複数辞典一括検索+![]()
![]()
さん‐ち【三知】🔗⭐🔉
さん‐ち【三知】
[論語季氏]道を知るについての三つのあり方。すなわち、生知(生まれながらにして知る)、学知(学んで後知る)、困知(苦しんで後知る)。
さん‐ち【三智】🔗⭐🔉
さん‐ち【三智】
〔仏〕三種類の智慧。声聞しょうもん・縁覚の智すなわち一切智と、菩薩の智すなわち道種智と、仏の智すなわち一切種智。
さん‐ち【三遅】🔗⭐🔉
さん‐ち【三遅】
①酒宴に遅刻すること。着席の時を杯の五巡以後、七巡以後、十巡以後の3段階に分かち、それぞれに杯数の異なる罰杯を科した。
②転じて、酒または酒宴。本朝文粋「―に先だちて其の花を吹けば」
③競馬くらべうまの出走前の作法。馬をゆっくりと三度歩ませることかという。三地。古今著聞集10「―の後、敦延が馬の膝より血はしりければ」
さん‐ち【山地】🔗⭐🔉
さん‐ち【山地】
①山の多い地。山の中の土地。「―のソバ畑」
②陸地の突起部、すなわち、山の集合したもの。北上山地の類。
⇒さんち‐たい【山地帯】
さん‐ち【山池】🔗⭐🔉
さん‐ち【山池】
①山中の池。
②庭園の池。
さん‐ち【参知】🔗⭐🔉
さん‐ち【参知】
あずかり知ること。たずさわること。
⇒さんち‐せいじ【参知政事】
さん‐ち【産地】🔗⭐🔉
さん‐ち【産地】
①物品を産出する土地。「―直送の野菜」
②出生地。
さん‐ち【散地】🔗⭐🔉
さん‐ち【散地】
①権勢のない、ひまな地位。
②使用していない土地。
サンチアゴ【Santiago】🔗⭐🔉
サンチアゴ【Santiago】
①聖者ヤコブのスペイン語形。
②(Santiago de Chile スペイン)南米、チリ共和国の首都。同国中央部の標高約500メートルの地に位置し、外港にバルパライソを持つ。人口488万7千(2002)。
⇒サンチアゴ‐デ‐コンポステーラ【Santiago de Compostela】
サンチアゴ‐デ‐コンポステーラ【Santiago de Compostela】🔗⭐🔉
サンチアゴ‐デ‐コンポステーラ【Santiago de Compostela】
スペイン北西部の都市。聖者大ヤコブの巡礼地として、11世紀以降、多くのキリスト教徒が参詣。世界遺産。
サンチアゴ‐デ‐コンポステーラ大聖堂
撮影:小松義夫
サンチアゴ‐デ‐コンポステーラ
提供:JTBフォト
⇒サンチアゴ【Santiago】
サンチアゴ‐デ‐コンポステーラ
提供:JTBフォト
⇒サンチアゴ【Santiago】
サンチーム【centime フランス】🔗⭐🔉
サンチーム【centime フランス】
フランス・スイス・ベルギーなどの補助通貨単位。1フランの100分の1。フランス・ベルギーではユーロ移行後も1ユーロの100分の1の価値で用いられている。
さんち‐せいじ【参知政事】🔗⭐🔉
さんち‐せいじ【参知政事】
唐代から元代まで置かれた官名。唐では宰相に参知政事の名義を給した。宋では副宰相として、参政と簡称。
⇒さん‐ち【参知】
さんち‐たい【山地帯】🔗⭐🔉
さん‐ちゃ【山茶】🔗⭐🔉
さん‐ちゃ【山茶】
①山野に自生する茶樹。〈日葡辞書〉
②ツバキの別称。
⇒さんちゃ‐か【山茶花】
さん‐ちゃ【散茶】🔗⭐🔉
さん‐ちゃ【散茶】
①ひいて粉にした茶。粉茶。ちらし。
②煮ばなの茶。でばなの茶。
③散茶女郎の略。
④散茶造の略。
⇒さんちゃ‐じょろう【散茶女郎】
⇒さんちゃ‐づくり【散茶造】
さんちゃ‐か【山茶花】‥クワ🔗⭐🔉
さんちゃ‐か【山茶花】‥クワ
⇒さざんか
⇒さん‐ちゃ【山茶】
さん‐ちゃく【参着】🔗⭐🔉
さん‐ちゃく【参着】
①まいりつくこと。到着すること。
②参着払ばらいの略。
⇒さんちゃく‐ばらい【参着払】
さんちゃく‐ばらい【参着払】‥バラヒ🔗⭐🔉
さんちゃく‐ばらい【参着払】‥バラヒ
(特に外国為替について用いる語)(→)一覧払いちらんばらいに同じ。
⇒さん‐ちゃく【参着】
さんちゃ‐じょろう【散茶女郎】‥ヂヨラウ🔗⭐🔉
さんちゃ‐じょろう【散茶女郎】‥ヂヨラウ
江戸吉原の遊女の階級の一種。太夫・格子につぐ女郎で、埋茶うめちゃの上位。安永(1772〜1781)ごろ太夫・格子が廃絶して最上位となり、呼出し・昼三ちゅうさん・付廻つけまわしなどと分かれた。散茶。
⇒さん‐ちゃ【散茶】
さんちゃ‐づくり【散茶造】🔗⭐🔉
さんちゃ‐づくり【散茶造】
元禄以後、江戸吉原の普通の妓楼の構造。風呂屋の造り方を用い、局見世つぼねみせを広く構え、大格子をつけ、庭も広くとり、妓夫台ぎゅうだいを暖簾のれんの側に置いたもの。
⇒さん‐ちゃ【散茶】
