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じゅんかんがた‐しゃかい【循環型社会】‥クワン‥クワイ🔗🔉

じゅんかんがた‐しゃかい循環型社会‥クワン‥クワイ 製品のリサイクルなどにより新たな資源投入を抑えることを目指す社会。 ⇒じゅん‐かん【循環】

じゅんかん‐かてい【循環過程】‥クワンクワ‥🔗🔉

じゅんかん‐かてい循環過程‥クワンクワ‥ 熱力学などで、物質の状態がある変化の後に再び元と全く同じ状態に戻るまでの一連の過程。サイクル。 ⇒じゅん‐かん【循環】

じゅんかん‐き【循環器】‥クワン‥🔗🔉

じゅんかん‐き循環器‥クワン‥ 血液を循環させ、摂取した栄養物・酸素などを体の各部に運び、かつ老廃物を体内各部から集めて排泄するために運搬する器官。脊椎動物では心臓・血管・リンパ管をいう。 ⇒じゅん‐かん【循環】

じゅんかん‐きしつ【循環気質】‥クワン‥🔗🔉

じゅんかん‐きしつ循環気質‥クワン‥ (→)躁鬱質そううつしつに同じ。 ⇒じゅん‐かん【循環】

じゅんかん‐けい【循環系】‥クワン‥🔗🔉

じゅんかん‐けい循環系‥クワン‥ 循環器全体を一つの器官系と見ていう語。脊椎動物では血管系・リンパ管系と心臓から成る。脈管系。 ⇒じゅん‐かん【循環】

じゅんかん‐しょうすう【循環小数】‥クワンセウ‥🔗🔉

じゅんかん‐しょうすう循環小数‥クワンセウ‥ 無限小数の一種。小数点以下のある位から、いくつかの数が同じ順序で繰り返される小数。例えば0.71375375375…。これは0.71375と表す。循環小数は分数で表すことができ、有理数である。 ⇒じゅん‐かん【循環】

じゅんかん‐ていぎ【循環定義】‥クワン‥🔗🔉

じゅんかん‐ていぎ循環定義‥クワン‥ 〔論〕定義において、定義すべき概念が、これとほぼ同義の語によって定義されるもので、定義の形式はとっているが、表現上の言い換えにすぎないもの。「立憲政治とは憲法によって行う政治である」の類。 ⇒じゅん‐かん【循環】 ○循環端無きが如しじゅんかんはしなきがごとし [孫子兵勢]物事は常に循環して、その端緒を尋ねることができないようである。 ⇒じゅん‐かん【循環】

