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○綺麗な花は山に咲くきれいなはなはやまにさく🔗⭐🔉
○綺麗な花は山に咲くきれいなはなはやまにさく
よいものは人に気づかれにくいところにあるというたとえ。
⇒き‐れい【綺麗・奇麗】
キレート【chelate】
〔化〕(ギリシア語で「蟹のはさみ」の意のcheleから)配位可能な原子を二つ以上持つ分子またはイオンが金属に配位すると、金属を含む環構造ができあがる。このような化合物をキレートあるいはキレート化合物という。
きれ‐かがみ【切鑑】
鑑定の資料にするため、すぐれた染織品の断片、古代切・名物切などを寄せ集めて帖に仕立てたもの。
きれ‐ぎれ【切れ切れ】
幾つにも細かく切れたさま。途切れそうになって続くさま。今昔物語集31「干したる魚の―なるにてなむありける」。「―に言う」「―の記憶」
きれ‐きん【切れ金】
江戸時代通用の金銀貨で、切れたり裂けたりして目方のすりへったもの。
きれ‐くず【切れ屑】‥クヅ
切り取ったあとの屑。きりくず。
きれ‐くち【切れ口】
切れたところ。きりくち。
きれ‐げ【切れ毛】
毛髪がいたんで途中で切れること。また、その毛。
きれ‐こみ【切れ込み】
①切れこむこと。切れこんだあと。
②草木の葉などの周辺のきざみ。欠刻。
③(写真用語)画像の縁の鮮明さ。シャープネス。
きれ‐こ・む【切れ込む】
〔自五〕
①切れたあとが深く入り込んだ状態になる。
②ある方向へ深く入る。
きれ‐じ【切れ地・布地・裂地】‥ヂ
①織物の地質。また、織物。
②織物のきれはし。
③袋物・鼻緒などにするための特殊な紋織物。
きれ‐じ【切字】
連歌・俳諧の発句において、一句として意味を完結させるために、修辞的に言い切る形をとる語。これが無いと、平句ひらくのように聞こえる。「古池や蛙飛び込む水の音」の「や」、「秋の来る道つくるらん田草取り」の「らん」の類。特定の助詞や助動詞の命令形・終止形などを指すことが多いが、その種類は一定しない。
⇒きれじ‐じゅうはちじ【切字十八字】
きれ‐じ【裂痔・切痔】‥ヂ
肛門の皮膚と粘膜との境にただれ・ひびわれ・潰瘍かいようなどを生じる疾患。疼痛・出血を催し、便通の際に激痛を伴う。さけじ。肛門裂傷。
きれじ‐じゅうはちじ【切字十八字】‥ジフ‥
発句に用いる主要な切字とされた「かな」「もがな」「し」「じ」「や」「らん」「か」「けり」「よ」「ぞ」「つ」「せ」「ず」「れ」「ぬ」「へ」「け」「いかに」の18。このうち「せ」「れ」「へ」「け」は動詞の命令形語尾に当たり、「し」は形容詞語尾を指す。
⇒きれ‐じ【切字】
き‐れつ【亀裂】
(亀の甲のような形に)ひびが入ること。また、その裂け目。ひびわれ。「壁に―が生ずる」「党内の―が深まる」
き‐れつ【棋列】
碁石を並べたようにきちんと並ぶこと。
き‐れつ【皹裂】
(正しくはクンレツ)(→)「あかぎれ」に同じ。
ぎ‐れつ【義烈】
義を守る心の堅いこと。「忠勇―」
きれっ‐と【切処・切戸】
山稜がV字形に深く切れ込んで低くなっている所。きれと。
きれ‐て【切れ手】
①気前よく金銭を出す人。
②決断のよい人。物事をてきぱきと処理する人。きれもの。
きれ‐なが【切れ長】
目じりが長く切れこんでいるさま。
キレネ‐がくは【キレネ学派】
⇒キュレネがくは
きれ‐はし【切れ端】
物を切り離して出来た小部分。また、物の一部分。かたはし。はしくれ。
きれ‐はな・る【切れ離る】
〔自下二〕
①切れて離れ離れになる。
②思いきる。きれいさっぱりとする。浄瑠璃、夕霧阿波鳴渡「―・れたるいきかたはさすが所に住めばなり」
