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じょうっ‐ぱり【情っ張り】ジヤウ‥🔗🔉

じょうっ‐ぱり情っ張りジヤウ‥ ジョウハリの促音化。浮世床2「―のかかあ左衛門」

じょう‐はり【情張り】ジヤウ‥🔗🔉

じょう‐はり情張りジヤウ‥ (ジョウバリとも)強情を張ること。また、その人。いじっぱり。じょうっぱり。 ⇒じょうはり‐もの【情張り者】 ⇒情張りは棒の下

○情張りは棒の下じょうはりはぼうのした🔗🔉

○情張りは棒の下じょうはりはぼうのした 強情を張る者は遂には人に打たれるに至る。 ⇒じょう‐はり【情張り】 じょうはり‐もの情張り者ジヤウ‥ 強情な人。浄瑠璃、双生隅田川「ええ、―、よい加減で帰らぬか」 ⇒じょう‐はり【情張り】 しょう‐はん小藩セウ‥ ①領知の石高の小さい藩。 ②1868年(明治1)に石高で諸藩を3等に分けたものの一つ。草高くさだか1万石以上10万石未満のもの。70年には改めて物成ものなり5万石未満とした。 しょう‐はん正判シヤウ‥ 本人の正真の判・署名。〈日葡辞書〉 しょう‐はん商販シヤウ‥ あきない。商売。 しょう‐ばん床板・床版シヤウ‥ 〔建〕床の機能をもつ構造部材。 ⇒しょうばん‐さんご【床板珊瑚】 しょう‐ばん相伴シヤウ‥ ①互いに連れ立つこと。 ②饗宴の座に正客に陪席して同じく饗応を受けること。また、その人。「お―にあずかる」 ③転じて、他人に便乗してその利益を受けること。 ⇒しょうばん‐しゅう【相伴衆】 しょう‐ばん証判】 古文書において、その文書の内容が正しいことを保証するために書き加えられた文言または花押かおう⇒しょうばん‐じょう【証判状】 しょう‐ばん鐘板(→)雲版うんぱん1に同じ。奥の細道「―鳴つて食堂じきどうに入る」 じょう‐はん上半ジヤウ‥ 上下に分けた上の半分。 じょうはん襄樊ジヤウ‥ (Xiangfan)中国湖北省の北西部、漢江中流域にある工業都市。古くから湖北・河南・陝西を結ぶ物流の中心地。人口87万1千(2000)。 じょう‐ばん上番ジヤウ‥ ①第1番。 ②見張り・当直などの勤務につくこと。当番。↔下番かばん じょう‐ばん定番ヂヤウ‥ 江戸幕府の職名。老中の支配。城番のうち一定期間交代せずに駐在して城を警護した役。大坂定番・駿府定番など。↔加番。→二条城番 じょう‐ばん定盤ヂヤウ‥ ①表面を正しく平滑に仕上げた鋳鉄製の平面盤。この上に工作物をのせて心しん出し、罫書けがき、平面度の測定などを行う。 ②塗師ぬしまたは蒔絵まきえ師などが工作に用いる箱形の台。 じょう‐ばん城番ジヤウ‥ 城代を補佐して城門の守衛にあたった役。二条城番など。番手衆。在番衆。→定番じょうばん じょう‐ばん常磐ジヤウ‥ ①常陸ひたち国と磐城いわき国の併称。 ②もと福島県南東部の市。現在、いわき市の一部。 ⇒じょうばん‐じどうしゃどう【常磐自動車道】 ⇒じょうばん‐せん【常磐線】 ⇒じょうばん‐たんでん【常磐炭田】 じょうはん‐かく上反角ジヤウ‥ 飛行機の左右翼が翼端に行くに従い水平より高くなっている角度。飛行中、左右に傾くと、傾いた方に横すべりを起こすが、上反角の働きで水平姿勢に戻そうとする力が生ずる。 しょうばん‐さんご床板珊瑚シヤウ‥ (tabulate coral)もっとも原始的な骨格構造をもつ群体サンゴの一群。オルドビス紀初期に出現し、ペルム紀末に絶滅した。クサリサンゴ・ハチノスサンゴなどを含む。 ⇒しょう‐ばん【床板・床版】 じょうばん‐じどうしゃどう常磐自動車道ジヤウ‥ダウ 埼玉県三郷みさと市より柏・土浦・水戸・いわきを経て福島県富岡町に至る高速道路。全長218.5キロメートル。いわきで磐越自動車道と接続。 ⇒じょう‐ばん【常磐】 しょうばん‐しゅう相伴衆シヤウ‥ 室町幕府の職名。将軍が殿中に宴を催し、また、諸大名家の宴に赴く時、陪席する資格をもつ者。山名・一色・畠山・赤松・佐々木等の諸家。 ⇒しょう‐ばん【相伴】 しょうばん‐じょう証判状‥ジヤウ 証判を伴った文書。紛失状・軍忠状・着到状などに多い。 ⇒しょう‐ばん【証判】 じょう‐はんしん上半身ジヤウ‥ からだの、腰から上の部分。「―裸になる」↔下半身 じょうばん‐せん常磐線ジヤウ‥ JR線の一つ。東北本線日暮里から土浦・水戸・いわきなどを経て仙台市南方の岩沼に至る。全長343.1キロメートル。 ⇒じょう‐ばん【常磐】 しょうはんたい‐たいとう小反対対当セウ‥タウ 〔論〕特称肯定命題(I)と特称否定命題(O)との対当関係。この対当関係においては、Iが真ならばOは真偽不明、Iが偽ならばOは真、Oが真ならばIは真偽不明、Oが偽ならばIは真、という関係が成りたつ。→対当関係 じょうばん‐たんでん常磐炭田ジヤウ‥ 福島・茨城両県にまたがる炭田。阿武隈高地の東麓から太平洋岸に至る広い地域。かつては低カロリーの石炭を大量に産出。1976年全面閉山。 ⇒じょう‐ばん【常磐】 しょう‐ひ消費セウ‥ ①費やしてなくすること。つかいつくすこと。費消。「電力を―する」 ②〔経〕(consumption)欲望の直接・間接の充足のために財・サービスを消耗する行為。生産と表裏の関係をなす経済現象。 ⇒しょうひ‐インフレ【消費インフレ】 ⇒しょうひ‐きげん【消費期限】 ⇒しょうひ‐きたく【消費寄託】 ⇒しょうひ‐くみあい【消費組合】 ⇒しょうひ‐ざい【消費財】 ⇒しょうひ‐しゃ【消費者】 ⇒しょうひしゃ‐うんどう【消費者運動】 ⇒しょうひ‐しゃかい【消費社会】 ⇒しょうひしゃ‐かかく【消費者価格】 ⇒しょうひしゃ‐きほん‐ほう【消費者基本法】 ⇒しょうひしゃ‐きんゆう【消費者金融】 ⇒しょうひしゃ‐けいやく【消費者契約】 ⇒しょうひしゃ‐しこう【消費者志向】 ⇒しょうひしゃ‐しゅけん【消費者主権】 ⇒しょうひしゃぶっか‐しすう【消費者物価指数】 ⇒しょうひしゃ‐べいか【消費者米価】 ⇒しょうひ‐ぜい【消費税】 ⇒しょうひせいかつ‐きょうどうくみあい【消費生活協同組合】 ⇒しょうひ‐せいこう【消費性向】 ⇒しょうひ‐たいしゃく【消費貸借】 ⇒しょうひ‐とし【消費都市】 しょう‐ひ傷悲シヤウ‥ いたみ悲しむこと。悲傷。 しょう‐び少微セウ‥ すこし。わずか。 しょう‐び床尾シヤウ‥ 銃床じゅうしょうの末端部分。射撃をする際、肩に当てる部分。 しょう‐び称美】 ほめること。賞美。 しょう‐び焼尾セウ‥ (中国で、進士及第のとき開く祝宴)新しく官職に就いたとき、祝宴を開くこと。 しょう‐び焦尾セウ‥ ①琴きんの尾端。↔臨岳りんがく。 ②焦尾琴の略。 ⇒しょうび‐きん【焦尾琴】 しょう‐び焦眉セウ‥ (火が眉まゆを焦がすほどに迫る意)危険が迫ること。燃眉。「―の問題」 ⇒しょうび‐の‐きゅう【焦眉の急】 しょう‐び睫眉セフ‥ まつげとまゆ。いたって近いところのたとえ。 しょう‐び賞美シヤウ‥ ほめたたえること。ほめながら味わい楽しむこと。「風光を―する」「和食を―する」 しょう‐び薔薇シヤウ‥ (ソウビとも)いばら。ばら。 ⇒しょうび‐か【薔薇果】 ⇒しょうび‐すい【薔薇水】 しょう‐び鍾美】 (美を一つに鍾あつめる意)すぐれて美しいこと。 