○循環端無きが如しじゅんかんはしなきがごとし🔗🔉

○循環端無きが如しじゅんかんはしなきがごとし [孫子兵勢]物事は常に循環して、その端緒を尋ねることができないようである。 ⇒じゅん‐かん【循環】 しゅんかん‐ふうそく瞬間風速】 非常に短い時間に空気が動いた距離をその時間で割った値。 ⇒しゅん‐かん【瞬間】 しゅんかん‐ゆわかしき瞬間湯沸かし器】 ①水道栓を開けると同時にガスに点火し、瞬時に湯を供給できる仕組みの器具。 ②怒りっぽい人をひやかしていう語。 ⇒しゅん‐かん【瞬間】 じゅん‐かんり准官吏‥クワン‥ 旧制で、官吏に準じた待遇を受けた職員。巡査・看守など。 じゅんかん‐ろんぽう循環論法‥クワン‥パフ 〔論〕(vicious circle)論点先取の虚偽の一つ。前提の真理と結論の真理とが相互に依存し合うような堂々めぐりの虚偽の論証。循環論証。悪循環。 ⇒じゅん‐かん【循環】 しゅん‐き俊器】 すぐれた器量。 しゅん‐き春気】 春の気配。春げしき。 しゅん‐き春季】 ①春のすえ。 ②春の季節。 ⇒しゅんき‐こうれいさい【春季皇霊祭】 しゅん‐き春期】 春のあいだ。春の期間。「―講習会」 しゅん‐き春機】 性的な情念。色情。 ⇒しゅんき‐はつどうき【春機発動期】 じゅん‐き順気】 ①順当な気候。 ②気分を順調にすること。浄瑠璃、源氏冷泉節「香附子こうぶしなどにて血をひらき、―の御療治然るべし」 ③気候にしたがい応ずること。 じゅん‐き準規】 標準としてよるべき規則。 じゅん‐ぎ順義】 ①道義にしたがうこと。正義にしたがうこと。曾我物語3「政道―にして」 ②(「義理―」と熟して用いることが多い)他に対するつとめ。世間に対する義理。浄瑠璃、八百屋お七「あの内でさへ義理―振舞でもあつたやら」 じゅん‐ぎ準擬】 あるものを基準としてまねること。 じゅんぎ遵義】 (Zunyi)中国貴州省北部、川黔せんけん鉄道沿線にある工業都市。1935年長征中の中国共産党がこの地で会議を開き、以後毛沢東の指導権が確立。人口69万2千(2000)。 しゅん‐ぎく春菊】 キク科の一年生または二年生作物。地中海地方原産。葉は香気が強い。茎葉を食用。漢名、茼蒿。 しゅんぎく しゅんき‐こうれいさい春季皇霊祭‥クワウ‥ 天皇が毎年春分の日に、皇霊殿で歴代の天皇・皇后・皇親の霊を祭る祭祀。旧制の祭日の一つ。今は「春分の日」といい、国民の祝日。樋口一葉、日記「廿日、晴天、今日はむさしの発行とかきくに―にもあればとてすしなど調す」 ⇒しゅん‐き【春季】 じゅん‐きそ準起訴(→)付審判ふしんぱんに同じ。 じゅん‐きっさ純喫茶】 コーヒーや紅茶などを供する以外に特別のサービスをしない、普通の喫茶店。 しゅんき‐はつどうき春機発動期(→)思春期に同じ。 ⇒しゅん‐き【春機】 じゅん‐きゃく隼脚(→)早飛脚はやびきゃくに同じ。 じゅん‐ぎゃく順逆】 ①順序が正しいことと逆であること。道理にかなうこととかなわないこと。恭順であることと反逆すること。 ②〔仏〕順縁と逆縁。太平記3「―の二縁、何れも済度利生の方便なれば」 しゅん‐きゅう春宮】 ①皇太子。東宮。はるのみや。 ②春の神の宮殿。 じゅん‐きゅう巡給‥キフ 平安時代、親王・内親王が順番に賜った年給。親王・内親王の数の多い場合、世系の順または年齢の順序によったという。 じゅん‐きゅう準急‥キフ 準急行の略。速度や停車駅の点で急行列車に準ずる旅客列車。 しゅん‐きょ峻拒】 きびしくこばむこと。 じゅん‐きょ準拠】 よりどころまたは標準としてそれに従うこと。また、そのよりどころ・標準。「教科書に―する」 ⇒じゅんきょ‐しゅうだん【準拠集団】 ⇒じゅんきょ‐ほう【準拠法】 じゅん‐きょ鶉居】 [荘子天地]鶉うずらが定まった巣を持たないように、住居が一定しないこと。また、かりずまい。 しゅん‐きょう春興】 ①春の興趣。 ②俳諧で、新年の会席で詠まれた三物みつものや発句。→歳旦2⇒しゅんきょう‐ちょう【春興帖】 しゅん‐ぎょう春暁‥ゲウ 春のあかつき。春の夜明け。〈[季]春〉 じゅん‐きょう殉教‥ケウ 自己の信仰する宗教のためにその身命を犠牲にすること。「―者」 じゅん‐きょう順境‥キヤウ 万事が都合よく運んでいる境遇。恵まれた幸せな境遇。