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○将星隕つしょうせいおつ🔗⭐🔉
○将星隕つしょうせいおつ
(蜀の諸葛孔明が五丈原で死ぬ前に、赤色の大星がその陣中に落ちたとの故事から)将軍が陣没すること。
⇒しょう‐せい【将星】
しょうせい‐こん【招婿婚】セウ‥
「婿入り婚」のこと。
しょうぜい‐し【正税使】シヤウ‥
律令時代の四度使しどのつかいの一つ。諸国から毎年、正税帳を京に持参する使い。正税帳使。税帳使。
⇒しょう‐ぜい【正税】
しょうぜい‐ちょう【正税帳】シヤウ‥チヤウ
律令制に基づき、各国で毎年作成された決算報告書。租や正税の出挙すいこによる収入支出を記載し、中央の行政命令を実施した証拠にする。「四度の公文くもん」の一種。大税帳。税帳。
⇒しょう‐ぜい【正税】
しょう‐せいどう【鐘青銅】
鐘を鋳るのに用いる青銅。銅85〜75パーセント、錫15〜25パーセントの合金。少量の鉛をも加えることもある。鐘銅。
しょうぜい‐とう【正税稲】シヤウ‥タウ
(→)正税に同じ。
⇒しょう‐ぜい【正税】
しょうせい‐ぶどうさん【焦性葡萄酸】セウ‥ダウ‥
(→)ピルビン酸の別称。
じょう‐せいほん【上製本】ジヤウ‥
製本様式の一つ。折丁を綴じ、三方の小口こぐちを切りそろえてから表紙をつけるもの。丸背・角背の2形式がある。本製本。↔仮製本
しょうせい‐もっしょくしさん【焦性没食子酸】セウ‥
(→)ピロガロールに同じ。
しょう‐せいりゅうとう【小青竜湯】セウ‥タウ
麻黄・細辛・半夏はんげなど8味から成る漢方方剤。咳・喘息・アレルギー性鼻炎などに効がある。
しょうせい‐りんぴ【焼成燐肥】セウ‥
合成肥料のうち、リン鉱石を焼成して作ったものの総称。鉱石中のリンは安定なフッ化物であり、そのままでは肥料としての活性をもたず、加熱などの処理が必要。
⇒しょう‐せい【焼成】
しょう‐せき【硝石】セウ‥
(→)硝酸カリウムの通称。
しょう‐せき【証跡】
証拠となる痕跡。天草本伊曾保物語「ここに―があると申して」
しょう‐せき【蹤跡】
①あしあと。あと。事跡。
②ゆくえ。ゆきがた。
じょう‐せき【上席】ジヤウ‥
①上位の席次。かみざ。上座。
②階級が上であること。上級。「―判事」
じょう‐せき【定石】ヂヤウ‥
①囲碁で、長年の研究によって、部分的に双方ともに最善とされる、きまった形の打ち方。〈運歩色葉集〉。「―通りに打つ」
②転じて、物事を処理する時のきまった仕方。「捜査の―」
じょう‐せき【定席】ヂヤウ‥
①きまった座席。
②行きつけの家。なじみの家。
③常設の寄席よせ。
じょう‐せき【定跡】ヂヤウ‥
将棋で、長年の研究によって、双方ともに最善とされる、きまった形の指し方。
じょう‐せき【定籍】ヂヤウ‥
本籍を定めること。ていせき。
じょう‐せき【乗積】
乗算して得た数値または式。
じょう‐せき【城跡・城蹟】ジヤウ‥
城のあと。城址。
じょう‐せき【攘斥】ジヤウ‥
はらいしりぞけること。
じょうせき‐もん【縄蓆文】
土器の表面についた縄目状の圧痕。縄をまきつけた板でたたいて成形した時についた縄の痕跡。中国では縄文と呼ぶが、日本では縄文土器の縄文と区別するためにこの語を用いる。
しょう‐せつ【小雪】セウ‥
二十四節気の一つ。太陽の黄経が240度に達する時で、10月の中ちゅう。太陽暦の11月22日頃に当たる。→大雪たいせつ
