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○一朝の怒りにその身を忘るいっちょうのいかりにそのみをわする🔗🔉

○一朝の怒りにその身を忘るいっちょうのいかりにそのみをわする [論語顔淵「一朝の忿、其の身を忘れ、以て其の親に及ぶ」]一時の怒りのため前後を忘れ、自分の身を亡ぼして、その上、禍を親兄弟にまで及ぼす。 ⇒いっ‐ちょう【一朝】 いっちょう‐まえ一丁前‥チヤウマヘ (→)一人前に同じ。いっちょまえ。「―の口をきくな」 ⇒いっ‐ちょう【一丁】 いっちょう‐みところ一丁三所‥チヤウ‥ 着物の縫目のあらいこと。転じて、粗略なこと。 ⇒いっ‐ちょう【一丁】 いっちょう‐むぐり一丁潜り‥チヤウ‥ 〔動〕カイツブリの異称。 ⇒いっ‐ちょう【一丁】 いっちょう‐ら一張羅・一帳羅‥チヤウ‥ (1本の蝋燭の意の「一挺蝋」の転とも、ただ1枚の羅うすぎぬの意ともいう) ①持っている着物の中で、一番上等のもの。唯1枚の晴着。「―を着て芝居を見に行く」 ②1枚しか持っていない着物。一枚看板。浮世風呂2「なけなしの―を着殺しに着切つて仕まふだ」 いっ‐ちょくせん一直線】 ①1本の直線。 ②まっすぐ。ひとすじ。真一文字。「―に進む」 いつ‐つ五つ】 ①数の名。いつ。ご。また、5歳。 ②昔の時刻の呼び方。辰の刻、すなわちおよそ今の午前8時頃、および戌の刻、すなわちおよそ今の午後8時頃。いつつどき。→時とき⇒いつつ‐あこめ【五つ衵】 ⇒いつつ‐いつつ【五つ五つ】 ⇒いつつ‐お【五つ緒】 ⇒いつつお‐の‐くるま【五つ緒の車】 ⇒いつつ‐がさね【五つ重ね・五つ襲】 ⇒いつつ‐がしら【五つ頭】 ⇒いつつ‐ぎぬ【五つ衣】 ⇒いつつ‐どうぐ【五つ道具】 ⇒いつつ‐の‐いろ【五つの色】 ⇒いつつ‐の‐おしえ【五つの教え】 ⇒いつつ‐の‐かおり【五つの薫り】 ⇒いつつ‐の‐かりもの【五つの借物】 ⇒いつつ‐の‐くも【五つの雲】 ⇒いつつ‐の‐くるま【五つの車】 ⇒いつつ‐の‐さわり【五つの障り】 ⇒いつつ‐の‐たなつもの【五つの穀】 ⇒いつつ‐の‐ちまた【五つの巷】 ⇒いつつ‐の‐つみ【五つの罪】 ⇒いつつ‐の‐とお【五つの十】 ⇒いつつ‐の‐なにがし【五つの某】 ⇒いつつ‐の‐にごり【五つの濁り】 ⇒いつつ‐の‐みち【五つの道】 ⇒いつつ‐の‐もじ【五つの文字】 ⇒いつつ‐ぶね【五つ船】 ⇒いつつ‐ぼし【五つ星】 ⇒いつつ‐もん【五つ紋】 い‐づつ井筒ヰ‥ ①井戸の地上の部分を木・石・土管などで囲んだもの。本来は円形だが、広く方形のものをもいう。井戸側。化粧側。伊勢物語「筒井つの―にかけしまろがたけ」 ②(→)井筒1にかたどった紋所。平井筒・角立かどたて井筒・組井筒・重かさね井筒など種々ある。菱形のものはもと井桁いげたといった。 井筒 ⇒いづつ‐きそ【井筒基礎】 いづつ井筒ヰ‥ 姓氏の一つ。 ⇒いづつ‐としひこ【井筒俊彦】 いづつ井筒ヰ‥ 能。世阿弥作の鬘物かずらもの。紀有常の娘が幼時背丈を井筒で計り合った在原業平と結ばれたことを脚色する。 いつつ‐あこめ五つ衵】 女房装束の一つ。五枚重ねの衵を着ること。 ⇒いつ‐つ【五つ】 いっ‐つい一対】 2個で一組となること。また、そのもの。