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たい‐けん【大賢】🔗⭐🔉
たい‐けん【大賢】
非常に賢いこと。また、その人。↔大愚
⇒大賢は愚なるが如し
○大賢は愚なるが如したいけんはぐなるがごとし🔗⭐🔉
○大賢は愚なるが如したいけんはぐなるがごとし
非常に賢い人は、知識をひけらかさないから、ちょっと見たところでは愚かな人のように見える。
⇒たい‐けん【大賢】
たいげん‐ほう【大元帥法】‥ホフ
東密で、宮中などにおいて、国家鎮護のため大元帥明王を本尊とし、御修法みずほうに准じて正月8日から14日まで行われた修法。851年(仁寿1)に始まる。また、敵国降伏のため臨時に行われた。
⇒たい‐げん【大元帥・太元帥】
だい‐けんみ【大検見】
⇒おおけみ
たいげん‐みょうおう【大元帥明王】‥ミヤウワウ
八大夜叉大将の一つ。悪獣や戦乱などの難を除き、国土を守護するとされ、密教に入って明王となる。その像は刀・戟などを持ち、忿怒の相を表す。大元帥法の本尊。阿吒縛迦あたばか。
⇒たい‐げん【大元帥・太元帥】
たいけん‐めいれい【大権命令】
明治憲法下、大権事項をその内容とする命令。勅令の一種で、官制・軍令・栄典令・恩赦令などがその例。
⇒たい‐けん【大権】
たいけん‐もん【待賢門】
平安京大内裏の外郭十二門の一つ。宮城の東面、郁芳門の北、陽明門の南にある。もと建部門たけべもんと称。中御門なかみかど。→大内裏(図)。
⇒たいけんもん‐の‐たたかい【待賢門の戦】
たいけん‐もんいん【待賢門院】‥ヰン
鳥羽天皇の中宮。藤原璋子しょうし。権大納言公実の女むすめ。崇徳天皇・後白河天皇の母。1118年(元永1)皇后となり、24年(天治1)院号宣下。(1101〜1145)
たいけんもん‐の‐たたかい【待賢門の戦】‥タタカヒ
平治の乱の際、待賢門付近で行われた平重盛と源義平との一騎討を交えた戦い。
⇒たいけん‐もん【待賢門】
たい‐こ【大戸】
①律令制の四等戸の第一で、1戸内に8人以上の成年男子のいる戸。→上戸じょうこ→中戸→下戸。
②かねもち。富んだ家。大家。豪家。
③酒量の多いこと。おおざけのみ。上戸じょうご。
たい‐こ【大呼】
大声で呼ぶこと。「万歳を―する」
たい‐こ【大姑・大家】
夫の姉。こじゅうとめ。転じて、女を敬っていう語。
たい‐こ【大故】
(「故」は事の意)
①大事。大きな災害。
②大きな不幸。父母の喪。
③大悪事。悪逆。大罪。
たい‐こ【大賈】
大商人。財産の多い商人。豪商。
たい‐こ【太古】
おおむかし。
⇒たいこ‐かい【太古界】
⇒たいこ‐だい【太古代】
たいこ【太虚】
(Taixu)近代中国仏教界の指導者。仏教は、葬式や招福除厄のためではなく、人々の間で活躍すべきだとの人間仏教を主張。(1890〜1947)
たい‐こ【太湖】
(Tai Hu)中国江蘇省南部の大湖。南岸は浙江省に属する。湖上に多数の島嶼がある。江南水利網の中心地。面積2428平方キロメートル。震沢・五湖とも称する。
⇒たいこ‐せき【太湖石】
たい‐こ【太鼓】
①打楽器の一つ。胴の両面または片面に革を張り、打ち鳴らすものの総称。大太鼓だだいこ・おおだいこ・楽太鼓がくだいこ・締太鼓しめだいこなど多くの種類がある。
太鼓
撮影:神田佳明
②日本では1のうち、中央のくびれた胴をもつ鼓つづみを除いたものを指す。
③太鼓の音。
④たいこもち。
⑤たいこむすび。
⇒たいこ‐いしゃ【太鼓医者】
⇒たいこ‐うち【太鼓打】
⇒たいこ‐ざ【太鼓座】
⇒たいこ‐じょろう【太鼓女郎】