さんちゃん‐のうぎょう【三ちゃん農業】‥ゲフ🔗⭐🔉
さんちゃん‐のうぎょう【三ちゃん農業】‥ゲフ
爺ちゃん・婆ちゃん・母ちゃんに支えられる農業経営。農家の主な働き手である男性が、出かせぎやサラリーマン化で不在になる社会状況の象徴としていう。
さん‐ちゅう【山中】🔗⭐🔉
さん‐ちゅう【山中】
山の中。山間。
⇒山中の賊を破るは易く心中の賊を破るは難し
⇒山中暦日なし
さん‐ちゅう【算籌】‥チウ🔗⭐🔉
さん‐ちゅう【算籌】‥チウ
(→)算木さんぎに同じ。
さんちゅうじんじょうぜつ【山中人饒舌】‥ゼウ‥🔗⭐🔉
さんちゅうじんじょうぜつ【山中人饒舌】‥ゼウ‥
随筆。田能村竹田著。2巻2冊。1835年(天保6)刊。絵画の歴史や本質、画家の画風などを漢文で論ずる。著者20歳代の著。
○山中の賊を破るは易く心中の賊を破るは難しさんちゅうのぞくをやぶるはやすくしんちゅうのぞくをやぶるはかたし
[陽明全書1]山中にこもる賊徒をうち破るのはたやすいことだが、心の邪念にうち勝つことはむずかしい。精神修養の困難なことにいう。
⇒さん‐ちゅう【山中】
○山中暦日なしさんちゅうれきじつなし
[唐詩選、太上隠者、人に答える詩]山中に閑居する者は歳月の過ぎて行くのを忘れて、のんびりと生活する。
⇒さん‐ちゅう【山中】
○山中の賊を破るは易く心中の賊を破るは難しさんちゅうのぞくをやぶるはやすくしんちゅうのぞくをやぶるはかたし🔗⭐🔉
○山中の賊を破るは易く心中の賊を破るは難しさんちゅうのぞくをやぶるはやすくしんちゅうのぞくをやぶるはかたし
[陽明全書1]山中にこもる賊徒をうち破るのはたやすいことだが、心の邪念にうち勝つことはむずかしい。精神修養の困難なことにいう。
⇒さん‐ちゅう【山中】
○山中暦日なしさんちゅうれきじつなし🔗⭐🔉
○山中暦日なしさんちゅうれきじつなし
[唐詩選、太上隠者、人に答える詩]山中に閑居する者は歳月の過ぎて行くのを忘れて、のんびりと生活する。
⇒さん‐ちゅう【山中】
さん‐ちょう【三鳥】‥テウ
①古今伝授こきんでんじゅ中の3種の鳥、すなわち喚子鳥よぶこどり・百千鳥ももちどり(または都鳥)・稲負鳥いなおおせどり。→三木さんぼく。
②料理で、鶴・雁・雉の称。
さん‐ちょう【三朝】‥テウ
①(年と月と日との朝であるからいう)正月元日の朝。元旦。〈[季]新年〉
②その月の第3日。
③3代の朝廷。
さん‐ちょう【山頂】‥チヤウ
山のいただき。山のてっぺん。頂上。山巓さんてん。
さん‐ちょう【山鳥】‥テウ
山にすむ鳥。
さん‐ちょう【参朝】‥テウ
朝廷に出仕すること。参内。
さん‐ちょう【散超】‥テウ
〔経〕国庫の対民間収支において支払いが受取りを超過する状態をいう。通貨増発の要因となる。払超。散布超過。↔揚超あげちょう
さん‐ちょうさい【三長斎】‥チヤウ‥
〔仏〕(→)三斎月さんさいがつに同じ。
さんちょう‐せい【三長制】‥チヤウ‥
北魏の地方行政制度。戸籍・税制の整理を目的とし、5家に隣長を、5隣に里長を、5里に党長を立てた。486年に制定。
さんちょう‐は【三鳥派】‥テウ‥
日蓮宗富士派の一分派。寛文(1661〜1673)年中、三鳥院日秀が唱えたが、邪宗として禁断され、後に滅びた。教義不詳。
さん‐ちょく【産直】
産地直結・産地直送・産地直売などの略。生鮮食料品や特産品を通常の販売経路を通さず、消費者と生産者とが直接取引すること。
サンチョ‐パンサ【Sancho Panza スペイン】
①セルバンテス作「ドン=キホーテ」の登場人物。主人公ドン=キホーテの従者。
②転じて、実利的現実主義者。
さん‐ついたち【三朔日】
江戸時代に、正月元日・6月朔日(氷室ひむろの節供)・8月朔日(田の実むの節)の3式日の称。三朔さんさく。→三季
さん‐つう【三通】
〔史〕「九通きゅうつう」参照。
さん‐つう【惨痛】
心をひどくいため苦しめること。ひどい苦しみ。
さん‐つう【酸痛】
①うずきいたむこと。
②かなしみいたむこと。
さん‐つくり【彡旁】
(サンヅクリとも)漢字の旁つくりの一つ。「形」「彩」「彦」などの旁の「彡」の称。
さん‐づけ【さん付け】
人の名の下に「さん」(「さま」よりもくだけた、親しみを表した敬称)を付けて呼ぶこと。夏目漱石、行人「母も偶たまには自分を―にして二郎さんと呼んで呉くれる事もあるが」
さん‐づな【産綱】
出産の際、産婦がすがる綱。
さん‐てい【山亭】
①山にあるあずまや。山荘。
②山にある旅館または酒楼。
さん‐てい【刪定】
字句や文章をけずり形を整えること。
さん‐てい【桟梯】
