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けら【鉧】🔗🔉

けら】 日本古来の製鋼法(けら押し、または、たたら吹き)による粗製品で、各種品質の鋼とスラグとの集合体。

けら【螻蛄・螻】🔗🔉

けら螻蛄・螻】 バッタ目ケラ科の昆虫。コオロギに似て、体長約3センチメートル。前肢は大きく、モグラのように土を掘るのに適する。夜行性で、よく灯火に来る。農作物を食害。土中で「じいい」と鳴く。これを俗に「みみずが鳴く」という。おけら。〈[季]夏〉。〈新撰字鏡8〉 けら ケラ 提供:ネイチャー・プロダクション ⇒螻蛄の五能 ⇒螻蛄の水渡り ⇒螻蛄腹立つれば鶫喜ぶ

けら【啄木鳥】🔗🔉

けら啄木鳥】 キツツキの別称。

ケラー【Gottfried Keller】🔗🔉

ケラーGottfried Keller】 スイスのドイツ系作家。写実主義の小説「緑のハインリヒ」、「ゼルトヴィーラの人々」「七つの伝説」「チューリヒ小説集」など。(1819〜1890)

ケラー【Helen Adams Keller】🔗🔉

ケラーHelen Adams Keller】 アメリカの教育家・社会福祉事業家。2歳の時盲聾唖もうろうあとなったが力行りっこうして大学を卒業。身体障害者の援助に尽くす。3度来日。著「私の生涯」など。ヘレン=ケラー。(1880〜1968) ヘレン‐ケラー 提供:毎日新聞社

け‐らい【家来・家礼】🔗🔉

け‐らい家来・家礼】 (中世以前では「家礼」「家頼」、近世は「家来」と書かれた。もと、子が父を敬い礼すること) ①貴人に礼を致すこと。今昔物語集22「―のためにかく参りたるに」 ②朝廷の公事くじ・故実の作法を習うために摂家などに奉仕する者。太平記40「公家―の人々には」 ③(主従の関係に転じて)武家に仕える者。家臣。転じて、従う者。部下。 ④家に召し使う者。従者ずさ。従臣。家人けにん⇒けらい‐かまど【家来竈】 ⇒けらい‐ぶん【家来分】

けらい‐かまど【家来竈】🔗🔉

けらい‐かまど家来竈】 (東北地方で)下男が主家から分家させてもらった家。→親竈おやかまど⇒け‐らい【家来・家礼】

けらい‐ぶん【家来分】🔗🔉

けらい‐ぶん家来分】 家来としての身分。家来なみの身分。 ⇒け‐らい【家来・家礼】

け‐らく【快楽】🔗🔉

け‐らく快楽⇒かいらく。栄華物語本雫「忉利天女とうりてんにょの―を受けて」 ⇒けらく‐ふたい【快楽不退】

けらく🔗🔉

けらく (助動詞ケリのク語法)…したこと。万葉集18「神代より言ひ継ぎ―」

けらく‐てん【化楽天】🔗🔉

けらく‐てん化楽天】 〔仏〕六欲天の第5。ここに生まれたものは、自ら楽しい境遇を作り楽しみ、八千歳の寿命を保つという。楽変化天。化自楽天。化自在天。

けら‐くび【螻蛄首・螻首】🔗🔉

けら‐くび螻蛄首・螻首】 ①槍の穂の刃と中茎なかごとの間の部分。塩首。→槍(図)。 ②木材の継ぎ手の男木おぎの首がくびれた形をしたもの。→鎌継(図)。 ③柄杓ひしゃくの部分名。柄裏の合ごうに指し込んだ際きわ。三つ角。→柄杓(図)

けらく‐ふたい【快楽不退】🔗🔉

けらく‐ふたい快楽不退】 快楽が永く続いて衰えないこと。 ⇒け‐らく【快楽】

けら‐げい【螻蛄芸】🔗🔉

けら‐げい螻蛄芸(→)「けらざい(螻蛄才)」に同じ。

けら‐けら🔗🔉

けら‐けら 軽々しい感じの甲高い笑い声。

けら‐ざい【螻蛄才】🔗🔉

けら‐ざい螻蛄才】 種々の芸を持っているが、一つも巧みなもののないこと。螻蛄芸。→螻蛄の五能

けらし🔗🔉

けらし 〔助動〕 (過去の助動詞ケリの連体形ケルに推量の助動詞ラシの付いたケルラシの約。ケリの形容詞化とも) ①過去の推定。…したらしい。万葉集6「諾うべしこそ見る人ごとに語りつぎ偲ひけらしき」 ②「けり」の意を婉曲に述べ、詠嘆の意をこめる。…たのだなあ。…たことよ。鹿島紀行「まことに愛すべき山のすがたなりけらし」

ケラチン【Keratin ドイツ】🔗🔉

ケラチンKeratin ドイツ】 硬蛋白質の一つ。一般に化学試薬に対する抵抗力大。羽毛・爪・角・蹄ひづめ・毛髪などの主成分。脊椎動物の表皮、魚類・爬虫類の鱗うろこにも存在する。

けら‐つつき【啄木鳥】🔗🔉

けら‐つつき啄木鳥】 キツツキの別称。〈[季]秋〉。〈日葡辞書〉

○螻蛄の五能けらのごのう🔗🔉

○螻蛄の五能けらのごのう いろいろな能力があるがどれもたいしたことはなく、役に立たないこと。「五能」は、飛ぶ・登る・潜る・掘る・走る。螻蛄の五才。鼯鼠ごその五技。 ⇒けら【螻蛄・螻】