じょう‐ひ上皮ジヤウ‥ (→)上皮組織に同じ。 ⇒じょうひ‐しょうたい【上皮小体】 ⇒じょうひ‐そしき【上皮組織】 じょう‐ひ冗費】 むだな費用。また、むだづかい。「―節減」 じょう‐ひ常費ジヤウ‥ 平常の費用。経常費。 じょう‐ひ攘臂ジヤウ‥ [孟子尽心下]うでまくりをすること。奮い立つ形容。纕臂。捋臂。 じょう‐び状日ジヤウ‥ 飛脚が手紙を持って到着する日。書状のつく定期の日。日本永代蔵2「江戸棚の―を見合はせ、毎日万事をしるしおけば」 じょう‐び常備ジヤウ‥ 常に備えておくこと。 ⇒じょうび‐ぐん【常備軍】 ⇒じょうび‐へいえき【常備兵役】 ⇒じょうび‐やく【常備薬】 しょうひ‐インフレ消費インフレセウ‥ 民間消費が急激に増えたために引き起こされるインフレーション。所得のうち、貯蓄と投資に回される部分が少なく、供給が急激な需要増大に追いつかない現象。 ⇒しょう‐ひ【消費】 しょうび‐か薔薇果シヤウ‥クワ (→)薔薇状ばらじょうの旧称。 ⇒しょう‐び【薔薇】 しょうひ‐きげん消費期限セウ‥ 傷みやすい食品に表示される、安全に食べられる期限。製造日を含めておおむね5日以内。→賞味期限⇒しょう‐ひ【消費】 しょうひ‐きたく消費寄託セウ‥ 〔法〕寄託を受ける者が受寄物を消費した上、これと種類・品質および数量の同じものを寄託者に返還すべき旨を定めた寄託契約で、ほぼ消費貸借に準ずる。銀行預金がその例。 ⇒しょう‐ひ【消費】 じょう‐びきゃく定飛脚ヂヤウ‥ 毎月定期に両地点の間を往復した飛脚。 しょうび‐きん焦尾琴セウ‥ [後漢書蔡邕伝](後漢の蔡邕さいようが尾部の焦げた桐材で琴の名器を造った故事から)琴きんの異称。焦尾。 ⇒しょう‐び【焦尾】 しょうひ‐くみあい消費組合セウ‥アヒ 旧産業組合法による購買組合の一種。問屋・卸屋などから生計に必要な日用品などを購入して組合員に廉価で供給し、純益を配当する団体。1948年消費生活協同組合に改組。 ⇒しょう‐ひ【消費】 じょうび‐ぐん常備軍ジヤウ‥ 平時から国家が常置している軍隊で、平時編制によって定めた国防兵力。欧州では15世紀に創設。 ⇒じょう‐び【常備】 じょう‐びけし定火消ヂヤウ‥ 江戸幕府の職名。若年寄に属し、旗本・御家人を主任として、江戸市中の防火および非常警備をつかさどった。与力6騎、同心30人、火消人夫若干がこれに属し、役屋敷に居住。1658年(万治1)初めて4組を置く。火消役。 しょうひ‐ざい消費財セウ‥ 個人的欲望の充足に直接供せられる財。↔生産財。 ⇒しょう‐ひ【消費】 しょうひ‐しゃ消費者セウ‥ ①物資を消費する人。↔生産者。 ②生物群集や生態系でのエネルギーの流れや物質循環で、生産者である独立栄養生物(主に植物)の生産物を消費する従属栄養生物をいう。ほとんどの動物がこれに該当する。 ⇒しょう‐ひ【消費】 しょうひしゃ‐うんどう消費者運動セウ‥ 消費者の利益・権利を守るための社会運動。商品の品質や価格のほか、企業倫理や環境問題も課題とする。 ⇒しょう‐ひ【消費】 しょうひ‐しゃかい消費社会セウ‥クワイ 消費の領域が拡大して、消費が生産を規定するかに見える社会。第三次産業の比重の増大、所得の相対的上昇、マス‐メディアの発達、遊びへの志向性拡大などが特徴。 ⇒しょう‐ひ【消費】 しょうひしゃ‐かかく消費者価格セウ‥ 消費者がある財を入手する時の価格。ある資財の生産者価格に利潤・運賃などを加えた価格。または政府が消費者に売り渡す価格。 ⇒しょう‐ひ【消費】 しょうひしゃ‐きほん‐ほう消費者基本法セウ‥ハフ 消費者の利益を擁護増進し、国民の消費生活の安定と向上を確保するための基本政策を定めた法律。1968年制定。 ⇒しょう‐ひ【消費】 しょうひしゃ‐きんゆう消費者金融セウ‥ 質屋から銀行まで各種金融機関が個人に対して行う消費資金の貸付や各種割賦販売制度の総称。消費金融。 ⇒しょう‐ひ【消費】 しょうひしゃ‐けいやく消費者契約セウ‥ 消費者と事業者との間で交わされる契約。両者の情報量や交渉力に差があるため、消費者契約法などがこの点を考慮した特別規定を置く。 ⇒しょう‐ひ【消費】 しょうひしゃ‐しこう消費者志向セウ‥カウ (→)顧客志向に同じ。 ⇒しょう‐ひ【消費】 しょうひしゃ‐しゅけん消費者主権セウ‥ 市場経済の活動を方向づける究極的権能が、生産者ではなく消費者にあるという考え方。 ⇒しょう‐ひ【消費】 しょうひしゃぶっか‐しすう消費者物価指数セウ‥ 物価指数の一種で、消費者が財・サービスを購入する段階での物価の変動状態を示すもの。小売物価統計調査と家計調査に基づいて総務省統計局が算定し、毎月発表する。CPI ⇒しょう‐ひ【消費】 しょうひしゃ‐べいか消費者米価セウ‥ 食糧管理法下で、消費者に売り渡される政府米の価格。→自主流通米⇒しょう‐ひ【消費】 じょうひ‐しょうたい上皮小体ジヤウ‥セウ‥ (→)副甲状腺に同じ。 ⇒じょう‐ひ【上皮】 しょうび‐すい薔薇水シヤウ‥ 薔薇油ばらゆと蒸留水との混合物を濾過した淡黄色の透明液。芳香を放ち、矯味矯臭剤とする。 ⇒しょう‐び【薔薇】 しょうひ‐ぜい消費税セウ‥ ①物品の消費に対して課する租税。原則としてすべての物品・サービスを課税対象とする一般消費税と、特定の物品・サービスを課税対象とする個別消費税とに分けられる。また、直接消費者に課税される直接消費税と、財貨の生産者・販売者に課税しこれを消費者に転嫁させる間接消費税とに分けられ、後者は内国消費税と関税とに分けられる。↔収得税。→一般消費税。 ②1989年に日本で導入された税。1における一般消費税・間接消費税であり、仕入れにかかる税額の控除が認められる付加価値税。 ⇒しょう‐ひ【消費】 しょうひせいかつ‐きょうどうくみあい消費生活協同組合セウ‥クワツケフ‥アヒ 一定地域または職域の組合員で組織する非営利的な法人で、組合員の生活に必要な物資を供給するほか、生活の改善、共済などをも目的とする団体。1948年制定の消費生活協同組合法に規定がある。生活協同組合。生協。コープ。→消費組合⇒しょう‐ひ【消費】 しょうひ‐せいこう消費性向セウ‥カウ 所得のうちどれだけ消費に向けるかを示した割合。所得全体に占める消費の割合を平均消費性向といい、所得の増分中に占める消費の増分割合を限界消費性向という。↔貯蓄性向。 ⇒しょう‐ひ【消費】 じょうひ‐そしき上皮組織ジヤウ‥ 動物の体表・体腔や器官の内腔の表面などをおおう細胞層。保護・分泌・排出・吸収および刺激の受容などに関与し、それぞれに分化した細胞から成る。上皮。上覆。 ⇒じょう‐ひ【上皮】 しょうひ‐たいしゃく消費貸借セウ‥ 〔法〕民法上、当事者の一方(借主)が種類・品質および数量の同じものを返還する旨を約して相手方(貸主)から金銭その他の物を受け取ることによって成立する契約。俗にいう借金の類。 ⇒しょう‐ひ【消費】 じょう‐びたき尉鶲】 スズメ目ツグミ科の鳥。小形で、スズメぐらい。冬、野原・田・畑などに多く、美しい。黒い翼に大きな白斑があるので俗にモンツキドリともいい、また、人を恐れないのでバカビタキなどと呼ぶ。