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キーセン【妓生】🔗🔉

キーセン妓生】 (朝鮮語kisaeng)朝鮮の官妓かんぎ。役人などを歌舞で接待した。現代の韓国で接客業の女性を指す場合がある。キーサン。

きいたか‐ぼうず【聞いたか坊主】‥バウ‥🔗🔉

きいたか‐ぼうず聞いたか坊主‥バウ‥ 歌舞伎で、幕あきに坊主が二人以上で「聞いたか聞いたか」「聞いたぞ聞いたぞ」と互いに呼びながら出て、狂言の筋を観客に知らせるもの。能狂言の間語あいがたりをまねた手法で、道成寺劇などに用いる。

ギータゴーヴィンダ【Gītagovinda 梵】🔗🔉

ギータゴーヴィンダGītagovinda 梵】 (「牛飼いの歌」の意)サンスクリット語の抒情詩。12世紀のインドの宮廷詩人ジャヤデーヴァ作。牛飼いに化身したヴィシュヌ神と牧女との官能的な恋愛が主題。

きいた‐ふう【利いた風・聞いた風】🔗🔉

きいた‐ふう利いた風・聞いた風】 ①気が利いているさま。東海道中膝栗毛4「少し―しやべる手合」 ②いかにも物事に通じているように気取るさま。知ったかぶりで生意気なさま。また、その人。浮世床「今の―は何でも家の字を付けたがるよ」。夏目漱石、坊つちやん「―な事をぬかす野郎だ」

き‐いちご【木苺・懸鉤子】🔗🔉

き‐いちご木苺・懸鉤子】 バラ科キイチゴ属の落葉小低木の総称。多くの種が広く日本の山野に自生。幹・葉共にとげがあり、茎は叢生。晩春、葉腋に梅花に似た白色、まれに紅色の五弁花を開く。果実は小核果から成る集合果で、初夏、黄色や紅色に熟し、生食用またジャム・苺酒を製する。モミジイチゴ・カジイチゴ・ベニバナイチゴ・セイヨウキイチゴ(ラズベリー)など100種以上ある。〈[季]夏〉。「木苺の花」は〈[季]春〉。

きいち‐ばいいち【帰一倍一】🔗🔉

きいち‐ばいいち帰一倍一】 ①珠算で、除数が2桁以上の割算に使う九九くく。立てた商が大き過ぎるとき、商から1をひき、被除数に法(除数)一つ分を加えるときの呼び声。 ②一層倍。だんだん増すこと。洒落本、無益委記むだいき「客にふられて―のつらさでありんす」

きいち‐ほう【帰一法】‥ハフ🔗🔉

きいち‐ほう帰一法‥ハフ 比例問題で、まず単位の値・量に対する対象物の値・量などを求めて解く方法。帰一算。

広辞苑 ページ 4628