しょう‐せつ【小節】セウ‥
①小さいふし。
②わずかな節義。
③〔音〕五線譜による楽譜の縦線と縦線とで区分された部分。
⇒しょうせつ‐せん【小節線】
しょう‐せつ【小説】セウ‥
①[漢書芸文志「小説家者流は、蓋し稗官より出づ、街談巷語は、道聴塗説の者の造る所也」]市中の出来事や話題を記録したもの。稗史はいし。
②(坪内逍遥によるnovelの訳語)文学の一形式。古代における伝説・叙事詩、中世における物語などの系譜を受け継ぎ、近代、とりわけ18世紀以降の西欧で発達、詩に代わって文学の中心を占めるに至る。韻文の形式や手法から解放され、どのような素材でも自由に扱うようになった。二葉亭四迷、小説総論「されば摸写は―の真面目なること明白なり」
⇒しょうせつ‐か【小説家】
しょう‐せつ【承接】
前を受け、後ろにつなぐこと。
しょう‐せつ【消雪】セウ‥
雪をとかして消すこと。融雪。「―道路」
しょう‐せつ【称説】
ほめて言うこと。称道。
しょう‐せつ【章節】シヤウ‥
長い文章の、章や節の区切り。「―に分ける」
しょう‐せつ【勝絶】
⇒しょうぜつ
しょう‐せつ【詳説】シヤウ‥
くわしく説くこと。また、その説いた言説。「後に―する」
しょう‐ぜつ【峭絶】セウ‥
非常にけわしいこと。険絶。
しょう‐ぜつ【勝絶】
①景色などが、きわめてすぐれていること。
②〔音〕日本の音名の一つ。十二律の下から4番目の音。中国の十二律の夾鐘きょうしょうに相当し、洋楽のヘ音に近い。しょうせつ。→十二律(表)
じょう‐せつ【定説】ヂヤウ‥
⇒ていせつ
じょう‐せつ【浄刹】ジヤウ‥
①(→)浄土に同じ。
②寺院の境内。
じょう‐せつ【常設】ジヤウ‥
常に設けてあること。
⇒じょうせつ‐かん【常設館】
じょう‐ぜつ【饒舌】ゼウ‥
口数が多いこと。多弁なこと。おしゃべり。「無用の―」「―な文章」「―家」
しょうせつ‐か【小説家】セウ‥
小説を創作する人。文士。作家。
⇒しょう‐せつ【小説】
しょう‐せっかい【消石灰】セウセキクワイ
(生石灰の消和により得られるからいう)(→)水酸化カルシウムに同じ。
じょうせつ‐かん【常設館】ジヤウ‥クワン
①常時映画を上映している建物。映画常設館。芝居などと交互に映画上映をする興行場が多かった時代の用語。
②博物館・美術館で、常に所蔵品を展示している建物。
⇒じょう‐せつ【常設】
しょうせつげっぽう【小説月報】セウ‥
中国の文芸雑誌。1910年発刊。清末以来の旧派の「新小説」(1902年創刊)系の雑誌から、21年茅盾編集の文学研究会機関誌となる。32年上海事変により停刊。
しょう‐せっこう【焼石膏】セウセキカウ
⇒やきせっこう
しょうせつしんずい【小説神髄】セウ‥
文学論。坪内逍遥著。9冊。1885〜86年(明治18〜19)刊。上巻は文学理論、下巻は方法論。勧善懲悪主義を排し、心理的写実主義によって小説に独立した芸術的価値を与えようとした日本で最初の体系的文学理論書。
→文献資料[小説神髄]
しょうせつ‐せん【小節線】セウ‥
楽譜で小節を区分する縦線。
⇒しょう‐せつ【小節】
じょうぜ‐づつみ【常是包】ジヤウ‥
江戸時代、銀座で鋳造し、大黒常是が包装・封印した丁銀・豆板銀。
⇒じょうぜ【常是】
じょうぜ‐ほう【常是宝】ジヤウ‥
「常是」「宝」などの極印が打ってあったところから、銀貨の通称。浮世草子、好色万金丹「―といふものを大分取らせしゆゑ」
⇒じょうぜ【常是】
