複数辞典一括検索+

○葦茂るあししげる🔗🔉

○葦茂るあししげる 夏、アシが池や沼のまわりに青々と生い茂っている。〈[季]夏〉 ⇒あし【葦・蘆・葭】 あし‐しろ足代】 ①高い所へ登るため材木を組み立てて造った仮設物。あしば。あしがかり。〈下学集〉 ②基礎。準備。下ごしらえ。浮世草子、新可笑記「稽古の―と申しあぐれば」 あしじろ‐の‐たち足白の太刀】 鞘さやの帯取の足金物あしかなものを銀で作った太刀。平家物語11「―を佩き」 アジス‐アベバAddis Ababa】 アフリカ北東部、エチオピア連邦民主共和国の首都。標高約2400メートルの高原にある。人口264万6千(2002)。アディス‐アベバ。 あじすきたかひこね‐の‐かみ味耜高彦根神・阿遅鉏高日子根神アヂ‥ 日本神話で、大国主命の子。あじしきたかひこねのかみ。かものおおかみ。 あし‐すだれ葦簾】 葦で編んだすだれ。大喪の時など倚廬いろに鈍色にびいろの布で縁をつけて用いた。 アシスタントassistant】 助手。補佐役。 ⇒アシスタント‐ディレクター【assistant director】 アシスタント‐ディレクターassistant director】 映画・放送番組の演出助手。AD ⇒アシスタント【assistant】 アシストassist】 (「助ける」の意)サッカー・アイス‐ホッケーなどで、シュートする選手にパスして得点させること。 あし‐ずもう足相撲‥ズマフ 腰をおろして向かいあい、互いに立て膝にした片足をからめて相手をころがす遊戯。→足押し あし‐ずり足摩り・足摺り】 ①怒りまたは悲しみのあまり、足で大地を踏みつけること。万葉集9「叫びおらび―し」。「―してくやしがる」 ②踏みそこなって進むことができないこと。つまずくこと。〈類聚名義抄〉 あしずり‐うわかい‐こくりつこうえん足摺宇和海国立公園‥ヱン 高知・愛媛両県にまたがり、足摺岬を中心として、宇和海・竜串たつくしなどの海中公園や滑床なめとこ渓谷を含む国立公園。 滑床渓谷 撮影:山梨勝弘 あしずり‐みさき足摺岬】 高知県の南西端、太平洋に突出する岬。南東端の室戸岬と相対して土佐湾を囲む。足摺崎。蹉跎さだ岬。 足摺岬 撮影:山梨勝弘 あし‐ず・る足摩る・足摺る】 〔自四〕 ①怒りや悲しみのあまり、足で大地を踏みつける。じだんだ踏む。万葉集5「立ちをどり―・りさけび」 ②つまずく。〈新撰字鏡12あし‐せん阿私仙】 〔仏〕(→)阿私陀あしだに同じ。 あし‐ぞろえ足揃え‥ゾロヘ ①陰暦5月5日の賀茂の競べ馬の前の朔日に馬を試乗すること。〈[季]夏〉 ②(歌舞伎用語)京阪の劇場で、顔見世の前に、一座の俳優が大夫元たゆうもとまたは舞台に勢揃いして行なった儀式。〈[季]冬〉 アジソンT. Addison⇒アディソン⇒アジソン‐びょう【アジソン病】 アジソン‐びょうアジソン病‥ビヤウ 1855年T.アディソンが発見した副腎機能減退による内分泌疾患。低血圧・低血糖・無力症状などを伴い、メラニン色素沈着のため皮膚や粘膜が黒褐色となる。 ⇒アジソン【T. Addison】 あした朝・明日】 ➊(古代には、昼間を中心にした時の表現法と夜間を中心にした時の表現法とがあり、「あした」は夜間を基準にした「ゆうべ」「よい」「よなか」「あかとき」「あした」の最終の部分)あさ。 ①夜が終わり明るくなって暫くの間。旦。万葉集10「―咲き夕は消ぬるつき草の」。万葉集15「よる見し君をあくる―あはずまにして」↔夕ゆうべ。 ②夫が来て泊まっていった翌朝。また夜中に何か事があった、その翌朝。