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○気は心きはこころ🔗⭐🔉
○気は心きはこころ
①少しでも気がすめば心が落ち着くこと。和合人「口に煙管が入つとると思や、―なもので、煙草はなうても済む」
②少しのことでもその人の真心の一端をあらわしうること。「粗末な品ですが―と思ってお収め下さい」
⇒き【気】
き‐ばさみ【木鋏】
植木の刈込みなどに使用する刃の厚いはさみ。長い木の柄がすげてある。
き‐ばしり【木走り】
スズメ目キバシリ科の小鳥。背面は褐色で、嘴くちばしは細長く湾曲。針葉樹林にすみ、キツツキのように尾羽を樹の幹や枝に当てながら、ちょろちょろと登り、樹幹にすむ小昆虫類を食べる。ユーラシア北部・北アメリカに広く分布。
キバシリ
撮影:小宮輝之
き‐ばし・る【黄走る】
〔自四〕
黄色を帯びる。きばむ。
き‐はずかし・い【気恥かしい】‥ハヅカシイ
〔形〕[文]きはづか・し(シク)
何となく恥かしく感ずる。きまりが悪い。
きば‐せん【騎馬戦】
騎馬武者の合戦を模した遊戯。3〜4人一組が肩を組んで馬となり、一人をその上に乗せ、何組かずつ敵味方に分かれて、上に乗った者を落としたり、その鉢巻などを奪い合ったりする。
き‐はだ【木肌】
木のはだ。樹木の外皮。
き‐はだ【黄肌】
サバ科の海産の硬骨魚。体はマグロ型。全長2メートル以上、体重60キログラム以上になる。第1背びれ以外の各ひれは著しく黄色い。南日本および熱帯の魚であるが、夏季には東北地方や日本海へも回遊。肉は桃色で美味。キワダ。キワダマグロ。キンビレ。イトシビ。
き‐はだ【黄蘗】
(黄肌きはだの意)ミカン科の落葉高木。山地に自生。高さ25メートルに達する。葉は複葉で葉軸は赤い。雌雄異株。5〜6月頃黄緑色の小花を開く。秋、小球形の黒い実が円錐状の果序に熟する。樹皮の内側が黄色で苦味がある。樹皮の漢方生薬名を黄蘗おうばくといい、健胃剤・消炎剤として、また、黄色の染色に用いる。材は光沢があり、家具・細工物にする。きわだ。おうばく。
⇒きはだ‐いろ【黄蘗色】
きはだ‐いろ【黄蘗色】
黄蘗の樹皮で染めた色。鮮やかな黄色。
Munsell color system: 8Y8/8
⇒き‐はだ【黄蘗】
き‐ばたらき【気働き】
事のなりゆきに応じて即座に心のはたらくこと。気の利くこと。気転。
き‐ばたん【黄巴旦】
オウムの一種。白色で冠羽は淡黄色。オウムの中で最もよく飼われる。長命で、飼育下で100年生きた例がある。原産地はオーストラリア・ニューギニア。
キバタン
撮影:小宮輝之
き‐ばち【樹蜂】
ハチ目キバチ科のハチの総称。原始的なハチで、腰がくびれていない。雌は尾端に剣状の産卵管をもち、樹幹に産卵。幼虫は材を食害。
にほんきばち
キバチ
撮影:海野和男
ぎ‐ばち【義蜂】
ギギ科の淡水産の硬骨魚。胸びれのとげで発する特異な摩擦音からギギュウともいう。ナマズに似るが、臀しりびれは尾びれと結合しない。背びれ・胸びれのとげで刺されると痛い。関東以北の本州に分布。九州には近似種アリアケギバチがいる。
ギバチ
提供:東京動物園協会
き‐はちじょう【黄八丈】‥ヂヤウ
八丈絹の一つ。八丈島のハチジョウカリヤスで糸染めした黄色の地に鳶とび・黒色などの縞しま・格子柄を表した絹織物。本産地は八丈島。浮世草子、好色万金丹「―の帛ふくさは江戸の金吾が小袖の裂きれ」
き‐はちす【木蓮】
①(→)芙蓉ふようの別称。
②(→)木槿むくげの別称。〈[季]秋〉
き‐はつ【既発】
すでに起こったこと。
き‐はつ【揮発】
常温で液体が気化すること。