しょう‐せん【小戦】セウ‥
ちょっとしたいくさ。
しょう‐せん【省銭】シヤウ‥
江戸時代、100文に満たない銭を100文に通用させたもの。九六銭くろくぜにの類。省百しょうびゃく。
しょう‐せん【省線】シヤウ‥
①鉄道省の経営した汽車または電車の線路。鉄道院時代には院線と言った。
②省線電車の略。国鉄時代の国電に相当する。
しょう‐せん【哨船】セウ‥
見張りのふね。
しょう‐せん【商船】シヤウ‥
商業上の目的で航海する船舶。客船・貨物船・貨客船などの種類がある。
⇒しょうせん‐がっこう【商船学校】
しょう‐せん【商戦】シヤウ‥
商業上の競争。商売合戦。「歳末―」
しょう‐ぜん【小善】セウ‥
ちょっとした善行。
しょう‐ぜん【生前】シヤウ‥
生きていた時。存命中。せいぜん。
しょう‐ぜん【性善】シヤウ‥
〔仏〕衆生しゅじょうが本性として先天的にもっている善。
しょう‐ぜん【承前】
前文をうけつぐこと。つづき。
しょう‐ぜん【昭然】セウ‥
あきらかなさま。
しょう‐ぜん【悚然・竦然】
恐れてぞっとするさま。慄然りつぜん。夏目漱石、薤露行「ギニ
アは―として骨に徹する寒さを知る」。「―たる顔」
しょう‐ぜん【悄然】セウ‥
①元気がなく、しょぼしょぼとしたさま。憂えているさま。「―と引き返す」「―たる姿」
②ものさびしいさま。ひっそりしたさま。太平記37「―として声なし」
しょう‐ぜん【聳然】
①高くそびえるさま。
②恐れて気持や姿勢を改めるさま。慎み恐れるさま。
しょう‐ぜん【蕭然】セウ‥
ものさびしいさま。「―たる枯れ野」
しょう‐ぜん【鏘然】シヤウ‥
金石のなりひびく音。音楽の音。鏘鏘。
じょう‐せん【上宣】ジヤウ‥
上卿しょうけいから宣達する詞。
じょう‐せん【上船】ジヤウ‥
船に乗ること。乗船。↔下船
じょう‐せん【上僊・上仙】ジヤウ‥
①[荘子天地]天にのぼって仙人となること。
②天にのぼった仙人の第一級のもの。
③貴人の死の尊敬語。
じょう‐せん【成選】ジヤウ‥
律令時代の官人の定期叙位。また、その叙位に選ばれること。
じょう‐せん【条線】デウ‥
①すじ。せん。線条。
②結晶面に認められる平行な多数のすじ。結晶の対称性を知る手掛りの一つ。
じょう‐せん【定先】ヂヤウ‥
囲碁で、一方がいつも先手(黒)で打つ手合割てあいわり。→互先たがいせん
じょう‐せん【乗船】
船に乗ること。また、乗っている船。
じょう‐せん【情宣】ジヤウ‥
(情報宣伝の略)情報を多くの人に知らせる行動。
じょう‐せん【剰銭】
①残った金銭。
②つりせん。
じょう‐せん【常饌】ジヤウ‥
日常の食膳。
しょうせん‐がっこう【商船学校】シヤウ‥ガクカウ
船員の教育・養成を目的とした旧制の中等学校。小栗風葉、ぐうたら女「霊岸島の―(元の)の傍そばに、三河屋と云ふ看板の出た店」
⇒しょう‐せん【商船】
しょうせん‐きょう【昇仙峡】‥ケフ
山梨県甲府市北方にある峡谷。笛吹川の支流荒川の浸食により奇岩・滝が多く、紅葉の名所。秩父多摩甲斐国立公園の一部。別称、御岳みたけ昇仙峡。
昇仙峡
撮影:山梨勝弘
しょう‐せんきょく【小選挙区】セウ‥
1区で議員1名を選出する制度の選挙区。死票が多く、多数党に有利になるとされる。日本では衆議院議員選挙に1889年(明治22)・1919年(大正8)・94年(比例代表制と並立)採用。外国ではイギリス・アメリカなどで採用。
しょう‐せんぐう【正遷宮・上遷宮】シヤウ‥
