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ひっ‐かえ【引っ替え】‥カヘ🔗⭐🔉
ひっ‐かえ【引っ替え】‥カヘ
ヒキカエの音便。「とっかえ―」
ひっ‐かえし【引っ返し】‥カヘシ🔗⭐🔉
ひっ‐かえし【引っ返し】‥カヘシ
ヒキカエシの音便。
ひっ‐かえ・す【引っ返す】‥カヘス🔗⭐🔉
ひっ‐かえ・す【引っ返す】‥カヘス
〔他五〕
ヒキカエスの音便。
ひっ‐かかり【引っ掛り】🔗⭐🔉
ひっ‐かかり【引っ掛り】
①物や手のかかるところ。物事の手がかりになるところ。
②気持にすっきりしないところがあること。わだかまり。「この箇所に―を感ずる」
③関係があること。「彼とは何の―もない」
ひっ‐かか・る【引っ掛かる】🔗⭐🔉
ひっ‐かか・る【引っ掛かる】
〔自五〕
(ヒキカカルの音便)
①突き出ているものなどに当たり、それに支えられて止まる。日葡辞書「キルモノガクギニヒッカカッタ」
②途中で妨げられて先へ進めなくなる。徳冨蘆花、富士「滝見茶屋でまた二時間余も―・つた」。「検閲に―・る」
③相手の悪だくみにおちいる。計略にはまる。悪い事や面倒なことなどにかかわり合う。「詐欺に―・る」
④納得できずこだわる。「彼の一言が心に―・る」
⑤液体などがはねかえってつき、汚れる。「泥水が―・る」
ひっ‐かきまわ・す【引っ掻き回す】‥マハス🔗⭐🔉
ひっ‐かきまわ・す【引っ掻き回す】‥マハス
〔他五〕
(ヒキカキマワスの音便)
①ひどく掻き回す。「水たまりを―・す」
②勝手気ままにふるまって混乱させる。「会議を―・す」
ひっ‐か・く【引っ掻く】🔗⭐🔉
ひっ‐か・く【引っ掻く】
〔他五〕
(ヒキカクの音便)爪で掻く。刺とげなどで掻く。「顔を―・く」
ひっかけ‐おび【引っ掛け帯】🔗⭐🔉
ひっかけ‐おび【引っ掛け帯】
ひっかけ結びにした帯。
⇒ひっ‐かけ【引っ掛け・引っ懸け】
ひっかけ‐むすび【引っ掛け結び】🔗⭐🔉
ひっかけ‐むすび【引っ掛け結び】
女帯の結び方の一つ。お太鼓に結ばずに垂らしておくもの。
⇒ひっ‐かけ【引っ掛け・引っ懸け】
ひっ‐か・ける【引っ掛ける】🔗⭐🔉
ひっ‐か・ける【引っ掛ける】
〔他下一〕
(ヒキカケルの音便)
①突き出ているものなどに物を当てて支えて下げる。「釘に―・ける」「餅をのどに―・ける」
②無造作に身につける。「羽織を―・ける」「下駄を―・ける」
③言葉巧みに相手をその気にさせる。あざむく。だます。尾崎紅葉、八重だすき「病家の奥さんやお嬢さんを―・けるのがお得意なのだ」
④掛代金などをふみたおす。
⑤酒などを軽く飲む。「一杯―・ける」
⑥液体などを乱暴にそそぎかける。「顔に水を―・ける」
⑦車両を走らせて人や物に当てる。「歩行者を―・ける」
⑧野球で、打者が強振して球の芯をはずし、意図せぬ方向に飛ばす。「低い球を―・ける」
ひっ‐かつ・ぐ【引っ担ぐ】🔗⭐🔉
ひっ‐かつ・ぐ【引っ担ぐ】
〔他五〕
「かつぐ」を強めていう語。
ひっ‐かぶ・る【引っ被る】🔗⭐🔉
ひっ‐かぶ・る【引っ被る】
〔他五〕
「かぶる」を強めていう語。「布団を―・る」「全責任を―・る」
ひっ‐きり【引っ切り】🔗⭐🔉
ひっ‐きり【引っ切り】