源氏物語夕顔「霧のいと深き―、いたくそそのかされ給ひて、ねぶたげなる気色に、うち嘆きつつ出で給ふを」→あさ。 ➋今日の次の日。あす。明日。平家物語11「今夜こよいはとくとく帰れ。…―は急ぎ参れ」。「―参上します」 ⇒あした‐ぐさ【鹹草】 ⇒あした‐てんき【明日天気】 ⇒あした‐どころ【朝所】 ⇒あした‐の‐つゆ【朝の露】 ⇒あした‐の‐もの【朝の物】 ⇒あした‐ば【明日葉】 ⇒朝には紅顔ありて夕べには白骨となる ⇒朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり ⇒朝に夕べを謀らず ⇒明日は明日の風が吹く あした阿氏多】 (梵語Ajita)(→)阿逸多あいったに同じ。 あしだ芦田】 姓氏の一つ。 ⇒あしだ‐えのすけ【芦田恵之助】 ⇒あしだ‐ひとし【芦田均】 あし‐だ足駄】 (足板の意か) ①歯・鼻緒のある板製履物の総称。類聚名義抄「屐、アシダ」 ②近世以後、雨天に用いる高い二枚歯のついた下駄。たかげた。 ⇒あしだ‐がけ【足駄掛け】 ⇒あしだ‐ぐら【足駄蔵】 ⇒あしだ‐さま【足駄狭間】 あしだ阿私陀】 (梵語Asita)古代インドの聖仙。釈尊誕生の時にその相好を拝し、出家すれば大慈悲の聖師となり、王となれば転輪王となると予言した仙人。阿私。阿私仙。 アジタートagitato イタリア】 〔音〕発想標語。「はげしく」「激情的に」の意。 あし‐だい足代】 外出の乗物に要する費用。交通費。「―がばかにならない」 あしだ‐えのすけ芦田恵之助‥ヱ‥ 国語教育者。兵庫県生れ。小学校教諭。国語読本の編集に当たる。綴り方教育・読み方教育に独自の理論を提唱。(1873〜1951) ⇒あしだ【芦田】 あし‐だか足高・脚高】 (人・動物、また道具類などの)足の長いこと。また、そのもの。枕草子151「鶏の雛の―に白うをかしげに」 ⇒あしだか‐ぐも【足高蜘蛛】 あしだか‐ぐも足高蜘蛛】 アシダカグモ科のクモ。体長約2.5センチメートル、体は褐色。網を張らず、家屋内の壁を疾走してゴキブリなどの昆虫をとる。夜行性。本州南西部以南に分布。長脚ちょうきゃく。 あしだかぐも ⇒あし‐だか【足高・脚高】 あしだ‐がけ足駄掛け】 足駄をはいて行くこと。 ⇒あし‐だ【足駄】 あしたか‐やま愛鷹山・足高山】 静岡県の富士山南東の火山。最高峰は越前岳で標高1504メートル。 あした‐ぐさ鹹草】 アシタバ(明日葉)の別称。 ⇒あした【朝・明日】 あしだ‐ぐら足駄蔵】 足駄をはいたように床下を高く作った土蔵。旅枕「けふひらけなにはの里の―」(永雪) ⇒あし‐だ【足駄】 あし‐たけ足丈・脚丈】 脚の丈。脚の高さ。 あしだ‐さま足駄狭間】 城門の渡櫓わたりやぐらの床に設けた狭間。板を上げるために鼻緒をつけているのでこう呼んだ。あしだはざま。 ⇒あし‐だ【足駄】 あし‐たず葦田鶴‥タヅ 鶴のこと。多く葦のある水辺にいるからいう。万葉集6「湯の原に鳴く―は」 ⇒あしたず‐の【葦田鶴の】 あしたず‐の葦田鶴の‥タヅ‥ 〔枕〕 「音に鳴く」「たづたづし」にかかる。 ⇒あし‐たず【葦田鶴】 あし‐だち足立ち】 人馬の足を立てるところ。足場。平家物語9「かりすなどりなんどのやうに、―のよからう方へは向かはん」 あした‐てんき明日天気】 児童遊戯。はきものを空中に蹴り上げ、落下して表が出れば明日は天気、裏が出れば雨として占い遊ぶ。雨か日和か。 ⇒あした【朝・明日】 あした‐どころ朝所⇒あいたんどころ。中務内侍日記「―の南向に勾当もさぶらへば」 ⇒あした【朝・明日】

広辞苑 ページ 324 での○葦茂る単語。