きれ‐はなれ【切れ離れ】
①切れて離れ離れになること。
②思い切り。また、気前。浄瑠璃、仮名手本忠臣蔵「―よき男気は」
きれ‐ふで【切れ筆】
穂先のすりきれた筆。ちびふで。
きれ‐ぶみ【切れ文】
縁切りの書状。離縁状。誹風柳多留14「―を頼まれてきて一喧嘩」
きれ‐ま【切れ間】
とぎれたあいま。物が切れてできた間。「雲の―」
きれ‐め【切れ目】
①切れてできたあと。切れた所。「ナイフで―を入れる」
②くぎり。段落。「仕事の―」
③絶える時。尽きる時。はて。おわり。世間胸算用5「―の時があきなひ」。「金の―が縁の―」
きれ‐もの【切れ物】
①物を切る道具。また、よく切れる刃物。
②売り切れて不足の品物。品切れ。
きれ‐もの【切れ者】
①主君・上司の信用があつく権勢をふるう人。きりびと。
②物事を切り回す手腕のある人。敏腕家。切れ手。「若いがなかなかの―だ」
きれ‐や【切れ屋・布屋】
①反物などを商う店。また、その人。ごふくや。
②近世、堺の私娼。
き・れる【切れる】
〔自下一〕[文]き・る(下二)
①(つながっていた事物が自然と)分かれ離れる。切断される。新葉和歌集恋「―・れて後又も続かぬ白糸のそのふしぶしはさもあらばあれ」。「縁が―・れる」
②(物事に)裂け目が出来る。破れる。古事記下「皇子の柴垣八節結やふじまり結りもとほし―・れむ柴垣」。月詣和歌集「かつまたの池の堤は昔―・れにき」
③絶える。(物事が)尽きる。狂言、止動方角しどうほうがく「折ふし茶が―・れて」。「その品物は―・れております」
④刃物の切れあじが鋭い。狂言、武悪「よう―・れる御太刀でござる」
⑤決断が早くて、よく事を処理する。「あの人は―・れる人だ」
⑥定められた時間や期間が終りになる。「定期券が―・れる」
⑦ある数値以下になる。割れる。「元値が―・れる」
⑧金銭を気前よくつかう。気前のよいところを見せる。浮世床初「これでも、はづむ所では、随分―・れて見せるよ」
⑨幅がきく。勢力がある。東海道中膝栗毛5「わしやあこではゑらふ―・れるがな」
⑩方向がそれる。日葡辞書「コノウマハキレヤスイウマヂャ」。浄瑠璃、浦島年代記「舞ふ小羽根よそへ―・るるな、それ行くな」。「打球が右に―・れる」
⑪我慢が限界に達し、理性的な対応ができなくなる。
⑫(動詞の連用形に付いて)…し通すことができる。完全に…することができる。(多く打消の語を伴う)「こらえ―・れずに手を出した」「死んでも死に―・れない」「待ち―・れない」
き‐れん【起聯】
(→)首聯に同じ。
きれん‐ざん【祁連山】
(Qilian Shan)中国、漢魏時代の歴史に名高い山。広義には青海省と甘粛省にまたがる山脈をいう。別称、南山山脈。狭義にはその北端の高峰(標高5547メートル)を指す。
き‐れんじゃく【黄連雀】
スズメ目レンジャク科の鳥。頭上に長い羽冠があり、羽毛は美麗で、背面は葡萄褐色、尾端は黄色。全北区で繁殖し、寒くなるころ日本にも渡来する。〈[季]秋〉
キレンジャク
撮影:小宮輝之
き‐ろ【生絽】
生糸で織って、まだ精製していない絽。
き‐ろ【岐路】
わかれ道。二また道。「運命の―」
きろ【季路】
孔子の門人、子路の別称。
き‐ろ【帰路】
かえり道。もどり道。「―につく」
キロ【kilo】
(ギリシア語で1000の意のchilioiから)
①1000倍を表す単位の接頭語。記号k
②キログラム・キロメートル・キロリットル・キロワットなどの略。
ギロ【güiro スペイン】
メキシコ・カリブ諸国・南米などで使用する楽器。瓢箪ひょうたんなどの硬い材料につけた刻みを棒でこすって音を出す。グィロ。
き‐ろう【生蝋】‥ラフ
「木蝋もくろう」参照。