森鴎外、舞姫「此決断は―にのみありて、逆境にはあらず」↔逆境 じゅん‐ぎょう巡業‥ゲフ 方々の土地を興行してまわること。「―に出る」「地方―」 じゅん‐ぎょう順行‥ギヤウ ⇒じゅんこう。日葡辞書「テン(天)ノジュンギャウギャクギャウ(逆行)ニイタルマデ」 じゅん‐ぎょう遵行‥ギヤウ (ジュンコウとも)室町時代、幕府の命を受けた守護が、使者を派遣して論所を引き渡すなど、その命を執行すること。 ⇒じゅんぎょう‐じょう【遵行状】 じゅん‐きょうじゅ准教授‥ケウ‥ 大学や高等専門学校で、教授に准ずる地位にあり、研究および学生の教育に当たる教員。2007年助教授から改称。 じゅんぎょう‐じょう遵行状‥ギヤウジヤウ 中世、所領相論そうろんに際して、将軍の命を伝えた引付頭人ひきつけとうにんの奉書や管領の御教書みぎょうしょを受領した守護が守護代に、守護代がその代官に上命を下達する公文書。 ⇒じゅん‐ぎょう【遵行】 しゅんきょう‐ちょう春興帖‥テフ 春興2を集めて刷ったもの。俳諧師が知友間に贈答した。 ⇒しゅん‐きょう【春興】 しゅんきょう‐でん春興殿⇒しゅんこうでん じゅん‐きょうゆう準共有‥イウ 所有権以外の財産権が各自の持ち分として数人に帰属する状態。 じゅんきょ‐しゅうだん準拠集団‥シフ‥ 〔社〕個人が意思決定をしたり評価したりする場合などに拠り所とする集団。所属集団でも非所属集団でもあり得る。集団・階層・世代・特定個人など。 ⇒じゅん‐きょ【準拠】 じゅんきょ‐ほう準拠法‥ハフ 国際私法の規定により、ある法律関係に適用すべき法律を、その法律関係の準拠法という。 ⇒じゅん‐きょ【準拠】 じゅん‐きん純金】 まじりもののない黄金。二十四金。きんむく。 じゅん‐ぎん純銀】 まじりもののない銀。ぎんむく。 じゅん‐きんちさんしゃ準禁治産者】 心神耗弱こうじゃく者・浪費者で家庭裁判所の審判により準禁治産の宣告を受けた者。1999年の民法改正により、被保佐人と改称。 しゅん‐ぐ蠢愚】 無知でおろかなこと。 じゅん‐くにもち准国持】 室町・江戸時代、領分・門地または席次が国持に次ぐ大名。准国持衆。 じゅん‐ぐり順繰り】 (多く「―に」の形で副詞的に)順序を追ってすること。順番。「―に杯をめぐらす」 じゅん‐げ巡化】 僧が巡回して説法し、教化すること。 しゅん‐けい春景】 春の景色。 しゅんけい春慶】 ①堺の漆工。応永(1394〜1428)頃の人。姓氏不詳。春慶塗を創始と伝える。 ②室町時代、奈良椿井つばいに住した仏師舜覚坊春慶。 ③尾張瀬戸の窯業を開いたという鎌倉時代の初代藤四郎とうしろう(加藤景正)の剃髪後の称。 ④春慶塗の略。 ⑤春慶焼の略。 ⇒しゅんけい‐で【春慶手】 ⇒しゅんけい‐ぬり【春慶塗】 ⇒しゅんけい‐やき【春慶焼】 しゅん‐げい狻猊⇒さんげい じゅん‐けい巡警】 巡回して警戒すること。みまわり。 じゅん‐けい純系】 自家受精、または近親交配をくり返すことで得られる、すべての遺伝子座についてホモとなっていると考えられる個体群。→ホモ⇒じゅんけい‐せつ【純系説】 ⇒じゅんけい‐ぶんり【純系分離】 じゅん‐けい荀卿】 荀子じゅんしの尊称。 じゅん‐けい閏刑】 官人・武士・僧侶または婦女・身障者などに正刑せいけいに代えて科する刑罰。正刑に比べて寛大。律には官当・贖銅しょくどうなどの換刑と、除名・免官・免所居官の付加刑とが規定され、江戸時代には逼塞ひっそく・閉門・蟄居・剃髪・過料・手鎖てじょうなどがある。 じゅんけい‐せつ純系説】 純系の集団に対しては、もはや淘汰のききめがなく、ダーウィンの淘汰説は無効であるという説。デンマークの生物学者ヨハンセン(W. L. Johannsen1857〜1927)が主張。 ⇒じゅん‐けい【純系】 しゅんけい‐で春慶手】 春慶3の作った瀬戸茶入ちゃいれ⇒しゅんけい【春慶】 しゅんけい‐ぬり春慶塗】 漆塗の一技法。木地に黄や赤の色付けをした上に透明な漆を塗って、材の肌の美しさを表したもの。応永頃、春慶1の創始と伝えるが、奈良時代に赤漆と称する同種の漆塗がある。近世以降各地で行われ、能代春慶や飛騨春慶が特に有名。 春慶塗 撮影:関戸 勇 ⇒しゅんけい【春慶】 じゅんけい‐ぶんり純系分離】 作物・飼育動物・家畜などの在来種から純系を選び出すこと。