「遷宮せんぐう」参照。
しょうぜん‐げん【将然言】シヤウ‥
未然形みぜんけいの旧称。東条義門の命名。
しょうせん‐こう【昭宣公】セウ‥
藤原基経の諡号しごう。
しょう‐せんじ【小宣旨】セウ‥
⇒こせんじ
じょう‐せんしょくたい【常染色体】ジヤウ‥
性染色体以外の染色体。人では22対、すなわち44個。
しょう‐せんせかい【小千世界】セウ‥
〔仏〕「三千大千世界さんぜんだいせんせかい」参照。
しょう‐ぜんてい【小前提】セウ‥
〔論〕(minor premise)三段論法で小概念を含む前提。→定言的三段論法
しょう‐そ【訟訴】
訴え。訴訟。
しょう‐そ【勝訴】
訴訟に勝つこと。「原告―」
しょう‐そ【障阻】シヤウ‥
さわり。さまたげ。邪魔。障害。
しょう‐そ【樵蘇】セウ‥
①薪を取ることと草を刈ること。
②転じて、いなかの人の生活のわざ。
しょう‐そ【蕭疎】セウ‥
草木の葉などのさびしくまばらなこと。清疎。
じょう‐そ【上疏】ジヤウ‥
事情を記して上にたてまつること。また、その書状。上書。
じょう‐そ【上訴】ジヤウ‥
①上の者に訴えること。「お上に―する」
②〔法〕未確定の裁判に対し、その全部または一部を不服とし、再審査を上級裁判所に求めること。控訴・上告・抗告の3種がある。
⇒じょうそ‐きかん【上訴期間】
⇒じょうそ‐けん【上訴権】
しょう‐そう【少壮】セウサウ
①年の若いこと。20歳から30歳ごろまでの称。
②若くて元気のよいこと。島崎藤村、夜明け前「―な志士達とも友達が往来を始めることを知つた」
⇒しょうそう‐きえい【少壮気鋭】
⇒しょうそう‐ヘーゲル‐がくは【少壮ヘーゲル学派】
⇒少壮幾時ぞ
しょう‐そう【正倉】シヤウサウ
律令時代の中央・地方の諸官庁または寺院などの倉庫のうち主要なもの。正税稲・宝物などを収納。正倉の設置された一画を正倉院と呼ぶが、奈良東大寺のもののみ現存し、今日では固有名詞化している。→正倉院
しょう‐そう【性相】シヤウサウ
〔仏〕
①事物の本体(性)と現象的性質(相)。
②(ショウゾウとよむ)唯識と倶舎くしゃとの教学。性相学。
しょう‐そう【尚早】シヤウサウ
そのことをするにはまだ早すぎること。「時期―」
しょう‐そう【荘倉】シヤウサウ
荘園の納貢を蓄えておくくら。法隆寺資財帳「合荘―捌拾肆(八十四)口」
しょう‐そう【将曹】シヤウサウ
「さかん(主典)」参照。
しょう‐そう【悄愴】セウサウ
①かなしみいたむこと。
②さびしいさま。
しょう‐そう【章草】シヤウサウ
隷書から草書への過渡的書体。後漢の章帝の時、杜操(杜度)がこれをよくし、章帝が称揚したことから出た名という。
章草
しょう‐そう【晶相】シヤウサウ
同一物質の結晶が、結晶面の組合せを異にするために示す特定の外形。
しょう‐そう【焦燥・焦躁】セウサウ
いらだちあせること。「―に駆られる」「―感」
しょう‐そう【傷創】シヤウサウ
きず。
しょう‐そう【傷愴】シヤウサウ
いたみかなしむこと。
しょう‐そう【聖僧】シヤウ‥
①ひじりとして敬われる僧。高僧。
②僧堂の中央や食堂じきどうの上座に安置される仏像(主に文殊菩薩や賓頭盧びんずる)。
しょう‐そう【請奏】シヤウ‥
公事くじの際に、当事者が所要の品の下付を朝廷に申請すること。
しょう‐そう【請僧】シヤウ‥
法会ほうえなどに招請された僧。
しょう‐ぞう【正像】シヤウザウ
〔仏〕正法と像法。
⇒しょうぞう‐まつ【正像末】
