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しっ‐ぽく【卓袱】🔗⭐🔉
しっ‐ぽく【卓袱】
(唐音)
①中国で食卓の被いのこと。転じて、その食卓の称。卓袱台。
②そば・うどんの種たねに松茸・椎茸・蒲鉾・野菜などを用いた料理。しっぽこ。
③卓袱料理の略。
⇒しっぽく‐りょうり【卓袱料理】
しっぽく‐りょうり【卓袱料理】‥レウ‥🔗⭐🔉
しっぽく‐りょうり【卓袱料理】‥レウ‥
江戸時代、長崎地方から流行し始めた中国料理の日本化したもの。主として肉・魚介類を用いた各種の料理を大皿に盛って食卓の上に置き、各人取り分けて食べる。長崎料理。
⇒しっ‐ぽく【卓袱】
しょく【卓】🔗⭐🔉
しょく【卓】
(唐音)
①仏前に置いて香華を供えるのに用いる机。上卓・前卓・向卓・脇卓などがある。太平記35「―の上に立たりける位牌の裏に」
②香の名。
③卓香炉しょくごうろの略。
しょく‐ごうろ【卓香炉】‥ガウ‥🔗⭐🔉
しょく‐ごうろ【卓香炉】‥ガウ‥
卓しょく上に飾る香炉。しょく。↔袖香炉そでごうろ
たく‐い【卓衣】🔗⭐🔉
たく‐い【卓衣】
(タクエとも。殊勝の衣の意)袈裟けさ。
たく‐い【卓異】🔗⭐🔉
たく‐い【卓異】
他よりすぐれて異なること。傑出して異彩を放つこと。
たく‐い【卓偉】‥ヰ🔗⭐🔉
たく‐い【卓偉】‥ヰ
他よりぬきん出てえらいこと。
たく‐いつ【卓逸】🔗⭐🔉
たく‐いつ【卓逸】
他よりぬきんでていること。卓越。
たく‐えつ【卓越】‥ヱツ🔗⭐🔉
たく‐えつ【卓越】‥ヱツ
他よりぬきん出てすぐれていること。はるかにひいでていること。卓抜。「―した技能」
⇒たくえつ‐ふう【卓越風】
たくえつ‐ふう【卓越風】‥ヱツ‥🔗⭐🔉
たくえつ‐ふう【卓越風】‥ヱツ‥
ある期間(季節・年)を通じて、一地方で吹く回数の最も多い風向の風。通常ウィンド‐ローズによって求められる。主風。常風。
⇒たく‐えつ【卓越】
たく‐がん【卓眼】🔗⭐🔉
たく‐がん【卓眼】
卓越した眼力。すぐれたものの見方。
たく‐さい【卓才】🔗⭐🔉
たく‐さい【卓才】
すぐれた才能。また、その人。
たく‐し【卓子】🔗⭐🔉
たく‐し【卓子】
つくえ。テーブル。食卓。卓。
たく‐じ【卓爾】🔗⭐🔉
たく‐じ【卓爾】
すぐれたさま。傑出したさま。
たく‐しき【卓識】🔗⭐🔉
たく‐しき【卓識】
すぐれた見識。卓見。
たく‐しゅつ【卓出】🔗⭐🔉
たく‐しゅつ【卓出】
他よりすぐれてぬきん出ていること。傑出。
たく‐じょう【卓上】‥ジヤウ🔗⭐🔉
たく‐じょう【卓上】‥ジヤウ
机の上。食卓の上。テーブルの上。「―計算機」
⇒たくじょう‐えんぜつ【卓上演説】
⇒たくじょう‐せんばん【卓上旋盤】
たくじょう‐えんぜつ【卓上演説】‥ジヤウ‥🔗⭐🔉
たくじょう‐えんぜつ【卓上演説】‥ジヤウ‥
(→)テーブル‐スピーチに同じ。
⇒たく‐じょう【卓上】
たくじょう‐せんばん【卓上旋盤】‥ジヤウ‥🔗⭐🔉
たくじょう‐せんばん【卓上旋盤】‥ジヤウ‥
卓上に据え付け、小物の工作に適する小型の旋盤。ベンチレース。
⇒たく‐じょう【卓上】
たくじょう‐ち【卓状地】‥ジヤウ‥🔗⭐🔉
たくじょう‐ち【卓状地】‥ジヤウ‥
①水平な堅い岩層から成る平坦な台地。周りは急崖。
②楯状地の周辺で、基盤岩の上にそれよりも若い地層が水平に堆積している平坦な台地。
たく‐せつ【卓説】🔗⭐🔉
たく‐せつ【卓説】
