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うてな【台】🔗🔉

うてな】 ①四方を観望できるように作った高い土壇・建物。高殿。 ②物を載せる台。

たい【台】🔗🔉

たい】 ①台湾の略。 ②天台宗の略。→だい(台)

だい【台】🔗🔉

だい】 (呉音。漢音はタイ) ①たかどの。うてな。源氏物語東屋「『楚王の―の上の、夜の琴の声』と誦ずんじ給へるも」。枕草子143「―の前に植ゑられたりける牡丹ぼうたなどのをかしきこと」 ②物や人をのせるもの。「椅子を―に上の物をとる」 ③食物。めし。源氏物語夕霧「誰も誰も御―参りなどして」 ④平たくて高い土地。 ⑤物事のもととなるもの。「プラチナ―の指輪」 ⑥中央政府の官省。弾正台など。今昔物語集9「常に―の使として」 ⑦相手への敬称。 ⑧皇族・貴人への敬語。 ⑨大型の家具や楽器、車・機械などを数える語。また、印刷や製本で16頁・32頁をひとまとまりとして数える語。「輪転機5―」 ⑩年齢または物の値段などのそれを単位に区切れる範囲を示す語。「百円―前半」 →たい(台)

[漢]台🔗🔉

 〔厶部3画〕 ⇒口部

[漢]台🔗🔉

 字形  筆順 〔口部2画/5画/教育/3470・4266〕 [臺] 字形 〔至部8画/14画/7142・674A〕 〔音〕ダイ(呉) タイ(漢) 〔訓〕うてな [意味] ①うてな。 ㋐一段と高く作ってあたりを見はらせるようにした構造物。ものみ。たかどの。「台閣たいかく・楼台・舞台ぶたい」。令制の役所の名。「御史台・弾正だんじょう台」 ㋑一段と高い(その上に物をのせる)平たい面。「台座・台地・台車・鏡台・飯台・実験台」。「台地」の略。「駿河するが台」 ②御殿。邸宅。「台下」。転じて、相手を敬っていう語。「貴台・尊台・老台」▶多く書簡文で使う。 ③皇族・貴人に関する事柄を敬っていう語。「台臨たいりん・台命たいめい・台覧たいらん」 ④物事の基礎。「土台・台本・台帳」 ⑤車両や機械を数える語。「ミシン一台」 ⑥それを単位に区切れる数量の範囲を示す語。「三十歳台・百円台・大台おおだい」 ⑦「天台(宗)」の略。「台密」 ⑧「台湾たいわん」の略。「訪台」 [解字] 「臺」は、会意。「土」+「高」の省略形+「至」。土を高く積んで人がやって来るのを見るものみの意。「台」は、上・中・下三星から成る星座の名で、三公の位に当て、③⑦などの用法があるが、字音が通ずるところから古くから「臺」の略字として用い混用された。は異体字。 [下ツキ 縁台・架台・貴台・橋台・鏡台・御史台・見台・賢台・高台・式台・車台・燭台・寝台・人台・船台・尊台・帳台・鎮台・天台・灯台・土台・飯台・番台・盤台・舞台・文台・砲台・蓮台・輦台・楼台・老台・露台

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