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○良賈は深く蔵して虚しきが若しりょうこはふかくぞうしてむなしきがごとし🔗⭐🔉
○良賈は深く蔵して虚しきが若しりょうこはふかくぞうしてむなしきがごとし
[史記老子伝「良賈深蔵若虚、君子盛徳容貌若愚」]よい商人は品物を奥深く隠して、店頭には飾っておかない。賢者が学徳を隠しててらわないことのたとえ。
⇒りょう‐こ【良賈】
りょう‐ごばん【両御番】リヤウ‥
江戸幕府の職制。初めは大番と書院番、後には書院番と小姓組番。両番。
りょうごん‐ぎょう【楞厳経】‥ギヤウ
(→)首楞厳経2のこと。
りょう‐さ【僚佐】レウ‥
補佐の役人。下役したやく。
りょう‐さい【良才】リヤウ‥
すぐれた才能。また、その持主。
りょう‐さい【良妻】リヤウ‥
よい妻。
⇒りょうさい‐けんぼ【良妻賢母】
りょう‐ざい【良材】リヤウ‥
①よい建築材料。
②よい人材。すぐれた人物。
りょう‐ざい【良剤】リヤウ‥
よくきくくすり。良薬。
りょう‐ざい【料材】レウ‥
ある目的のために必要な材料。
りょうさい‐けんぼ【良妻賢母】リヤウ‥
良妻であり賢母である人。
⇒りょう‐さい【良妻】
りょうさいしい【聊斎志異】レウ‥
中国の怪奇小説集。清の蒲松齢ほしょうれいの作。16巻。神怪・鬼狐などを取り扱った短編431編を集めたもの。
りょう‐さく【良策】リヤウ‥
よいはかりごと。すぐれた計画。良図りょうと。良計。
りょう‐さつ【了察】レウ‥
(→)諒察りょうさつに同じ。
りょう‐さつ【諒察・亮察】リヤウ‥
(相手の状態を)思いやりをもって推察すること。
りょう‐さん【両三】リヤウ‥
二つ三つ。二、三。「―日」
りょう‐さん【良算】リヤウ‥
よいはかりごと。よい考え。
りょう‐さん【涼傘】リヤウ‥
日傘ひがさのこと。
りょう‐さん【量産】リヤウ‥
同じ規格の商品を多量に生産すること。大量生産。「安く―する」「―設備」
りょうざん‐ぱく【梁山泊】リヤウ‥
中国山東省の西部、兗えん州の南東、梁山の麓にあった沼沢。もと鉅野沢きょやたくと称した。宋代、盗賊宋江らが砦を結んだという天険の要地。この故事が「水滸伝」に記されてから、一般に豪傑・野心家の集合する所をいう。
りょう‐し【両氏】リヤウ‥
二人のかた。
りょう‐し【良士】リヤウ‥
(リョウジとも)善良な人士。よい男。賢士。
りょう‐し【良師】リヤウ‥
よい師匠。すぐれた教師。
りょう‐し【料紙】レウ‥
使用の料とする紙。用紙。「―箱」
りょう‐し【竜子】
トカゲの異称。
りょう‐し【竜姿】
すぐれた容姿を竜にたとえていう語。特に、天子の姿。
りょう‐し【猟師】レフ‥
①猟をして生計をたてている人。かりゅうど。
②(→)漁師に同じ。
りょう‐し【量子】リヤウ‥
〔理〕(quantum)不連続な値だけを持つ物理量の最小の単位。物体の発する放射エネルギーについてまず発見され、エネルギー量子と呼ばれた。
⇒りょうし‐いろ‐りきがく【量子色力学】
⇒りょうし‐エレクトロニクス【量子エレクトロニクス】
⇒りょうし‐か【量子化】
⇒りょうし‐かがく【量子化学】
⇒りょうし‐かせつ【量子仮説】
⇒りょうし‐コンピューター【量子コンピューター】
⇒りょうし‐すう【量子数】
⇒りょうし‐でんき‐りきがく【量子電気力学】
⇒りょうし‐ぶつりがく【量子物理学】
⇒りょうし‐りきがく【量子力学】
⇒りょうし‐ろん【量子論】
りょう‐し【漁師】レフ‥
漁をして生活をたてている人。漁夫ぎょふ。
りょう‐し【寮試】レウ‥
古代の大学寮で行なった学生の試験。合格すれば擬文章生ぎもんじょうしょうに補せられた。
りょうし【遼史】レウ‥
二十四史の一つ。遼代の史書。本紀30巻、志33巻、表8巻、列伝45巻。元の宰相脱脱・欧陽玄らが順帝の命を奉じて撰。1345年完成。
