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いせ【伊勢】(地名他)🔗🔉

いせ伊勢】 ①旧国名。今の三重県の大半。勢州。 ②三重県の市。旧称、宇治山田市。伊勢神宮所在地として発達、神都と称する。伊勢志摩国立公園の入口。人口13万5千。 ③伊勢神宮。「―参り」 ⇒伊勢は津で持つ、津は伊勢で持つ、尾張名古屋は城で持つ ⇒伊勢へ七度熊野へ三度 ⇒伊勢や日向の物語

いせ【伊勢】(人名)🔗🔉

いせ伊勢】 平安中期の歌人。三十六歌仙の一人。伊勢守藤原継蔭の女むすめ。伊勢の御と称せられ、宇多天皇の皇子を産んだが親王早世。中務なかつかさの母。家集「伊勢集」。( 〜939頃)

いせ‐の‐うみ【伊勢の海】🔗🔉

いせ‐の‐うみ伊勢の海】 ①伊勢海いせかい。 ②催馬楽さいばらの曲名。

いせ‐の‐おおすけ【伊勢の大輔】‥オホ‥🔗🔉

いせ‐の‐おおすけ伊勢の大輔‥オホ‥ ⇒いせのたゆう⇒いせ【伊勢】

いせ‐の‐おし【伊勢の御師】🔗🔉

いせ‐の‐おし伊勢の御師(→)御師2に同じ。

いせ‐の‐おたうえ【伊勢の御田植】‥ウヱ🔗🔉

いせ‐の‐おたうえ伊勢の御田植‥ウヱ 伊勢神宮の神田に苗を植える行事。現在は5月上旬と6月24日。大神宮の御田植。〈[季]夏〉。→御田植祭

いせ‐の‐かみがき【伊勢の神垣】🔗🔉

いせ‐の‐かみがき伊勢の神垣】 ①伊勢神宮の神垣。また、伊勢神宮。 ②皇后御産のとき守護する人。 ③分娩のとき産婦のよりかかる布団。

いせ‐の‐ごえんにち【伊勢の御縁日】🔗🔉

いせ‐の‐ごえんにち伊勢の御縁日】 伊勢神宮の縁日。月日は一定しないが、京都では1月・7月・12月の16日で、伊勢講を催した。

いせ‐の‐つかい【伊勢の使】‥ツカヒ🔗🔉

いせ‐の‐つかい伊勢の使‥ツカヒ 伊勢神宮へ遣わされた勅使。神嘗かんなめ祭の例幣使や臨時の奉幣使。

いせ‐の‐はまおぎ【伊勢の浜荻】‥ヲギ🔗🔉

いせ‐の‐はまおぎ伊勢の浜荻‥ヲギ ①伊勢の浜辺に生えている荻。万葉集4「神風の―折り伏せて」 ②伊勢地方でアシのことを浜荻というの意。アシの異称としても用いる。玖波集「難波の葦は―」

いせ‐の‐ふたはしら【伊勢の二柱】🔗🔉

いせ‐の‐ふたはしら伊勢の二柱】 伊勢神宮の内宮と外宮。

○伊勢は津で持つ、津は伊勢で持つ、尾張名古屋は城で持ついせはつでもつつはいせでもつおわりなごやはしろでもつ🔗🔉

○伊勢は津で持つ、津は伊勢で持つ、尾張名古屋は城で持ついせはつでもつつはいせでもつおわりなごやはしろでもつ 伊勢は津の港があることで参拝者が集まる、津は伊勢神宮への参拝者が多いことで栄える、尾張の名古屋は城が出来たことで栄える。 ⇒いせ【伊勢】 いせはら伊勢原】 神奈川県中部の市。古代の遺跡が多く、江戸初期以来、大山参詣の宿場町・門前町として発達。近年、都市化が進行。人口10万1千。 いせ‐びくに伊勢比丘尼】 伊勢にいた尼の姿をした遊女。浄瑠璃、妹背山婦女庭訓「いや私は―」 いせ‐ふう伊勢風】 芭蕉の門人岩田涼りょうと・中川乙由が伊勢に興した俳風。享保(1716〜1736)頃盛行、卑俗であったが、のち正風に還り天明中興の先駆となった。伊勢派。 いせ‐ぶね伊勢船】 室町時代から江戸中期にかけて用いられた、戸立とだて造りの船首を持つ和船の形式。伊勢地方・瀬戸内などで用いられた。伊勢造り。 いせ‐へいし伊勢平氏】 桓武平氏のうち、貞盛の子維衡これひらの頃から伊勢・伊賀地方に所領をもち、この地方を基盤にした一族。正盛・忠盛・清盛に至って中央政界に進出。 いせ‐へいじ伊勢瓶子】 伊勢産の瓶子。酢を入れるのに用いたという。平家物語1「―(伊勢平氏とかける)はすがめ(酢がめ・眇)なりけり」 いせ‐へいや伊勢平野】 三重県東部、伊勢湾沿岸に広がる平野。鈴鹿川・櫛田くしだ川などが貫流する。

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