紋鶲。馬鹿鳥。 ジョウビタキ 撮影:小宮輝之 ジョウビタキ 撮影:小宮輝之 しょう‐ひつ少弼セウ‥ ①律令制で、弾正台の次官すけ。正五位下相当。 ②紫微中台しびちゅうだいの次官。従四位下相当。 しょう‐ひつ正筆シヤウ‥ ①その人が本当に書いた筆跡。真筆。日本永代蔵4「―に疑ひなし」 ②(→)肉筆に同じ。 しょう‐ひつ省筆シヤウ‥ (セイヒツとも) ①文中の語句を省略すること。 ②文字の点画を省略すること。「和」を「禾」、「醍醐」を「酉酉」と書く類。 じょう‐ひつ上筆ジヤウ‥ 上手な筆跡。また、文字を上手に書く人。〈日葡辞書〉 じょう‐ひつ冗筆】 むだがき。書画などのつまらないもの。また、筆づかいや文句のむだ。 じょう‐びったりジヤウ‥ 〔副〕 いつも。しじゅう。歌舞伎、怪談月笠森「出せえすりやあ―にきつと銭になるから」 じょう‐びってえジヤウ‥ 〔副〕 「じょうびったり」の訛。 じょう‐びとう上尾筒ジヤウ‥ 鳥類の体羽の一つ。尾羽の付け根を上部から覆うもの。また、その部位。クジャクに特に発達している。→鳥類(図) しょうひ‐とし消費都市セウ‥ 政治機能・軍事施設・観光施設・住宅など、生産に直接関係しない機能や施設の集中によって形成されている都市。↔生産都市 ⇒しょう‐ひ【消費】 しょうび‐の‐きゅう焦眉の急セウ‥キフ さし迫った危難または急務。 ⇒しょう‐び【焦眉】 じょうび‐へいえき常備兵役ジヤウ‥ 現役および予備役の総称。 ⇒じょう‐び【常備】 しょう‐びゃく省百・省陌シヤウ‥ (→)省銭しょうせんに同じ。 じょうび‐やく常備薬ジヤウ‥ 常に手近に備えておく薬。 ⇒じょう‐び【常備】 しょう‐ひょう荘票シヤウヘウ 中国における一種の無記名式約束手形。紙幣同様に流通した。 しょう‐ひょう商標シヤウヘウ (trademark)営業者が自己の商品・サービスであることを示すために使用する標識。トレード‐マーク。サービスについて使用される商標はサービス‐マークと称する。 ⇒しょうひょう‐けん【商標権】 ⇒しょうひょう‐ほう【商標法】 しょう‐ひょう鈔票‥ヘウ 中国で、紙幣・銀行券のこと。 しょう‐ひょう証票‥ヘウ あることを証明するためのふだ・かきつけ。 しょう‐ひょう証憑】 事実を証明する根拠。証拠。 ⇒しょうひょう‐いんめつ‐ざい【証憑湮滅罪】 しょう‐ひょう賞表シヤウヘウ 善行などをほめあらわすこと。表彰。 しょう‐びょう傷病シヤウビヤウ 負傷と疾病。 ⇒しょうびょう‐てあて【傷病手当】 ⇒しょうびょう‐てあてきん【傷病手当金】 ⇒しょうびょう‐へい【傷病兵】 じょう‐ひょう上平ジヤウヒヤウ ①中国の韻書で分巻の都合から平声ひょうしょうの韻を二分したその前半。「広韻」では東韻から山韻に至る28韻。 ②近世・現代の中国語における声調の一つ。陰平声すなわち第一声の別称。北京語では高く平らに発音する。 ↔下平かひょう→平声 じょう‐ひょう上表ジヤウヘウ ①君主に文書をたてまつること。また、その文書。上書。上疏。「―文」 ②辞表をたてまつること。辞職すること。致仕。平家物語6「やがてその日、内大臣をば―せらる」 しょうひょう‐いんめつ‐ざい証憑湮滅罪】 証拠隠滅罪のこと。1995年刑法改正前の呼称。 ⇒しょう‐ひょう【証憑】 しょうひょう‐けん商標権シヤウヘウ‥ 産業財産権の一つで、商標法に基づく権利。特許庁に登録された商標をその指定商品または指定役務について排他的・独占的に使用しうる権利。権利の存続期間は設定登録の日から10年であるが、更新することができる。 ⇒しょう‐ひょう【商標】 しよう‐ひょうじゅん飼養標準‥ヤウヘウ‥ 家畜を合理的に飼養するため、成長過程や生産量などに応じた適正な養分要求量を示したもの。 ⇒し‐よう【飼養】 しょうびょう‐てあて傷病手当シヤウビヤウ‥ ①公共職業安定所で求職申込みをしたのち、疾病または負傷のために就職できない場合に支給される手当。 ②船員が職務上負傷したり病気になったりした場合に、船員法に従い船舶所有者から受ける手当。 ⇒しょう‐びょう【傷病】 しょうびょう‐てあてきん傷病手当金シヤウビヤウ‥ 医療保険の被保険者が、業務上でない傷病のために労務不能になった場合、本人およびその家族の生活費として支給される保険給付。 ⇒しょう‐びょう【傷病】 しょうびょう‐へい傷病兵シヤウビヤウ‥ 負傷しまたは病気にかかった兵。 ⇒しょう‐びょう【傷病】 しょうひょう‐ほう商標法シヤウヘウハフ 商標について特許庁への登録により独占権を付与し、これによって競業秩序を維持するための法律。現行法は1959年制定。 ⇒しょう‐ひょう【商標】 じょう・びる上びるジヤウ‥ 〔自上一〕 (「上美る」「上品る」「常美る」などとも当てる)上品めく。高尚さをおびる。可笑記「当代の諸侍は、無事静謐せいひつ―・びたる時代なれば」↔下びる しょう‐ひん小品セウ‥ ①小さい作品。 ②小品文の略。 ⇒しょうひん‐ぶん【小品文】 しょう‐ひん商品シヤウ‥ 商売の品物。売買の目的物たる財貨。 ⇒しょうひん‐かいてんりつ【商品回転率】 ⇒しょうひん‐かへい【商品貨幣】 ⇒しょうひん‐かんじょう【商品勘定】 ⇒しょうひん‐きって【商品切手】 ⇒しょうひん‐けん【商品券】 ⇒しょうひん‐さきものとりひき【商品先物取引】 ⇒しょうひん‐さくもつ【商品作物】 ⇒しょうひん‐せいさん【商品生産】 ⇒しょうひん‐てがた【商品手形】 ⇒しょうひん‐とりひきじょ【商品取引所】 しょう‐ひん賍品シヤウ‥ (ゾウヒンの慣用読み)(→)贓物ぞうぶつに同じ。 しょう‐ひん賞品シヤウ‥ 賞として与える品物。「1等の―」「―を出す」 しょう‐びん翡翠】 〔動〕カワセミの別称。 じょう‐ひん上品ジヤウ‥ ①ひんのよいこと。気品のあるさま。浮世風呂4「あれは鶴賀新内の元祖の家元だとよ…品ひんが―だなア」。「―な言葉」↔下品げひん。 ②品柄のよいこと。品質のよいこと。また、そのもの。→上品じょうぼん じょう‐ひん上賓ジヤウ‥ (→)上客じょうきゃくに同じ。 しょうひん‐かいてんりつ商品回転率シヤウ‥クワイ‥ 一定期間における平均商品在庫高で、その期間の商品売上原価を割って得られる数値。商品に投じた資本の回転速度の大きさを表す。 ⇒しょう‐ひん【商品】 しょうひん‐かへい商品貨幣シヤウ‥クワ‥ 財貨自体を貨幣として用いるもの。貝殻・獣皮・家畜・穀物の類。貨物貨幣。 ⇒しょう‐ひん【商品】 しょうひん‐かんじょう商品勘定シヤウ‥ヂヤウ 簿記で、商品の仕入高・売上高・戻り高・戻し高などを記録する勘定。 ⇒しょう‐ひん【商品】 しょうひん‐きって商品切手シヤウ‥ (→)商品券に同じ。 ⇒しょう‐ひん【商品】 しょうひん‐けん商品券シヤウ‥ 商店の発行する切手で、それを呈示する者に対し、自己の扱う商品を券面記載の価額に達するまで給付することを約する有価証券。多くは贈答用。商品切手。 ⇒しょう‐ひん【商品】 しょうひん‐さきものとりひき商品先物取引シヤウ‥ 一般の商品を対象とした先物取引。特に、大豆・小豆・綿花などの一次産品、金・銀などの貴金属が対象。 ⇒しょう‐ひん【商品】 しょうひん‐さくもつ商品作物シヤウ‥ 市場へ商品として出荷する目的で生産する農作物。換金作物。 ⇒しょう‐ひん【商品】 しょうひん‐せいさん商品生産シヤウ‥ 交換を目的とする財・サービスの生産。社会的分業とともに発達し、特に、資本主義社会において支配的に行われるようになった。 ⇒しょう‐ひん【商品】 しょうひん‐てがた商品手形シヤウ‥ (→)商業手形に同じ。 ⇒しょう‐ひん【商品】 しょうひん‐とりひきじょ商品取引所シヤウ‥ 商品取引所法に従い、有価証券を除く1種または数種の商品あるいは商品指数の先物さきもの取引を行う市場の開設を目的とする会員制の法人。また、その開設する市場。→取引所 ⇒しょう‐ひん【商品】 しょうひん‐ぶん小品文セウ‥ ①中国で、特に明末以降行われた短い雑文の総称。反俗的風格を特徴とする。さらに1930年代、イギリスの随筆に学んで流行。 ②日常のちょっとしたことを書いたスケッチ風の短い文章。気のきいた書き方の短文。小品。 ⇒しょう‐ひん【小品】 しょう‐ふ小婦セウ‥ ①妻を大婦というのに対して、妾の俗称。 ②年若い女。少婦。 しょう‐ふ少府セウ‥ ①中国の官名。秦・漢代、帝室財政をつかさどった。 ②内匠寮たくみりょう・内蔵寮くらりょうの唐名。 ⇒しょうふ‐かん【少府監】 しょう‐ふ少婦セウ‥ ①年若い女。 ②若い妻。 しょう‐ふ少傅セウ‥ 「三孤さんこ参照。 しょう‐ふ正麩シヤウ‥ 小麦粉を水でこねて水洗いし、分離し沈殿させた澱粉でんぷん。そのままねかして練り、糊とする。漿粉。 しょう‐ふ生麩シヤウ‥ ⇒なまふ しょう‐ふ妾婦セフ‥ ①めかけ。 ②婦人。 しょう‐ふ相府シヤウ‥ 大臣の唐名。 しょう‐ふ省符シヤウ‥ 律令制で、民部省から諸国に発行した公文書。 しょう‐ふ祥符シヤウ‥ めでたいしるし。 しょうふ笑府セウ‥ 中国の笑話集。明末の馮夢竜ひょうぼうりゅうの編。13巻。笑話700編余を収める。日本の小咄に影響を与えた。 しょう‐ふ商布シヤウ‥ 古代、調・庸にあてないで、商品用として織った布。たに。 しょう‐ふ娼婦シヤウ‥ 売春を業とする女。遊女。娼妓。 しょう‐ふ樵夫セウ‥ きこり。そま。 しょう‐ぶ小部セウ‥ 書籍の、一部の冊数が少ないこと。また、紙数が少ないこと。小冊。〈日葡辞書〉↔大部たいぶ しょう‐ぶ尚武シヤウ‥ 武事・軍事を重んずること。「勤倹―」「―の気風」 しょう‐ぶ勝負】 ①かちまけ。勝敗。「―をつける」「―あった」 ②争ってかちまけを決すること。「―に出る」「真剣に―せよ」 ③ばくちをすること。かけごとをすること。浮世草子、好色盛衰記「かけ双六をうちて目ふる間に五両七両の―せし事」 ⇒しょうぶ‐ごと【勝負事】 ⇒しょうぶ‐し【勝負師】 ⇒しょうぶ‐ずく【勝負尽】 ⇒しょうぶ‐て【勝負手】 ⇒しょうぶ‐どく【勝負得】 ⇒しょうぶ‐どころ【勝負所】 ⇒しょうぶ‐なし【勝負無し】 ⇒しょうぶ‐まり【勝負鞠】 ⇒勝負は時の運 しょう‐ぶ菖蒲シヤウ‥ サトイモ科の多年生草本。根茎は水底の泥中に横たわり、葉は長剣状で80センチメートル余。初夏、花茎の中程に黄緑色の小花を棒状に密生。葉は芳香があり、端午の節句に菖蒲湯しょうぶゆとする。根茎を乾して「菖蒲根」と呼び健胃薬とする。古くは「あやめ」と呼んだが、アヤメ科のアヤメ・ハナショウブの類とは葉の形が似るだけで、全くの別種。葺草。軒菖蒲。漢名、白菖。