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いせ【伊勢】🔗🔉

いせ【伊勢】 (1)旧国名の一。ほぼ三重県北部に相当。勢州。 (2)三重県東部にある市。伊勢神宮の鳥居前町で,伊勢志摩国立公園の玄関口。旧称,宇治山田。

いせ【伊勢】🔗🔉

いせ【伊勢】 平安前期の女流歌人。三十六歌仙の一人。伊勢守藤原継蔭(つぐかげ)の女(むすめ)。中務(なかつかさ)の母。宇多天皇の寵(ちよう)を得て,伊勢の御(ご)と呼ばれた。歌は古今集・後撰集などに見える。生没年未詳。家集「伊勢集」

いせえび【伊勢海老】🔗🔉

いせえび【伊勢海老】 海産のエビ。体長 35cm に達する。全身が赤褐色。姿も美しく豪華なので祝儀用の飾りに用いる。美味。かまくらえび。

いせかたがみ【伊勢型紙】🔗🔉

いせかたがみ【伊勢型紙】 三重県鈴鹿市で作られる染色用の型紙。渋加工した美濃紙を彫刻刀で彫り抜く。

いせさき【伊勢崎】🔗🔉

いせさき【伊勢崎】 群馬県中東部の市。近世,城下町・市場町。伊勢崎銘仙で知られた機業地。今は合繊・毛織物を産す。

いせざき【伊勢佐木】🔗🔉

いせざき【伊勢佐木】 横浜市中区の繁華街。専門店・映画館・飲食店が集まっている。

いせさだたけ【伊勢貞丈】🔗🔉

いせさだたけ【伊勢貞丈】 (1717-1784)〔「貞丈」は「ていじょう」とも〕 江戸中期の故実家。号,安斎。江戸の人。武家故実の考証で家学伊勢流の一時代を画した。著「貞丈雑記」「安斎随筆」「軍用考」など。

いせしまこくりつこうえん【伊勢志摩国立公園】🔗🔉

いせしまこくりつこうえん【伊勢志摩国立公園】 伊勢神宮と志摩半島のリアス式海岸を中心とする公園。二見ヶ浦・英虞(あご)湾・鳥羽(とば)港などがある。

いせじんぐう【伊勢神宮】🔗🔉

いせじんぐう【伊勢神宮】 三重県伊勢市にある神社。皇大神宮(内宮(ないくう))と豊受(とようけ)大神宮(外宮(げくう))からなる。正式名称は神宮。皇室の祭祀を執り行う最高の存在として社格を超越するものとされた。中世以降,伊勢講などによる民間の参宮が盛んになった。明治以後国家神道の中心となったが,1946 年(昭和 21)以降は一宗教法人。伊勢大神宮。

いせしんとう【伊勢神道】🔗🔉

いせしんとう【伊勢神道】 (復古神道・両部神道などに対して)伊勢神宮の外宮(げくう)の神主,度会(わたらい)氏がとなえた神道説。神道五部書を基として儒仏の説をとり入れ,鎌倉末期頃から発展,以後の諸神道説の先駆をなした。度会神道。外宮神道。

いせのおおすけ【伊勢大輔】🔗🔉

いせのおおすけ【伊勢大輔】 〔「いせのたゆう」とも〕 平安中期の女流歌人。伊勢の祭主大中臣輔親(おおなかとみのすけちか)の女(むすめ)。能宣(よしのぶ)の孫。高階成順(たかしななりのぶ)の妻となり康資王母を生む。上東門院彰子に仕えて,歌壇での活躍は 50 年間に及んだ。生没年未詳。家集「伊勢大輔集」

いせのさぶろう【伊勢三郎】🔗🔉

いせのさぶろう【伊勢三郎】 (?-1185)鎌倉初期の武将。名は義盛。源義経の臣。屋島・壇浦の戦いに武功を立てた。のち伊勢に帰り,守護の首藤経俊を攻めたが,鈴鹿山に追われて自刃。

いせはら【伊勢原】🔗🔉

いせはら【伊勢原】 神奈川県中部の市。もと宿場町・門前町。大山参詣などで知られる。近年都市化が進む。

いせへいし【伊勢平氏】🔗🔉

いせへいし【伊勢平氏】 桓武(かんむ)平氏の一系統。正盛・忠盛に至って中央政界に進出し,清盛が武家出身者としてはじめて政権を掌握した。

いせへいや【伊勢平野】🔗🔉

いせへいや【伊勢平野】 伊勢湾沿いに広がる平野。洪積台地と沖積低地からなる。三重県の主要部。

いせまいり【伊勢参り】🔗🔉

いせまいり【伊勢参り】 伊勢神宮へ参詣(さんけい)すること。時候のよい春が多かった。伊勢参宮。

いせものがたり【伊勢物語】🔗🔉

いせものがたり【伊勢物語】 歌物語。1 巻。作者未詳。平安中期の成立か。在原業平(ありわらのなりひら)らしい人物の恋愛を中心とした一代記の構成をとる。在五が物語。在五中将の日記。

いせわん【伊勢湾】🔗🔉

いせわん【伊勢湾】 愛知県と三重県にまたがる太平洋岸にある湾。湾奥に濃尾平野,西岸に伊勢平野が広がる。いせかい。いせのうみ。

いせわんたいふう【伊勢湾台風】🔗🔉

いせわんたいふう【伊勢湾台風】 1959 年(昭和 34)9 月 26 日,和歌山県潮岬(しおのみさき)付近に上陸した台風。超大型台風の勢力を維持して北上し,富山湾から日本海を通って三陸沖へ抜けた。死者・行方不明者 5101 名。特に伊勢湾沿岸では高潮による被害が甚大であった。

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