崖がけなどにかけ渡したはしご。かけはし。源平盛衰記26「況んや―引き落してたて籠らば」
さん‐てい【算定】
計算して数字を確定すること。「改装費を―する」「―基準」
⇒さんてい‐ふうたい【算定風袋】
ざん‐てい【暫定】
本式に決定せず、しばらくそれと定めること。臨時の措置。
⇒ざんてい‐きゅう【暫定球】
⇒ざんてい‐てき【暫定的】
⇒ざんてい‐よさん【暫定予算】
さんディー‐えいが【3D映画】‥グワ
(3-dimensional movie)立体映画のこと。3次元映画。スリー‐ディー映画。
サン‐ディエゴ【San Diego】
アメリカ合衆国南西端、太平洋岸南部の都市。軍港や航空機産業で有名。人口122万3千(2000)。
サンディカリスト【syndicaliste フランス】
サンディカリスムを信奉する人。
サンディカリスム【syndicalisme フランス】
(サンディカ(syndicat フランス)は労働組合の意)19世紀末から20世紀初めにかけて、西ヨーロッパ、特にフランスで盛んであった急進的労働組合主義。労働組合が一切の政党活動を排除し、ゼネストや直接行動によって産業管理を実現し、社会改造を達成しようとする立場。1920年代にアナーキズムの影響を受け、アナルコ‐サンディカリスムと呼ばれた。
ざんてい‐きゅう【暫定球】‥キウ
ゴルフで、ウォーター‐ハザード以外の場所での紛失やアウト‐オブ‐バウンズのおそれがある場合、プレーヤーがその旨を宣告して新たに打つ球。
⇒ざん‐てい【暫定】
ざんてい‐てき【暫定的】
しばらくの間、仮に定めるさま。一時的。「―な取決め」
⇒ざん‐てい【暫定】
さんてい‐ふうたい【算定風袋】
貨物売買の際、総重量から引き去るために、あらかじめ重量を算定してある風袋。
⇒さん‐てい【算定】
ざんてい‐よさん【暫定予算】
会計年度開始までに本予算が成立しない場合、その成立までの空白期間をつなぐため一時的に実行される予算。本予算が成立すると、それに吸収される。
⇒ざん‐てい【暫定】
サンデー【sundae】
アイスクリーム‐サンデーの略。
サンデー【Sunday】
日曜日。
ざん‐てき【残滴】
のこったしずく。
ざん‐てき【残敵】
討ちもらされた敵兵。
サンテグジュペリ【Antoine de Saint-Exupéry】
フランスの小説家。飛行家生活を題材として人間性の高揚を描く。作「夜間飛行」「人間の土地」「戦う操縦士」のほか、童話「星の王子さま」など。(1900〜1944)
さん‐てつ【鑽鉄】
金剛砂の異称。
サン‐デッキ【sun deck】
①船の上甲板。客船の日光浴やスポーツができる場。
②ベランダ。広いぬれ縁。
さん‐てん【三天】
〔仏〕
①ヒンドゥー教の梵天(ブラフマー)・毘紐天びちゅうてん(ヴィシュヌ)・大自在天(シヴァ)の総称。
②摩利支天まりしてん・弁才天・大黒天の総称。
さん‐てん【山巓・山顛】
山のいただき。山頂。
さん‐てん【散点】
ここかしこに散らばること。点在。
さん‐でん【三伝】
①天竺・唐土を経て日本に伝わること。
②「春秋」の3種の伝、すなわち左氏伝・公羊くよう伝・穀梁伝の総称。
さん‐でん【三殿】
①宮中三殿の略。
②江戸時代、一橋・田安・清水の三卿さんきょうの敬称。
さん‐でん【参殿】
①御殿に参上すること。
②人の家を訪問することの謙譲語。
さん‐でん【産殿】
お産をするための御殿。
さん‐でん【散田】
各所に散在する田地の意。古くは墾田・寺田といった私有地や荒廃田・損田などを指し、その後、荘園制下では、領主が農民に割り当てて請作うけさくさせ、地子じしを取る田地を呼ぶようになった。さらに平安末〜中世には、名田みょうでんを形成しない断片的な土地や、名主の不在で解体した名田などを指すようになり、近世には農民の死亡・逃亡や没収などで無主となった田地を意味した。
ざん‐てん【慙靦】
(「靦」は人の顔つき)恥じて顔を赤らめること。
ざん‐てん【讒諂】
他人を讒言ざんげんして目上の人にとりいること。讒言と諂諛てんゆ。
さんてん‐しじ【三点支持】‥ヂ
岩登りの際、四肢のうち一つだけを岩壁から離して移動させ、他の三つは必ず手掛り・足場を確保していること。ロック‐クライミングの基本原則。三点確保。
さんてんだいごだいさんき【参天台五台山記】
僧成尋じょうじんの入宋旅行日記。1072年(延久4)宋の商船に便乗して入宋、天台山に登り開封に赴き、翌年帰国する弟子と別れるところで日記を終わる。当時の宋の実状を詳細に書き留める。
さんてん‐とうりつ【三点倒立】‥タウ‥
頭と左右の手の三点で支える倒立。
さん‐と【三都】