しょう‐ぞう【抄造】セウザウ
調合された紙料を抄すいて紙を製造すること。抄紙。
しょう‐ぞう【肖像】セウザウ
特定の人物の容貌・姿態などをうつしとった絵・写真・彫刻。似すがた。〈饅頭屋本節用集〉
⇒しょうぞう‐が【肖像画】
⇒しょうぞう‐けん【肖像権】
しょう‐ぞう【尚蔵】シヤウザウ
蔵司ぞうしの長官。くらのかみ。
じょう‐そう【上奏】ジヤウ‥
①意見や事情などを天皇に申し上げること。
②明治憲法下で、官庁・議院などが意見・事実を開陳し、天皇に奏聞したこと。「帷幄いあく―」
じょう‐そう【上層】ジヤウ‥
①層をなして重なったものの、上の方の部分。上の層。
②上の階層。
⇒じょうそう‐うん【上層雲】
⇒じょうそう‐かいきゅう【上層階級】
⇒じょうそう‐ぶ【上層部】
じょうそう【丈草】ヂヤウサウ
⇒ないとうじょうそう(内藤丈草)
じょう‐そう【状相】ジヤウサウ
すがた。形状。
じょう‐そう【定相】ヂヤウサウ
〔仏〕固定した特質。常住不変の相。太平記35「物の―なき喩たとえにも」
じょう‐そう【常総】ジヤウ‥
①常陸ひたちと下総しもうさの併称。
②茨城県南西部、常総台地にある市。江戸との舟運により常総各地からの物資の集散地として発達。近年、住宅開発が進行。人口6万7千。
じょう‐そう【常操】ジヤウサウ
常に変わらない節操。
じょう‐そう【情想】ジヤウサウ
感情と思想。
じょう‐そう【情操】ジヤウサウ
感情のうち、道徳的・芸術的・宗教的など文化的・社会的価値を具そなえた複雑で高次なもの。〈哲学字彙初版〉
⇒じょうそう‐きょういく【情操教育】
じょうぞう【浄蔵】ジヤウザウ
①浄眼じょうげんとともに妙荘厳みょうしょうごん王の王子。仏道を修めて神通力を得、バラモン教を信ずる父王を仏法に導いたという。(法華経)
②平安中期の天台宗の僧。三善清行みよしきよゆきの子。平将門の乱に当たって大威徳法を修した。通称、浄蔵貴所。(891〜964)
じょう‐ぞう【醸造】ヂヤウザウ
発酵作用を応用して、酒類・醤油・味噌・味醂みりんなどをつくること。醸成。「酒を―する」
⇒じょうぞう‐しゅ【醸造酒】
じょうそう‐いく【条桑育】デウサウ‥
桑葉のついた枝のまま蚕に与えて飼育すること。
アは―として骨に徹する寒さを知る」。「―たる顔」
しょう‐ぜん【悄然】セウ‥
①元気がなく、しょぼしょぼとしたさま。憂えているさま。「―と引き返す」「―たる姿」
②ものさびしいさま。ひっそりしたさま。太平記37「―として声なし」
しょう‐ぜん【聳然】
①高くそびえるさま。
②恐れて気持や姿勢を改めるさま。慎み恐れるさま。
しょう‐ぜん【蕭然】セウ‥
ものさびしいさま。「―たる枯れ野」
しょう‐ぜん【鏘然】シヤウ‥
金石のなりひびく音。音楽の音。鏘鏘。
じょう‐せん【上宣】ジヤウ‥
上卿しょうけいから宣達する詞。
じょう‐せん【上船】ジヤウ‥
船に乗ること。乗船。↔下船
じょう‐せん【上僊・上仙】ジヤウ‥
①[荘子天地]天にのぼって仙人となること。
②天にのぼった仙人の第一級のもの。
③貴人の死の尊敬語。
じょう‐せん【成選】ジヤウ‥
律令時代の官人の定期叙位。また、その叙位に選ばれること。
じょう‐せん【条線】デウ‥
①すじ。せん。線条。
②結晶面に認められる平行な多数のすじ。結晶の対称性を知る手掛りの一つ。
じょう‐せん【定先】ヂヤウ‥
囲碁で、一方がいつも先手(黒)で打つ手合割てあいわり。→互先たがいせん
