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ねず‐の‐ばん【不寝の番】🔗🔉

ねず‐の‐ばん不寝の番】 ①一晩中寝ないで番をすること。また、その人。ふしんばん。ねずばん。狂言、鞍馬参「今夜は通夜をする、汝はそれへ寄て―をせい」 ②遊女屋で、夜起きていて油をさすなど、火の世話をしながら火の用心をする者。ねずの男。ねずばん。

ねず‐ばしり【鼠走】🔗🔉

ねず‐ばしり鼠走(→)「とかみ()」の異称。〈倭名類聚鈔10

ねず‐ばん【不寝番】🔗🔉

ねず‐ばん不寝番(→)「ねずのばん」に同じ。梅暦「下働きやら―やら」

ね‐ずまい【寝住い】‥ズマヒ🔗🔉

ね‐ずまい寝住い‥ズマヒ 寝ている時の姿。ねざま。ねぞう。

ねず‐まい【鼠舞】‥マヒ🔗🔉

ねず‐まい鼠舞‥マヒ (ねずみが穴から出ようとしては引っこみ引っこみするさまの意)ためらうこと。まごまごすること。ねずみまい。首鼠しゅそ。狐疑こぎ

ねずみ【鼠】🔗🔉

ねずみ】 ①広くはネズミ目(齧歯げっし類)のネズミ亜目、またリス亜目のホリネズミ、さらにモグラ目のトガリネズミを含む小形哺乳類の総称。200以上の属、約1800種を含み、種数としては哺乳類の約3分の1。そのうちネズミ亜目ネズミ科はカヤネズミ・クマネズミ・アカネズミ・ハツカネズミなどの属を含む。普通はドブネズミ・クマネズミなどのイエネズミをいう。〈倭名類聚鈔18〉 ②鼠色ねずみいろの略。 ③ひそかに害をなす者のたとえ。 ⇒ねずみ‐あな【鼠穴】 ⇒ねずみ‐いらず【鼠入らず】 ⇒ねずみ‐いろ【鼠色】 ⇒ねずみ‐おい【鼠生】 ⇒ねずみ‐おとし【鼠落し】 ⇒ねずみ‐がえし【鼠返し】 ⇒ねずみ‐かべ【鼠壁】 ⇒ねずみ‐がみ【鼠紙】 ⇒ねずみ‐きど【鼠木戸】 ⇒ねずみ‐くい【鼠食い】 ⇒ねずみ‐ぐら【鼠倉】 ⇒ねずみ‐げ【鼠毛】 ⇒ねずみ‐こう【鼠講】 ⇒ねずみ‐ごち【鼠鯒】 ⇒ねずみ‐ごっこ【鼠ごっこ】 ⇒ねずみ‐ごめ【鼠米】 ⇒ねずみ‐こもん【鼠小紋】 ⇒ねずみ‐ころし【鼠殺し】 ⇒ねずみ‐ごろも【鼠衣】 ⇒ねずみ‐こんじょう【鼠根性】 ⇒ねずみ‐さし【鼠刺】 ⇒ねずみ‐ざめ【鼠鮫】 ⇒ねずみ‐ざん【鼠算】 ⇒ねずみ‐せん【鼠銑】 ⇒ねずみ‐たけ【鼠茸】 ⇒ねずみ‐ちゃ【鼠茶】 ⇒ねずみ‐つき【鼠突き】 ⇒ねずみ‐ど【鼠戸】 ⇒ねずみど‐ぜに【鼠戸銭】 ⇒ねずみ‐とり【鼠取り・鼠捕り】 ⇒ねずみ‐なき【鼠鳴き】 ⇒ねずみ‐の‐お【鼠の尾】 ⇒ねずみのこ‐さんよう【鼠の子算用】 ⇒ねずみ‐のみ【鼠蚤】 ⇒ねずみ‐の‐よめいり【鼠の嫁入り】 ⇒ねずみば‐ぎり【鼠歯錐】 ⇒ねずみ‐ばしり【鼠走】 ⇒ねずみ‐はなび【鼠花火】 ⇒ねずみ‐はんきり【鼠半切】 ⇒ねずみ‐ばんし【鼠半紙】 ⇒ねずみ‐ぶか【鼠鱶】 ⇒ねずみ‐まい【鼠舞】 ⇒ねずみ‐もち【鼠黐】 ⇒鼠が塩を引く ⇒鼠に引かれそう

広辞苑 ページ 15231