りよう‐し【理容師】
理容2を職業とする人。理髪師。
⇒り‐よう【理容】
りょう‐じ【令旨】リヤウ‥
皇太子、また三宮・親王および王・女院の命令を伝える文書。れいし。
りょう‐じ【両次】リヤウ‥
2回。2度。「―の大戦」
りょう‐じ【聊爾】レウ‥
①かりそめなこと。思慮が足りないこと。
②粗相そそう。失礼。粗忽そこつ。無名抄「いみじうもてなして、事に触れつつ―ならず」。「―ながら」
りょう‐じ【領事】リヤウ‥
(consul)外国にあって、自国の通商を促進し自国人の必要とする援助および保護に当たる公務員。領事官。→総領事。
⇒りょうじ‐かん【領事官】
⇒りょうじ‐かん【領事館】
⇒りょうじ‐かんけい‐に‐かんする‐ウィーン‐じょうやく【領事関係に関するウィーン条約】
⇒りょうじ‐さいばん【領事裁判】
⇒りょうじ‐じょうやく【領事条約】
りょう‐じ【療治】レウヂ
病気をなおすこと。治療。「もみ―」「荒―」
りょうし‐いろ‐りきがく【量子色力学】リヤウ‥
素粒子の強い相互作用をクオークの力学として記述する理論。それぞれのクオークには「色」と呼ばれる三つの量子状態があり、各状態間に働く力を扱うところからいう。
⇒りょう‐し【量子】
りょうし‐エレクトロニクス【量子エレクトロニクス】リヤウ‥
レーザーやメーザーと物質との相互作用、またそれを利用する機器の諸性質を研究し、応用する物理学・工学の一分野。
⇒りょう‐し【量子】
りょうし‐か【量子化】リヤウ‥クワ
①ある種の関係式を設定して、古典論的な物理量を量子論的な量で置き換えること。
②連続的な量を離散的な数値で表すこと。
⇒りょう‐し【量子】
りょうし‐かがく【量子化学】リヤウ‥クワ‥
量子論を応用して化学上の諸問題を研究する理論化学の一分野。化学結合論、分子構造論、反応論などにおいて大きな成果を挙げた。
⇒りょう‐し【量子】
りょうし‐かせつ【量子仮説】リヤウ‥
(→)「プランクの量子仮説」に同じ。
⇒りょう‐し【量子】
りょうじ‐かん【領事官】リヤウ‥クワン
(→)領事に同じ。
⇒りょう‐じ【領事】
りょうじ‐かん【領事館】リヤウ‥クワン
領事がその駐在地で、職務を取り扱う役所。
⇒りょう‐じ【領事】
りょうじ‐かんけい‐に‐かんする‐ウィーン‐じょうやく【領事関係に関するウィーン条約】リヤウ‥クワン‥クワン‥デウ‥
領事の任務、領事官に認められる特権・免除、領事機関の公館の不可侵や免除などを定めた国際条約。1963年にウィーンで採択、67年発効。日本は83年加入。
⇒りょう‐じ【領事】
りょう‐しき【良識】リヤウ‥
(bon sens フランスの訳語)社会人としての健全な判断力。「―に俟まつ」「―ある言動」
⇒りょうしき‐の‐ふ【良識の府】
りょうしき‐の‐ふ【良識の府】リヤウ‥
(良識に基づいて審議をする場の意)参議院の美称。
⇒りょう‐しき【良識】
りょうし‐コンピューター【量子コンピューター】リヤウ‥
量子力学的に0と1の値を任意の割合で重ね合わせたビット(量子ビット)を用いて並列的な計算をするコンピューター。
⇒りょう‐し【量子】
りょうじ‐さいばん【領事裁判】リヤウ‥
領事が本国の法に基づき、その国に在留する自国人に関する民事・刑事の裁判を行う制度。19世紀を中心にヨーロッパ諸国がアジア・アフリカ諸国で行なったが、今日では一般に廃止されている。→治外法権。
⇒りょう‐じ【領事】
りょうじ‐じょうやく【領事条約】リヤウ‥デウ‥
領事の任務や特権について規定した条約。二国間条約のほか、一般的な多数国間条約として「領事関係に関するウィーン条約」がある。
⇒りょう‐じ【領事】
りょうし‐すう【量子数】リヤウ‥
