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○不審を上ぐふしんをあぐ🔗⭐🔉
○不審を上ぐふしんをあぐ
不審の点を取り上げてたずねる。「不審を立つ」とも。
⇒ふ‐しん【不審】
フス【Jan Hus】
ボヘミアの宗教改革者。カレル大学長。ウィクリフの影響を受けて教会改革を唱え、コンスタンツの宗教会議の結果、火刑に処せられた。民族的英雄として尊崇され、その刑死後、彼の徒がカトリック教会に反抗してフス戦争を起こした。(1370頃〜1415)
ふ・す【伏す・臥す】
[一]〔自五〕
①うつむく。うつぶす。万葉集5「あまつ神仰ぎ乞ひのみ国つ神―・してぬかづき」。平家物語2「天に仰ぎ地に―・して、泣き悲しめどもかひぞなき」。「―・してお願いします」
②腹ばいになる。からだを横にする。床に寝る。万葉集9「夕されば小倉の山に―・す鹿の今宵は鳴かずいねにけらしも」。源氏物語帚木「皆人々簀子に―・しつつしづまりぬ」
③病気で床につく。徒然草「法顕三蔵の天竺にわたりて…病に―・しては漢の食をねがひ給ひける事をききて」
④倒れる。死ぬ。平家物語10「一所にも沈み給はで、所々に―・さん事こそ悲しけれ」
⑤潜む。隠れる。古事記下「み吉野の袁牟漏おむろが嶽に猪鹿しし―・すと」。「山陰に―・して敵を待つ」
[二]〔他下二〕
⇒ふせる(下一)
ふ・す【付す・附す】
[一]〔他五〕
(→)「付する」に同じ。
[二]〔他サ変〕
⇒ふする(サ変)
ふ・す【俯す】
〔自サ変〕
うつむく。うつぶす。下を向く。「顔を―・す」
ふ・す【補す】
〔他サ変〕
職に任ずる。役につかせる。ほす。平家物語12「庄園に地頭を―・せらる」
ふ‐ず【付図・附図】‥ヅ
付属する地図・図面または図表。
ふ‐ず【譜図】‥ヅ
(→)系譜に同じ。
ぶす
好きでないこと。浄瑠璃、天鼓「愚僧はわかい時から犬は―でをりやるよ」
ぶす【醜女】
容貌の醜い女。
ぶ‐す【附子】
(→)「ぶし(附子)」に同じ。狂言、附子ぶす「―というて、人の身に大毒の物で」
ぶす【附子】
狂言。主あるじが砂糖を附子という大毒だとだまして外出する。太郎冠者・次郎冠者は、主の留守に食い尽くし、主の大事な品物をこわしたので附子を食べたが死ねないと言いわけする。
→文献資料[附子]
ふす‐い【臥猪】‥ヰ
ねているいのしし。
⇒ふすい‐の‐とこ【臥猪の床】
ふ‐ずい【不随】
(身体が)思うように動かないこと。自由がきかないこと。「半身―」
ふ‐ずい【付随・附随】
つきしたがうこと。また、従属的な関係にあること。「改正に―する問題」「―的現象」
⇒ふずい‐おんがく【付随音楽】
ふ‐ずい【符瑞】
めでたいしるし。符祥。瑞祥。
ぶ‐すい【無粋・不粋】
粋いきでないこと。通つうでないこと。やぼくさいこと。無骨。「―な男」「―な話」
ぶ‐すい【撫綏】
人民をなでやすんずること。
ふ‐ずいい【不随意】
①心のままにならないこと。意志の支配を受けないこと。
②制限されること。
⇒ふずいい‐きん【不随意筋】
ふずいい‐きん【不随意筋】
「筋肉きんにく」参照。
⇒ふ‐ずいい【不随意】
ふずい‐おんがく【付随音楽】
(incidental music)ある戯曲の上演効果を高めるために作曲された音楽。ベートーヴェン「エグモント」、メンデルスゾーン「真夏の夜の夢」、ビゼー「アルルの女」など。また広く他のジャンル(演劇・映画など)のために作られた伴奏音楽をもいう。