じょう‐せん【乗船】
船に乗ること。また、乗っている船。
じょう‐せん【情宣】ジヤウ‥
(情報宣伝の略)情報を多くの人に知らせる行動。
じょう‐せん【剰銭】
①残った金銭。
②つりせん。
じょう‐せん【常饌】ジヤウ‥
日常の食膳。
しょうせん‐がっこう【商船学校】シヤウ‥ガクカウ
船員の教育・養成を目的とした旧制の中等学校。小栗風葉、ぐうたら女「霊岸島の―(元の)の傍そばに、三河屋と云ふ看板の出た店」
⇒しょう‐せん【商船】
しょうせん‐きょう【昇仙峡】‥ケフ
山梨県甲府市北方にある峡谷。笛吹川の支流荒川の浸食により奇岩・滝が多く、紅葉の名所。秩父多摩甲斐国立公園の一部。別称、御岳みたけ昇仙峡。
昇仙峡
撮影:山梨勝弘
しょう‐せんきょく【小選挙区】セウ‥
1区で議員1名を選出する制度の選挙区。死票が多く、多数党に有利になるとされる。日本では衆議院議員選挙に1889年(明治22)・1919年(大正8)・94年(比例代表制と並立)採用。外国ではイギリス・アメリカなどで採用。
しょう‐せんぐう【正遷宮・上遷宮】シヤウ‥
「遷宮せんぐう」参照。
しょうぜん‐げん【将然言】シヤウ‥
未然形みぜんけいの旧称。東条義門の命名。
しょうせん‐こう【昭宣公】セウ‥
藤原基経の諡号しごう。
しょう‐せんじ【小宣旨】セウ‥
⇒こせんじ
じょう‐せんしょくたい【常染色体】ジヤウ‥
性染色体以外の染色体。人では22対、すなわち44個。
しょう‐せんせかい【小千世界】セウ‥
〔仏〕「三千大千世界さんぜんだいせんせかい」参照。
しょう‐ぜんてい【小前提】セウ‥
〔論〕(minor premise)三段論法で小概念を含む前提。→定言的三段論法
しょう‐そ【訟訴】
訴え。訴訟。
しょう‐そ【勝訴】
訴訟に勝つこと。「原告―」
しょう‐そ【障阻】シヤウ‥
さわり。さまたげ。邪魔。障害。
しょう‐そ【樵蘇】セウ‥
①薪を取ることと草を刈ること。
②転じて、いなかの人の生活のわざ。
しょう‐そ【蕭疎】セウ‥
草木の葉などのさびしくまばらなこと。清疎。
じょう‐そ【上疏】ジヤウ‥
事情を記して上にたてまつること。また、その書状。上書。
じょう‐そ【上訴】ジヤウ‥
①上の者に訴えること。「お上に―する」
②〔法〕未確定の裁判に対し、その全部または一部を不服とし、再審査を上級裁判所に求めること。控訴・上告・抗告の3種がある。
⇒じょうそ‐きかん【上訴期間】
⇒じょうそ‐けん【上訴権】
しょう‐そう【少壮】セウサウ
①年の若いこと。20歳から30歳ごろまでの称。
②若くて元気のよいこと。島崎藤村、夜明け前「―な志士達とも友達が往来を始めることを知つた」
⇒しょうそう‐きえい【少壮気鋭】
⇒しょうそう‐ヘーゲル‐がくは【少壮ヘーゲル学派】
⇒少壮幾時ぞ
しょう‐そう【正倉】シヤウサウ
律令時代の中央・地方の諸官庁または寺院などの倉庫のうち主要なもの。正税稲・宝物などを収納。正倉の設置された一画を正倉院と呼ぶが、奈良東大寺のもののみ現存し、今日では固有名詞化している。→正倉院
しょう‐そう【性相】シヤウサウ
〔仏〕
①事物の本体(性)と現象的性質(相)。
②(ショウゾウとよむ)唯識と倶舎くしゃとの教学。性相学。
しょう‐そう【尚早】シヤウサウ
そのことをするにはまだ早すぎること。「時期―」
しょう‐そう【荘倉】シヤウサウ
荘園の納貢を蓄えておくくら。法隆寺資財帳「合荘―捌拾肆(八十四)口」
しょう‐そう【将曹】シヤウサウ