育種の基礎技術の一つ。 ⇒じゅん‐けい【純系】 しゅんけい‐やき春慶焼】 瀬戸焼の祖、初代藤四郎(法号、春慶)の作とされる一群の茶入ちゃいれ。作者については異説もある。 ⇒しゅんけい【春慶】 じゅんけい‐よさん純計予算「総計予算」参照。 じゅんけい‐りゅう順慶流‥リウ (筒井順慶が山崎の戦に際し、明智光秀に味方すると見せかけて、実は豊臣秀吉に通じたということから)二心を抱いて去就を決しないこと。二股膏薬ふたまたごうやく→筒井順慶 しゅん‐げざい峻下剤】 少量で強い作用をおこす下剤。↔緩下剤 しゅん‐けつ俊傑】 衆人よりすぐれた人物。 しゅん‐げつ春月】 ①春の季節。 ②春の夜の月。〈[季]春〉 ⇒しゅんげつ‐の‐やなぎ【春月の柳】 じゅん‐けつ純血】 動物の同種のものの雌雄間に生まれたもの。純粋の血統。「―種」↔混血 じゅん‐けつ純潔】 ①心にけがれがなくきよらかなこと。邪念や欲念がなく、心の潔白なこと。「―な心性」 ②性的に無垢むくなこと。「―を守る」 ⇒じゅんけつ‐きょういく【純潔教育】 じゅん‐げつ旬月】 ①10日間、または1カ月。転じてわずかの月日。 ②10カ月。 じゅん‐げつ閏月】 うるうづき。 じゅんけつ‐きょういく純潔教育‥ケウ‥ 第二次大戦後から1960年代にかけて、女子に対して行われた性教育のこと。 ⇒じゅん‐けつ【純潔】 じゅん‐けっしょう準決勝】 決勝試合に出場する資格を決する試合。セミ‐ファイナル。 じゅん‐けっしょう準結晶‥シヤウ 2個以上の相異なる単位格子から成り、結晶全体について厳密な周期性はないが、方向によっては周期性を示す結晶。急冷してつくった合金AlMnなどに見られる。準周期結晶の略。 しゅんげつ‐の‐やなぎ春月の柳】 [晋書王恭伝「或は之を目して曰く、濯濯として春月の柳の如し」]人品のみやびやかな風姿のたとえ。 ⇒しゅん‐げつ【春月】 しゅん‐けん春暄】 (「暄」は温かいの意)(→)春暖しゅんだんに同じ。 しゅん‐けん峻険・峻嶮】 山などが高くけわしいこと。また、厳格で近づきがたいさま。「―なまなざし」 しゅん‐げん俊彦】 衆人よりすぐれた才知の人。俊士。俊才。 しゅん‐げん峻厳】 極めてきびしいこと。「―な態度」「―をきわめる」 じゅん‐けん巡見】 みまわること。 ⇒じゅんけん‐し【巡見使】 じゅん‐けん巡検】 巡回してとりしらべること。 ⇒じゅんけん‐し【巡検使】 じゅん‐けん純絹】 他の種類の糸がまじっていない絹織物。本絹。正絹しょうけんじゅん‐げん純減】 純粋に減少すること。また、純粋な減少部分。 じゅんげん‐ごう順現業‥ゴフ 〔仏〕三時業の一つ。現在世に善悪の業をなし、現在世にその報いを受けるもの。順現受業。順現報受業。平家物語3「業にさまざまあり。順現・順生じゅんしょう・順後業といへり」 じゅん‐げんこうはん準現行犯‥カウ‥ 罪を犯し終わってから間がなく、犯人として追われている者など、法令上現行犯とみなされるもの。誰でも逮捕状なしに逮捕できる。 じゅんけん‐し巡見使】 江戸幕府が諸国に派遣して、地方政治を監察させた臨時の役人。寛永(1624〜1644)以後、将軍の代替りごとに地域別に派遣するのを常例とした。ほかに幕領には国々御料所村々巡見使を派遣した。諸国巡見使。じゅんけんつかい。 ⇒じゅん‐けん【巡見】 じゅんけん‐し巡検使】 鎌倉幕府の臨時の職名。将軍・執権の命により、地頭の非法、農産物の豊凶など、指定された地方の実情を調査するために派遣された使者。 ⇒じゅん‐けん【巡検】 じゅん‐こ醇乎・純乎】 まじりけのないさま。「―たる精神」 しゅん‐こう春光‥クワウ 春の景色。春景。春色。〈[季]春〉 しゅん‐こう春郊‥カウ 春の郊外。春の野辺。東郊。 しゅん‐こう春耕‥カウ 春に田畑を耕すこと。春の耕作。〈[季]春〉 しゅん‐こう竣工・竣功】 (「竣」は終わる意)工事が完了すること。竣成。落成。「―式」 しゅん‐ごう俊豪‥ガウ 常人より才能や器量のすぐれた人物。 じゅん‐こう巡行‥カウ 方々をめぐりあるくこと。 ⇒じゅんこう‐かいちょう【巡行開帳】 じゅん‐こう巡幸‥カウ 天皇が各地をまわること。 じゅん‐こう巡航‥カウ 方々を航海してまわること。また、航空機が各地をまわって飛行すること。 ⇒じゅんこう‐そくど【巡航速度】 ⇒じゅんこう‐ミサイル【巡航ミサイル】 じゅん‐こう純孝‥カウ 孝心のあついこと。至孝。 じゅん‐こう循行‥カウ ①順路に従ってみまわること。巡行。 ②命令に従って行うこと。 じゅん‐こう順行‥カウ ①順序を追って行くこと。 ②さからわずに行うこと。 ↔逆行。 ⇒じゅんこう‐うんどう【順行運動】 じゅん‐こう順孝‥カウ [礼記祭統]子・孫がよく父母・祖父母の命に順したがい孝をつくすこと。孝順。 じゅん‐こう順講‥カウ 順々に講義すること。輪講。 じゅん‐こう準行‥カウ ある物事を標準として行うこと。 じゅん‐こう遵行‥カウ ①したがい行うこと。 ②⇒じゅんぎょう じゅん‐こう醇厚】 人情などの厚いこと。また、土地柄などの醇朴なこと。 じゅん‐ごう准后⇒じゅごう じゅん‐ごう順合‥ガフ 〔天〕(→)外合がいごうに同じ。 じゅんこう‐うんどう順行運動‥カウ‥ 〔天〕 ①太陽系において、地球の公転運動と同方向に起こる天体の軌道運動。 ②地球から見て、天球上を西から東に向かって移行する天体の視運動。 ↔逆行運動 ⇒じゅん‐こう【順行】 じゅんこう‐かいちょう巡行開帳‥カウ‥チヤウ 諸所を巡行して秘仏を開帳すること。でがいちょう。 ⇒じゅん‐こう【巡行】 じゅん‐ごうかん準強姦‥ガウ‥ 〔法〕心神喪失や抗拒不能の状態に乗じて姦淫する罪。強姦と同じ扱いをうける。 じゅん‐こうこく準抗告‥カウ‥ 刑事訴訟法上、裁判官による一定の裁判、または検察官・検察事務官・司法警察職員による一定の処分に対して不服のある者が行う、取消しまたは変更の申立て。 じゅんこう‐ずきん順光頭巾‥クワウヅ‥ (順光という僧が遊郭通いに用いたからいう)「おこそずきん」の異称。 じゅん‐こうせん順光線‥クワウ‥ 対象の正面から照らす光線。または、そのような照明を受けている状態。順光。↔逆光線 じゅんこう‐そくど巡航速度‥カウ‥ 船舶・航空機などが巡航するときの速度。最も経済的に運航できる速度(経済速度)に他の要素を加味して決定する。 ⇒じゅん‐こう【巡航】 しゅんこうでん春香伝‥カウ‥ 朝鮮王朝の歌物語。18世紀に作られたハングル小説の傑作。作者未詳。妓生キーセンの娘春香と高官の子、李夢竜の恋物語。 しゅんこう‐でん春興殿】 ①(シュンキョウデンとも)平安京内裏の殿舎の一つ。紫宸殿の南東、宜陽殿の南すなわち日華門の南にあって安福殿と相対する。武具などを納めた所。鎌倉末期からは神器の奉安所となり、内侍所とも称された。→内裏(図)。 ②大正天皇の即位大礼に当たって、京都御所内に、紫宸殿と相並んで日華門外に造営された殿舎。 じゅん‐ごうとう準強盗‥ガウタウ 強盗と同じ扱いをうける犯罪。事後強盗と、麻酔薬などを用い昏酔させて財物を盗取する昏酔強盗とがある。 じゅんこう‐ミサイル巡航ミサイル‥カウ‥ ジェット‐エンジンで推進する無人誘導有翼ミサイル。超低空で飛行し、レーダーに捕捉されにくく、命中精度が高い。トマホーク‐ミサイルなど。 ⇒じゅん‐こう【巡航】 じゅんこう‐よくせい順向抑制‥カウ‥ ある事柄を学習したことが後続の学習を妨害する現象。↔逆向抑制 しゅん‐こく峻酷・峻刻】 情にほだされることなく、強くきびしいこと。 しゅん‐こく瞬刻】 またたく間。瞬間。瞬時。 じゅん‐こく殉国】 国のために命をなげだすこと。「―の士」 じゅん‐こく純黒】 真に黒色であること。まっくろ。 じゅん‐こくしゅ准国主】 江戸時代、国持大名に次ぐ家格の大名。国持並。准国持。宇和島の伊達氏、柳川の立花氏など。 じゅんご‐ごう順後業‥ゴフ 〔仏〕三時業の一つ。現在世に善悪の業をなし、来来世より未来無量世にその報いを受けるもの。順後受業。 じゅん‐さ巡査】 警察官の階級の一つ。巡査部長の下位。尾崎紅葉、金色夜叉「―を志願せしに、上官の首尾好く、竟ついには警部にまで取立てられしを」 ⇒じゅんさ‐ちゅうざいしょ【巡査駐在所】 ⇒じゅんさ‐ちょう【巡査長】 ⇒じゅんさ‐はしゅつじょ【巡査派出所】 ⇒じゅんさ‐ぶちょう【巡査部長】 しゅん‐さい旬祭】 1月1日の歳旦祭を除く毎月1日・11日・21日に宮中三殿で行われる祭祀。1日には天皇が三殿を拝礼し、他は侍従が代拝して掌典長以下が奉仕する。 しゅん‐さい俊才・駿才】 才知のすぐれた人。