三つの都市。江戸時代には京都・江戸・大坂を指した。
⇒さんと‐の‐ふ【三都賦】
さん‐と【山斗】
泰山と北斗。泰斗。
さん‐と【山徒】
比叡山延暦寺の衆徒。山法師。
さん‐と【山途】
山道。
さん‐ど【三度】
①3回。みたび。「仏の顔も―」
②〔音〕全音階の上で、ある音と、それから数えて3番目の音との間の音程。2個の全音を含む長3度(例えばハ-ホ)、全音と半音の各1個を含む短3度(例えばホ-ト)などがある。
⇒さんど‐いも【三度芋】
⇒さんど‐いり【三度入】
⇒さんど‐がさ【三度笠】
⇒さんど‐ぐり【三度栗】
⇒さんど‐びきゃく【三度飛脚】
⇒さんど‐まめ【三度豆】
⇒さんど‐め【三度目】
⇒三度目の正直
さん‐ど【桟戸】
桟および筋違桟すじかいさんを取りつけた堅固な戸。風雨にさらされる小屋・物置などに用いる。
さん‐ど【酸度】
酸性度のこと。
サンド
サンドイッチの略。「ハム‐―」
サンド【sand】
砂。
⇒サンド‐スキー
⇒サンド‐ストーン【sandstone】
⇒サンド‐ドレーン【sand drain】
⇒サンド‐バッグ【sandbag】
⇒サンド‐ペーパー【sandpaper】
⇒サンド‐ポンプ【sand pump】
サンド【George Sand】
(本名Aurore Dupin)フランスの女性作家。初期のロマン派的な個人主義から空想的社会主義に傾き、晩年は田園小説を書く。ミュッセ・ショパンとの恋愛は有名。作「アンディアナ」「魔の沼」「愛の妖精」「笛師のむれ」など。(1804〜1876)
ざん‐と【残徒】
のこりの徒党。残党。余党。
ざん‐ど【残土】
土木工事で、掘削などによって生じた不要の土砂。「―処理」
サンドイッチ【sandwich】
①(イギリスの政治家サンドイッチ伯(4世1718〜1792)の創案という)薄く切ったパンの間にハム・卵・野菜などを挟んだ食物。
②両側から挟むことのたとえ。
⇒サンドイッチ‐こうぞう【サンドイッチ構造】
⇒サンドイッチ‐マン【sandwich man】
サンドイッチ‐こうぞう【サンドイッチ構造】‥ザウ
〔化〕2個の環状分子(π電子系を含む)が金属原子をサンドイッチ状に挟んだ構造。フェロセンなどに見られる。
⇒サンドイッチ【sandwich】
サンドイッチ‐マン【sandwich man】
2枚の広告板を身体の前後に掲げて街路を歩く人。
⇒サンドイッチ【sandwich】
さんど‐いも【三度芋】
(1年に3度作れる意)ジャガイモの異称。二度芋。二作芋にさくいも。
⇒さん‐ど【三度】
さんど‐いり【三度入】
酒盃に用いる小ぶりの土器かわらけ。→五度入→七度入。
⇒さん‐ど【三度】
さん‐とう【三冬】
①冬季の3カ月。すなわち孟冬・仲冬・季冬の総称。〈[季]冬〉
②3回の冬。3年。
さん‐とう【三到】‥タウ
[訓学斎規](朱子の語)読書に必要な三事、すなわち心と眼と口とを十分にはたらかせて反覆・誦読せよということ。
さん‐とう【三島】‥タウ
(→)三神山さんしんざん1に同じ。
さん‐とう【三等】
①等級の第3。2等の次。
②俗に、劣等の意で用いる。「―地」「―国」
⇒さんとう‐しゃ【三等車】
⇒さんとう‐じゅうやく【三等重役】
⇒さんとう‐ゆうびんきょく【三等郵便局】
さん‐とう【三塔】‥タフ
比叡山延暦寺の東塔(止観院)・西塔(宝幢院)・横川よかわ(楞厳りょうごん院)の称。すなわち延暦寺のこと。
⇒さんとう‐じゅんれい【三塔巡礼】
⇒さんとう‐せんぎ【三塔僉議】
さん‐とう【山刀】‥タウ
⇒やまがたな
さんとう【山東】
(Shandong)(太行山脈の東方の意)中国華北地区北東部の省。黄海と渤海湾との間に突出する山東半島と西方の泰山山脈とを含む地域。省都、済南。面積約16万平方キロメートル。別称、魯・山左。中国有数の農業地域で、石油など地下資源も豊富。→中華人民共和国(図)。
⇒さんとう‐かんぷ‐もんだい【山東還付問題】
⇒さんとう‐しゅっぺい【山東出兵】
⇒さんとう‐な【山東菜】
⇒さんとう‐はくさい【山東白菜】
さん‐とう【山頭】
山の頂上。
さん‐とう【山濤】‥タウ
晋代の文人。竹林の七賢の一人。字は巨源。武帝の時、吏部尚書、累進して左僕射さぼくや・侍中に至るも、老荘を好み、隠遁した。(205〜283)
さん‐とう【算当】‥タウ
算かぞえて見当をつけること。見積り。尾崎紅葉、阿蘭陀芹「愛は献身的也などと絶叫するのも、此際の―でありませう」
⇒さんとう‐ちがい【算当違い】
さん‐どう【三道】‥ダウ
①[礼記祭統](→)三行さんこう1に同じ。