「さかん(主典)」参照。
しょう‐そう【悄愴】セウサウ
①かなしみいたむこと。
②さびしいさま。
しょう‐そう【章草】シヤウサウ
隷書から草書への過渡的書体。後漢の章帝の時、杜操(杜度)がこれをよくし、章帝が称揚したことから出た名という。
章草
しょう‐そう【晶相】シヤウサウ
同一物質の結晶が、結晶面の組合せを異にするために示す特定の外形。
しょう‐そう【焦燥・焦躁】セウサウ
いらだちあせること。「―に駆られる」「―感」
しょう‐そう【傷創】シヤウサウ
きず。
しょう‐そう【傷愴】シヤウサウ
いたみかなしむこと。
しょう‐そう【聖僧】シヤウ‥
①ひじりとして敬われる僧。高僧。
②僧堂の中央や食堂じきどうの上座に安置される仏像(主に文殊菩薩や賓頭盧びんずる)。
しょう‐そう【請奏】シヤウ‥
公事くじの際に、当事者が所要の品の下付を朝廷に申請すること。
しょう‐そう【請僧】シヤウ‥
法会ほうえなどに招請された僧。
しょう‐ぞう【正像】シヤウザウ
〔仏〕正法と像法。
⇒しょうぞう‐まつ【正像末】
しょう‐ぞう【抄造】セウザウ
調合された紙料を抄すいて紙を製造すること。抄紙。
しょう‐ぞう【肖像】セウザウ
特定の人物の容貌・姿態などをうつしとった絵・写真・彫刻。似すがた。〈饅頭屋本節用集〉
⇒しょうぞう‐が【肖像画】
⇒しょうぞう‐けん【肖像権】
しょう‐ぞう【尚蔵】シヤウザウ
蔵司ぞうしの長官。くらのかみ。
じょう‐そう【上奏】ジヤウ‥
①意見や事情などを天皇に申し上げること。
②明治憲法下で、官庁・議院などが意見・事実を開陳し、天皇に奏聞したこと。「帷幄いあく―」
じょう‐そう【上層】ジヤウ‥
①層をなして重なったものの、上の方の部分。上の層。
②上の階層。
⇒じょうそう‐うん【上層雲】
⇒じょうそう‐かいきゅう【上層階級】
⇒じょうそう‐ぶ【上層部】
じょうそう【丈草】ヂヤウサウ
⇒ないとうじょうそう(内藤丈草)
じょう‐そう【状相】ジヤウサウ
すがた。形状。
じょう‐そう【定相】ヂヤウサウ
〔仏〕固定した特質。常住不変の相。太平記35「物の―なき喩たとえにも」
じょう‐そう【常総】ジヤウ‥
①常陸ひたちと下総しもうさの併称。
②茨城県南西部、常総台地にある市。江戸との舟運により常総各地からの物資の集散地として発達。近年、住宅開発が進行。人口6万7千。
じょう‐そう【常操】ジヤウサウ
常に変わらない節操。
じょう‐そう【情想】ジヤウサウ
感情と思想。
じょう‐そう【情操】ジヤウサウ
感情のうち、道徳的・芸術的・宗教的など文化的・社会的価値を具そなえた複雑で高次なもの。〈哲学字彙初版〉
⇒じょうそう‐きょういく【情操教育】
じょうぞう【浄蔵】ジヤウザウ
①浄眼じょうげんとともに妙荘厳みょうしょうごん王の王子。仏道を修めて神通力を得、バラモン教を信ずる父王を仏法に導いたという。(法華経)
②平安中期の天台宗の僧。三善清行みよしきよゆきの子。平将門の乱に当たって大威徳法を修した。通称、浄蔵貴所。(891〜964)
じょう‐ぞう【醸造】ヂヤウザウ
発酵作用を応用して、酒類・醤油・味噌・味醂みりんなどをつくること。醸成。「酒を―する」
⇒じょうぞう‐しゅ【醸造酒】
じょうそう‐いく【条桑育】デウサウ‥
桑葉のついた枝のまま蚕に与えて飼育すること。
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