一双。「好―」→対つい いつつ‐いつつ五つ五つ】 五分五分。勝負なし。対等。浮世草子、御前義経記「互に―に仰せ付けらるる上は」 ⇒いつ‐つ【五つ】 いっ‐つう一通】 ①ひとつづき。あらまし。 ②文書一編。また、書状一封。 いつつ‐お五つ緒‥ヲ ①牛車ぎっしゃの前の簾すだれにつけた五本の革緒。簾の左右の縁と中央およびその中間に、革で1条ずつ、計5本の風帯を垂れたもの。徒然草「車の―は…ほどにつけて、極むるつかさ位に至りぬれば乗る物なり」 ②「五つ緒の車」の略。 ⇒いつ‐つ【五つ】 いつつお‐の‐くるま五つ緒の車‥ヲ‥ 五つ緒の簾を掛けた牛車。いつつお。 ⇒いつ‐つ【五つ】 いつつ‐がさね五つ重ね・五つ襲(→)「いつつぎぬ」に同じ。 ⇒いつ‐つ【五つ】 いつつ‐がしら五つ頭】 下座音楽で、首を左右に5回振る荒事の見得みえでもちいる囃子の手。 ⇒いつ‐つ【五つ】 いづつ‐きそ井筒基礎ヰ‥ 〔建〕基礎1の一種。コンクリート製の筒(井筒)を地盤上に設置し、内部を掘削して自重で沈下させ、所定の深さに達してから内部にコンクリートや砂を充填じゅうてんするもの。軟弱な地盤に用いる。 ⇒い‐づつ【井筒】 いつつ‐ぎぬ五つ衣】 女房装束の内衣の衣きぬの一つ。袿うちきを5枚重ねて着るもの。 五つ衣 ⇒いつ‐つ【五つ】 い‐つづけ居続けヰ‥ ①ある場所にとどまって離れぬこと。 ②妓楼などに遊びを続けて帰らぬこと。流連。 いつつ・し 〔形シク〕 (イツ(厳)イツシの約か)威力がある。恐ろしい。一説に、驚きあわてる。祝詞、大殿祭「夜目のいすすき―・しき事なく」 いつつ‐どうぐ五つ道具‥ダウ‥ 武家が軍陣や外出の際に備える持道具5種をいう。5種には諸説ある。太刀・刀・弓矢・槍・薙刀なぎなた、また槍・打ち物・立て傘・挟み箱・袋入杖の類。→七つ道具⇒いつ‐つ【五つ】 いづつ‐としひこ井筒俊彦ヰ‥ 哲学者・言語学者。東京生れ。慶応大・マギル大・イラン王立研究所教授。日本のイスラム哲学研究の基礎を築き、インドや中国を含めた東洋哲学の共時的構造化を試みるとともに、西洋哲学との対話に独自の境地を開いた。著「イスラーム思想史」「意識と本質」ほか。(1914〜1993) ⇒いづつ【井筒】 いづつなりひらかわちがよい井筒業平河内通ヰ‥カハチガヨヒ 浄瑠璃。近松門左衛門作の時代物。1720年(享保5)初演。惟喬・惟仁両親王の反目を背景に、紀有常の妻の身代りや、業平に対する生駒姫と井筒姫の恋争い等を配した作。 →文献資料[井筒業平河内通] いっつ‐に 〔副〕 既に。とっくに。狂言、富士松「すはかけたして御ざるならば―引くつしませう物を」 いつつ‐の‐いろ五つの色(→)五色ごしきに同じ。古今著聞集18「なめ見つる―のあぢはひも」 ⇒いつ‐つ【五つ】 いつつ‐の‐おしえ五つの教え‥ヲシヘ 仁・義・礼・智・信の五常の教え。為家集「人ごとの―たえはてば神も仏も何を守らん」 ⇒いつ‐つ【五つ】 いつつ‐の‐かおり五つの薫り‥カヲリ 栴檀せんだん・鶏舌けいぜつ香・沈水じんすい香・丁子ちょうじ香・安息香の総称。五香。 ⇒いつ‐つ【五つ】 いつつ‐の‐かりもの五つの借物】 人の肉体。仏教では、人体も万物と同じように地・水・火・風・空の五つから成り、死ねばこの五つに還るという。