②明経・明法・明算の総称。
③〔仏〕
㋐輪廻りんねの三道、すなわち煩悩・業・苦。
㋑修行の三段階、すなわち見・修・無学。
㋒三悪道。
④兵家で、正兵・奇兵・伏兵の総称。
⑤(世阿弥の用語)能を創作する上の3要素、種・作・書。種は素材、作は構成、書は文を案じて書くこと。三道「まづ、種・作・書、―より出でたり」
⑥世阿弥の著作「能作書」の別称。
さん‐どう【山童】
山家やまがの児童。山家育ちの子供。
さん‐どう【山道】‥ダウ
山中を通る道。やまみち。
さん‐どう【参堂】‥ダウ
①寺に参詣すること。
②人の家を訪問することの謙譲語。参館。
さん‐どう【参道】‥ダウ
社寺に参詣するためにつくられた道。「表―」
さん‐どう【桟道】‥ダウ
きりたった崖がけなどに棚のように設けた道。絶壁から絶壁にかけ渡した橋の道。かけはし。かけじ。「蜀の―」
さん‐どう【産道】‥ダウ
分娩に際して、胎児が通過する経路。
さん‐どう【散瞳】
瞳孔がひろがった状態。目に当たる光が弱まると生理的反射によって起こるほか、薬物によっても起こる。「―症」↔縮瞳。
⇒さんどう‐やく【散瞳薬】
さん‐どう【算道】‥ダウ
①平安時代の大学寮の四道の一つ。算博士が算生に算術を教授。
②数を計算する法。算法。算術。
さん‐どう【賛同】
同意すること。賛成。「趣旨に―する」「―を得る」
ざん‐とう【残灯】
消え残った灯火。残燭。
ざん‐とう【残党】‥タウ
討ちもらされて残った連中。
ざん‐とう【残盗】‥タウ
捕らえられずに残った盗賊。
サントゥール【santūr アラビア】
西アジアのチター型の打弦楽器。台形の共鳴胴の上に多数の弦を張って調律し、桴ばちで打って演奏する。
さんとうか【山頭火】‥クワ
⇒たねださんとうか(種田山頭火)
さんとう‐かんぷ‐もんだい【山東還付問題】‥クワン‥
1915年(大正4)のいわゆる二十一カ条条約中の山東におけるドイツ権益継承をめぐっておこった日中間の紛争。パリ・ワシントン両会議の折衝をへて、22年6月、膠州湾租借地・山東鉄道の中国還付により解決。
⇒さんとう【山東】
さんとう‐きょうざん【山東京山】‥キヤウ‥
江戸後期の戯作者。本名、岩瀬百樹。京伝の弟。稗史はいし小説の著述を業とし、考証随筆なども試みた。作「復讐かたきうち妹背山物語」「教草女房形気」、著「歴世女装考」など。(1769〜1858)
さんとう‐きょうでん【山東京伝】‥キヤウ‥
江戸後期の戯作者・浮世絵師。本名、岩瀬醒さむる。俗称、京屋伝蔵。住居が江戸城紅葉山の東方に当たるので山東庵、また、京橋に近いので京伝と号した。京山の兄。初め北尾重政に浮世絵を学び北尾政演まさのぶと号、のち作家となる。作は黄表紙「御存商売物ごぞんじのしょうばいもの」「江戸生艶気樺焼えどうまれうわきのかばやき」「心学早染草」、読本「桜姫全伝曙草紙」「昔話むかしがたり稲妻表紙」、洒落本「通言総籬つうげんそうまがき」など。(1761〜1816)
→作品:『江戸生艶気樺焼』
→作品:『傾城買四十八手』
→作品:『大悲千禄本』
→作品:『通言総籬』
さんとう‐しゃ【三等車】
三等級制の客車の最下級車。国鉄では1960年二等級制実施により二等車となり、69年等級制廃止により普通車となる。
⇒さん‐とう【三等】
さんとう‐じゅうやく【三等重役】‥ヂユウ‥
(源氏鶏太1912〜1985の小説の題名から)名ばかりで実権を持たない重役。
⇒さん‐とう【三等】
さんとう‐しゅっぺい【山東出兵】
田中義一内閣の時、1927〜29年(昭和2〜4)の3回にわたって、日本が陸軍を山東省に派遣したこと。居留民保護を名目に北伐に干渉し、28年には済南事件をおこした。→済南事件。
⇒さんとう【山東】
さんとう‐じゅんれい【三塔巡礼】‥タフ‥
比叡山上の三塔を巡拝すること。また、その人。徒然草「人あまたともなひて―の事侍りしに」
⇒さん‐とう【三塔】
さんとう‐じょう【三答状】‥タフジヤウ
三問三答において、論人(被告)の第3回目の陳状。↔三問状
さんとう‐せいじ【三頭政治】‥ヂ
(triumviratus ラテン)3人の有力者が鼎立ていりつして行う政治。寡頭政治の一形態。特に、前60年、ローマ共和政時代、ポンペイウス・カエサル・クラッスス、また、カエサル没後、前43年、オクタウィアヌス・アントニウス・レピドゥスの3人が専行した政治。
さんとう‐せんぎ【三塔僉議】‥タフ‥
比叡山の大衆が、寺の大事に際し、大講堂の広庭に参集して評議をしたこと。
⇒さん‐とう【三塔】
さんとう‐ちがい【算当違い】‥タウチガヒ
算当をまちがえること。誤算。
⇒さん‐とう【算当】