(ヒキキリの音便)
①⇒ひききり。
②女をののしっていう語。浄瑠璃、源平布引滝「女と思ひ用捨すりや、付け上がつたる―め」
⇒ひっきり‐なし【引っ切り無し】
ひっきり‐なし【引っ切り無し】🔗⭐🔉
ひっきり‐なし【引っ切り無し】
ヒキキリナシの音便。「車が―に通る」
⇒ひっ‐きり【引っ切り】
ひっ‐き・る【引っ切る】🔗⭐🔉
ひっ‐き・る【引っ切る】
〔他五〕
ヒキキルの音便。
ひっ‐くく・る【引っ括る】🔗⭐🔉
ひっ‐くく・る【引っ括る】
〔他五〕
①乱暴にしばる。捕縛する。「犯人を―・る」
②しめくくる。結論を出す。
ひっ‐く・む【引っ組む】🔗⭐🔉
ひっ‐く・む【引っ組む】
〔自四〕
引き寄せて組みつく。とっくむ。
ひっくり‐かえ・す【引っ繰り返す】‥カヘス🔗⭐🔉
ひっくり‐かえ・す【引っ繰り返す】‥カヘス
〔他五〕
①上下・表裏・前後などの関係を逆にする。さかさまにする。「順番を―・す」
②それまで保っていた状態をくつがえす。「会議の決定を―・す」
③勢いよく倒す。転覆させる。
ひっくり‐かえ・る【引っ繰り返る】‥カヘル🔗⭐🔉
ひっくり‐かえ・る【引っ繰り返る】‥カヘル
〔自五〕
①上下・表裏・前後などの関係が逆になる。さかさまになる。「舟が―・る」
②それまでの状態が保たれなくなる。くつがえる。「形勢が―・る」
③勢いよく倒れる。転倒する。
ひっ‐くる・める【引っ括める】🔗⭐🔉
ひっ‐くる・める【引っ括める】
〔他下一〕[文]ひつくる・む(下二)
ひとまとめにする。包括する。総括する。「すべて―・めて計算する」
ひっこき‐がみ【引っこき髪】🔗⭐🔉
ひっこき‐がみ【引っこき髪】
鬢びんや髱つとを出さずにひきつめて結う髪の風。京坂でいう。ひっこき。浮世草子、御前義経記「―の髱なし、根から切つて島田に結ふは」
ひっ‐こ・す【引っ越す】🔗⭐🔉
ひっ‐こ・す【引っ越す】
〔自五〕
(ヒキコスの音便)居所をかえる。移転する。
ひっ‐こな・す【引っ熟す】🔗⭐🔉
ひっ‐こな・す【引っ熟す】
〔他四〕
(ヒキコナスの音便)
①ひどく悪口を言う。ののしる。浄瑠璃、妹背山婦女庭訓「―・したものの言ひやう」
②意のままにする。浄瑠璃、聖徳太子絵伝記「―・す文章も」
ひっこ‐ぬ・く【引っこ抜く】🔗⭐🔉
ひっこ‐ぬ・く【引っこ抜く】
〔他五〕
強引にひきぬく。「大根を―・く」「他社の人材を―・く」
ひっ‐こま・せる【引っ込ませる】🔗⭐🔉
ひっ‐こま・せる【引っ込ませる】
〔他下一〕[文]ひつこま・す(下二)
ひっこむようにさせる。
ひっ‐こみ【引っ込み】🔗⭐🔉
ひっ‐こみ【引っ込み】
①ひっこむこと。
㋐役者が舞台から退場すること。
㋑身を引くこと。関係を断つこと。
㋒食いこむこと。損失。
②麹こうじの製造で、蒸米を麹室むろに運び入れること。
③刀の鞘の上覆い。
⇒ひっこみ‐かぶろ【引込禿】
⇒ひっこみ‐じあん【引っ込み思案】
⇒ひっこみ‐しょう【引っ込み性】
⇒引っ込みがつかない
○引っ込みがつかないひっこみがつかない
途中で身を引くことができない。行きがかり上、取り下げることができない。「このままでは―」
⇒ひっ‐こみ【引っ込み】
○引っ込みがつかないひっこみがつかない🔗⭐🔉
○引っ込みがつかないひっこみがつかない