物理量の値が離散的なとき、それを番号づける量として導入される整数あるいは半整数。量子力学系の定常状態は量子数の組で指定される。N.ボーアが初めて導入。
⇒りょう‐し【量子】
りょう‐シチリア‐おうこく【両シチリア王国】リヤウ‥ワウ‥
12世紀にノルマン人が南イタリアのナポリ地方とシチリア島とを征服して建てた国。13世紀以来、王位はドイツ・フランス・スペインの王家を転々とした。1860年イタリア王国に統一・編入。→ナポリ王国
りょう‐しつ【良質】リヤウ‥
品質がすぐれていること。「―の絹」
りょう‐じつ【良日】リヤウ‥
事を行うのによいひがら。吉日。
りょう‐しっけん【両執権】リヤウ‥
鎌倉幕府の執権と連署との併称。
りょう‐じて【両仕手】リヤウ‥
能または狂言で、ツレまたはアドがシテに近い重い役である場合に、番組面で両者を同格に扱う時の称。「蝉丸」の蝉丸と逆髪さかがみ、「小袖曾我」「夜討曾我」の十郎と五郎、「武悪」の武悪と主の類。
りょうし‐でんき‐りきがく【量子電気力学】リヤウ‥
電子と光子の相互作用を量子力学と相対論をもとに首尾一貫した形で記述する理論体系。量子電磁力学。
⇒りょう‐し【量子】
りょうし‐ぶつりがく【量子物理学】リヤウ‥
微視的な物理系を支配する物理法則に基づいて論じる物理学の諸分野。量子力学を基礎とする。↔古典物理学。
⇒りょう‐し【量子】
りょう‐しゃ【両者】リヤウ‥
両方のもの。双方。「―の言い分」
りょう‐しゃ【寮舎】レウ‥
寮の建物。特に、僧侶の寄宿する家。寄宿舎。
りょう‐しゅ【両手】リヤウ‥
両方の手。↔隻手せきしゅ
りょう‐しゅ【良主】リヤウ‥
よい主人。よい主君。
りょう‐しゅ【良酒】リヤウ‥
よい酒。うまい酒。
りょう‐しゅ【良種】リヤウ‥
よい品種。よい種子。
りょう‐しゅ【領主】リヤウ‥
①領地の主。平安時代以降、在地に私領を形成した者を指す。→開発かいほつ領主→領家。
②江戸時代、城を持たず陣屋を設けて領内を治めた小大名。国主・城主より地位が低かった。
③歴史学の用語で、主従制による私的権力によって一定の土地・人民を支配する人。そのような支配方式を領主制という。
⇒りょうしゅ‐けん【領主権】
りょう‐しゅ【領取】リヤウ‥
受け取ること。
りょう‐しゅう【竜舟】‥シウ
天子の座船。
りょう‐しゅう【竜集】‥シフ
(「竜」は1年に1周する星の名、「集」は宿りの意)年号の下につけ、下に干支を伴って記す語。歳次。竜次。「享徳二年―癸酉」
りょう‐しゅう【梁州】リヤウシウ
中国古代の九州の一つ。今の陝西・甘粛2省の南部と四川省の大部分。
りょうしゅう【涼州】リヤウシウ
中国甘粛省の中部、武威市一帯の旧名。西域への通路に当たり、漢初には匈奴に所属。五胡十六国の前涼・後涼・北涼の都。
りょう‐しゅう【涼秋】リヤウシウ
①すずしい秋。
②陰暦9月の異称。
りょう‐しゅう【領収】リヤウシウ
(金銭などを)受け収めること。「―証」
⇒りょうしゅう‐しょ【領収書】
りょう‐しゅう【領袖】リヤウシウ
(えり(領)とそでとは目に立つ部分であることから)人のかしらにたつ人。人を率いてその長となる人。おさ。かしら。「政党の―」
りょう‐じゅう【猟銃】レフ‥
猟に使用する銃。
りょうしゅう‐しょ【領収書】リヤウシウ‥
金銭を領収したしるしとして支払者に渡す書付。受取り。領収証。
⇒りょう‐しゅう【領収】
りょう‐しゅくか【凌叔華】‥クワ
(Ling Shuhua)中国の作家。北京生れ。自伝的小説をロンドンで刊行。作「宴のあと」など。(1900〜1990)
りょうしゅ‐けん【領主権】リヤウ‥
封建制下における領主の持つ権限。土地および人身の所有を基礎とする。
⇒りょう‐しゅ【領主】
りょうじゅ‐せん【霊鷲山】リヤウ‥