さんとう‐な【山東菜】
(→)山東白菜に同じ。
⇒さんとう【山東】
さんとう‐はくさい【山東白菜】
ハクサイの一品種。不結球山東と結球山東とがある。中国山東省の原産。さんとうな。さんとうさい。
⇒さんとう【山東】
さんどう‐やく【散瞳薬】
散瞳を起こさせる薬物。副交感神経末端を麻痺させるアトロピン、交感神経末端を興奮させるアドレナリン・コカイン・エフェドリンなど。
⇒さん‐どう【散瞳】
さんとう‐ゆうびんきょく【三等郵便局】‥イウ‥
特定郵便局の旧称。
⇒さん‐とう【三等】
さんとう‐れき【三統暦】
前漢の成帝の時(前7年)に劉歆りゅうきんの撰定した太陰暦。
さんど‐がさ【三度笠】
菅笠すげがさの一種。顔面をおおうように深く造ったもの。貞享(1684〜1688)頃から行われる。三度飛脚などが用いたところからの名。大深おおぶか。
三度笠
⇒さん‐ど【三度】
さん‐とく【三徳】
①三つの徳目。
㋐[中庸]智・仁・勇。
㋑[書経洪範]正直・剛克(剛を以て柔を治めること)・柔克(柔を以て剛を治めること)。
㋒[周礼]至徳・敏徳・孝徳。
㋓[大戴礼四代]天徳・地徳・人徳。
②〔仏〕
㋐仏に具わる三つの徳。衆生しゅじょうを救護する恩徳と、一切の煩悩を断った断徳と、平等の智慧を以て一切諸法を照らす智徳。
㋑涅槃ねはんに具わる三つの徳。仏の悟りの本体たる法身と、悟りの智慧である般若と、煩悩の束縛を離れた解脱。
㋒サーンキヤ派で、根本物質の有する三つのはたらき。純質・激質・翳質。
③(三つの徳用がある意)鼻紙袋の一種。更紗サラサまたは緞子どんすで作り、鼻紙を挟む口とは別に書付・楊枝ようじを入れる口をも付けたもの。江戸時代に流行。
さん‐どく【三毒】
〔仏〕善根を毒する三種の煩悩。貪欲・瞋恚しんい・愚痴。↔三善根
さん‐どく【惨毒】
①むごたらしい害毒。
②むごたらしく苦しめること。
ざん‐とく【慙徳】
徳が人に及ばないことをはじること。
ざん‐とく【竄匿】
逃げかくれること。竄伏。
さんど‐ぐり【三度栗】
柴栗の一品種。1年に三たび実みを結ぶという。
⇒さん‐ど【三度】
さん‐としより【三年寄】
江戸時代、江戸町年寄を世襲した三家、奈良屋・樽屋・喜多村の総称。
サントス【santos ポルトガル】
(複数形。キリシタン用語)聖人たち。諸聖徒。サカラメンタ提要付録「いかに尊き―」
サントス【Santos】
南米、ブラジル南東部の港湾都市。サンパウロに近く、コーヒーの輸出港として発展。人口41万8千(2003)。
サンド‐スキー
(sand-skiing)雪の代りに砂の上ですべるスキー。砂スキー。
⇒サンド【sand】
サンド‐ストーン【sandstone】
砂岩さがん。
⇒サンド【sand】
サントス‐の‐ごさぎょう【サントスの御作業】‥ゲフ
(「聖人たちの伝記」の意)キリシタン版の一つ。1591年(天正19)長崎の加津佐で刊行。ラテン語版聖人伝とルイス=デ=グラナダの著作中の殉教者伝とをまとめたもの。
さん‐どっかい【三読会】‥ドククワイ
「読会どっかい」参照。
サント‐ドミンゴ【Santo Domingo スペイン】
(聖者ドミニクスの意)
①西インド諸島、ドミニカ共和国の首都。1496年スペイン人建設、カリブ海やアメリカ大陸征服の基地となった。世界遺産。人口267万7千(2001)。
サントドミンゴ(1)
撮影:田沼武能
サント‐ドミンゴ(2)
提供:Photoshot/APL
②エスパニョーラ島の旧称。
サンド‐ドレーン【sand drain】
垂直ボーリングなどで使用する、砂利などを満たした柱状排水構造物。
⇒サンド【sand】
サントニン【santonin】
回虫駆除薬の一つ。主にキク科ヨモギ属のシナヨモギ・ミブヨモギなどの花やシナ花などから抽出して得られる。セメン円えん。
さんと‐の‐ふ【三都賦】
西晋の左思が10年を費やして完成したという長編の賦。蜀都賦・呉都賦・魏都賦から成る。「文選もんぜん」に収載。
⇒さん‐と【三都】
サンドバーグ【Carl Sandburg】
アメリカの詩人。作風は自由で斬新。作「シカゴ詩集」のほか「リンカーン伝」など。(1878〜1967)
サンド‐バッグ【sandbag】
砂を詰めた円筒形の袋。砂嚢さのう。ボクシングのパンチ練習に使う。
⇒サンド【sand】
さんど‐びきゃく【三度飛脚】
江戸時代、毎月三度、定期に江戸と京都・大坂間を往復した町飛脚。
⇒さん‐ど【三度】
サント‐ブーヴ【Charles Augustin de Sainte-Beuve】
