
(和製語happy Monday)(多くの労働者が3連休となることから「しあわせな月曜日」の意)月曜日に当てられた国民の祝日のこと。1998年から施行。成人の日・体育の日など。
⇒ハッピー【happy】
はつ‐ひかげ【初日影】
元旦の朝日。また、その光。〈[季]新年〉
はつ‐ひな【初雛】
女児の初節句にかざる雛人形。また、その祝い。〈[季]春〉
はつ‐ひので【初日の出】
元旦の日の出。はつひ。〈[季]新年〉
はっ‐ぴゃく【八百】
物事の多いこと。浄瑠璃、夕霧阿波鳴渡「この喜左衛門頭痛―」。「嘘―」
⇒はっぴゃくや‐ちょう【八百八町】
はっぴゃくや‐ちょう【八百八町】‥チヤウ
江戸の町数の多いことにいう。
⇒はっ‐ぴゃく【八百】
はつ‐びょう【発病】‥ビヤウ
病気が起こること。病気になること。
はっ‐ぴょう【八表】‥ペウ
[晋書食貨志]八方の隅。地のはて。八方。
はっ‐ぴょう【発表】‥ペウ
①世の中へおもてむきに知らせること。大勢の人々に示すこと。「合格―」
②漢方で、内にこもった病気が体の表面から発散すること。
ばつ‐びょう【抜錨】‥ベウ
錨いかりをあげて船が出帆すること。↔投錨
はっ‐ぷ【八不】
〔仏〕真理を表現する八つの否定的表現。不生不滅・不常不断・不一不異・不来不去。「中論」に説く。
⇒はっぷ‐ちゅうどう【八不中道】
はっ‐ぷ【発布】
(法律などを)世に広く知らせること。公布。「憲法―」
はっ‐ぷ【髪膚】
[孝経開宗明義章]かみの毛とはだ。転じて、からだ。「身体―これを父母にうく」
パップ【pap オランダ・巴布】
薬剤を布やフィルムに塗って皮膚の局所に貼ること。厚生新編「琶布」
⇒パップ‐ざい【巴布剤】
バッファー【buffer】
①緩衝装置。
②緩衝液。
③コンピューターで、データを受け渡しする場合の一時的な記憶場所。「プリンター‐―」
⇒バッファー‐ゾーン【buffer zone】
バッファー‐ゾーン【buffer zone】
緩衝地帯。中立地帯。
⇒バッファー【buffer】
バッファロー【buffalo】
①(→)水牛。
②アメリカ‐バイソンの異称。→バイソン
バッファロー【Buffalo】
アメリカ北東部、ニューヨーク州の港湾・工業都市。エリー湖東岸に臨み、製粉業や鉄鋼・機械など各種工業が盛ん。人口29万3千(2000)。
バッフィー【baffy】
ゴルフクラブの4番ウッドの別称。
パップ‐ざい【巴布剤】
抗炎症薬・鎮痛薬などを布やフィルムにつけた貼り薬。
⇒パップ【pap オランダ・巴布】
はつ‐ふじ【初富士】
元日に富士山を望み見ること。また、その富士の姿。〈[季]新年〉
はつ‐ぶたい【初舞台】
①初めて舞台に出演すること。「―を踏む」
②転じて、初めて公衆の前で腕まえを見せること。「首相としての―」
はっぷ‐ちゅうどう【八不中道】‥ダウ
〔仏〕八不によって中道の真理を顕すこと。
⇒はっ‐ぷ【八不】
はつ‐ふどう【初不動】
その年最初の不動尊の縁日。1月28日。〈[季]新年〉
はつ‐ふゆ【初冬】
①冬の初め。初冬しょとう。
②陰暦10月の称。〈[季]冬〉
は‐つぶり【半首・半頭】
鉄面かなめんの一種。前額部から両頬にかけておおうもの。平安末期から鎌倉時代に使用。保元物語「よつ引いて放つ矢が、御曹司の―にからりと当つて」
半首
ハッブル【Edwin Powell Hubble】