また、その才知。「若手の―」 しゅん‐ざい春材】 春から夏までに形成された木部。細胞は大形、導管は太く、材質は粗い。材質の緻密な秋材と交互に作られるため年輪ができる。早材。↔秋材 じゅん‐さい蓴菜】 スイレン科の多年生水草。日本各地の池沼に自生し、中部以北に多い。地下茎は泥中を伸び、節ごとに根を下ろす。葉は楕円状楯形、長い葉柄で水面に浮かぶ。茎と葉の背面には寒天様の粘液を分泌し、新葉には殊に多い。夏、水面に紫紅色の花を開き、のち卵形の果実を結ぶ。若芽・若葉は食用として珍重。古名、ぬなわ(蓴)。〈[季]夏〉。〈伊呂波字類抄〉 じゅんさい じゅん‐ざいごう順罪業‥ゴフ 〔仏〕罪業にしたがって応報がめぐり来ること。 じゅん‐さく旬朔】 ①10日と朔日。 ②10日間。 じゅんさ‐ちゅうざいしょ巡査駐在所】 警察署・警察分署のない地に設置し、巡査が受持ちの区域内に駐在して警察事務を取り扱う所。 ⇒じゅん‐さ【巡査】 じゅんさ‐ちょう巡査長‥チヤウ 巡査のうち、一定の基準によって選考された者に与えられる称。 ⇒じゅん‐さ【巡査】 じゅん‐さつ巡察】 巡回して事情を視察すること。 ⇒じゅんさつ‐し【巡察使】 じゅんさつ‐し巡察使】 ①律令制で、太政官に属し、臨時に置かれた地方行政監察官。諸国をまわって国司・郡司の治績を監察し、その成績を復命・上奏した。8世紀前後に設置。めぐりみるつかさ。 ②明治初年、東北地方に設置された地方監督官。のち按察あんさつ使に代わる。 ⇒じゅん‐さつ【巡察】 じゅんさ‐はしゅつじょ巡査派出所「交番2」参照。 ⇒じゅん‐さ【巡査】 じゅんさ‐ぶちょう巡査部長‥チヤウ 警察官の階級の一つ。警部補の下位。 ⇒じゅん‐さ【巡査】 じゅん‐ざや順鞘】 〔経〕 ①清算取引で、当限とうぎりよりも中限なかぎりが、中限よりも先限さきぎりが順次に高いこと。本鞘ほんざや。 ②市中銀行の割引歩合が中央銀行の公定割引歩合を上回った場合、およびその差。↔逆鞘 しゅん‐さん春蚕⇒はるご じゅん‐さんぐう准三宮⇒じゅさんぐう じゅん‐さんごう准三后⇒じゅさんごう しゅん‐し俊士】 ①才知のすぐれた人。 ②周代、司徒が選士の中から選んで上級の学校に入学させた道徳のすぐれた者。 ③平安前期の嵯峨天皇時代、文章生もんじょうしょうのうち、特に成績のすぐれた者に与えられた称。 しゅん‐し春思】 春のおもい。春愁。春心。 しゅん‐じ瞬時】 またたく間。瞬間。瞬刻。「―もゆるがせにできない」「―にして消え失せた」 しゅん‐じ蠢爾】 ①小虫のうごめくさま。 ②転じて、無知な者のさわぐさま。 じゅん‐し旬試⇒しゅんのし(旬の試) じゅん‐し巡視】 警戒や監督などのために見回ること。巡見。巡回。「構内を―する」 ⇒じゅんし‐せん【巡視船】 じゅん‐し殉死】 主君が死んだとき、あとを追って臣下が自殺すること。おいばら。 じゅんし荀子】 ①中国、戦国時代の思想家。名は況きょう。荀卿また孫卿と尊称。趙の人。50歳にして初めて斉に遊学し、襄王に仕え祭酒となる。讒ざんに遭って楚に移り春申君により蘭陵の令となったが、春申君の没後、任地に隠棲。(前298?〜前238以後) ②1の編著書。20巻32編。性悪説を唱え、礼を以て秩序を正すべしと説く。→性悪説 じゅん‐じ順次】 ①(副詞的にも用いる)次々に順序どおりにすること。順ぐり。順々。「終わり次第―帰ってよし」 ②年長者から順に死ぬこと。太平記10「暫く吾を先立てて―の孝を専らにし、その後自害せよ」 ③〔仏〕この生の次の生。次生じしょう。順次生。 ⇒じゅんじ‐ごう【順次業】 じゅん‐しかん准士官‥クワン 将校と下士官との間の位の武官。判任官。旧陸海軍で、准尉・兵曹長のこと。 じゅんじ‐ごう順次業‥ゴフ 〔仏〕(→)順生業じゅんしょうごうに同じ。 ⇒じゅん‐じ【順次】 じゅん‐しさん純資産】 資産総額から負債総額を差し引いた残額。評価・換算差額や新株予約権等を含む点で、株主資本と異なる。純財産。正味財産。正味資産。 じゅんし‐せん巡視船】 沿岸または港湾で警備・救難のため巡視に当たる船。日本では海上保安庁に所属。 ⇒じゅん‐し【巡視】 しゅん‐じつ春日】 はるのひ。はるび。また、春の太陽。〈[季]春〉 ⇒しゅんじつ‐ちち【春日遅遅】 じゅん‐じつ旬日】 10日間。