フランスの文芸批評家。近代批評の父。著作は、初期の詩作および小説「愛欲」のほか、「ポール‐ロワイヤル史」「月曜閑談」「続月曜閑談」など。(1804〜1869)
サンド‐ペーパー【sandpaper】
紙やすり。磨研紙。
⇒サンド【sand】
サンド‐ポンプ【sand pump】
泥砂を水と共に吸い上げて運搬するポンプ。水底の泥砂を浚渫しゅんせつする際に用いる。揚砂ポンプ。
⇒サンド【sand】
さんど‐まめ【三度豆】
(1年に三たび作るからいう)
①(山陰地方・愛媛県で)インゲンマメ。
②(福島・新潟県で)サヤエンドウ。
⇒さん‐ど【三度】
サン‐トメ【São Thomé ポルトガル・桟留】
①(聖トマス(ポルトガル語名サン‐トメ)が布教に来たとの伝説に基づく)木綿の産地であるインドのコロマンデル地方の異称。
②桟留革サントメがわの略。
③桟留縞サントメじまの略。
⇒サントメ‐がわ【桟留革】
⇒サントメ‐じま【桟留縞】
⇒サントメ‐ばり【桟留針】
さんど‐め【三度目】
①第3回。3回目。
②近世、大名方での夜食。
③(→)三会目さんかいめに同じ。
⇒さん‐ど【三度】
サントメ‐がわ【桟留革】‥ガハ
サン‐トメから渡来した皺目のある鞣なめし皮。のちには日本でも製造。
⇒サン‐トメ【São Thomé ポルトガル・桟留】
サントメ‐じま【桟留縞】
もとサン‐トメから渡来した縞のある綿織物。表面は滑らかで光沢がある。日本でも模造。輸入品を特に唐桟留とうサントメと呼び、略して唐桟と称した。北原白秋、邪宗門秘曲「南蛮の―を、はた、阿刺吉あらき、珍
ちんたの酒を」→唐桟。
⇒サン‐トメ【São Thomé ポルトガル・桟留】
⇒さん‐ど【三度】
さん‐とく【三徳】
①三つの徳目。
㋐[中庸]智・仁・勇。
㋑[書経洪範]正直・剛克(剛を以て柔を治めること)・柔克(柔を以て剛を治めること)。
㋒[周礼]至徳・敏徳・孝徳。
㋓[大戴礼四代]天徳・地徳・人徳。
②〔仏〕
㋐仏に具わる三つの徳。衆生しゅじょうを救護する恩徳と、一切の煩悩を断った断徳と、平等の智慧を以て一切諸法を照らす智徳。
㋑涅槃ねはんに具わる三つの徳。仏の悟りの本体たる法身と、悟りの智慧である般若と、煩悩の束縛を離れた解脱。
㋒サーンキヤ派で、根本物質の有する三つのはたらき。純質・激質・翳質。
③(三つの徳用がある意)鼻紙袋の一種。更紗サラサまたは緞子どんすで作り、鼻紙を挟む口とは別に書付・楊枝ようじを入れる口をも付けたもの。江戸時代に流行。
さん‐どく【三毒】
〔仏〕善根を毒する三種の煩悩。貪欲・瞋恚しんい・愚痴。↔三善根
さん‐どく【惨毒】
①むごたらしい害毒。
②むごたらしく苦しめること。
ざん‐とく【慙徳】
徳が人に及ばないことをはじること。
ざん‐とく【竄匿】
逃げかくれること。竄伏。
さんど‐ぐり【三度栗】
柴栗の一品種。1年に三たび実みを結ぶという。
⇒さん‐ど【三度】
さん‐としより【三年寄】
江戸時代、江戸町年寄を世襲した三家、奈良屋・樽屋・喜多村の総称。
サントス【santos ポルトガル】
(複数形。キリシタン用語)聖人たち。諸聖徒。サカラメンタ提要付録「いかに尊き―」
サントス【Santos】
南米、ブラジル南東部の港湾都市。サンパウロに近く、コーヒーの輸出港として発展。人口41万8千(2003)。
サンド‐スキー
(sand-skiing)雪の代りに砂の上ですべるスキー。砂スキー。
⇒サンド【sand】
サンド‐ストーン【sandstone】
砂岩さがん。
⇒サンド【sand】
サントス‐の‐ごさぎょう【サントスの御作業】‥ゲフ
(「聖人たちの伝記」の意)キリシタン版の一つ。1591年(天正19)長崎の加津佐で刊行。ラテン語版聖人伝とルイス=デ=グラナダの著作中の殉教者伝とをまとめたもの。
さん‐どっかい【三読会】‥ドククワイ
「読会どっかい」参照。
サント‐ドミンゴ【Santo Domingo スペイン】
(聖者ドミニクスの意)
①西インド諸島、ドミニカ共和国の首都。1496年スペイン人建設、カリブ海やアメリカ大陸征服の基地となった。世界遺産。人口267万7千(2001)。
サントドミンゴ(1)
撮影:田沼武能
サント‐ドミンゴ(2)
提供:Photoshot/APL
②エスパニョーラ島の旧称。
サンド‐ドレーン【sand drain】
垂直ボーリングなどで使用する、砂利などを満たした柱状排水構造物。
⇒サンド【sand】
サントニン【santonin】
回虫駆除薬の一つ。主にキク科ヨモギ属のシナヨモギ・ミブヨモギなどの花やシナ花などから抽出して得られる。セメン円えん。
