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さん‐の‐きり【三の切】🔗🔉

さん‐の‐きり三の切】 ①義太夫節で、5段中、3段目の最終の場。重要な段落として、この場を最も哀婉にするのが作曲の通則。 ②講談などで、最も興味ある読みどころ。

さん‐の‐くるわ【三の郭】🔗🔉

さん‐の‐くるわ三の郭(→)「三の丸」に同じ。

さん‐の‐け【産の気】🔗🔉

さん‐の‐け産の気(→)「さんけ」に同じ。椿説弓張月続編「にはかに―つきて」

さん‐の‐ず【三の図・三の頭】‥ヅ🔗🔉

さん‐の‐ず三の図・三の頭‥ヅ (馬の三頭さんずから転じて)人のしりの上部。浄瑠璃、女殺油地獄「一走と尻―迄引褰からげ」

サン‐ノゼ【San Jose】🔗🔉

サン‐ノゼSan Jose】 アメリカ合衆国西部、カリフォルニア州中部の都市。かつては金鉱ブームの中心。近年はシリコン‐バレーの中心で先端技術産業が盛ん。人口89万5千(2000)。

さん‐の‐ぜん【三の膳】🔗🔉

さん‐の‐ぜん三の膳】 本膳料理で、二の膳の次に出す膳部。汁・刺身・茶碗を配して供する。→三汁七菜

さん‐の‐つづみ【三の鼓】🔗🔉

さん‐の‐つづみ三の鼓】 雅楽の打楽器。細腰鼓さいようこの一種。もと唐楽用として伝来、平安時代より高麗こま楽に用いる。台を用いず、右手に持った桴ばちで打つが、古くは左の素手でも打った。三鼓。

さん‐の‐とあけ【産の戸開け】🔗🔉

さん‐の‐とあけ産の戸開け】 分娩の際、胎児の娩出を容易にするために出る液。羊水。

さん‐の‐とり【三の酉】🔗🔉

さん‐の‐とり三の酉】 11月に酉の日が3度ある時、その最後の酉の日。三の酉まである年は火災が多いという。〈[季]冬〉。→酉の市いち

さん‐の‐ひも【産の紐】🔗🔉

さん‐の‐ひも産の紐】 妊婦の用いるはらおび。 ⇒産の紐を解く ○産の紐を解くさんのひもをとく お産をする。〈日葡辞書〉 ⇒さん【産】 ○産の紐を解くさんのひもをとく 分娩する。出産する。曾我物語6「日数つもる程に―」 ⇒さん‐の‐ひも【産の紐】

さん‐の‐ま【三の間】🔗🔉

さん‐の‐ま三の間】 貴族の邸宅で奥女中のいる部屋。

広辞苑 ページ 8291