⇒ふ‐ずい【付随・附随】
ふすい‐しょくぶつ【浮水植物】
水底に固着せず、水面に浮遊する植物。ウキクサの類。水表植物。→水生植物
ふすい‐の‐とこ【臥猪の床】‥ヰ‥
猪が、萱・萩などを敷いてねた所。また、猪のことをもいう。拾玉集4「夏の野の萩の初花折り敷かむ―は枕ならべて」
⇒ふす‐い【臥猪】
ぶ‐すいれん【無水練】
水泳のへたな人。泳ぎのできない人。平家物語8「倉光は―なり、妹尾せのおはすぐれたる水練なりければ」
ふ‐すう【負数】
零より小さい数。マイナスの数。↔正数
ぶ‐すう【部数】
書物・雑誌・新聞など、部で数えるものの数。「発行―」
ブズーキ【bouzouki】
ギリシアの、棹の長いリュート属の撥弦楽器。フレットを持つ。
ぶ‐すき【不好き】
すきでないこと。〈日葡辞書〉。浮世草子、好色三代男「そば切は―かといふ」。「好き―がある」
ふ‐ずく【粉熟・粉粥】
(フンジュクの転)唐菓子の一種。米・麦・小麦・大豆・胡麻などの粉をこねて蒸した後、甘葛あまずらを入れてこね合わせ、細い竹筒に押し入れて固めたのを突き出して切って食べる。主に間食用。ふんずく。宇津保物語初秋「それにうちつぎて―まゐり」
ふすさ‐に【多に】
〔副〕
多く。たくさんに。ふさに。万葉集14「麻苧あさおらを麻笥おけに―績うまずとも」
ふ‐すじ【不筋】‥スヂ
すじみちに合わないこと。道理にそむくこと。宮崎三昧、指環「去暮中―の進物を受たりとの事にて」
フスタ【fusta ポルトガル】
(木・小舟の意)近世初期、日本へ来航した小型の南蛮船の一種。両舷に櫂かいを出して漕ぎ、三角帆を備えた軍船。フスタ船。
プスタ【Pusta】
ハンガリーの大平原。ドナウ川とその支流の流域一帯に広がり、ハンガリーの国土の主要部分をなす。伝統的牧畜が今も営まれる。世界遺産。
プスタ(1)
撮影:小松義夫
プスタ(2)
提供:ullstein bild/APL
ぶすっ‐と
〔副〕
①先の鋭くとがったものを厚みのある柔らかいものに突き刺すさま。「―穴をあける」
②頬を膨らませたような感じで不機嫌に黙っているさま。「―して答えない」
ふす・ぶ【燻ぶ】
〔他下二〕
⇒ふすべる(下一)
ぶす‐ぶす
①先のとがったものを厚みのある柔らかいものに幾度も突き刺す音。また、そのさま。
②炎をあげずに煙だけ出して燃える音。また、そのさま。「―とくすぶる」
③火がくすぶるように小声で文句や不平をいうさま。「かげで―言う」
ふすぶ・る【燻る】
〔自五〕
①火がよく燃えないで煙が立つ。くすぶる。
②すすけて黒ずむ。
③志を得ないでいる。とじこもって暮らす。
ふすべ【燻べ】
ふすべること。
⇒ふすべ‐いろ【燻べ色】
⇒ふすべ‐うめ【燻べ梅】
⇒ふすべ‐がお【燻べ顔】
⇒ふすべ‐がき【燻べ柿】
⇒ふすべ‐がわ【燻べ革】
⇒ふすべがわ‐おどし【燻革縅】
⇒ふすべ‐ぎん【燻べ銀】
⇒ふすべ‐の‐ちゃ【燻べの茶】
⇒ふすべ‐まり【燻べ鞠】
ふすべ【贅】
①瘤こぶ1の古称。〈倭名類聚鈔3〉
②黒子ほくろ。転じて、無用の物。日本霊異記下「その禅師の顊おとがいの右の方に、大きなる―有り」
ふすべ‐いろ【燻べ色】
黒ずんで煤すすに似た色。
⇒ふすべ【燻べ】
ふすべ‐うめ【燻べ梅】
