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ふ【歩】🔗🔉

】 (慣用音)(「歩兵ふひょう」の略。雑兵の意)将棋の駒の一つ。前方に一つずつしか動かせない。成れば金将と同資格になり、「と金」という。兵ひょう→ぶ→ほ(歩)

ぶ【夫】🔗🔉

】 (呉音) ①夫役の人夫。よほろ。栄華物語「千人の―どもを奉る」 ②(「歩」とも書く)戦にかり集められた人足。雑兵。太平記10「伊達・南部二人は、かたちをやつし―になり」 →ふ(夫)

ぶ【歩】🔗🔉

】 (呉音) ①左右の足を一度ずつ前に出した長さ。6尺。源氏物語絵合「御たきものども…百―のほかを多く過ぎ匂ふまで」 ②㋐土地面積の単位。1歩は普通、曲尺かねじゃく6尺平方で、1坪に同じ。→大→半→小。 ㋑(「町」「段(反)」などの下に付けて)その面積に端数のないことを表す語。「1町―」 ③⇒ぶ(分)1㋑。 ④(→)「ぶ(分)」2に同じ。 ⑤歩合ぶあい。割合。 ⑥徒歩の雑兵。夫→ほ→ふ(歩) ⇒歩に首を提げられる

ほ【歩】🔗🔉

】 ①あゆむこと。あゆみ。また、あしどり。「―を運ぶ」「―を進める」 ②歩兵の略。 ③ひとあゆみの長さ。また、あゆみの回数を数える語。 →ふ→ぶ(歩)

[漢]歩🔗🔉

 字形  筆順 〔止部4画/8画/教育/4266・4A62〕 [] 字形 〔止部3画/7画〕 〔音〕(漢) (呉) (慣) 〔訓〕あるく・あゆむ [意味] [一] ①あるく。あしどり。あゆみ。「歩を運ぶ」「歩行・徒歩・散歩・歩兵・歩調」 ②片足をふみ出した長さ。「一歩前進、二歩後退」「歩測・万歩計」▶一歩は、もと、左右の足をひとあしずつふみ出した、今でいう二歩の長さ(=六尺)をいう。「歩武」 [二] ①尺貫法の面積の単位。六尺平方。坪つぼ。約三・三平方メートル。 ②もうけなどの割合。分。「歩が悪い」「歩合ぶあい・日歩ひぶ」 [三]将棋の駒こまの名。「歩兵ふひょう・成歩なりふ」 [解字] 解字会意。右の足跡と左の足跡の形。左右の足を踏み出してあるく意。 [下ツキ 一歩・闊歩・牛歩・競歩・玉歩・巨歩・国歩・五十歩百歩・散歩・襲歩・譲歩・初歩・進歩・酔歩・速歩・退歩・反歩・段歩・地歩・町歩・天歩・独歩・徒歩・日進月歩・漫歩・遊歩・蓮歩

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