(梵語Gṛdhrakūṭa)中インド、マガダ国の首都、王舎城の北東にあり、釈尊が法華経などを説いたという山。名は形が鷲に似ているからとも、また、鷲が多くすむからともいう。耆闍崛山ぎじゃくっせん。霊山りょうぜん。鷲峰山じゅぶせん。鷲の峰。鷲のみ山。
りょう‐しょ【両所】リヤウ‥
①二つの場所。ふたところ。特に、2カ所の聖地。二所。
②両人の敬称。おふたり。狂言、二人袴「御―共に立たせられい」
③鎌倉幕府の執権と連署。
⇒りょうしょ‐ごんげん【両所権現】
りょう‐しょ【良書】リヤウ‥
よい書物。有益な書物。
りょう‐しょ【料所】レウ‥
所用の料にあてるための領地。用地。源平盛衰記46「当国に針の庄とて西金堂の御油の―あり」
りょうしょ【梁書】リヤウ‥
二十四史の一つ。南朝の梁の4代の事跡をしるした史書。本紀6巻、列伝50巻。唐の姚思廉・魏徴が奉勅撰。636年成る。
りょう‐しょ【猟書】レフ‥
珍しい本や数少ない本をさがし求めること。
りょう‐しょ【領所】リヤウ‥
領地。所領。方丈記「西南海の―を願ひて、東北の庄園を好まず」
りょう‐じょ【両序】リヤウ‥
〔仏〕
①禅寺で、諸事万般を統制する職。学徳に長じ僧の指導に当たる頭首ちょうしゅを西序、世法に通じ寺院の事務方をつかさどる知事を東序とし、その総称。両班。
②禅堂の内陣の両側にある、西序・東序の座席。
りょう‐じょ【諒恕】リヤウ‥
事情を思いやってゆるすこと。
りょう‐しょう【了承】レウ‥
承知すること。事情を理解し、それでよしとすること。諒承。「―を得る」「快く―する」
りょう‐しょう【良匠】リヤウシヤウ
すぐれた学者・大工・細工人など。天草本金句集「―は材を棄つることなく、明君は良士を棄つることなし」
りょう‐しょう【良相】リヤウシヤウ
よい宰相。すぐれた大臣。賢相。
りょう‐しょう【良宵】リヤウセウ
よい宵よい。良夜。
りょう‐しょう【良将】リヤウシヤウ
よい大将。すぐれた将軍。
りょう‐しょう【料峭】レウセウ
(「峭」はきびしい意で、「料峭」はきびしさを肌ではかる意)春風が肌に寒く感じられるさま。〈[季]春〉。「春寒―」
りょう‐しょう【領承】リヤウ‥
うけたまわること。心得ること。承知。歎異抄「つつしんで―まうしてさふらひしかば」
りょう‐しょう【領掌】リヤウシヤウ
(リョウジョウとも)
①領有して支配すること。領知。
②ききいれること。承諾すること。承知。領状。天草本伊曾保物語「たやすう飲まうずると―をせられた時」。日葡辞書「リャウジャウ。即ち、ウケガウ」
りょう‐しょう【諒承】リヤウ‥
事情をくんで承知すること。了承。
りょう‐しょう【糧餉】リヤウシヤウ
糧食。かて。かれい。
りょう‐じょう【梁上】リヤウジヤウ
うつばりの上。
⇒りょうじょう‐の‐くんし【梁上の君子】
りょう‐じょう【領状】リヤウジヤウ
承諾すること。また、その旨を記した書状。平家物語8「やがて参るべき由―をば申しながら、未だ参らず」
りょう‐じょう【糧仗】リヤウヂヤウ
兵糧ひょうろうと武器。
りょうしょう‐か【凌霄花】‥セウクワ
〔植〕ノウゼンカズラの異称。
りょう‐しょうし【廖承志】レウ‥
(Liao Chengzhi)中国の政治家。広東恵陽の人。東京生れ。国民党元老廖仲愷りょうちゅうがいの子。長征・抗日民族統一戦線工作に参加。人民共和国成立後、一貫して対日関係の責任者。(1908〜1983)
りょうじょう‐の‐くんし【梁上の君子】リヤウジヤウ‥
[後漢書陳寔伝](陳寔ちんしょくが梁上にひそむ盗賊を指していった語)
①ぬすびと。どろぼう。
②転じて、ねずみの称。
⇒りょう‐じょう【梁上】
りょう‐しょく【猟色】レフ‥
手あたり次第に女をもてあそぶこと。漁色ぎょしょく。
りょう‐しょく【糧食】リヤウ‥
食糧。糧米。かて。特に、貯蔵したり携行したりするもの。「非常用の―」
りょう‐じょく【凌辱・陵辱】