途中で身を引くことができない。行きがかり上、取り下げることができない。「このままでは―」
⇒ひっ‐こみ【引っ込み】
ひっこみ‐かぶろ【引込禿】
吉原の遊郭で、14、5歳になった禿を、内所(主人の部屋)へ引っ込ませて使い、新造または部屋持以上の女郎になる準備をさせるもの。
⇒ひっ‐こみ【引っ込み】
ひっこみ‐じあん【引っ込み思案】
進んで物事をしたり、人前に出たりする元気にとぼしいこと。また、そのような態度や性質。「あの子は―だから」
⇒ひっ‐こみ【引っ込み】
ひっこみ‐しょう【引っ込み性】‥シヤウ
引っ込んでいたがる性分。進んで事をする気性にとぼしい性質。
⇒ひっ‐こみ【引っ込み】
ひっ‐こ・む【引っ込む】
[一]〔自五〕
ヒキコムの音便。「無理が通れば道理が―・む」
[二]〔他下二〕
⇒ひっこめる(下一)
ひっ‐こ・める【引っ込める】
〔他下一〕[文]ひつこ・む(下二)
ヒキコメルの音便。「首を―・める」「提案を―・める」
ひっ‐こも・る【引っ籠もる】
〔自五〕
ヒキコモルの音便。
ヒッコリー【hickory】
クルミ科の落葉高木。北アメリカを中心に約20種が分布。材は、粘り強く、家具・スキー板などに使用。果実は食用。
ピッコロ【piccolo イタリア】
(「小さい」の意)ピッコロ‐フルートの略。フルートよりも1オクターブ高く、管弦楽・吹奏楽の最高音域を担当。音色は明朗で鋭い。木製あるいは金属製。また他の楽器名に付けて、通常のものより小型・高音域であることを示す。
ひっ‐さい【筆才】
文章上の才能。文才。
ひっさい‐ぼん【筆彩本】
筆で彩色を施した本。
ひっ‐さかれ【引っ裂かれ】
ヒキサカレの音便。
ひっ‐さき【引っ裂き】
ひきさくこと。
⇒ひっさき‐ばおり【引裂羽織】
⇒ひっさき‐もとゆい【引裂元結】
ひっさき‐ばおり【引裂羽織】
⇒ぶっさきばおり。
⇒ひっ‐さき【引っ裂き】
ひっさき‐もとゆい【引裂元結】‥ユヒ
⇒ひきさきもとゆい
⇒ひっ‐さき【引っ裂き】
ひっ‐さく【筆削】
文章などで、加えるべきは書き加え、削るべきは削り去ること。添削てんさく。
ひっ‐さ・く【引っ裂く】
〔他五〕
ヒキサクの音便。
ひっ‐さ・げる【引っ提げる・提げる】
〔他下一〕[文]ひつさ・ぐ(下二)
①手に下げて持つ。手にぶら下げる。携える。「酒一本―・げて現れる」
②身につけて行く。身に従える。率いる。「老躯ろうくを―・げて駆けつける」「要求を―・げて交渉に臨む」「二千の兵を―・げて出陣する」
ひっ‐さつ【必殺】
必ず殺すこと。また、その意気込み。「―の一撃」
ひっ‐さつ【筆札】
①筆と紙。
②筆跡。手跡。
ひっ‐さら・う【引っ攫う】‥サラフ
〔他五〕
「さらう」を強めていう語。つかみとる。奪いとる。ひったくる。
ひっ‐さん【筆算】
①書くことと数えること。文筆と計算。
②暗算・珠算などに対して、紙上に数字を記してする計算。
ひっ‐し【必死】
①必ず死ぬこと。生きる見込みのないこと。太平記3「正成―の鏃やじりに死を逃れ」
②死を決してなすこと。全力を尽くすさま。しにものぐるい。決死。「―に戦う」
③将棋で、王手に対して受けがなく、次に必ず詰む状態。しばり手。「必至」とも書く。