梅の実の核を取り去って黒くふすべたもの。咽喉の炎症の治療に使用。烏梅うばい。
⇒ふすべ【燻べ】
ふすべ‐がお【燻べ顔】‥ガホ
ねたみ心の現れた顔つき。悋気顔りんきがお。源氏物語真木柱「―にてものし給ひけるかな」
⇒ふすべ【燻べ】
ふすべ‐がき【燻べ柿】
皮をむいた渋柿を竈かまどの上などに吊してふすべ、甘くしたもの。あまぼし。くすべがき。
⇒ふすべ【燻べ】
ふすべ‐がわ【燻べ革】‥ガハ
松葉の煙でふすべた革。地を黒くし、白く模様を残す。くすべがわ。
⇒ふすべ【燻べ】
ふすべがわ‐おどし【燻革縅】‥ガハヲドシ
燻べ革を裁って使用した甲冑の縅。
⇒ふすべ【燻べ】
ふすべ‐ぎん【燻べ銀】
硫黄の煙で黒くふすべた銀。いぶしぎん。
⇒ふすべ【燻べ】
ふすべ‐の‐ちゃ【燻べの茶】
野点のだての一種。柴などをくべて湯を沸かし、山野で催す茶の湯。ふすべ茶・野がけの茶の湯ともいう。
⇒ふすべ【燻べ】
ふすべ‐まり【燻べ鞠】
燻べ革で造ったまり。
⇒ふすべ【燻べ】
ふす・べる【燻べる】
〔他下一〕[文]ふす・ぶ(下二)
①燃して煙を立たせる。けむらす。いぶす。古今和歌集六帖5「たき物のこの下煙―・ぶとも」
②銀器などを煙にあてて黒くする。すすけさせる。いぶす。
③(やきもちを)やく。嫉妬をする。源氏物語帚木「―・ぶるにやとをこがましくも」
ふすぼ・る【燻ぼる】
〔自四〕
①よく燃えないで煙が立つ。くすぶる。浄瑠璃、傾城反魂香「お寝間の内は抹香で―・りますと言ひければ」
②煙を出しながら、はげしく火をふく。曾我物語7「猛火―・りいで」
③すすけ黒ずむ。平家物語3「もつてのほかに―・つたる持仏堂に立てごもり」
④さえない色になる。くすむ。日葡辞書「アノヒトノカヲ(顔)ガフスボッタ」
⑤気持がふさぐ。日葡辞書「フスボリカエッテ」
ふすま【衾・被】
布などで作り、寝るとき身体をおおう夜具。〈[季]冬〉。古事記上「綾垣のふはやが下に、苧むし―柔にこやが下に、
たく―さやぐが下に」
⇒ふすま‐がわら【衾瓦】
⇒ふすまじ‐を【衾道を】
⇒ふすま‐の‐せんじ【衾の宣旨】
⇒ふすま‐ゆき【衾雪】
ふすま【麬・麩】
小麦をひいて粉にした時に残る皮の屑。洗い粉または牛馬の飼料に用いる。もみじ。殻粉からこ。むぎかす。
ふすま【襖】
(もと「臥ふす間」の意)建具の一種。木で骨を組み、両面から紙や布を貼ったもの。部屋の仕切り、防寒等のためのもので、夏は風を通すために取り外すこともある。襖障子。からかみ。〈[季]冬〉
⇒ふすま‐え【襖絵】
⇒ふすま‐がみ【襖紙】
⇒ふすま‐しょうじ【襖障子】
ふすま‐え【襖絵】‥ヱ
襖に描いた絵。平安時代には障子絵しょうじえと呼んだ。
⇒ふすま【襖】
ふすま‐がみ【襖紙】
襖の上張りに用いる紙。
⇒ふすま【襖】
ふすま‐がわら【衾瓦】‥ガハラ
雁振瓦がんぶりがわらの別称。
⇒ふすま【衾・被】
ふすま‐しょうじ【襖障子】‥シヤウ‥
襖のこと。好色五人女4「―ひとへなれば、もれ行事をおそろしく」
⇒ふすま【襖】
ふすまじ‐を【衾道を】‥ヂ‥
〔枕〕
「引き手」「引き出」にかかる。一説に、地名。万葉集2「―引手ひきでの山に妹を置きて」
⇒ふすま【衾・被】
ふすま‐の‐せんじ【衾の宣旨】
犯人を捕らえるために下された宣旨。
⇒ふすま【衾・被】
ふすま‐ゆき【衾雪】
衾のように多く積もった雪。道成集「とこめづらしき―かな」
⇒ふすま【衾・被】