アメリカの天文学者。ウィルソン山天文台で、星雲の距離・速度・分布などを研究。銀河のスペクトルの赤方偏移の観測からハッブルの法則を発見。(1889〜1953)
⇒ハッブル‐うちゅうぼうえんきょう【ハッブル宇宙望遠鏡】
⇒ハッブル‐の‐ほうそく【ハッブルの法則】
ハッブル‐うちゅうぼうえんきょう【ハッブル宇宙望遠鏡】‥チウバウヱンキヤウ
1990年、アメリカがスペース‐シャトルを使って地球周回軌道に打ち出した口径2.4メートルの反射望遠鏡。地球の大気の影響を受けないので高解像度撮影が可能。
アワーグラス星雲
撮影:NASA/STScI
M16のガスの柱
撮影:NASA/STScI
キャッツアイ星雲 NGC6543
撮影:NASA/STScI
遠方の宇宙
撮影:NASA/STScI
⇒ハッブル【Edwin Powell Hubble】
ハッブル‐の‐ほうそく【ハッブルの法則】‥ハフ‥
遠方の銀河の後退速度はその銀河までの距離に比例するという法則。比例定数はハッブル定数。膨張宇宙の根拠を与えた。
⇒ハッブル【Edwin Powell Hubble】
はっ‐ぷん【八分】
「隷書れいしょ」参照。
はっ‐ぷん【発憤・発奮】
①いきどおりを発すること。
②精神をふるいおこすこと。「負けて―する」
⇒はっぷん‐こうき【発憤興起】
ばつ‐ぶん【跋文】
(→)跋ばつ1に同じ。
はっぷん‐こうき【発憤興起】
精神をふるい起こして励むこと。
⇒はっ‐ぷん【発憤・発奮】
パッヘルベル【Johann Pachelbel】
ドイツのオルガン奏者・作曲家。作品は「カノン」などの室内楽曲のほか、鍵盤楽曲・声楽曲など。(1653〜1706)
→カノン
提供:コロムビアミュージックエンタテインメント(株)
はつ‐ほ【初穂】
(室町・江戸時代はハツオと発音し、「初尾」とも書いた)
①その年最初に出た穂。弘長百首「秋の野の―のすすき朝な朝な」
②その年最初にみのった稲の穂。夫木和歌抄12「風わたる野田の―のうちなびき」
③転じて、その年最初にとりいれた穀物・野菜・果物などの称。
④その年はじめて収穫した穀物を、神仏または朝廷に最初に奉るもの。また、その代りに神仏に捧げる金銭・米穀・食物・酒など。日本永代蔵3「この分の銀かねは太神宮へ御―にあげ」。「―料」
⑤はじめて飲食する物。
⑥少しばかりのもの。
はっ‐ぽう【八方】‥パウ
①四方と四隅。東・西・南・北と北東・北西・南東・南西の八つの方角。
②転じて、あらゆる方面。方々。諸方。多方面。「四方―」「―手をつくす」
③八方行灯あんどんの略。
⇒はっぽう‐あんどん【八方行灯】
⇒はっぽう‐さん【八方散】
⇒はっぽう‐だし【八方出し】
⇒はっぽう‐つがい【八方番】
⇒はっぽう‐にらみ【八方睨み】
⇒はっぽう‐ばらい【八方払い】
⇒はっぽう‐びじん【八方美人】
⇒はっぽう‐ふさがり【八方塞がり】
⇒はっぽう‐もり【八方盛】
⇒はっぽう‐やぶれ【八方破れ】
⇒はっぽう‐よし【八方好し】
はっ‐ぽう【発泡】‥パウ
泡あわを生ずること。
⇒はっぽう‐ざい【発泡剤】
⇒はっぽう‐しゅ【発泡酒】
⇒はっぽう‐スチロール【発泡スチロール】
はっ‐ぽう【発砲】‥パウ
銃砲にこめた弾丸を発射すること。「ピストルを―する」
ばっ‐ぽう【罰俸】
懲戒処分としての減俸。