ひっ‐し【必至】
①必ずその事の来ること。必ずそうなること。必然。「開戦は―の情勢だ」
②(→)必死3に同じ。
ひっ‐し【筆紙】
①筆と紙。
②文章に書きあらわすこと。「―に尽くし難し」
ひつじ【未】
①十二支の第8。動物では羊に当てる。
②南から西へ30度の方角。→方位(図)。
③昔の時刻の名。今の午後2時頃。また、およそ午後1時から3時のあいだの時刻。→時とき。
④陰暦6月の称。
⇒ひつじ‐ぐさ【未草】
⇒ひつじ‐さる【未申・坤】
ひつじ【羊】
(ヒは「ひげ」、ツは「の」、ジは「うし」の意という)ウシ科の哺乳類。8000年以上前からの家畜。毛は灰白色、柔らかくて巻き縮む。角はないものもある。性質は臆病で常に群棲。毛は毛織物の原料。肉は食用、脂・皮も用途が多い。世界各地、殊にオーストラリア・アフリカ・南北アメリカなどで多数飼われ、メリノ種を始め1000種以上の品種がある。緬羊めんよう。羅紗綿ラシャめん。〈倭名類聚鈔18〉
ヒツジ
提供:東京動物園協会
⇒ひつじ‐かい【羊飼】
⇒ひつじ‐ぐも【羊雲】
⇒ひつじ‐の‐あゆみ【羊の歩み】
⇒羊に虎の皮を着せる
ひつじ【穭】ヒツヂ
(ヒツチ・ヒヅチとも)刈り取った後に再生する稲。〈[季]秋〉。古今和歌集秋「刈れる田に生ふる―の穂に出でぬは世を今更に秋はてぬとか」
⇒ひつじ‐いね【穭稲】
⇒ひつじ‐だ【穭田】
⇒ひつじ‐ばえ【穭生え】
⇒ひつじ‐ぼ【穭穂】
ひつじ‐いね【穭稲】ヒツヂ‥
(→)穭に同じ。
⇒ひつじ【穭】
ひつじ‐かい【羊飼】‥カヒ
羊を飼育する人。特に、放牧した羊の世話や番をする人。「―の少年」
⇒ひつじ【羊】
ひっ‐しき【引敷】
①敷物。ひしき。
②(→)尻皮しりかわに同じ。
③「引敷の板」の略。
⇒ひっしき‐の‐いた【引敷の板】
ひっしき‐の‐いた【引敷の板】
大鎧おおよろいの後ろの草摺くさずりの称。→大鎧(図)
⇒ひっ‐しき【引敷】
ひつじ‐ぐさ【未草】
(未の刻頃に開花するというのでこの名がある)スイレン科の多年生水草。山地の池沼に自生。大きな根茎が泥中にあり、卵形で光沢がある葉を水上に浮かべる。7〜8月頃、水面上に、ハスに似た白色の1花を開く。多数の花弁がある。果実は球形、結実すれば花柄は螺旋らせん状に短縮し、果実を水中に没する。漢名、睡蓮。〈[季]夏〉
ひつじぐさ
⇒ひつじ【未】
ひつじ‐ぐも【羊雲】
高積雲の通称。羊の群のように見えるのでいう。
羊雲
撮影:高橋健司
⇒ひつじ【羊】
ひつじ‐さる【未申・坤】
十二支で表した方位で、未と申の間。南西の方角。→方位(図)
⇒ひつじ【未】
ひつじ‐だ【穭田】ヒツヂ‥
一面にひつじの生え出た田。〈[季]秋〉
⇒ひつじ【穭】
ひっし‐と【緊と】
〔副〕
「ひしと」を強めていう語。
⇒ひつじ‐かい【羊飼】
⇒ひつじ‐ぐも【羊雲】
⇒ひつじ‐の‐あゆみ【羊の歩み】
⇒羊に虎の皮を着せる
ひつじ【穭】ヒツヂ
(ヒツチ・ヒヅチとも)刈り取った後に再生する稲。〈[季]秋〉。古今和歌集秋「刈れる田に生ふる―の穂に出でぬは世を今更に秋はてぬとか」
⇒ひつじ‐いね【穭稲】
⇒ひつじ‐だ【穭田】
⇒ひつじ‐ばえ【穭生え】
⇒ひつじ‐ぼ【穭穂】
ひつじ‐いね【穭稲】ヒツヂ‥
