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な【無】🔗🔉

】 (形容詞「なし」の語幹)無いこと。源氏物語若菜上「殊なる事―の御返りや」

ぶ【無】🔗🔉

⇒む(無)

む【無・无】🔗🔉

無・无】 (呉音。漢音はブ) ①㋐ないこと。存在しないこと。欠けていること。 ㋑否定・禁止を表す助字。 ②〔哲〕(Nichts ドイツ・nothing イギリス) ㋐或るものがないこと。特定存在の欠如。何らかの有の否定。 ㋑いかなる有でもないこと。存在一般の欠如。一切有の否定。 ㋒万有を生み出し、万有の根源となるもの。有と無との対立を絶したものとされ、インド思想に見られ、老子などに説かれ、西田哲学において独自の意味を与えられた。絶対無。↔有ゆう・う ⇒無に帰する ⇒無にする ⇒無になる

[漢]無🔗🔉

 字形  筆順 〔火(灬)部8画/12画/教育/4421・4C35〕 〔音〕(呉) (漢) 〔訓〕い [意味] ①ない。存在しない。欠けている。(対)有。「無から有ゆうを生ずる」「有無うむ・皆無・無名・無理・無事ぶじ・無礼ぶれい・無意味・無愛想ぶあいそう」 ②…でない。…できない。あらず。…するなかれ。「無数・無量・無器用ぶきよう」▶否定・禁止を表す。 ③むだ。ないがしろにする。なみする。「好意を無にする」「努力が無になる」「無視・無法」 [解字] 解字人が両手に飾りを持って舞う姿を描いた象形文字。「舞」の原字。もと、「ない」の意は「无」で表したが、同音の「無」を用いるようになった。簡体字は「无」。 [下ツキ 有無・皆無・虚無・絶無・南無なむ [難読] 無花果いちじく・無患子むくろじ

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