①他人をあなどりはずかしめること。「―を受ける」
②女を暴力で犯すこと。
りょうしょく‐とう【両色灯】リヤウ‥
小型船が舷灯に代用する船灯。一つの灯で右舷側に緑色、左舷側に紅色の光を放つ。
りょうしょ‐ごんげん【両所権現】リヤウ‥
権現の性質に属する神社で、祭神の二所であるもの。二所権現。
⇒りょう‐しょ【両所】
りょうし‐りきがく【量子力学】リヤウ‥
分子・原子・原子核・素粒子などの微視的物理系を支配する物理法則を中心とした理論体系。1920年代に完成。物理系の状態には線型空間内のベクトルを対応させ、物理量にはその上の演算子を対応させるという抽象的構造を持つ。不確定性原理を基本とし、観測値の予言は一般に確率的に与えられるが、状態の時間的変化を記述するシュレーディンガー方程式は因果的である。→古典量子論。
⇒りょう‐し【量子】
りょうし‐ろん【量子論】リヤウ‥
①(→)量子力学に同じ。
②一つの物理系を量子力学を基礎に研究することを、その物理系の量子論という。これに対して、古典物理学の方法による研究をその物理系の古典論という。
⇒りょう‐し【量子】
りょう‐しん【両心】リヤウ‥
ふたごころ。二心。
りょう‐しん【両親】リヤウ‥
父母。ふたおや。
りょう‐しん【良心】リヤウ‥
(conscience)何が善であり悪であるかを知らせ、善を命じ悪をしりぞける個人の道徳意識。「―がとがめる」
⇒りょうしん‐てき【良心的】
⇒りょうしんてき‐へいえききょひ【良心的兵役拒否】
⇒りょうしん‐の‐じゆう【良心の自由】
りょう‐しん【良臣】リヤウ‥
よい臣下。善良な家来。
りょう‐しん【良辰】リヤウ‥
よい時。よい日がら。吉日。
りょう‐じん【良人】リヤウ‥
①よい人。賢良な人。
②⇒りょうにん1
りょう‐じん【梁塵】リヤウヂン
①うつばりの上に積もる塵ちり。
②(「梁塵を動かす」の故事から)すぐれた歌謡・音楽の意。
⇒梁塵を動かす
りょう‐じん【猟人】レフ‥
かりをする人。かりゅうど。
りょうしん‐おん【両唇音】リヤウ‥
〔言〕(bilabial)上下の唇で妨げを作り、息がそこを通過する際に発せられる子音。破裂音の〔p〕〔b〕、鼻音の〔m〕など。
りょうじんぐあんしょう【梁塵愚案抄】リヤウヂン‥セウ
神楽歌・催馬楽の注釈書。2巻。一条兼良著。1455年(康正1)以前成立の本に77年(文明9)筆削を加えたと見える。神楽注秘抄・催馬楽注秘抄から成る。
りょうしん‐てき【良心的】リヤウ‥
良心に忠実であるさま。ずるがしこくなく、物事を誠実にやり通すさま。「―な商売」
⇒りょう‐しん【良心】
りょうしんてき‐へいえききょひ【良心的兵役拒否】リヤウ‥
(conscientious objection)個人の良心に基づいて、戦争への参加や兵役義務の遂行を拒否すること。
⇒りょう‐しん【良心】
りょうじんにっき【猟人日記】レフ‥
(Zapiski okhotnika ロシア)ツルゲーネフの短編小説集。1852年刊。農奴を理性と感情をそなえた人間として描き、ロシアの農奴制廃止に大きな影響を与えた。
りょうしん‐の‐じゆう【良心の自由】リヤウ‥イウ
自分の良心に反する信念や行動を強制されないこと。多くの国の憲法で保障されており、日本国憲法でも第19条で規定している。→思想の自由
→参照条文:日本国憲法第19条
⇒りょう‐しん【良心】
りょう‐しんばい‐せい【両親媒性】リヤウ‥
分子中に親水基と疎水基との両方を持つ性質。
りょうじんひしょう【梁塵秘抄】リヤウヂン‥セウ
今様歌謡集。後白河法皇編著。「梁塵秘抄」10巻と「梁塵秘抄口伝集」10巻。両者の巻1の抄出と梁塵秘抄巻2および口伝集巻10だけ現存。現存本でも法文の歌、4句の神歌など560余首ある。→梁塵2
→文献資料[梁塵秘抄]
広辞苑 ページ 20700。