(→)穭に同じ。
⇒ひつじ【穭】
ひつじ‐かい【羊飼】‥カヒ
羊を飼育する人。特に、放牧した羊の世話や番をする人。「―の少年」
⇒ひつじ【羊】
ひっ‐しき【引敷】
①敷物。ひしき。
②(→)尻皮しりかわに同じ。
③「引敷の板」の略。
⇒ひっしき‐の‐いた【引敷の板】
ひっしき‐の‐いた【引敷の板】
大鎧おおよろいの後ろの草摺くさずりの称。→大鎧(図)
⇒ひっ‐しき【引敷】
ひつじ‐ぐさ【未草】
(未の刻頃に開花するというのでこの名がある)スイレン科の多年生水草。山地の池沼に自生。大きな根茎が泥中にあり、卵形で光沢がある葉を水上に浮かべる。7〜8月頃、水面上に、ハスに似た白色の1花を開く。多数の花弁がある。果実は球形、結実すれば花柄は螺旋らせん状に短縮し、果実を水中に没する。漢名、睡蓮。〈[季]夏〉
ひつじぐさ
⇒ひつじ【未】
ひつじ‐ぐも【羊雲】
高積雲の通称。羊の群のように見えるのでいう。
羊雲
撮影:高橋健司
⇒ひつじ【羊】
ひつじ‐さる【未申・坤】
十二支で表した方位で、未と申の間。南西の方角。→方位(図)
⇒ひつじ【未】
ひつじ‐だ【穭田】ヒツヂ‥
一面にひつじの生え出た田。〈[季]秋〉
⇒ひつじ【穭】
ひっし‐と【緊と】
〔副〕
「ひしと」を強めていう語。
ひっこみ‐じあん【引っ込み思案】🔗⭐🔉
ひっこみ‐じあん【引っ込み思案】
進んで物事をしたり、人前に出たりする元気にとぼしいこと。また、そのような態度や性質。「あの子は―だから」
⇒ひっ‐こみ【引っ込み】
ひっこみ‐しょう【引っ込み性】‥シヤウ🔗⭐🔉
ひっこみ‐しょう【引っ込み性】‥シヤウ
引っ込んでいたがる性分。進んで事をする気性にとぼしい性質。
⇒ひっ‐こみ【引っ込み】
ひっ‐こ・む【引っ込む】🔗⭐🔉
ひっ‐こ・む【引っ込む】
[一]〔自五〕
ヒキコムの音便。「無理が通れば道理が―・む」
[二]〔他下二〕
⇒ひっこめる(下一)
ひっ‐こ・める【引っ込める】🔗⭐🔉
ひっ‐こ・める【引っ込める】
〔他下一〕[文]ひつこ・む(下二)
ヒキコメルの音便。「首を―・める」「提案を―・める」
ひっ‐こも・る【引っ籠もる】🔗⭐🔉
ひっ‐こも・る【引っ籠もる】
〔自五〕
ヒキコモルの音便。
ひっ‐さかれ【引っ裂かれ】🔗⭐🔉
ひっ‐さかれ【引っ裂かれ】
ヒキサカレの音便。
ひっ‐さき【引っ裂き】🔗⭐🔉
ひっ‐さき【引っ裂き】
ひきさくこと。
⇒ひっさき‐ばおり【引裂羽織】
⇒ひっさき‐もとゆい【引裂元結】
ひっ‐さ・く【引っ裂く】🔗⭐🔉
ひっ‐さ・く【引っ裂く】
〔他五〕
ヒキサクの音便。
ひっ‐さ・げる【引っ提げる・提げる】🔗⭐🔉
ひっ‐さ・げる【引っ提げる・提げる】
〔他下一〕[文]ひつさ・ぐ(下二)
①手に下げて持つ。手にぶら下げる。携える。「酒一本―・げて現れる」
②身につけて行く。身に従える。率いる。「老躯ろうくを―・げて駆けつける」「要求を―・げて交渉に臨む」「二千の兵を―・げて出陣する」
ひっ‐さら・う【引っ攫う】‥サラフ🔗⭐🔉
ひっ‐さら・う【引っ攫う】‥サラフ
〔他五〕
「さらう」を強めていう語。つかみとる。奪いとる。ひったくる。
ひっ‐すく・う【引っ掬ふ】‥スクフ🔗⭐🔉
ひっ‐すく・う【引っ掬ふ】‥スクフ
