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ゆみば‐どの【弓場殿】🔗🔉

ゆみば‐どの弓場殿(→)「ゆばどの」に同じ。清寧紀「天皇射殿ゆみばどのに御いでます」 ⇒ゆみ‐ば【弓場】 ○弓は袋に太刀は鞘ゆみはふくろにたちはさや 天下が治まって武器の必要のないこと。 ⇒ゆみ【弓】 ○弓は袋を出さずゆみはふくろをいださず 天下が泰平であることの形容。 ⇒ゆみ【弓】

ゆみ‐はま【弓破魔】🔗🔉

ゆみ‐はま弓破魔(→)破魔弓はまゆみ2に同じ。 ○弓は三つ物ゆみはみつもの 弓術の奥義は流鏑馬やぶさめ・笠懸かさがけ・犬追物いぬおうものに尽きる。 ⇒ゆみ【弓】

ゆみ‐はり【弓張】🔗🔉

ゆみ‐はり弓張】 ①弓を張ること。また、その人。 ②弓張提灯の略。 ③弓張月の略。大和物語「月を―といふは何の心ぞ」 ⇒ゆみはり‐ぢょうちん【弓張提灯】 ⇒ゆみはり‐づき【弓張月】

ゆみはり‐ぢょうちん【弓張提灯】‥ヂヤウ‥🔗🔉

ゆみはり‐ぢょうちん弓張提灯‥ヂヤウ‥ 鯨のひげや竹を弓のように曲げ、火袋をその上下にひっかけて張り開くように造った提灯。弓のところを持つ。 弓張提灯 ⇒ゆみ‐はり【弓張】

ゆみはり‐づき【弓張月】🔗🔉

ゆみはり‐づき弓張月】 ①弓の弦を張ったような形をしている月。上弦・下弦の月をいう。弦月。〈[季]秋〉。平家物語4「―のいるにまかせて」 ②「椿説弓張月ちんせつゆみはりづき」の略称。 →文献資料[椿説弓張月] ⇒ゆみ‐はり【弓張】

ゆみ‐ひ・く【弓引く】🔗🔉

ゆみ‐ひ・く弓引く】 〔自五〕 ①弓の弦を引き放って弦音を発せしめる。弦打ちをする。源氏物語浮舟「人々、追ひ避けなどするに、―・き鳴らし」 ②弓弦に矢をつがえ、引きしぼって放つ。弓を射る。 ③手向かう。反抗する。そむく。浄瑠璃、神霊矢口渡「鎌倉へ―・かんとは浅はかなる了簡」

ゆみ‐ぶぎょう【弓奉行】‥ギヤウ🔗🔉

ゆみ‐ぶぎょう弓奉行‥ギヤウ (→)弓頭ゆみがしらに同じ。

広辞苑 ページ 20115