はっぽう‐あんどん【八方行灯】‥パウ‥
(→)八間はちけんに同じ。
⇒はっ‐ぽう【八方】
はっぽう‐おね【八方尾根】‥パウヲ‥
長野県北西部、飛騨山脈後立山うしろたてやま連峰の唐松岳より東へ延びる山稜。スキー場として開発。
はっぽう‐さい【八宝菜】
中国料理。肉・魚介・野菜など多くの種類の材料を炒め煮し、とろみをつけたもの。
はっぽう‐ざい【発泡剤】‥パウ‥
①製品中に泡を生じさせるために材料に添加する物質。二酸化炭素を生じる炭酸水素ナトリウムの類。
②皮膚に塗布して水泡を生じさせる薬剤。発泡薬。
⇒はっ‐ぽう【発泡】
はっぽう‐さん【八方散】‥パウ‥
(→)「なすびぐすり」の正称。
⇒はっ‐ぽう【八方】
はっぽう‐さんご【八放珊瑚】‥パウ‥
花虫綱の一亜綱。ポリプの触手が8本ある点で六放サンゴ類と異なる。本サンゴ・クダサンゴ・ソフト‐コーラルなど。
はっぽう‐しゅ【発泡酒】‥パウ‥
液中に炭酸ガスを含む酒類の総称。スパークリング‐ワインなど。酒税法では、麦芽を原料の一部とした酒類で発泡性を有する雑酒をいう。
⇒はっ‐ぽう【発泡】
はっぽう‐スチロール【発泡スチロール】‥パウ‥
気泡を含ませて成形したポリスチレン。断熱材・保護材とする。
⇒はっ‐ぽう【発泡】
はっぽう‐だし【八方出し】‥パウ‥
出し汁に醤油・味醂みりんなどでうす味をつけたもの。主に野菜の煮物用。八方地。八方露。
⇒はっ‐ぽう【八方】
はっぽう‐つがい【八方番】‥パウツガヒ
(→)自在継手じざいつぎてに同じ。
⇒はっ‐ぽう【八方】
はっぽう‐にらみ【八方睨み】‥パウ‥
①画像などの目が、どこから見てもその方をにらんでいるように見えること。
②あらゆる面に気をくばること。
⇒はっ‐ぽう【八方】
はっぽう‐ばらい【八方払い】‥パウバラヒ
刀や長刀などで、八方を切り払うこと。
⇒はっ‐ぽう【八方】
はっぽう‐びじん【八方美人】‥パウ‥
①どの点から見ても欠点のない美人。
②誰に対しても如才なくふるまう人を、軽んじていう語。
⇒はっ‐ぽう【八方】
はっぽう‐ふさがり【八方塞がり】‥パウ‥
①陰陽道おんようどうで、どの方角に向かって事をしても不吉の結果を生ずること。
②転じて、どの方面にも障害があって、手の打ちようがないこと。
⇒はっ‐ぽう【八方】
はっぽう‐もり【八方盛】‥パウ‥
料理で、どの方向から見ても同じように見える盛りつけ。
⇒はっ‐ぽう【八方】
はっぽう‐やぶれ【八方破れ】‥パウ‥
至るところ隙間だらけで、備えがどこにもないこと。「―の構え」「こうなったら―だ」
⇒はっ‐ぽう【八方】
はっぽう‐よし【八方好し】‥パウ‥
①どちらの方面にも悪い所のないこと。
②どこも醜い所のないこと。また、その人。
⇒はっ‐ぽう【八方】
はつ‐ぼく【発墨】
硯すずりでする墨の下おりぐあい。
はつ‐ぼく【溌墨】
水墨山水画法の一種。墨面の濃淡の変化を積極的に用い、筆の線的表現を抑えた奔放な画風。→破墨
ばつ‐ぼく【伐木】
樹木を伐きり倒すこと。
はつ‐ほたる【初蛍】
その夏に初めてあらわれた蛍。〈[季]夏〉
はつ‐ぼん【初盆】
(→)新盆あらぼんに同じ。〈[季]秋〉
ばっ‐ぽん【抜本】
根本の原因を抜き去ること。
⇒ばっぽん‐そくげん【抜本塞源】
⇒ばっぽん‐てき【抜本的】
ばっぽん‐そくげん【抜本塞源】
[左伝昭公9年]弊害の根本原因を抜き去り、源をふさぐこと。