⇒たいこ‐ずみ【太鼓炭】
⇒たいこ‐たたき【太鼓叩き】
⇒たいこ‐ばし【太鼓橋】
⇒たいこ‐ばめ【太鼓羽目】
⇒たいこ‐ばら【太鼓腹】
⇒たいこ‐ばり【太鼓張り】
⇒たいこ‐ばん【太鼓判】
⇒たいこ‐びょう【太鼓鋲】
⇒たいこ‐ぼうず【太鼓坊主】
⇒たいこ‐むし【太鼓虫・水蠆】
⇒たいこ‐むすび【太鼓結び】
⇒たいこ‐もち【太鼓持】
⇒たいこ‐やき【太鼓焼】
⇒太鼓のような判を捺す
⇒太鼓も撥の当たりよう
⇒太鼓を叩く
⇒太鼓を持つ
たい‐ご【大悟】
⇒だいご
たい‐ご【大語】
大きなことを言うこと。大言。
たい‐ご【対晤】
面会すること。対面。
たい‐ご【対碁】
囲碁の腕前が互角であること。対等の碁。→互先たがいせん
たい‐ご【対語】
①向かい合って話をすること。面語。
②⇒ついご。
③対義語。
たい‐ご【隊伍】
(「隊」は2人以上、「伍」は5人以上の兵士の組)隊列の組。くみ。「―を組んで進む」
タイ‐ご【タイ語】
(Thai)タイ王国の公用語。カダイ語族タイ語派に属する。文字はクメール文字の系統に属する独自の体系。シャム語。
⇒タイご‐は【タイ語派】
だい‐こ【大根】
①大根だいこん。
②大根だいこん役者。東海道中膝栗毛7「ナニ―とはアノ役者のことか」
⇒だいこ‐おろし【大根卸し】
⇒だいこ‐じめ【大根注連】
⇒だいこ‐たき【大根焚き】
⇒だいこ‐ばたけ【大根畑】
だい‐ご【大悟】
(タイゴとも)〔仏〕迷いを去って真理を悟ること。大いなる悟り。
⇒だいご‐てってい【大悟徹底】
だい‐ご【第五】
5番目。5回目。
⇒だいご‐きょうわせい【第五共和制】
⇒だいご‐こうとう‐がっこう【第五高等学校】
⇒だいご‐れつ【第五列】
だい‐ご【醍醐】
五味の第5。乳を精製して得られる最も美味なるもの。黄金色をしたオイル様のものともいう。仏教の最高真理にたとえる。
⇒だいご‐み【醍醐味】
だいご【醍醐】
京都市伏見区の地名。醍醐・朱雀両天皇陵および醍醐寺などがある。古くは略して「酉酉」とも書いた。
⇒だいご‐かいどう【醍醐街道】
⇒だいご‐さん【醍醐山】
⇒だいご‐じ【醍醐寺】
⇒だいご‐の‐ごもんぜき【醍醐の五門跡】
⇒だいご‐の‐さんりゅう【醍醐の三流】
⇒だいご‐の‐はなみ【醍醐の花見】
たいこ‐いしゃ【太鼓医者】
医術は下手で、ただ人にへつらって世をわたる医者。幇間医者ほうかんいしゃ。江戸生艶気樺焼えどうまれうわきのかばやき「わる井志庵といふ―なぞと心安くして」
⇒たい‐こ【太鼓】
たい‐こう【大公】
①ヨーロッパで、君主の一門の男子の称。
②ヨーロッパで、小国の君主。
たい‐こう【大功】
①大きなてがら。大勲。偉勲。平家物語2「かの蕭何は―かたへに越えたるによつて」。「―を立てる」
②大きな仕事。大きな事業。平家物語7「今この―をおこすこと」
③古代中国の喪服の一種。9カ月の喪に着る織目のあらい麻布で作ったもの。→小功。
⇒たいこう‐でん【大功田】
たい‐こう【大巧】‥カウ
たいへん巧みなこと。
⇒大巧は拙なるがごとし
たい‐こう【大江】‥カウ
①大きな川。
②(→)長江2のこと。
たい‐こう【大行】‥カウ
①大きな仕事。大事業。
②大行天皇の略。
⇒たいこう‐てんのう【大行天皇】
⇒大行は細謹を顧みず
たい‐こう【大孝】‥カウ
すぐれた孝行。至孝。
たい‐こう【大効】‥カウ
大きな効力。非常なききめ。
たい‐こう【大較】‥カウ
おおよそ。あらまし。大略。
たい‐こう【大綱】‥カウ
根本的な事柄。おおもと。大要。「計画の―」
たい‐こう【太公】
①父または祖父の称。曾祖父にもいう。
②高齢の人の尊称。