10日ほど。「―を経ずして」 しゅんじつ‐ちち春日遅遅】 春の日がうららかでのどかなさま。また、春の日がのどかで暮れるのが遅いさま。 ⇒しゅん‐じつ【春日】 しゅん‐しゃ春社】 春の社日しゃにち。〈[季]春〉 じゅん‐しゃく巡錫】 (錫杖しゃくじょうを携えて巡行するからいう)僧侶が各地を巡行して教導・遊化ゆげすること。 じゅん‐しゃく巡爵】 平安時代以後、六位の極臈ごくろうの蔵人くろうどが在任6年の後、従五位下に叙せられること。 じゅん‐ジャンプ純ジャンプ】 スキーのジャンプ競技のこと。距離とジャンプとを組み合わせた複合競技のジャンプと区別していう語。 しゅん‐しゅ春酒】 春に醸造した酒。 じゅん‐しゅ巡狩・巡守】 [孟子梁恵王下「巡狩とは、守る所を巡めぐる也」]古代中国で、天子が諸侯の国々を巡視したこと。 じゅん‐しゅ巡酒】 酒を飲みまわすこと。太平記12「家人どもに毎日の―をふるまはせけるに」 じゅん‐しゅ循守】 したがい守ること。 じゅん‐しゅ順守・遵守】 きまり・法律・道理などにしたがい、それを守ること。「規則を―する」 じゅん‐しゅ順修】 〔仏〕誤った考えを捨てて真理にかなうように修行すること。↔逆修 じゅん‐しゅ醇酒】 濃くて良い酒。また、まじりけのない酒。 じゅん‐じゅ醇儒】 真の儒者。純儒。 しゅん‐しゅう俊秀‥シウ 才知の秀でている人。また、その才知。俊才。 しゅん‐しゅう春愁‥シウ 春の季節の、なんとなく気がふさいでものうい思い。はるうれい。〈[季]春〉 しゅん‐じゅう春秋‥ジウ ①春と秋。 ②年月。歳月。「―を経る」 ③年齢。とし。よわい。 ④歴史書。 ⇒しゅんじゅう‐ざ【春秋座】 ⇒しゅんじゅう‐の‐あらそい【春秋の争い】 ⇒春秋高し ⇒春秋に富む ⇒春秋鼎に盛んなり しゅんじゅう春秋‥ジウ ①(年月・四季の順を追って記したからいう)五経の一つ。孔子が魯国の記録を筆削したと伝えられてきた年代記。魯の隠公元年(前722)から哀公14年(前481)に至る12代242年間の記事を編年体に記し、毀誉褒貶きよほうへんの意を含むとされる。前480年頃成立。注釈に左氏・穀梁・公羊くようの三伝があり、左氏伝が最も有名。 ②春秋時代の略。 ⇒しゅんじゅう‐くようでん【春秋公羊伝】 ⇒しゅんじゅう‐こくりょうでん【春秋穀梁伝】 ⇒しゅんじゅう‐さしでん【春秋左氏伝】 ⇒しゅんじゅう‐さんでん【春秋三伝】 ⇒しゅんじゅう‐じだい【春秋時代】 ⇒しゅんじゅう‐じゅうにしょこう【春秋十二諸侯】 ⇒しゅんじゅう‐せんごく【春秋戦国】 ⇒しゅんじゅう‐の‐ひっぽう【春秋の筆法】 じゅん‐しゅうえき純収益‥シウ‥ (→)純益に同じ。 しゅんじゅう‐くようでん春秋公羊伝‥ジウ‥ヤウ‥ ⇒くようでん⇒しゅんじゅう【春秋】 しゅんじゅう‐こくりょうでん春秋穀梁伝‥ジウ‥リヤウ‥ ⇒こくりょうでん⇒しゅんじゅう【春秋】 しゅんじゅう‐ざ春秋座‥ジウ‥ 2代市川猿之助らが結成した劇団。1920年(大正9)新富座で第1回公演。31年(昭和6)解散。4代河原崎長十郎らは前進座を結成。 ⇒しゅん‐じゅう【春秋】 しゅんじゅう‐さしでん春秋左氏伝‥ジウ‥ ⇒さしでん⇒しゅんじゅう【春秋】 しゅんじゅう‐さんでん春秋三伝‥ジウ‥ 「春秋」の3種の注釈書、すなわち左氏伝・穀梁伝・公羊伝くようでんの称。 ⇒しゅんじゅう【春秋】 しゅんじゅう‐じだい春秋時代‥ジウ‥ (「春秋」に記載された時代の意)中国で、前770年周の東遷から前403年晋の大夫韓・魏・趙の三氏の独立に至る約360年間。周室は次第に衰えてその権威を失い、諸侯は互いに併呑を事として戦争が絶えず、弱肉強食の状を呈した。「春秋」の記事は前722〜前481年に限られるが、その前後を含めていう。 ⇒しゅんじゅう【春秋】 しゅんじゅう‐じゅうにしょこう春秋十二諸侯‥ジウジフ‥ 「史記」十二諸侯年表に扱う春秋時代の呉・衛・晋・鄭・曹・蔡・燕・斉・陳・宋・楚・秦の12の国。同年表が別格に位置づける周・魯を合わせた14国から12国を選ぶ場合もある。春秋十二列国。 ⇒しゅんじゅう【春秋】 しゅんじゅう‐せんごく春秋戦国‥ジウ‥ 春秋時代と、その次の戦国時代。春秋戦国時代。(前770〜前221) ⇒しゅんじゅう【春秋】