ふずもう【文相撲】‥ズマフ
⇒ふみずもう
ぶす‐や【附子矢】
⇒ぶしや
ぶすり
物を勢いよく突くさま。勢いよく突きささるさま。「矢が的に―と立つ」
フズリナ【Fusulina ラテン】
(→)紡錘ぼうすい虫。
ふ・する【付する・附する】
[文]付す(サ変)
[一]〔他サ変〕
①つけ加える。つけたす。そえる。「巻末に―・する」
②あずける。わたす。あたえる。交付する。付与する。「証書を―・する」
③任せる。また、そのようにとりはからう。「委員会の審議に―・する」「不問に―・す」「荼毘だびに―・す」
[二]〔自サ変〕
つく。したがう。付随する。「驥尾きびに―・す」
ふ・する【賦する】
〔他サ変〕[文]賦す(サ変)
①くばる。わりあてる。
②詩などを作る。太平記39「詩人の―・せし風諭の詞」
ぶ・する【撫する】
〔他サ変〕[文]撫す(サ変)
①なで、さする。「腕を―・する」
②いたわる。かわいがる。太平記1「徳窮民を―・するに足れり」
③そっくり書き写す。書写する。
ふせ【伏せ】
①伏兵ふくへい。
②矢の長さをはかる単位。指1本の幅。平家物語11「十二束そく二つ伏ぶせ、よつぴいてひやうど放つ」→束そく2
ふ‐せ【布施】
(梵語dānaの訳。檀那は音訳)
①人に物を施しめぐむこと。
②僧に施し与える金銭または品物。「お―を包む」→三施→六波羅蜜
ふせ【布施】
東大阪市の一部。もと大阪府の市。大阪市の東に隣接する工業地帯。
ふせ【布施】
姓氏の一つ。
⇒ふせ‐たつじ【布施辰治】
ふせ‐あみがさ【伏編笠】
顔が見えないよう前さがりに編笠をかぶること。浄瑠璃、曾我虎が磨「武士は道具を―に」
ふ‐せい【不正】
ただしくないこと。正義でないこと。よこしまなこと。「―を働く」「―行為」
⇒ふせい‐アクセス【不正アクセス】
⇒ふせいきょうそう‐ぼうし‐ほう【不正競争防止法】
ふ‐せい【不斉・不整】
①そろわないさま。ととのわないさま。
②〔化〕分子構造が対称でないこと。「―炭素」
⇒ふせい‐ごうせい【不斉合成】
⇒ふせい‐たんそげんし【不斉炭素原子】
⇒ふせい‐みゃく【不整脈】
ふ‐せい【父性】
父として持つ性質。「―愛」
ふ‐せい【府政】
府の政治。府の行政。
ふ‐せい【斧正】
(おので正す意)人に詩文の添削を請う時の謙譲語。また、自著を献呈するときに記す語。「―を乞う」
ふ‐せい【浮世】
うきよ。はかないこの世。日本永代蔵1「天地は万物の逆旅、光陰は百代の過客、―は夢
ゆめまぼろしといふ」
⇒浮世は夢のごとし
ふ‐せい【浮生】
はかない人生。はかない生活。ふしょう。源平盛衰記32「たとひ―を万里の波に隔つとも」
ふ‐せい【腐生】
生物の死体または排泄物などから養分を摂取して生活すること。菌類や植物に見られる。
⇒ふせい‐しょくぶつ【腐生植物】
ふ‐せい【賦性】
天賦の性質。生れつき。天性。資性。
ふ‐ぜい【府税】
府が府民に賦課する租税。
ふ‐ぜい【負税】
①未納の税。
②租税を負担すること。
ふ‐ぜい【風情】
①おもむき。あじわい。情趣。方丈記「岡の屋に行きかふ船を眺めて、満沙弥が―をぬすみ」。「―のある住まい」
②表情。容姿。様子。日葡辞書「イカリノフゼイヲアラワス」。「もの悲しげな―」
③…のような具合。天草本伊曾保物語「鳩どもが群がり居る所に鳶が来て掴み殺さうとの―ぢやによつて」