き‐ろう【耆老】‥ラウ
(「耆」は60歳、「老」は70歳という)60〜70歳の老人。
き‐ろう【帰老】‥ラウ
官をやめて郷里に帰り老後を送ること。致仕ちし。
き‐ろう【棄老】‥ラウ
老人を山中などに捨てること。「―伝説」
ぎ‐ろう【妓楼】
女郎屋。遊女屋。青楼。
ぎ‐ろう【戯弄】
たわむれもてあそぶこと。
キロカロリー【kilocalorie】
熱量の単位。1カロリーの1000倍。大カロリー。記号kcalまたはCal
きろ‐きろ
目などの光り動くさま。堤中納言物語「目の―としてまたたきゐたり」
ぎろ‐ぎろ
目などの異様に光り動くさま。
き‐ろく【季禄】
律令制の俸禄の一種。春・秋二季に分け、在京の官人などに現に帯びている官職に相当する位階に応じて、絁あしぎぬ・綿・布・鍬などが支給された。→食封じきふ
き‐ろく【記録】
①のちのちに伝える必要から、事実を書きしるすこと。また、その文書。特に史料としての日記・部類記の類。「克明に―する」「会議の―をとる」→古文書こもんじょ。
②競技などの成績・結果。特に、その最高のもの。また、物事の状態・結果などを数値で表したもの。レコード。「―を破る」「今年最高の人出を―する」「新―」
⇒きろく‐えいが【記録映画】
⇒きろく‐えんげき【記録演劇】
⇒きろく‐がき【記録書】
⇒きろく‐かん【記録管】
⇒きろく‐じょ【記録所】
⇒きろく‐てき【記録的】
⇒きろく‐ぶんがく【記録文学】
⇒きろく‐やぶり【記録破り】
き‐ろく【鬼録】
過去帳。鬼籍。
きろく‐えいが【記録映画】‥グワ
自然や社会などの実際の現象・状況を記録した映画。ドキュメンタリー映画。
⇒き‐ろく【記録】
きろく‐えんげき【記録演劇】
(Dokumentartheater ドイツ)資料に基づいて歴史的事件を精緻に再現する戯曲。1960年代ドイツで盛行。ワイスの「追究」など。
⇒き‐ろく【記録】
きろく‐がき【記録書】
記録・仏書などの書写に多く使われた書き方で漢字字画を簡略にしたもの。「嵯峨」を「山山」、「醍醐だいご」を「酉酉」と書く類。抄物書しょうもつがき。
⇒き‐ろく【記録】
きろく‐かん【記録管】‥クワン
波形や図形などを管内に記録して、適宜解読することのできる電子管。
⇒き‐ろく【記録】
きろく‐じょ【記録所】
①平安中期、後三条天皇が荘園の乱立をおさえるために設けた役所。書類(券契けんけい)を出させて審査し、由緒の不分明な荘園を廃した。記録荘園券契所。
→資料:『愚管抄』
②建武新政府の政務機関の一つ。1333年(元弘3)後醍醐天皇が親政のため設置。一般政務を担当。
⇒き‐ろく【記録】
きろくだ【木六駄】
狂言。太郎冠者が木六駄・炭六駄を届ける途中、進上物の酒を呑んで気が大きくなり、木を茶屋の亭主に与えてしまい、先方で木六駄はときかれ、それは自分につけ替えた新しい名だと答える。
きろく‐てき【記録的】
記録すべきほどに程度が甚だしいさま。「―な大雪」「―な売行き」
⇒き‐ろく【記録】
きろく‐ぶんがく【記録文学】
事実を記録する傾向の強い文学作品。報告文学。→ルポルタージュ。
⇒き‐ろく【記録】
きろく‐やぶり【記録破り】
これまでに記録されている数値を超えて、程度が甚だしいこと。「―の猛暑」
⇒き‐ろく【記録】
キログラム【kilogramme フランス・kilogram イギリス・瓩】
質量の単位。MKSA単位系、国際単位系(SI)の基本単位。キログラム原器によって定義される。セ氏4度の水1立方デシメートルの質量にほぼ等しい。記号kg
⇒キログラム‐げんき【キログラム原器】
⇒キログラム‐じゅう【キログラム重】