たい‐こう【太后】
太皇太后・皇太后の称。
たい‐こう【太閤・大閤】‥カフ
①摂政せっしょうまたは太政だいじょう大臣の敬称。のちには関白をその子に譲った人の称。太閤の出家した人を禅閤という。
②特に豊臣秀吉の称。
⇒たいこう‐き【太閤記】
⇒たいこうき‐もの【太閤記物】
⇒たいこう‐ぎり【太閤桐】
⇒たいこう‐けんち【太閤検地】
たい‐こう【体腔】‥カウ
動物の体壁内面を覆う膜で囲まれた空所で、消化管などの内臓をおさめる。扁形動物以上の動物群によく発達し中胚葉の膜が囲む。脊椎動物では胸腔・腹腔に分かれる。医学ではタイクウという。
⇒たいこう‐どうぶつ【体腔動物】
たい‐こう【対向】‥カウ
互いにむきあうこと。
⇒たいこう‐しゃ【対向車】
⇒たいこう‐しゃせん【対向車線】
⇒たいこう‐はん【対向犯】
たい‐こう【対抗】‥カウ
①相対して互いにはりあうこと。「東西―」
②競馬・競輪などで、本命ほんめいと優勝を争うと予想されている馬や選手など。
⇒たいこう‐ば【対抗馬】
⇒たいこう‐ぶんか【対抗文化】
⇒たいこう‐ようけん【対抗要件】
⇒たいこう‐りょく【対抗力】
たい‐こう【対校】‥カウ
①学校と学校とが対抗してすること。「―試合」
②二つの本を対比して、本文などの異同を調べること。校合きょうごう。
③原稿や前の校正刷と引き合わせて校正すること。
たい‐こう【退行】‥カウ
①あとにさがること。あとしざり。
②〔天〕(→)逆行運動2に同じ。
③(→)退化に同じ。
④〔心〕欲求不満を幼児期のような方法で解消すること。防衛機制の一つ。
たい‐こう【退紅・褪紅】
①うす赤色の染色。淡紅色。
Munsell color system: 5R6.8/5
②淡紅色の狩衣。下部しもべの着衣。
⇒たいこう‐しょく【退紅色】
たい‐こう【退校】‥カウ
学生・生徒が学校を中途でやめること。また、やめさせられること。退学。
たい‐こう【退耕】‥カウ
官途を退いて耕作に従事すること。官職を去って民間に下ること。
たい‐こう【退黄・褪黄】‥クワウ
退黄色の略。
⇒たいこう‐しょく【退黄色】
たい‐こう【帯甲】‥カフ
甲よろいを着た者、すなわち兵士。
たい‐こう【帯鉤】
春秋戦国時代から後漢時代に広く使用された腰帯の留金具。革帯の一端につけ、他端をひっかけて使用する。朝鮮・日本からも少数出土。→帯金具おびかなぐ
たい‐ごう【対合】‥ガフ
〔生〕
①(synapsis)細胞の減数分裂に際して、相同染色体同士が接着する現象。
②(pairing)二本鎖DNAが複製される際、DNAの各鎖を構成する塩基に対して、必ず特定の塩基が結合する現象。この結果、元の二本鎖DNAと同一の鎖が2本形成され、遺伝情報は誤りなく複製される。
だい‐こう【代行】‥カウ
本人に代わって物事を行うこと。また、その人。「学長―」
⇒だいこう‐きかん【代行機関】
⇒だいこう‐バス【代行バス】
だい‐こう【代香】‥カウ
他人に代わって焼香すること。またその人。
だい‐こう【代講】‥カウ
他人に代わって講演または講義すること。また、その人。
だい‐こう【乃公】
〔代〕
(汝なんじの君主の意)わが輩。おれさま。男子が自分自身を尊大にいう語。
⇒乃公出でずんば
だい‐ごう【大剛】‥ガウ
(タイゴウ・ダイコウとも)すぐれて強いこと。また、その人。平治物語「かくれなき強盗名誉の―の者にて候」。「―横綱」
だい‐ごう【題号】‥ガウ
書物などの題目。表題。

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