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こ‐じき【乞食】🔗⭐🔉
こ‐じき【乞食】
(コツジキの転)
①(→)「こつじき(乞食)」1に同じ。古本説話集下「この法師、糧たえて…雪きえたらばこそ、出でて―をもせめ」
②食物や金銭を恵んでもらって生活する者。ものもらい。〈日葡辞書〉
⇒こじき‐ごや【乞食小屋】
⇒こじき‐こんじょう【乞食根性】
⇒こじき‐しばい【乞食芝居】
⇒こじき‐しょうがつ【乞食正月】
⇒こじき‐ぶくろ【乞食袋】
⇒こじき‐ぼうず【乞食坊主】
⇒乞食が赤包み
⇒乞食が馬をもらう
⇒乞食が米をこぼしたよう
⇒乞食に氏無し
⇒乞食に貧乏無し
⇒乞食にも門出
⇒乞食にも身祝い
⇒乞食の朝謡
⇒乞食の系図話
⇒乞食の空笑い
⇒乞食の断食
⇒乞食の嫁入り
⇒乞食も場所
⇒乞食も袋祝い
⇒乞食も三日すれば忘れられぬ
○乞食が赤包みこじきがあかづつみ🔗⭐🔉
○乞食が赤包みこじきがあかづつみ
不似合な物を持つことのたとえ。
⇒こ‐じき【乞食】
○乞食が馬をもらうこじきがうまをもらう🔗⭐🔉
○乞食が馬をもらうこじきがうまをもらう
身分不相応のものをもらって迷惑する意。
⇒こ‐じき【乞食】
○乞食が米をこぼしたようこじきがこめをこぼしたよう🔗⭐🔉
○乞食が米をこぼしたようこじきがこめをこぼしたよう
少しの事をおおげさに騒ぐことのたとえ。また、困っている者がいっそう困窮におちいることのたとえ。
⇒こ‐じき【乞食】
ごしき‐がわ【五色革】‥ガハ
黒・紅・黄・緑・赭そほの5色の色の革。オランダ人がペルシアから舶来したもの。ペルシア革。ハルシャ革。
⇒ご‐しき【五色】
ごしき‐ぎ【五色木】
〔植〕ニシキギの異称。
⇒ご‐しき【五色】
こじき‐ごや【乞食小屋】
乞食が雨露をしのぐために建てた小屋。竹などを柱とし、むしろなどでおおう。
⇒こ‐じき【乞食】
こじき‐こんじょう【乞食根性】‥ジヤウ
むやみに人から物をもらいたがる卑しい品性。
⇒こ‐じき【乞食】
こじき‐しばい【乞食芝居】‥ヰ
①乞食が軒下や路傍に立って、一人あるいは二人で芝居のまねごとをして銭を乞うこと。
②下等な芝居をののしっていう語。
⇒こ‐じき【乞食】
こしきじま‐れっとう【甑島列島】‥タウ
鹿児島県いちき串木野市の西方海上にある列島。上甑島・中甑島・下甑島の3島とその他の小島とから成る。
こじき‐ごや【乞食小屋】🔗⭐🔉
こじき‐ごや【乞食小屋】
乞食が雨露をしのぐために建てた小屋。竹などを柱とし、むしろなどでおおう。
⇒こ‐じき【乞食】
こじき‐こんじょう【乞食根性】‥ジヤウ🔗⭐🔉
こじき‐こんじょう【乞食根性】‥ジヤウ
むやみに人から物をもらいたがる卑しい品性。
⇒こ‐じき【乞食】
こじき‐しばい【乞食芝居】‥ヰ🔗⭐🔉
こじき‐しばい【乞食芝居】‥ヰ
①乞食が軒下や路傍に立って、一人あるいは二人で芝居のまねごとをして銭を乞うこと。
②下等な芝居をののしっていう語。
⇒こ‐じき【乞食】
こじき‐しょうがつ【乞食正月】‥シヤウグワツ🔗⭐🔉
こじき‐しょうがつ【乞食正月】‥シヤウグワツ
二十日正月のこと。このころには正月料理がほとんどなくなっていることからいう。
⇒こ‐じき【乞食】
○乞食に氏無しこじきにうじなし🔗⭐🔉
○乞食に氏無しこじきにうじなし
乞食はその身の不心得からなるもので、家柄によって生れながらになるわけではない。
⇒こ‐じき【乞食】
○乞食に貧乏無しこじきにびんぼうなし🔗⭐🔉
○乞食に貧乏無しこじきにびんぼうなし
乞食までおちぶれれば、これ以上貧乏になることはない。