〔他四〕
(ヒキスクウの音便)掬い上げる。狂言、笠の下「しやくぢやうをおつとつて、かいすくうてぼつたり、―・うてぼつたり」
ひっ‐すじか・う【引っ筋違ふ】‥スヂカフ🔗⭐🔉
ひっ‐すじか・う【引っ筋違ふ】‥スヂカフ
〔他下二〕
(ヒキスジカウの音便)すじかえにする。狂言、鱸庖丁「―・へて刀早にすつぱり」
ひっ‐そぎ【引っ削ぎ】🔗⭐🔉
ひっ‐そぎ【引っ削ぎ】
鋭く切り落とすこと。また、切り落としたもの。
⇒ひっそぎ‐やり【引っ削ぎ槍】
ひっそぎ‐やり【引っ削ぎ槍】🔗⭐🔉
ひっそぎ‐やり【引っ削ぎ槍】
先を斜めに削り落としてとがらせた竹槍。
⇒ひっ‐そぎ【引っ削ぎ】
ひっ‐そ・ぐ【引っ削ぐ】🔗⭐🔉
ひっ‐そ・ぐ【引っ削ぐ】
〔他四〕
(ヒキソグの音便)「そぐ」を強めていう語。
ひっ‐そば・む【引っ側む】🔗⭐🔉
ひっ‐そば・む【引っ側む】
〔他下二〕
(ヒキソバムの音便)そばに引き寄せる。平家物語12「太刀を―・めて」
ひっ‐たくり【引っ手繰り】🔗⭐🔉
ひっ‐たくり【引っ手繰り】
①ひったくること。特に、不意を襲って他人の持物を奪い取って逃げること。また、その者。「―にあう」
②(音の類似する)執達吏しったつりをののしっていう語。
ひっ‐たく・る【引っ手繰る】🔗⭐🔉
ひっ‐たく・る【引っ手繰る】
〔他五〕
無理にうばい取る。「財布を―・る」
ひっ‐た・つ【引っ立つ】🔗⭐🔉
ひっ‐た・つ【引っ立つ】
[一]〔自五〕
(ヒキタツの音便)ひきたつ。きわだつ。はえる。
[二]〔他下二〕
⇒ひったてる(下一)
ひっ‐た・てる【引っ立てる】🔗⭐🔉
ひっ‐た・てる【引っ立てる】
〔他下一〕[文]ひつた・つ(下二)
(ヒキタテルの音便)
①無理につれて行く。手荒くひっぱって行く。「下手人を―・てる」
②引いて立たせる。ひき起こす。
ひっ‐つかま・える【引っ捕まえる】‥ツカマヘル🔗⭐🔉
ひっ‐つかま・える【引っ捕まえる】‥ツカマヘル
〔他下一〕[文]ひつつかま・ふ(下二)
「つかまえる」を強めていう語。ひっとらえる。「泥棒を―・える」
ひっ‐つか・む【引っ掴む】🔗⭐🔉
ひっ‐つか・む【引っ掴む】
〔他五〕
「つかむ」を強めていう語。「首根っこを―・む」
ひっ‐つ・く【引っ付く】🔗⭐🔉
ひっ‐つ・く【引っ付く】
[一]〔自五〕
①ぴったりと付く。粘着する。
②男女が親しくなる、夫婦になる意の俗な言い方。くっつく。
[二]〔他下二〕
⇒ひっつける(下一)
ひっ‐つくば・う【引っ蹲ふ】‥ツクバフ🔗⭐🔉
ひっ‐つくば・う【引っ蹲ふ】‥ツクバフ
〔自四〕
「つくばう」を強めていう語。狂言、鱸庖丁「それはいかにも―・ふて、刀ばやに、はあ、すつぱりすつぱり」
ひっ‐つ・ける【引っ付ける】🔗⭐🔉
ひっ‐つ・ける【引っ付ける】
〔他下一〕[文]ひつつ・く(下二)
ひっつくようにする。ひっつかせる。
ひっ‐つめ【引っ詰め】🔗⭐🔉
ひっ‐つめ【引っ詰め】
①女の髪の結い方の一つ。たぼを長く出さずに結うもの。「―髪」
②(→)締付島田に同じ。
ひっ‐つ・める【引っ詰める】🔗⭐🔉
ひっ‐つ・める【引っ詰める】
〔他下一〕[文]ひつつ・む(下二)
(ヒキツメルの促音化)髪を引っ詰めにする。徳田秋声、黴「薄い鬢びんを―・めたその顔は」