さんと‐の‐ふ【三都賦】
西晋の左思が10年を費やして完成したという長編の賦。蜀都賦・呉都賦・魏都賦から成る。「文選もんぜん」に収載。
⇒さん‐と【三都】
サンドバーグ【Carl Sandburg】
アメリカの詩人。作風は自由で斬新。作「シカゴ詩集」のほか「リンカーン伝」など。(1878〜1967)
サンド‐バッグ【sandbag】
砂を詰めた円筒形の袋。砂嚢さのう。ボクシングのパンチ練習に使う。
⇒サンド【sand】
さんど‐びきゃく【三度飛脚】
江戸時代、毎月三度、定期に江戸と京都・大坂間を往復した町飛脚。
⇒さん‐ど【三度】
サント‐ブーヴ【Charles Augustin de Sainte-Beuve】
フランスの文芸批評家。近代批評の父。著作は、初期の詩作および小説「愛欲」のほか、「ポール‐ロワイヤル史」「月曜閑談」「続月曜閑談」など。(1804〜1869)
サンド‐ペーパー【sandpaper】
紙やすり。磨研紙。
⇒サンド【sand】
サンド‐ポンプ【sand pump】
泥砂を水と共に吸い上げて運搬するポンプ。水底の泥砂を浚渫しゅんせつする際に用いる。揚砂ポンプ。
⇒サンド【sand】
さんど‐まめ【三度豆】
(1年に三たび作るからいう)
①(山陰地方・愛媛県で)インゲンマメ。
②(福島・新潟県で)サヤエンドウ。
⇒さん‐ど【三度】
サン‐トメ【São Thomé ポルトガル・桟留】
①(聖トマス(ポルトガル語名サン‐トメ)が布教に来たとの伝説に基づく)木綿の産地であるインドのコロマンデル地方の異称。
②桟留革サントメがわの略。
③桟留縞サントメじまの略。
⇒サントメ‐がわ【桟留革】
⇒サントメ‐じま【桟留縞】
⇒サントメ‐ばり【桟留針】
さんど‐め【三度目】
①第3回。3回目。
②近世、大名方での夜食。
③(→)三会目さんかいめに同じ。
⇒さん‐ど【三度】
サントメ‐がわ【桟留革】‥ガハ
サン‐トメから渡来した皺目のある鞣なめし皮。のちには日本でも製造。
⇒サン‐トメ【São Thomé ポルトガル・桟留】
サントメ‐じま【桟留縞】
もとサン‐トメから渡来した縞のある綿織物。表面は滑らかで光沢がある。日本でも模造。輸入品を特に唐桟留とうサントメと呼び、略して唐桟と称した。北原白秋、邪宗門秘曲「南蛮の―を、はた、阿刺吉あらき、珍
ちんたの酒を」→唐桟。
⇒サン‐トメ【São Thomé ポルトガル・桟留】
さん‐ちょう【三鳥】‥テウ🔗⭐🔉
さん‐ちょう【三鳥】‥テウ
①古今伝授こきんでんじゅ中の3種の鳥、すなわち喚子鳥よぶこどり・百千鳥ももちどり(または都鳥)・稲負鳥いなおおせどり。→三木さんぼく。
②料理で、鶴・雁・雉の称。
さん‐ちょう【三朝】‥テウ🔗⭐🔉
さん‐ちょう【三朝】‥テウ
①(年と月と日との朝であるからいう)正月元日の朝。元旦。〈[季]新年〉
②その月の第3日。
③3代の朝廷。
さん‐ちょう【山頂】‥チヤウ🔗⭐🔉
さん‐ちょう【山頂】‥チヤウ
山のいただき。山のてっぺん。頂上。山巓さんてん。
さん‐ちょう【山鳥】‥テウ🔗⭐🔉
さん‐ちょう【山鳥】‥テウ
山にすむ鳥。
さん‐ちょう【参朝】‥テウ🔗⭐🔉
さん‐ちょう【参朝】‥テウ
朝廷に出仕すること。参内。
さん‐ちょう【散超】‥テウ🔗⭐🔉
さん‐ちょう【散超】‥テウ
〔経〕国庫の対民間収支において支払いが受取りを超過する状態をいう。通貨増発の要因となる。払超。散布超過。↔揚超あげちょう
さん‐ちょうさい【三長斎】‥チヤウ‥🔗⭐🔉
さん‐ちょうさい【三長斎】‥チヤウ‥
〔仏〕(→)三斎月さんさいがつに同じ。
さんちょう‐せい【三長制】‥チヤウ‥🔗⭐🔉
さんちょう‐せい【三長制】‥チヤウ‥
北魏の地方行政制度。戸籍・税制の整理を目的とし、5家に隣長を、5隣に里長を、5里に党長を立てた。486年に制定。
さんちょう‐は【三鳥派】‥テウ‥🔗⭐🔉
さんちょう‐は【三鳥派】‥テウ‥
日蓮宗富士派の一分派。寛文(1661〜1673)年中、三鳥院日秀が唱えたが、邪宗として禁断され、後に滅びた。教義不詳。
さん‐ちょく【産直】🔗⭐🔉
さん‐ちょく【産直】
産地直結・産地直送・産地直売などの略。生鮮食料品や特産品を通常の販売経路を通さず、消費者と生産者とが直接取引すること。
サンチョ‐パンサ【Sancho Panza スペイン】🔗⭐🔉
サンチョ‐パンサ【Sancho Panza スペイン】
①セルバンテス作「ドン=キホーテ」の登場人物。主人公ドン=キホーテの従者。
②転じて、実利的現実主義者。
広辞苑に「サンチ」で始まるの検索結果 1-38。