⇒こ‐じき【乞食】
○乞食にも門出こじきにもかどで🔗⭐🔉
○乞食にも門出こじきにもかどで
どんな身分の者でも、門出に際してはそれなりの祝いをするものである。
⇒こ‐じき【乞食】
○乞食の空笑いこじきのそらわらい🔗⭐🔉
○乞食の空笑いこじきのそらわらい
自分の利益のために、心にもない世辞をいうのをあざけっていう。
⇒こ‐じき【乞食】
○乞食の嫁入りこじきのよめいり🔗⭐🔉
○乞食の嫁入りこじきのよめいり
(「振り袖振らぬ」のかけことばで)降りそうで降らない雨のしゃれ。
⇒こ‐じき【乞食】
ごじき‐はい【御直拝】‥ヂキ‥
宮中小祭の場合に天皇または皇后・皇太后が自ら拝礼すること。
⇒ご‐じき【御直】
ごしき‐ばり【五色針】
五色の糸を通すために大きい孔を設けた針。衣類や装身具の飾り糸を付けるのに用いる。
⇒ご‐しき【五色】
こじき‐ぶくろ【乞食袋】
(「こつじきぶくろ」とも)僧または乞食が食物その他の雑物を入れる袋。歌学や俳諧・芸道などで、その方面に志すものは乞食袋のように何でも摂取しておいて、あとで必要なものを選択するのがよいといわれた。
⇒こ‐じき【乞食】
こしきぶ‐の‐ないし【小式部内侍】
平安中期の歌人。橘道貞の女むすめ。母は和泉式部。一条天皇の中宮上東門院に仕え、母が丹後へ行った留守中の即吟「大江山いくのの道の遠ければまだふみもみず天の橋立」で名高い。( 〜1025)
こじき‐ぼうず【乞食坊主】‥バウ‥
僧侶をあざけっていう語。
⇒こ‐じき【乞食】
こじき‐ぶくろ【乞食袋】🔗⭐🔉
こじき‐ぶくろ【乞食袋】
(「こつじきぶくろ」とも)僧または乞食が食物その他の雑物を入れる袋。歌学や俳諧・芸道などで、その方面に志すものは乞食袋のように何でも摂取しておいて、あとで必要なものを選択するのがよいといわれた。
⇒こ‐じき【乞食】
○乞食も場所こじきもばしょ🔗⭐🔉
○乞食も場所こじきもばしょ
何事をするにも場所をえらぶのは大事だという意。
⇒こ‐じき【乞食】
○乞食も袋祝いこじきもふくろいわい🔗⭐🔉
○乞食も袋祝いこじきもふくろいわい
乞食でも初めて使う袋には祝いをする。「乞食にも身祝い」と同趣旨のたとえ。
⇒こ‐じき【乞食】
○乞食も三日すれば忘れられぬこじきもみっかすればわすれられぬ🔗⭐🔉
○乞食も三日すれば忘れられぬこじきもみっかすればわすれられぬ
乞食のくらしは気楽で、その味を覚えたらやめられない。また、乞食のようなとりえのないことでも、習慣になるとやめる気になれない。習慣とは恐ろしいということのたとえ。
⇒こ‐じき【乞食】
ごじ‐きょう【五時教】‥ケウ
〔仏〕釈尊の一生の間の説法を年時の上から五期に区分した教相判釈。天台宗の説。華厳時けごんじ(最初の三七さんしち日)・阿含時あごんじ(12年)・方等時ほうどうじ(8年)・般若時はんにゃじ(22年)・法華涅槃時ほっけねはんじ(8年1日半夜)。合わせて約50年という。→五時八教
こしきり‐ばんてん【腰切半纏】
仕事着として着用する腰のあたりまでの短い半纏。
こしき‐わら【甑藁】
物を蒸す時、甑の底に敷く藁。〈倭名類聚鈔16〉
⇒こしき【甑】
こし‐ぎんちゃく【腰巾着】
①腰に下げる巾着。
②転じて、目上の人などに常につき従って離れない者をあざけっていう。
こじ・く【拗く】
〔自下二〕
⇒こじける(下一)
こ‐じ・く【乞食く】
〔自四〕
(「乞食こじき」を活用させた語)
①乞食をする。「こつじく」とも。万葉集句合「六夜待ちまた野老めが―・くのか」
②「する」「行く」など相手の動作をののしっていう語。松屋筆記「下賤の者の罵詞にそこへゆけかしこへゆけなどいふべきを―・けといへり」