ひっ‐つり【引っ釣り・引っ攣り】🔗⭐🔉
ひっ‐つり【引っ釣り・引っ攣り】
やけど・天然痘などのために皮膚がちぢんでつれること。瘢痕拘縮。ひっつれ。ひきつり。
ひっ‐つれ【引っ釣れ・引っ攣れ】🔗⭐🔉
ひっ‐つれ【引っ釣れ・引っ攣れ】
(→)「ひっつり」に同じ。
ひっ‐とら・える【引っ捕らえる】‥トラヘル🔗⭐🔉
ひっ‐とら・える【引っ捕らえる】‥トラヘル
〔他下一〕[文]ひつとら・ふ(下二)
「とらえる」を強めていう語。「賊を―・える」
ひっ‐ぱが・す【引っ剥がす】🔗⭐🔉
ひっ‐ぱが・す【引っ剥がす】
〔他五〕
ヒキハガスの音便。
ひっ‐ぱ・ぐ【引っ剥ぐ】🔗⭐🔉
ひっ‐ぱ・ぐ【引っ剥ぐ】
〔他五〕
ヒキハグの音便。
ひっ‐ぱずし【引っ外し】‥パヅシ🔗⭐🔉
ひっ‐ぱずし【引っ外し】‥パヅシ
(→)「ひっぱなし」に同じ。
ひっ‐ぱず・す【引っ外す】‥パヅス🔗⭐🔉
ひっ‐ぱず・す【引っ外す】‥パヅス
〔他五〕
ヒキハズスの音便。
ひっ‐ぱた・く【引っ叩く】🔗⭐🔉
ひっ‐ぱた・く【引っ叩く】
〔他五〕
「はたく」を強めていう語。強くたたく。
ひっ‐ぱなし【引っ放し】🔗⭐🔉
ひっ‐ぱなし【引っ放し】
言葉や動作の端々にほのかにその特徴があらわれること。ひっぱずし。浄瑠璃、用明天皇職人鑑「頼むことばの―、あいくろしげにほのめかし」
ひっ‐ぱな・す【引っ離す】🔗⭐🔉
ひっ‐ぱな・す【引っ離す】
〔他五〕
ヒキハナスの音便。
ひっぱり‐あ・げる【引っ張り上げる】🔗⭐🔉
ひっぱり‐あ・げる【引っ張り上げる】
〔他下一〕
ひっぱって上へあげる。「荷物を―・げる」
ひっぱり‐こ・む【引っ張り込む】🔗⭐🔉
ひっぱり‐こ・む【引っ張り込む】
〔他五〕
無理やりひっぱって中に入れる。ひき入れる。ひきずりこむ。「客を店内に―・む」「仲間に―・む」
ひっぱり‐だ・す【引っ張り出す】🔗⭐🔉
ひっぱり‐だ・す【引っ張り出す】
〔他五〕
①ひっぱって外に出す。ひき出す。「押し入れから夏物を―・す」「古証文を―・す」
②無理に連れ出す。無理に頼んで、ある役目を負わせる。「委員長に―・す」
ひっぱり‐まわ・す【引っ張り回す】‥マハス🔗⭐🔉
ひっぱり‐まわ・す【引っ張り回す】‥マハス
〔他五〕
無理にあちこち連れて行く。思うままに人をあやつる。「買物に―・す」「あいつのわがままに―・された」
ひっ‐ぱ・る【引っ張る】🔗⭐🔉
ひっ‐ぱ・る【引っ張る】
〔他五〕
(ヒキハルの音便)
①ひきのばして張る。また、線をひく。
②引き寄せる。力を入れて引く。「リーダーとして仲間を―・る」
③はりつけにする。浄瑠璃、博多小女郎波枕「木の空に―・らるるは今の事」
④無理に連れて行く。拘引する。平家物語1「上卿しょうけいをとつて―・らむとす」。「警察に―・られる」
⑤延引させる。期限を引きのばす。
⑥仲間に誘い入れる。
⑦かぶる。着る。浮世風呂前「鳳凰ほうおのべべを―・つたと思つて」
ひっ‐ぺが・す【引っ剥がす】🔗⭐🔉
ひっ‐ぺが・す【引っ剥がす】
〔他五〕
(ヒキハガスの転)ひっぱがす。無理にはがす。
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