⇒キログラム‐メートル【kilogram-metre・瓩米】
キログラム‐げんき【キログラム原器】
メートル条約によって1キログラムの質量を有するとして制定された白金とイリジウム(9対1)の合金の円柱。高さ・直径は3.9センチメートル。国際キログラム原器はフランスの国際度量衡局に保管。日本のは第6号原器。
⇒キログラム【kilogramme フランス・kilogram イギリス・瓩】
キログラム‐じゅう【キログラム重】‥ヂユウ
(→)重量キログラムに同じ。
⇒キログラム【kilogramme フランス・kilogram イギリス・瓩】
キログラム‐メートル【kilogram-metre・瓩米】
仕事の単位。質量1キログラムの物体を高さ1メートルだけ引き上げるのに要する仕事の量。9.80665ジュールに相当。
⇒キログラム【kilogramme フランス・kilogram イギリス・瓩】
ギロチン【guillotine】
(フランスの医師ギヨタン(J. I. Guillotin1738〜1814)の提唱による)死刑執行の斬首台。2本の柱の間に斜状の刃を吊り、その下に受刑者をねかせ、刃が落下して頸部を切断するもの。フランス革命時代以来用いられたが、1981年廃止。断頭台。ギヨチン。
ギロチン
⇒ギロチン‐まど【ギロチン窓】
ギロチン‐まど【ギロチン窓】
ガラス障子を上下に開閉するように作った窓。
⇒ギロチン【guillotine】
ぎろ‐つ・く
〔自五〕
ぎらぎらする。ぎらつく。
キロ‐てい【粁程】
鉄道や道路で、キロメートルを単位とした距離。
⇒キロてい‐うんちん【キロ程運賃】
キロてい‐うんちん【キロ程運賃】
鉄道などで、1キロメートル当りの料金に運送距離を乗じて計算する運賃。対キロ制運賃。
⇒キロ‐てい【粁程】
キロトン【kiloton】
質量の単位。1トンの1000倍。原爆や水爆の破壊力を、相当するTNT火薬の質量で表すときなどに使用。記号kt
キロバイト【kilobyte】
情報量の単位。KBと表記。2の10乗、すなわち1024バイト。1000バイトを指すこともある。
キロヘルツ【kilohertz】
振動数・周波数の単位。1ヘルツの1000倍。記号kHz
キロメートル【kilomètre フランス・粁】
長さの単位。1メートルの1000倍。記号km
ぎろり
目玉が鋭く光り動くさま。ぎらり。
キロリットル【kilolitre フランス・竏】
体積の単位。液体・気体などの計量に使用。1リットルの1000倍。記号kl
キロワット【kilowatt】
仕事率・電力の単位。1ワットの1000倍。記号kW
⇒キロワット‐じ【キロワット時】
キロワット‐じ【キロワット時】
(kilowatt hour)仕事・電力量の単位。1キロワットの仕事率で1時間に消費するエネルギー。記号kWh
⇒キロワット【kilowatt】
き‐ろん【奇論】
人の思いつかない論。普通と異なる珍しい論。
ぎ‐ろん【議論】
互いに自分の説を述べあい、論じあうこと。意見を戦わせること。また、その内容。「白熱した―」
⇒ぎろん‐か【議論家】
⇒ぎろん‐だおれ【議論倒れ】
⇒ぎろん‐ひゃくしゅつ【議論百出】
⇒議論を上下する
ぎろん‐か【議論家】
議論を好む人。議論に巧みな人。
⇒ぎ‐ろん【議論】
ぎろん‐だおれ【議論倒れ】‥ダフレ
議論に終始して実行に至らないこと。「―に終わる」
⇒ぎ‐ろん【議論】
ぎろん‐ひゃくしゅつ【議論百出】
さまざまな意見が出て一つにまとまらないこと。
⇒ぎ‐ろん【議論】


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