こし‐くじき【腰挫き】
(→)「さばおり」に同じ。
こし‐くだけ【腰砕け】
①相撲などで、腰の力が抜けてころげること。
②転じて、事が中途で挫折すること。
こし‐ぐるま【越車】
「引越し車」の略。
こし‐ぐるま【腰車】
①(→)輦車れんしゃに同じ。輿車。古今著聞集16「―に引かれて参りけるに」
②柔道などで、相手の体を自分の腰にひきつけて浮かし、振り倒すわざ。
③刀の使い方の一つ。謡曲、烏帽子折「八方払ひや―、破圦はにゅうの返し風捲り」
こし‐ぐるわ【腰郭】
城郭の本丸と二の丸との間の土地に勾配のある時、交通の便を図るため、本丸の腰部に取り付けた段のある郭。
こし‐ぐろ【腰黒】
駕籠かごの一種。腰に網代あじろを張らず黒塗りにしたもの。
こし‐け【腰気】
(→)白帯下はくたいげの別称。〈日葡辞書〉
こ‐しげ・し【木繁し】
〔形ク〕
木が茂っている。源氏物語薄雲「いと―・き中より」
こじ・ける【拗ける】
〔自下一〕[文]こじ・く(下二)
①物事がすなおに進行せず、もつれる。悪くゆがむ。こじれる。傾城禁短気「気負ひが抜ければ身請けが―・けて」
②煮えそこなう。生煮えになる。〈日葡辞書〉
ご‐しけん【呉師虔】
琉球王朝時代の画人。本名、山口宗季そうき。王命により中国に渡って画技を学ぶ。1710年、絵師主取ぬしとりとなり、王の肖像画制作に従事。(1672〜1743)
こしごえ【腰越】
①鎌倉市南西部、七里ヶ浜西端の地名。古い宿駅で、源義経が腰越状を草した所。日蓮法難の地としても知られる。
②幸若舞。義経が腰越状を弁慶に書かせたことを作る。
⇒こしごえ‐じょう【腰越状】
こしごえ‐じょう【腰越状】‥ジヤウ
1185年(文治1)、源義経が、平宗盛父子を俘虜として腰越まで伴ってきたのに、頼朝の怒りにふれて鎌倉に入ることができなかった時、大江広元に宛てて無実の罪を訴えた書状。吾妻鏡に収めるが真偽不明。
→文献資料[腰越状]
⇒こしごえ【腰越】
こし‐こく【越石】
江戸時代、知行割の際、1村または数村で、所定の石高に不足ある時、他領主支配の村から不足分を分けて補ったこと。
ごし‐ごし
きめの粗いもので物の表面を力を入れて連続してこする音。また、そのさま。「たわしで―洗う」
こし‐こばた【腰小旗】
戦陣で腰に挿して、味方の目印とした小さい旗。こしざし。平治物語「源氏は大旗―、皆押し並べて白かりけるが」
こし‐ごろも【腰衣】
腰にまとう黒色の短衣。袴はかまのようにひだを取ったもの。僧の室内の略衣。また、尼の用いるもの。裙子くんず。
こじ‐ごろも【居士衣】
⇒こじえ。傾城禁短気「頭は霜を梳けずりて残切りとなし―の袖を子細らしく」
こ‐じ‐さく【小自作】
①農地の過半が小作地である農家。
②小作農と自作農。
こし‐さげ【腰提げ】
印籠・煙草入れのように、腰にさげて携える物。また、幼児の腰にさげる玩具。
こし‐ざし【腰挿】
①腰に挿すこと。また、腰に挿して携えるもの。
②(→)腰刀こしがたなに同じ。
③(→)腰小旗こしこばたに同じ。
④かずけ物に賜る巻絹。腰に挿して退出する定めであった。源氏物語胡蝶「物の師どもには白き一重ね―など、つぎつぎに賜ふ」
⇒こしざし‐ちょうちん【腰挿提灯】
こしざし‐ちょうちん【腰挿提灯】‥チヤウ‥
腰に挿すように鯨鬚くじらひげの入子いれこの長い柄をつけた提灯。ぶら提灯。腰提灯。
⇒こし‐ざし【腰挿】
こし‐ざん【腰桟】
唐戸の中ほどから下にある横桟。
こし‐じ【越路】‥ヂ
北陸道の古称。また越の国へ行く道。万葉集19「しなざかる―を指して延はふ蔦の別れにしより」