すぐれた説。「名論―」
たく‐ぜつ【卓絶】🔗⭐🔉
たく‐ぜつ【卓絶】
すぐれていて他にくらべるものがないこと。「―した手腕」
たく‐ぜん【卓然】🔗⭐🔉
たく‐ぜん【卓然】
高くぬけ出ているさま。きわだってすぐれているさま。卓爾たくじ。「―として他を圧する」
たく‐ばつ【卓抜】🔗⭐🔉
たく‐ばつ【卓抜】
他よりすぐれてぬきん出ていること。卓絶。卓越。「―な着想」
たく‐ひつ【卓筆】🔗⭐🔉
たく‐ひつ【卓筆】
すぐれた筆跡または文章。
たく‐ふ【卓布】🔗⭐🔉
たく‐ふ【卓布】
食卓にかける布。テーブル‐クロス。
たく‐ぶんくん【卓文君】🔗⭐🔉
たく‐ぶんくん【卓文君】
漢の武帝の頃の女性。四川の人。富豪卓王孫の娘で、文人司馬相如とかけ落ちし、酒場を開いて自ら働き、のち、相如の心変りを怒って「白頭吟」を作ったという。
たく‐らく【卓犖】🔗⭐🔉
たく‐らく【卓犖】
(「卓」も「犖」もすぐれる意)他よりぬきん出てすぐれていること。卓越。太平記15「宝祚の護持を致す事、諸寺に―せり」
たく‐りつ【卓立】🔗⭐🔉
たく‐りつ【卓立】
他よりぬきんでて高く立つこと。きわだってすぐれていること。
たく‐ろん【卓論】🔗⭐🔉
たく‐ろん【卓論】
すぐれた議論。
たっ‐きゅう【卓球】タクキウ🔗⭐🔉
たっ‐きゅう【卓球】タクキウ
(1921年、城戸尚夫が名付けた)球技の一つ。長方形の卓の中央にネットを張り、ラケットでセルロイド製のボールを打ち合って得点を競う。シングルス・ダブルス・混合ダブルスの試合形式がある。ピンポン。テーブル‐テニス。
たっ‐けん【卓見】タク‥🔗⭐🔉
たっ‐けん【卓見】タク‥
すぐれた見識。すぐれた意見。
たっ‐こう【卓効】タクカウ🔗⭐🔉
たっ‐こう【卓効】タクカウ
薬剤などの、すぐれたききめ。
ちゃ‐ぶ【卓袱】🔗⭐🔉
ちゃ‐ぶ【卓袱】
(「卓袱」の中国語音zhuofuの転。明治初期の語)食事。
⇒ちゃぶ‐だい【卓袱台】
⇒ちゃぶ‐や【卓袱屋】
ちゃぶ‐だい【卓袱台】🔗⭐🔉
ちゃぶ‐や【卓袱屋】🔗⭐🔉
ちゃぶ‐や【卓袱屋】
(幕末明治初期の語)横浜・神戸などの開港場で発達した、船員や外国人相手の手軽な小料理店。広津柳浪、女子参政蜃中楼「以前居留地なぞにありしと云ふチヤブやの下等なるものにて」
⇒ちゃ‐ぶ【卓袱】
[漢]卓🔗⭐🔉
卓 字形
筆順
〔十部6画/8画/常用/3478・426E〕
〔音〕タク(漢)
〔訓〕すぐれる (名)たか・まさる
[意味]
①ひときわ高く目立つ。ぬきんでる。すぐれている。「卓立・卓越・卓識・卓見・超卓」
②食物などを置く台。テーブル。「卓上・卓球・食卓・円卓・教卓」▶仏供ぶっく用のものは「ショク」とよむ。中国では、②には「
」の字を用いる。
[解字]
会意。「人」+「早」。ひときわ早く目につく人の意。[
]は異体字。
筆順
〔十部6画/8画/常用/3478・426E〕
〔音〕タク(漢)
〔訓〕すぐれる (名)たか・まさる
[意味]
①ひときわ高く目立つ。ぬきんでる。すぐれている。「卓立・卓越・卓識・卓見・超卓」
②食物などを置く台。テーブル。「卓上・卓球・食卓・円卓・教卓」▶仏供ぶっく用のものは「ショク」とよむ。中国では、②には「
」の字を用いる。
[解字]
会意。「人」+「早」。ひときわ早く目につく人の意。[
]は異体字。
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