⇒ばっ‐ぽん【抜本】
ばっぽん‐てき【抜本的】
物事の根本から改めること。「―改革」
⇒ばっ‐ぽん【抜本】
はつ‐まいり【初参り】‥マヰリ
新年初めての寺社などへの参詣。初もうで。〈[季]新年〉
はつ‐まくら【初枕】
男女が初めて枕を交わすこと。にいまくら。
はつ‐まご【初孫】
初めての孫。ういまご。
はつ‐まゆ【初繭】
その年はじめてとれた繭。
はつ‐み【初巳】
正月最初の巳の日。この日、弁才天に参詣する。
はつみ‐ぐさ【初見草】
マツ・ウノハナ・カンギク・ハギなどの異称。
はつ‐みせ【初店・初見世】
遊女が、初めて店に出て客をとること。また、新しく移った店で初めて店に出ること。
はつ‐みそら【初御空】
元日の大空。その年はじめて明けた空を賞めでていう。〈[季]新年〉
はつみ‐づき【初見月】
陰暦正月の異称。
はつ‐みみ【初耳】
はじめて耳にすること。はじめて聞くこと。「その話は―だ」
はつ‐む【撥無・撥撫】
〔仏〕はらいのけて信じないこと。排斥すること。「因果―」
はつ‐むかし【初昔】
①茶の銘。江戸時代、将軍家使用の極上の宇治茶で、古来の製法による白色系のもの。事林広記「三月節に入りては廿一日めに摘むを―といひ、其の後につむを後昔といふ。昔は廿一日の字謎なり」→後昔のちむかし。
②元日になってから前年を指していう語。旧年ふるとし。〈[季]新年〉
はつ‐むこいり【初婿入】
婿むこがはじめて嫁方を訪ねること。→婿入1
はつ‐めい【発明】
①物事の正しい道理を知り、明らかにすること。都鄙問答「此の心を知らずば、昏昧こんまいとくらく、放ほしいままにして、学問に従ふといへども、―する所あるべからず」
②新たに物事を考え出すこと。去来抄「不易流行の事は古説にや、先師の―にや」
③機械・器具類、あるいは方法・技術などをはじめて考案すること。「新しい機械を―する」「―家」
④かしこいこと。特に、子供で頭の回転が早くかしこいさま。利発。聡明。怜悧れいり。狂言、止動方角しどうほうがく「御器用にはあり、御―にはあり、あのような結構なお方は」。「―な子供」
⇒はつめいしゃ‐けん【発明者権】
はつ‐めいげつ【初名月】
陰暦8月15日の夜の月。「後のちの月」に対していう。芋名月。
はつめいしゃ‐けん【発明者権】
発明者が、その発明に関して有する権利。特許に関する権利。発明権。
⇒はつ‐めい【発明】
はつ‐も【初藻】
その年はじめて刈る藻。内裏名所百首「神の―のみるめ刈るなり」
はつ‐も【発喪】
喪を発すること。はっそう。
はつ‐もう【発毛】
毛が生えること。「―剤」
はつ‐もうで【初詣で】‥マウデ
新年にはじめて社寺へお参りすること。はつまいり。〈[季]新年〉
はつ‐もとゆい【初元結】‥ユヒ
元服の時に、初めて髪のもとどりを結うこと。また、髪を結ぶための紫の組紐。源氏物語桐壺「いときなき―に長き世を契る心は結びこめつや」
はつ‐もの【初物】
①その季節に初めて出来た穀物・野菜・果実など。「―を供える」
②その年に初めて食べるもの。
③まだだれも手をつけてないもの。
⇒はつもの‐ぐい【初物食い】
⇒初物七十五日
はつもの‐ぐい【初物食い】‥グヒ
①初物を好んで食べること。また、その人。
②転じて、処女ばかりをねらう漁色家。
⇒はつ‐もの【初物】
広辞苑 ページ 15917 での【○発破を掛ける】単語。