五大仮和合ごだいけわごう⇒いつ‐つ【五つ】 いつつ‐の‐くも五つの雲(→)五障ごしょうのこと。夫木和歌抄34「二つなき法にあはずはかけはなれ―もはれずやあらまし」 ⇒いつ‐つ【五つ】 いつつ‐の‐くるま五つの車(→)五車ごしゃに同じ。新続古今和歌集「―にのすともたふまじ」 ⇒いつ‐つ【五つ】 いつつ‐の‐さわり五つの障り‥サハリ (→)五障ごしょうに同じ。新撰六帖2「一筋に―いとひてや思ひすてても道に入るらん」 ⇒いつ‐つ【五つ】 いつつ‐の‐たなつもの五つの穀(→)五穀ごこくに同じ。浄瑠璃、平家女護島「耕し植ゑん―もなく」 ⇒いつ‐つ【五つ】 いつつ‐の‐ちまた五つの巷】 新吉原遊郭の五大町。転じて、吉原の総称。五丁町。五街。五州。 ⇒いつ‐つ【五つ】 いつつ‐の‐つみ五つの罪(→)五罪ございに同じ。林葉和歌集「おのが―や消ゆると」 ⇒いつ‐つ【五つ】 いつつ‐の‐とお五つの十‥トヲ 50。千載和歌集「経にける年をかぞふれば―になりにけり」 ⇒いつ‐つ【五つ】 いつつ‐の‐なにがし五つの某】 五障ごしょうのこと。源氏物語匂宮「―も猶うしろめたきを」 ⇒いつ‐つ【五つ】 いつつ‐の‐にごり五つの濁り(→)五濁ごじょくに同じ。源氏物語蓬生「―深き世に」 ⇒いつ‐つ【五つ】 いつつ‐の‐みち五つの道(→)「五つの教え」に同じ。後水尾院集「守るてふ―の常しあれば」 ⇒いつ‐つ【五つ】 いつつ‐の‐もじ五つの文字】 清・貞・美・譜・胎の女の守るべき五つの徳。転じて、女子の美称。和訓栞「人のいつ―の跡消えて」 ⇒いつ‐つ【五つ】 いつつ‐ぶね五つ船】 舷側に5本の櫂かいのある船。〈日葡辞書〉 ⇒いつ‐つ【五つ】 いつつ‐ぼし五つ星】 紋所の名。一つの円形の周囲に四つの円形を並べた紋。ごせい。 ⇒いつ‐つ【五つ】 いつつ‐もん五つ紋】 羽織または着物の背筋の上、左右の裏袖と、胸の左右とにおのおの一つずつ、合計5カ所に家紋を表したもの。礼装のなかで格が高い。いつところもん。いつとこもん。 ⇒いつ‐つ【五つ】 いづつや‐しょうべえ井筒屋庄兵衛ヰ‥シヤウ‥ヱ 京都の俳書出版書肆。初代(1621〜1709?)は貞徳の門人。貞門諸派、さらに談林派・蕉門の俳書の大部分を出版。 いっ‐て一手】 ①碁石または将棋の駒を一つ打つこと。ひとて。「次の―」「―御教授」 ②きまって行う一つのわざ・方法。「押しの―」 ③自分独り(ですること)。「―に引き受ける」 ④弓術で甲矢はや・乙矢おとや各1本からなる一組。ひとて。 ⇒いって‐すき【一手透き】 ⇒いって‐づめ【一手詰め】 ⇒いって‐はんばい【一手販売】 いっ‐てい一定】 ①一つに定まって動かないこと。「温度が―する」 ②定まった状態にすること。「間隔を―する」 ③(あらかじめ)決まっていること。「―の方式」 ④(多く「―の」の形で)程度を漠然と指し、「十分ではないがそれなりの」の意を表す。「―の成果」「―の役割を果たす」 いっ‐ていじ一丁字】 (「丁」は「个」の古い書体を誤読したもの。「个」は「箇」に同じ)一つの文字。一字。「目に―も無い」 ⇒一丁字を識らず

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