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○語るに足るかたるにたる🔗⭐🔉
○語るに足るかたるにたる
語る相手としての価値がある。相手にして語る甲斐がある。「ともに―男」
⇒かた・る【語る】
カダレ【Ismail Kadare】
アルバニアの小説家。ソ連に留学後、詩人として文壇に登場。1990年フランスに亡命。作「死者の軍隊の将軍」「ドルンチナ」「砕かれた四月」など。(1936〜)
カタレプシー【catalepsy】
〔医〕受動的にある姿勢をとらされると、それを維持して自発的にもとに戻そうとしない状態。統合失調症の緊張型に多く見られ、ヒステリー・催眠状態の際にも生じる。
かた‐れんじゃく【片連尺】
連尺の片方。狂言、茶壺「あれほど酒に酔うて居れども、―は屹度肩に掛けて居る」
がたろ【川太郎】
①(西日本で)河童かっぱ。もとは忌言葉といわれる。
②(→)淘屋よなげやに同じ。
かた‐ろうか【片廊下】‥ラウ‥
住宅または集合住宅で、部屋や住居を廊下の片側に並べる配置方式。→中廊下
カタログ【catalogue フランス・ イギリス・catalog アメリカ・型録】
(「型録」は当て字)目録。商品目録。営業案内。「電化製品の―」
⇒カタログ‐ショッピング【catalogue shopping】
⇒カタログ‐レゾネ【catalogue raisonné フランス】
カタログ‐ショッピング【catalogue shopping】
カタログを見て、電話やはがきなどで注文する買い物。
⇒カタログ【catalogue フランス・ イギリス・catalog アメリカ・型録】
カタログ‐レゾネ【catalogue raisonné フランス】
作品総目録。個々の美術家の全作品を時代順・主題別などに分類整理したものや、美術館収蔵の全作品を技法別・流派別などに分類した目録など。
⇒カタログ【catalogue フランス・ イギリス・catalog アメリカ・型録】
カタロニア【Catalonia】
カタルニアの英語名。
かた‐わ【片端】‥ハ
(「かた」は不完全、「は」は物の端の意)
①不完全なこと。不恰好。源氏物語末摘花「あな―と見ゆるものは鼻なりけり」
②身体に完全でない所があること。また、その人。源氏物語玉鬘「いみじき―のあれば、人にも見せで、尼になして」
③不都合なこと。見苦しいこと。源氏物語帚木「―なるべきもこそと許し給はねば」
⇒かたわ・し【片端し】
かた‐わ【片輪】
車の片方の輪。
⇒かたわ‐ぐるま【片輪車】
かた‐わかち【方分ち】
双方に分かれて勝負を争うこと。かたわき。増鏡「新院と御―の事し給ふ」
かた‐わき【方分き】
(→)「かたわかち」に同じ。
かた‐わき【片脇】
①からだの片方の脇。
②傍かたわら。かたすみ。
かた‐わく【片枠】
護岸用の一方の開いた枠。丸太・雑木で作り、開いた側を河岸にあて、中に石をつめて、河岸の決壊を防ぐ。
かた‐わく【型枠】
コンクリートを打ちこみ成形するための枠組。仮枠。
かた‐わ・く【方分く】
〔他四〕
①(下二段にも活用)競べ馬・相撲すもう・歌合うたあわせなどで、左右の組に分ける。相手方と自分の方とに分ける。宇津保物語祭使「かんだちめ、みこたち、―・きてくらべ給ふ」。浄瑠璃、国性爺合戦「梅と桜の造り枝、百人づつ―・けて振りかたげ」
②区別する。差別する。栄華物語殿上花見「かくみ心少しづつは―・かせ給へれど」
かたわ‐ぐるま【片輪車】
①一輪車。
②車の輪が波間に流れるさまを描いた文様。「―螺鈿らでん蒔絵手箱」
⇒かた‐わ【片輪】
かたわ・し【片端し】‥ハ‥
〔形シク〕
不完全である。欠陥がある。沙石集2「但し形醜く―・しきをば、律の中には、戸帳をかけよといへり」
⇒かた‐わ【片端】
かた‐わら【傍ら】カタハラ
(「かた」は片、「は」は端、「ら」は接尾語)
①ものの側面。脇。横腹。枕草子99「卯の花の…車の簾、―などにさしあまりて」
②物や人のわきの方。そば。源氏物語夕顔「女君はさながら臥して、右近は―にうつぶし臥したり」
③そばの人。まわりの人。紫式部日記「―のため見えにくきさませずだになりぬれば」
④あることをする一方。あいま。「仕事の―」
⑤(転じて副詞的に)その一方では。かたがた。「役人勤めの―小説を書く」
⇒かたわら‐おとり【傍ら劣り】
⇒かたわら‐がお【傍ら顔】
⇒かたわら‐ざま【傍ら方】
⇒かたわら‐ぶし【傍ら臥し】
⇒かたわら‐ぼね【傍ら骨】
⇒かたわら‐み【傍ら見】
⇒かたわら‐め【傍ら目】
⇒傍らに人無きが若し
かたわら‐いた・い【傍ら痛い】カタハラ‥
〔形〕[文]かたはらいた・し(ク)
(傍らにいて心が痛む意。「片腹痛い」は中世以後の当て字)
①気の毒である。また、そばで見ていて、いやな気がする。源氏物語桐壺「うへ人、女房などは―・しと聞きけり」。枕草子96「―・きもの。よくも音弾きとどめぬ琴を、よくも調べで、心の限り弾きたてたる」
②きまりが悪い。はずかしい。いたたまれない。源氏物語椎本「―・うて御いらへなどをだにえし給はねば」→かたはらいたい
かたわら‐おとり【傍ら劣り】カタハラ‥
くらべると、片方が劣ってみえること。宇津保物語蔵開上「さては思ほえずかし―も」
⇒かた‐わら【傍ら】
かたわら‐がお【傍ら顔】カタハラガホ
横顔。片顔。宇津保物語楼上上「―の透きて見え給へるやうだい」
⇒かた‐わら【傍ら】
かたわら‐ぐる・し【傍ら苦し】カタハラ‥
〔形シク〕
傍らから見て心苦しい。気の毒である。栄華物語松下枝「いかに聞き給ふらむ―・しげなり」
かたわら‐さび・し【傍ら寂し】カタハラ‥
〔形シク〕
独り寝で、寄りそうものがなく寂しい。源氏物語蓬生「―・しく物悲しくおぼさる」
かたわら‐ざま【傍ら方】カタハラ‥
傍らの方。わきの方。そば。今昔物語集23「俄かに―に急ぎて寄りたれば」
⇒かた‐わら【傍ら】
かたわら‐な・し【傍ら無し】カタハラ‥
〔形ク〕
並ぶものなくすぐれている。源氏物語若菜上「人がらも―・きやうにものし給ふにも」
広辞苑 ページ 3854 での【○語るに足る】単語。