こじし‐ざ【小獅子座】
(Leo Minor ラテン)獅子座ししざの北にある小星座。春の半ばの夕方に南中。
ごじし‐の‐にょい【五獅子の如意】
表に三鈷さんこの形を、背に五匹の獅子を彫った如意。興福寺の維摩会ゆいまえの講師の持ったもの。
こしじ‐ふぶき【越路吹雪】‥ヂ‥
歌手・女優。本名、内藤美保子。東京生れ。宝塚歌劇の男役、のちミュージカル女優・シャンソン歌手として活躍。(1924〜1980)
ご‐じしゃ【五侍者】
禅宗で、長老に従う侍香・侍状・侍客・侍薬・侍衣の5人の侍者。
こじじゅう【小侍従】
平安末期の歌人。石清水八幡宮別当紀光清の女むすめ。贈答歌に巧みで、源三位頼政など多くの歌人と交渉があった。「待つ宵にふけゆく鐘の声聞けばあかぬ別れの鳥はものかは」の歌により、「待宵の小侍従」と呼ばれた。家集「小侍従集」1巻。生没年未詳。
こじじゅんれい【古寺巡礼】
評論。和辻哲郎著。1919年(大正8)刊。飛鳥・奈良の古寺を巡り、その印象を紀行風に記したもの。
ご‐ししょ【伍子胥】
春秋時代の楚の名族。名は員うん。父の奢、兄の尚が楚の平王に殺されたので呉に奔り、呉をたすけ楚を討ち仇を報じた。また、呉王夫差が越王勾践の降伏を許したのを諫めてきかれず、自刎じふんを命じられた。果たして呉は越に滅ぼされた。( 〜前485)
ごし‐じょう【互市場】‥ヂヤウ
貿易を許可された場所。開港場。条約港。
こし‐しょうじ【腰障子】‥シヤウ‥
腰板の高さが約30センチメートルほどの明り障子。→腰高障子
こし‐じるし【腰印】
足軽などが甲冑を着けた時に腰につけて目印としたもの。腰小旗の遺制という。
こし‐じろ【腰白】
腰のあたりを染めずに白地のままとした小袖。
こじ‐せいご【故事成語】
故事に基づいてできた語。特に、中国の故事に由来する熟語。「杞憂」「四面楚歌」など。
ごし‐せつ【五糸節】
(この日、五色の糸でつくった長命縷ちょうめいるを臂ひじにかけるからいう)5月5日の節句。
こし‐ぜに【腰銭】
腰巾着などに入れて常に腰につけてもつ銭。小づかい銭。望一千句「―を祇園参りにおとしきて」
こし‐ぞい【輿添い】‥ゾヒ
(→)「こしぞえ」に同じ。
こじ‐そう【虎耳草】‥サウ
〔植〕ユキノシタの漢名。
ごじ‐そう【護持僧・御持僧】‥ヂ‥
玉体守護のための祈祷僧。桓武天皇の時はじめて置かれ、天台宗・真言宗の僧侶から選任。
こし‐ぞえ【輿添え】‥ゾヘ
輿に付き添って随行すること。また、その人。こしぞい。浄瑠璃、傾城反魂香「家の子世継瀬兵衛―にて」
こし‐ぞり【腰反り】
刀の反そりの中心点が刀身の鎺元はばきもとの方、すなわち腰のあたりにあるもの。備前反びぜんぞり。→鳥居反とりいぞり→先反り
こ‐した【蚕下】
蚕糞こくそ・残桑などの称。こしり。
こ‐した【袴下】
(旧陸軍で)ズボン下のこと。
こ‐しだ【小羊歯・小歯朶】
ウラジロ科のシダ。関東以西の乾燥暖地に群生。高さ約1メートル。葉は羽状に深裂。表は光沢を有し、裏は白色、葉柄は褐色。葉は九州では養蚕の蔟まぶしに使う。コヘゴ。
こ‐じた【小舌】
①病気のため舌の根が腫れて、さらに小さな舌のようなものを生ずる症状。また、そのもの。〈伊呂波字類抄〉
②笛の舌。〈日葡辞書〉
こし‐だい【輿台】
輿を地におろす時、轅ながえを支える小さい机のような台。
ごした・い
〔形〕
(長野・新潟県で)疲れて身体がだるい。
こし‐だか【越高】
江戸時代、同一領地内のある村の耕地に他村民が入作いりさくした場合、その高を他村の高に組み入れること。
こし‐だか【腰高】