⇒きはつ‐ゆ【揮発油】
⇒きはつゆ‐ぜい【揮発油税】
き‐ばつ【奇抜】
①人の意表に出ること。とっぴなこと。「―な服装」
②思いも及ばぬほど他よりぬきんでること。珍しくすぐれたこと。「才藻―」
きはつ‐ゆ【揮発油】
(→)ガソリンに同じ。
⇒き‐はつ【揮発】
きはつゆ‐ぜい【揮発油税】
揮発油に課する消費税である国税。広義には、地方譲与税である地方道路税をも含む。いずれも道路整備の特定財源(目的税)。通称、ガソリン税。
⇒き‐はつ【揮発】
きば‐ども【騎馬供】
騎馬で大名などの行列に従う供回り。
き‐ばな【木鼻】
〔建〕頭貫かしらぬきなどの端が、柱から突き出した部分。そこに刳形くりかた彫刻を施した物。拳鼻こぶしばな。→禅宗様→大仏様
木鼻
きばな‐きょうちくとう【黄花夾竹桃】‥ケフ‥タウ
キョウチクトウ科の常緑大低木。沖縄・小笠原など熱帯各地で栽培。黄色の花を観賞。オレアンダ。
きばな‐しゃくなげ【黄花石南花】
ツツジ科の常緑低木。日本では中部・北部の高山帯にハイマツに混じって生じる。葉は長楕円形、革質で多く輪生状。7月、淡黄色花を総状に集めてつける。
きばな‐の‐こま‐の‐つめ【黄花の駒の爪】
スミレの一種。地下茎は長く、茎は繊細で高さ5〜10センチメートル。夏に黄花を茎頂に横向きに着ける。花弁に紫条が入る。日本の高山の草地に生じる高山植物の一つ。
き‐はな・る【来離る】
〔自下二〕
もとの地を離れて来る。万葉集17「青丹よし奈良を―・れあまさかるひなにはあれど」
きば‐のろ【牙麞・牙麅】
シカ科の哺乳類。小形で体長約80センチメートル。角がなく、雄には上顎に牙がある。栗色で黒い差し毛がある。中国長江沿岸と朝鮮の水辺の草原・山地に生息。単独行動。牙獐がしょう。クジカ。ミズシカ。
キバノロ
提供:東京動物園協会
きば‐へん【牙偏】
漢字の偏の一つ。「鴉」「雅」などの偏の「牙」「
」の称。
ぎば‐へんじゃく【耆婆扁鵲】
(耆婆は古代インドの名医、扁鵲は中国古代の名医)世にもまれな名医。優れた医者。
きば‐ほうぎゅう【帰馬放牛】‥ハウギウ
[書経武成](周の武王が殷に勝って帰り、馬を華山の陽に帰し、牛を桃林の野に放った故事から)戦いをやめること。
きば‐みんぞく【騎馬民族】
中央アジアなどに住み、馬の機動性を利用して遊牧と軍事力を発展させ対外進出を行なった民族。西方のスキタイ・フン、中央の烏孫うそん、東方の匈奴きょうど・烏桓うがん・鮮卑せんぴ・突厥とっけつ・ウイグル・モンゴルなど。夫余ふよ・高句麗こうくり・渤海ぼっかい・女真じょしんなどを加えることもある。
⇒きばみんぞく‐せつ【騎馬民族説】
きばみんぞく‐せつ【騎馬民族説】
日本の大和政権は大陸から渡来した東北アジア系の騎馬民族が樹立した征服王朝であるとする仮説。1948年頃より江上波夫によって提唱された。
⇒きば‐みんぞく【騎馬民族】
き‐ば・む【黄ばむ】
〔自五〕
黄色みを帯びる。黄色がかる。「木の葉が―・む」「―・んだシャツ」
き‐ば・む【気ばむ】
〔自四〕
気力をこめる。りきむ。雑兵物語「馬が一疋―・んで、馬取も乗人も汗を流して静めたが」
きばむ‐やまい【黄疸・黄病】‥ヤマヒ
「おうだん」の古称。〈倭名類聚鈔3〉
き‐ばや【気早】
気の早いこと。また、そういう性質の人。せっかち。
き‐ばや・い【気早い】
〔形〕[文]きばや・し(ク)
気みじかで血気にはやる。せっかちである。
き‐はや・す【着栄す】
〔他四〕
人目に立つほどに着飾る。紫式部日記「宰相の君は…衣の色も人よりけに―・し給へり」








広辞苑 ページ 4918 での【○気は心】単語。