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れい【礼】🔗⭐🔉
れい【礼】
(呉音はライ)
①社会の秩序を保つための生活規範の総称。儀式・作法・制度・文物などを含み、儒教では最も重要な道徳的観念として「礼記らいき」などに説く。「―にかなう」
②規範・作法にのっとっていること。「―装」
③敬意を表すこと。その動作。おじぎ。「起立、―」
④謝意を表すこと。また、そのために贈る金品。「―を言う」
→らい(礼)
⇒礼も過ぎれば無礼になる
⇒礼煩わしければ則ち乱る
⇒礼を失する
れい【例】🔗⭐🔉
れい【例】
①過去または現在の事物で、典拠・標準とするに足るもの。源氏物語桐壺「御子はかくてもいと御覧ぜまほしけれど、かかる程にさぶらひ給ふ、―なきことなれば」。「過去に―がない」
②慣習とすること。しきたり。ためし。源氏物語桐壺「限りあれば―の作法にをさめたてまつるを」
③規則。規定。
④一般的、または日常的であること。普通。今昔物語集9「―さらに見ぬところなり」。「―の通り」
⑤同種類の多くの事項を類推させるために、特にその中から指摘する事項。たとえ。「―を挙げる」
⇒例ならず
⇒例に無く
⇒例に洩れず
⇒例によって例の如し
れい【鈴】🔗⭐🔉
れい【鈴】
(唐音はリン)
①すず。ベル。「予―」
②密教法具の一種。金属製で、形は鐘に似て小さく、舌と柄とがあって手に持って振り鳴らす具。金剛鈴・宝珠鈴など。りん。
鈴

れい【零】🔗⭐🔉
れい【零】
①数えるべきものが一つもないこと。また、目盛などの基準・基点。
②〔数〕数0が零とは、任意の数aに対して
a+0=0+a=a
が成り立つこと。整数に含める。ゼロ。
広辞苑 ページ 20825。