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えん【園・苑】ヱン🔗🔉

えん園・苑ヱン ①果樹・野菜・花などを植えた畑。「リンゴ―」 ②人工の庭。「後楽―」 ③人々が目的に応じて設けた場所、施設。「動物―」

えんげい‐さくもつ【園芸作物】ヱン‥🔗🔉

えんげい‐さくもつ園芸作物ヱン‥ 園芸で栽培する作物。 ⇒えん‐げい【園芸】

えんげい‐しょくぶつ【園芸植物】ヱン‥🔗🔉

えんげい‐しょくぶつ園芸植物ヱン‥ (→)園芸作物に同じ。 ⇒えん‐げい【園芸】

えんげい‐のう【園芸農】ヱン‥🔗🔉

えんげい‐のう園芸農ヱン‥ 園芸を主とする農業。 ⇒えん‐げい【園芸】

えんげい‐ひんしゅ【園芸品種】ヱン‥🔗🔉

えんげい‐ひんしゅ園芸品種ヱン‥ 利用目的に合致するよう人為的に選抜された、均一で安定した特定の属性をもつ植物の一系統。栽培品種。 ⇒えん‐げい【園芸】

えん‐し【園司】ヱン‥🔗🔉

えん‐し園司ヱン‥ 荘園の下役。荘司。

えん‐じ【園児】ヱン‥🔗🔉

えん‐じ園児ヱン‥ 幼稚園・保育園などに通っているこども。

えん‐そ【園蔬】ヱン‥🔗🔉

えん‐そ園蔬ヱン‥ 園のあおもの。畑の野菜。

えんたいりゃく【園太暦】ヱン‥🔗🔉

えんたいりゃく園太暦ヱン‥ 洞院公賢とういんきんかたの日記。もと120巻余。今は1311年(応長1)から60年(延文5)までの抄録34冊が残る。南北朝時代の重要な史料。

えん‐ち【園地】ヱン‥🔗🔉

えん‐ち園地ヱン‥ ①庭園や公園の敷地の総称。 ②律令制で、班田収授法に基づいて各戸に支給された畑地。果樹・野菜などの栽培に当てられた不輸租地で、売買・世襲が認められた。

えん‐ち【園池】ヱン‥🔗🔉

えん‐ち園池ヱン‥ ①庭園と池(泉水)。 ②奈良・平安時代に、供御くごのための野菜・果樹などを植えた御料地。 ⇒えんち‐し【園池司】

えんち‐し【園池司】ヱン‥🔗🔉

えんち‐し園池司ヱン‥ 律令制で、宮内省に属し、皇室御料地・庭園の管理、供御くごの野菜・果樹の栽培をつかさどった役所。そのいけのつかさ。 ⇒えん‐ち【園池】

えん‐ちょう【園長】ヱンチヤウ🔗🔉

えん‐ちょう園長ヱンチヤウ 幼稚園・保育園・動物園・農園など、園と名のつく施設の最高の責任者。

えん‐てい【園丁】ヱン‥🔗🔉

えん‐てい園丁ヱン‥ 公園や庭園の手入れをするのを職業とする人。

えん‐てい【園庭】ヱン‥🔗🔉

えん‐てい園庭ヱン‥ ①にわ。庭園。 ②保育園・幼稚園などのにわ、あそび場。

えん‐どころ【園所】ヱン‥🔗🔉

えん‐どころ園所ヱン‥ 茶園の所在地。狂言、茶壺「定めて入り日記―を知つてゐるであらう」

えん‐ぽ【園圃】ヱン‥🔗🔉

えん‐ぽ園圃ヱン‥ 園と畑。果樹や野菜を植えてそだてる所。

えんや【園冶】ヱン‥🔗🔉

えんや園冶ヱン‥ 中国の庭園造成に関する書。明の計成撰。1634年成る。初め園牧と名づけた。多くの挿図を収める。

えんゆう‐かい【園遊会】ヱンイウクワイ🔗🔉

えんゆう‐かい園遊会ヱンイウクワイ 祝賀・披露などに多くの客を招き、庭園や屋外に模擬店や余興場などを設けてもてなす会。ガーデン‐パーティー。夏目漱石、それから「代助は麻布のある家へ―に呼ばれて行つた」

えん‐りん【園林】ヱン‥🔗🔉

えん‐りん園林ヱン‥ 園と林。また、園の中の林。林のある園。

おんじょう‐じ【園城寺】ヲンジヤウ‥🔗🔉

おんじょう‐じ園城寺ヲンジヤウ‥ 大津市にある天台寺門宗の総本山。通称、御井寺・三井寺。延暦寺を山門・山と呼ぶのに対して寺門・寺という。奈良時代末に大友村主氏の氏寺として開創。859年(貞観1)円珍が再興して延暦寺の別院としたが、円仁門徒と争った円珍の門徒が993年(正暦4)当寺に拠り独立。

その【園・苑】🔗🔉

その園・苑】 ①野菜・果樹・花卉かきなどを栽培するための一区画の地。庭園。万葉集19「わが―の李すももの花か庭に落るはだれのいまだ残りたるかも」 ②特定の場所。何かが行われる場所。にわ。増鏡「いくさの―」。「学びの―」 ③(斎宮の忌詞)穴。

その‐いち【園市】🔗🔉

その‐いち園市】 (「惣の市」とも。関西方言)巫女みこ

その‐う【園生】‥フ🔗🔉

その‐う園生‥フ (→)に同じ。万葉集17「み―のもも木の梅の散る花の」

その‐から‐の‐かみ【園韓神】🔗🔉

その‐から‐の‐かみ園韓神】 園の神と韓の神。古くから大内裏の宮内省に祭られた。そのからかみ。→韓神祭からのかみのまつり

その‐の‐かみ【園神】🔗🔉

その‐の‐かみ園神】 大内裏の宮内省に祀られた神。大己貴神おおなむちのかみの和魂にぎみたまである大物主神おおものぬしのかみという。そのかみ。→韓神からのかみ

その‐ふ【園生】🔗🔉

その‐ふ園生⇒そのう

そのめ【園女】🔗🔉

そのめ園女】 (ソノジョとも)江戸中期の俳人。元禄四俳女の一人。伊勢の人。医師で俳人の斯波一有の妻。芭蕉に入門、のち江戸で其角に学ぶ。晩年、剃髪して智鏡と号す。著「菊の塵」ほか。(1664〜1726)

[漢]園🔗🔉

 字形  筆順 〔囗部10画/13画/教育/1764・3160〕 〔音〕エン〈ヱン〉(漢) オン〈ヲン〉(呉) 〔訓〕その [意味] ①その。かきねのある、果樹・野菜・草花の畑。「園芸・菜園・田園・梅園」 ②にわ。人々が集まって楽しむ一定の区域。「園丁・造園・公園・学園・祇園ぎおん・幼稚園・動物園・園遊会」 ▷「苑」に通じ用いる。 [解字] 形声。「囗」(=かこい)+音符「袁」。[薗]は異体字。 [下ツキ 学園・祇園精舎・禁園・蘐園・公園・菜園・庄園・荘園・桑園・造園・茶園・庭園・田園・兎園冊・農園・廃園・名園・薬園・遊園地・楽園・梨園・霊園

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