じゅんかん‐ろんぽう【循環論法】‥クワン‥パフ🔗🔉

じゅんかん‐ろんぽう循環論法‥クワン‥パフ 〔論〕(vicious circle)論点先取の虚偽の一つ。前提の真理と結論の真理とが相互に依存し合うような堂々めぐりの虚偽の論証。循環論証。悪循環。 ⇒じゅん‐かん【循環】

じゅん‐こう【循行】‥カウ🔗🔉

じゅん‐こう循行‥カウ ①順路に従ってみまわること。巡行。 ②命令に従って行うこと。

じゅん‐しゅ【循守】🔗🔉

じゅん‐しゅ循守】 したがい守ること。

じゅん‐じゅん【循循】🔗🔉

じゅん‐じゅん循循】 ①秩序正しいさま。整然としているさま。 ②おだやかなさま。ゆったりしたさま。

じゅん‐り【循吏】🔗🔉

じゅん‐り循吏】 [史記循吏伝]法理を守って熱心に人民を治める官吏。

[漢]循🔗🔉

 字形  筆順 〔彳部9画/12画/常用/2959・3D5B〕 〔音〕ジュン(呉) 〔訓〕したがう・めぐる [意味] ①よりそう。その通りにしたがう。「因循・循吏」 ②あちこちとめぐる。まわる。「循環」 [解字] 形声。「彳」(=ゆく)+音符「盾」(=よりそう。したがう)。何かによりそって行く意。

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