①腰が高いこと。風姿花伝「体も―になれば、かかり失せて」
②器具などの腰部を高くつくったもの。特に、腰の高い高坏たかつき。浮世床初「―のたらひへ湯をくんで」
③腰高障子の略。
⇒こしだか‐がんがら【腰高岩殻・腰高雁空】
⇒こしだか‐しょうじ【腰高障子】
⇒こしだか‐まんじゅう【腰高饅頭】
こしだか‐がんがら【腰高岩殻・腰高雁空】
ニシキウズガイ科の巻貝。殻高・直径ともに3センチメートル。殻表は黒斑がある灰黄色で、斜めの放射状肋がある。日本各地の海岸の潮間帯に生息。食用。
⇒こし‐だか【腰高】
こしだか‐しょうじ【腰高障子】‥シヤウ‥
腰障子の腰板を、障子の高さの半分ほどに高く造ったもの。
⇒こし‐だか【腰高】
こしだか‐まんじゅう【腰高饅頭】‥ヂユウ
丈高にふっくら作ってある饅頭。
⇒こし‐だか【腰高】
こし‐たけ【腰丈】
腰に届くほどの高さ。
こし‐だめ【腰だめ】
狩猟などで、銃床を腰にあてて構え、大ざっぱなねらいで発砲すること。転じて、大づかみな見込みで事をすること。
こした‐やみ【木下闇】
(→)「このしたやみ」に同じ。〈[季]夏〉
こじだん【古事談】
説話集。6巻。源顕兼編。1212〜15年(建暦2〜建保3)に成る。王道后宮・臣節・僧行・勇士・神社仏寺・亭宅諸道の6部に分け、平安中期までの史実・有職故実・伝説を記す。
こし‐たんたん【虎視眈眈】
[易経頤卦](「眈々」は見おろすさま)虎が獲物をねらって目を見張りじっと見おろすさま。機会をねらって様子を窺うさまにいう。
ご‐しち【五七】
①5と7。
②「ごしちにち(五七日)」の略。古今著聞集16「―の忌辰にあひあたりたり」
⇒ごしち‐ちょう【五七調】
⇒ごしち‐にち【五七日】
⇒ごしち‐の‐きり【五七の桐】
ごしち‐ちょう【五七調】‥テウ
①日本の和歌や詩における音数律の一つ。五音句・七音句を一まとまりにして繰り返す句調で、七五調の流暢さに比し重厚さがある。
②短歌では二句切、四句切のもの。例、万三「桜田へ鶴たず鳴き渡る年魚市あゆち潟潮干にけらし鶴鳴き渡る」
⇒ご‐しち【五七】
こ‐じ・く【乞食く】🔗⭐🔉
こ‐じ・く【乞食く】
〔自四〕
(「乞食こじき」を活用させた語)
①乞食をする。「こつじく」とも。万葉集句合「六夜待ちまた野老めが―・くのか」
②「する」「行く」など相手の動作をののしっていう語。松屋筆記「下賤の者の罵詞にそこへゆけかしこへゆけなどいふべきを―・けといへり」
こつ‐じき【乞食】🔗⭐🔉
こつ‐じき【乞食】
①〔仏〕僧が人家の門に立ち、食を乞いもとめること。托鉢たくはつ。今昔物語集1「仏、婆羅門の城に入りて―し給はむとす」
②物もらい。こじき。方丈記「―道のほとりに多く」
⇒こつじき‐ちょう【乞食調】
⇒こつじき‐ぼうず【乞食坊主】
こつじき‐ちょう【乞食調】‥テウ🔗⭐🔉
こつじき‐ちょう【乞食調】‥テウ
雅楽の古い調子の一つ。太食調たいしきちょうの枝調子えだちょうし。
⇒こつ‐じき【乞食】
こつじき‐ぼうず【乞食坊主】‥バウ‥🔗⭐🔉
こつじき‐ぼうず【乞食坊主】‥バウ‥
⇒こじきぼうず
⇒こつ‐じき【乞食】
こつ‐じ・く【乞食く】🔗⭐🔉
こつ‐じ・く【乞食く】
〔自四〕
(「乞食こつじき」を活用させた語)こじきをする。ものもらいをする。こじく。李娃りあ物語「杖にすがりて、家々門々を―・き」
ほい‐と【陪堂・乞児・乞食】🔗⭐🔉
ほい‐と【陪堂・乞児・乞食】
(ホイトウ(陪堂)の転。一説に、ホギヒト(祝人)の転)
⇒ほいとう3
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