○螻蛄の水渡りけらのみずわたり🔗🔉

○螻蛄の水渡りけらのみずわたり まねをしてもなし遂げることができないたとえ。 ⇒けら【螻蛄・螻】 けら‐ば螻羽】 (「桁端けたば」の転訛)切妻きりづま屋根の妻側の端の部分。 ⇒けらば‐がわら【螻羽瓦】 けらば‐がわら螻羽瓦‥ガハラ 屋根のけらばに用いる瓦。袖瓦。 ⇒けら‐ば【螻羽】

けら‐ば【螻羽】🔗🔉

けら‐ば螻羽】 (「桁端けたば」の転訛)切妻きりづま屋根の妻側の端の部分。 ⇒けらば‐がわら【螻羽瓦】

けらば‐がわら【螻羽瓦】‥ガハラ🔗🔉

けらば‐がわら螻羽瓦‥ガハラ 屋根のけらばに用いる瓦。袖瓦。 ⇒けら‐ば【螻羽】 ○螻蛄腹立つれば鶫喜ぶけらはらたつればつぐみよろこぶ (鶫を招き寄せるために、螻蛄を餌としてつないでおくことから)両者利害を異にすることのたとえ。 ⇒けら【螻蛄・螻】

○螻蛄腹立つれば鶫喜ぶけらはらたつればつぐみよろこぶ🔗🔉

○螻蛄腹立つれば鶫喜ぶけらはらたつればつぐみよろこぶ (鶫を招き寄せるために、螻蛄を餌としてつないでおくことから)両者利害を異にすることのたとえ。 ⇒けら【螻蛄・螻】 けらま‐じか慶良間鹿】 シカの一亜種。小形で角が短く、夏毛に白斑がない。沖縄の慶良間諸島にすむ。移入されたニホンジカの子孫という。天然記念物。 けらま‐れっとう慶良間列島‥タウ 沖縄本島西方の列島。渡嘉敷とかしき島・座間味ざまみ島などから成る。太平洋戦争末期の激戦地。慶良間諸島。 ケララKerala⇒ケーララ けり (東北地方北部で)靴。 けり】 チドリ目チドリ科の鳥。名は鳴き声から。大きさはハトぐらいで肢が長い。背面は淡褐色、腹面は白色、胸と腹の境、翼の手羽などは黒い。脚は黄色。主として本州中部から北部の草原にすみ、冬は南方に渡る。ヤマゲリ。計里。水札。〈[季]夏〉 けり ケリ 提供:OPO ケリの擬傷 提供:OPO →鳴声 提供:NHKサービスセンター け・り来り】 〔自ラ変〕 (「来」の連用形キにアリの付いたキアリの約)来ている。来た。万葉集3「雪消の道をなづみ―・るかも」 け・り服り・着り】 〔他ラ変〕 (上一段活用の着ルの連用形キにアリの付いたキアリの約)着ている。万葉集6「吾がせこが―・る衣きぬ薄し」 けり [一]〔助動〕 (活用はラ変型。[活用](けら)/○/けり/ける/けれ/○)過去の助動詞キとアリとが結合したものとする説、動詞キ(来)とアリとが結合したものとする説などがある。活用語の連用形に付く。ある事実を基に過去を回想する意を表す。後世には助動詞タの意味を詠嘆的にいう時に用いることが多い。 ①ある事実から、過去にあったことを回想する。前は…だった。…であることから前にあったことが思い出される。古事記「赤玉は緒さへ光れど白玉の君が装よそひし貴くありけり」。万葉集5「梅の花咲きたる園の青柳は鬘かずらにすべく成りにけらずや」。源氏物語桐壺「かかる人も世に出でおはするものなりけり」。源氏物語少女「式部卿の宮明けむ年ぞ五十になり給ひけるを」 ②人から聞いたりして知っていたことを思い起こしていう。万葉集3「田子の浦ゆ打ち出でて見れば真白にそ不尽の高嶺に雪は降りける」。土佐日記「昔土佐といひける所に住みける女、この舟にまじれりけり」 ③過去にあったことを今の話題にのせる時にいう。…た。物語の冒頭に用いるのはこの用法。竹取物語「今は昔、竹取の翁といふ者ありけり」 ④今あることは、前からのことであったと思う。…ているのは前からだった。前から…ていた。源氏物語橋姫「この宇治山に、聖だちたる阿闍梨住みけり」 ⑤時を超越してある事実が存在することを述べる。西大寺本最勝王経平安初期点「諸仏の境は難思なりケリ、世間に与に等しきは無かりケリ、法身は性において常住なりケリ、修行も差別無かリケリ」 [二]〔名〕 (和歌・語り物など、助動詞ケリで終わるものが多いところから)物事の終り。結末。「鳧」の字を当てる。 ⇒けりがつく げ‐り下痢】 液状もしくはそれに近い糞便を排泄はいせつする病症。くだりはら。はらくだり。はらくだし。「―を起こす」「―止め」 げ‐り外吏】 国司・受領ずりょうなどの地方官。外官げかん。後撰和歌集「―にしばしばまかりありきて、殿上おりて侍りける時」 ゲリウスAulus Gellius】 古代ローマの随筆家。2世紀の人。「アッティカの夜」20巻はギリシア・ローマ文学からの引用と逸話に満ちる。

けらま‐じか【慶良間鹿】🔗🔉

けらま‐じか慶良間鹿】 シカの一亜種。小形で角が短く、夏毛に白斑がない。沖縄の慶良間諸島にすむ。移入されたニホンジカの子孫という。天然記念物。

けらま‐れっとう【慶良間列島】‥タウ🔗🔉

けらま‐れっとう慶良間列島‥タウ 沖縄本島西方の列島。渡嘉敷とかしき島・座間味ざまみ島などから成る。太平洋戦争末期の激戦地。慶良間諸島。

ケララ【Kerala】🔗🔉

ケララKerala⇒ケーララ

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