④能楽で、(おもむきのある)所作。風姿花伝「為手しての言葉にも―にもかからざらん所には、肝要の言葉をば載すべからず」
⑤(接尾語的に用いる)
㋐…のようなもの、似通ったものの意を表す。徒然草「箱―の物にしたため入れて」
㋑他を卑しめ、または自らへりくだる意を表す。「町人―」「わたしら―」
ふ‐ぜい【賦税】
税を賦課すること。
ぶ‐せい【武勢】
軍隊の威力。武勇のいきおい。源平盛衰記13「東北の―を以て、何ぞ天下を治めざらんや」
ぶ‐せい【無精・不精】
(→)「ぶしょう」に同じ。狂言、比丘貞「随分とは存じますれども、―なことでござります」
ぶ‐ぜい【無勢】
人数が少ないこと。軍勢が少ないこと。天草本平家物語「六条河原と三条河原の間で、―なれども多勢を五六度まで追ひ返いて」。「多勢に―」
ふせい‐アクセス【不正アクセス】
他人のIDを不正に用いる等の方法により、ネットワークを通じてコンピューターに無権限で侵入すること。法律で禁止される。
⇒ふ‐せい【不正】
ふせ‐いお【伏廬】‥イホ
つぶれたような小家。ふせや。万葉集5「―の曲廬まげいおのうちに」
ふ‐せいかく【不正確】
正確でないこと。「―な表現」
ふせいきょうそう‐ぼうし‐ほう【不正競争防止法】‥キヤウサウバウ‥ハフ
不正な手段による営業上の競争に対して、差止め・損害賠償請求権を競業者に認めた法律。1993年制定。著名商標の盗用、商品形態の模倣、営業秘密の不正取得などを禁じている。
⇒ふ‐せい【不正】
ふ‐せいきん【不成斤】
律令制で租稲計量に用いた量目の名。田1段の収穫標準50束を72束と算定したために生じた量目で、成斤の1束の36分の25に相当。実際にはほとんど使われなかった。↔成斤
ふ‐せいこう【不成功】
成功しないこと。結果のよくないこと。「―に終わる」
ふ‐せいごう【不整合】‥ガフ
①整合していないこと。論理の内容がととのわず矛盾していること。
②〔地〕上下に重なった2地層の形成時期の間に大きな時間間隔があること。下位の地層が浸食された面をへだてて上位の地層が重なり、両者が互いに平行でないことが多い。
ふせい‐ごうせい【不斉合成】‥ガフ‥
光学異性を示す化合物を合成する場合、一方の異性体を優先的に生成させる反応。
⇒ふ‐せい【不斉・不整】
ふせい‐し【布政使】
明清時代、最高地方官庁である布政使司の長官。1省内の行政全般をつかさどる。地方官庁としてはほかに、按察使司(監察)、都指揮使司(軍事)があり、あわせて三司という。
ふ‐せいじつ【不誠実】
誠実でないこと。
ふ‐せいしゅつ【不世出】
めったに世に現れないほどすぐれていること。「―の天才」
ふせい‐しょくぶつ【腐生植物】
生物の遺体やその腐りかけたものを栄養源とする植物。腐生する菌類・細菌類をも含めることがある。ギンリョウソウ・ツチアケビなど。
⇒ふ‐せい【腐生】
ふせいせい‐か【不整斉花】‥クワ
花被または花弁の形や大きさが同一でない花。蝶形花・唇形花の類。
ふ‐せいせき【不成績】
成績がよくないこと。「―に終わる」
ふせい‐たんそげんし【不斉炭素原子】
分子内でそれぞれ異なる4個の原子または原子団と結合している炭素原子。有機化合物の旋光性・光学異性の原因となる。
⇒ふ‐せい【不斉・不整】
ふ‐せいとん【不整頓】
整頓してないこと。みだれていること。




広辞苑 ページ 17191 での【○不審を上ぐ】単語。