〈[季]夏〉 しょうぶ ショウブ 撮影:関戸 勇 ⇒しょうぶ‐あわせ【菖蒲合】 ⇒しょうぶ‐うち【菖蒲打ち】 ⇒しょうぶ‐うらない【菖蒲占い】 ⇒しょうぶ‐がさね【菖蒲襲】 ⇒しょうぶ‐かずら【菖蒲鬘】 ⇒しょうぶ‐がた【菖蒲形】 ⇒しょうぶ‐がたな【菖蒲刀】 ⇒しょうぶ‐かたびら【菖蒲帷子】 ⇒しょうぶ‐かぶと【菖蒲兜】 ⇒しょうぶ‐がわ【菖蒲革】 ⇒しょうぶ‐きり【菖蒲切り】 ⇒しょうぶ‐くわがた【菖蒲鍬形】 ⇒しょうぶ‐ざけ【菖蒲酒】 ⇒しょうぶ‐づくり【菖蒲作り】 ⇒しょうぶ‐づつみ【菖蒲包】 ⇒しょうぶ‐ねあわせ【菖蒲根合】 ⇒しょうぶ‐ゆ【菖蒲湯】 ⇒しょうぶ‐ゆかた【菖蒲浴衣】 じょう‐ふ上布ジヤウ‥ 上等の麻布。細い麻糸を用いて平織りにしたもので、多く夏の衣服に用いる。薩摩上布・越後上布など。〈[季]夏〉 じょう‐ふ丈夫ヂヤウ‥ (ジョウブとも) ①(周尺の1丈を男子の身長としたところからいう)一人前の男子。ますらお。 ②[正字通]才能が人よりすぐれた立派な男。大丈夫。 ③夫。良人。 じょう‐ふ成否ジヤウ‥ (→)「せいひ」に同じ。平家物語1「先づ沙汰の―は知らず」 じょう‐ふ定府ヂヤウ‥ 江戸時代、大名、交代寄合い以外の旗本・御家人および大名の家臣が、参勤交代をせずに、江戸に定住したこと。 じょう‐ふ城府ジヤウ‥ (中国で、都府の周囲に城壁をめぐらしたからいう) ①都市のかこい。城壁。 ②都市。都府。 ③かこい。しきり。へだて。 ⇒城府を設けず じょう‐ふ情夫ジヤウ‥ 内縁関係にある男性。いろおとこ。かくしおとこ。愛人。→情婦 じょう‐ふ情婦ジヤウ‥ いろおんな。かくしおんな。 じょう‐ふ饒富ゼウ‥ 豊かに富んでいること。富饒。 じょう‐ぶ上部ジヤウ‥ 上の部分。↔下部。 ⇒じょうぶ‐こうぞう【上部構造】 ⇒じょうぶ‐だんたい【上部団体】 じょう‐ぶ丈夫ヂヤウ‥ ①達者。健康。「―な体」「―に育つ」 ②こわれにくいこと。しっかりしていること。「―な造り」 ③たしかなこと。傾城歌三味線「何十年でも此所にとめませと―なる言ひ渡し」 ④十分。存分。狂言、金津地蔵「とてもの事に―に上げさせられ」 →じょうふ(丈夫) しょうぶ‐あわせ菖蒲合シヤウ‥アハセ (→)根合ねあわせに同じ。 ⇒しょう‐ぶ【菖蒲】 しょう‐ふう正風シヤウ‥ ①正しい姿。 ②俳諧で、正統の流れを汲む流派の意で用いるが、特に安永・天明(1772〜1789)頃から芭蕉の一門が自派の俳風すなわち蕉風を呼んだ称。 ⇒しょうふう‐てい【正風体】 しょう‐ふう松風】 松にあたる風。まつかぜ。 ⇒しょうふう‐すいげつ【松風水月】 ⇒しょうふう‐らげつ【松風蘿月】 しょう‐ふう商風シヤウ‥ (「商」は秋の意)秋の風。 しょう‐ふう蕉風セウ‥ 芭蕉とその門流の俳風。さび・しおり・細み・軽みを重んじ、幽玄・閑寂の境地を主とし、形式は必ずしも古式に従わず、殊に付合つけあいは余情を含んだ匂付においづけを尊重するなど、貞門・談林風に比して著しい進境を示す。正風。→古風→談林風 じょう‐ふう常風ジヤウ‥ つねに吹く普通の風。 しょう‐フーガ小フーガセウ‥ 〔音〕小規模なフーガ。フゲッタ。 しょうふう‐すいげつ松風水月】 松に吹く風や水に映る月影。すがすがしいもののたとえ。 ⇒しょう‐ふう【松風】 しょうぶ‐うち菖蒲打ちシヤウ‥ 端午の節句に、子供が菖蒲の葉を三つ打に平たく編んで棒のようにし、互いに地面をたたき、切れたのを負けとした遊戯。しょうぶたたき。 ⇒しょう‐ぶ【菖蒲】 しょうふう‐てい正風体シヤウ‥ ①正しい典雅な風体。特に、歌学上、伝統的な雅正な歌体。 ②ありふれた普通の姿。 ⇒しょう‐ふう【正風】 しょうふう‐らげつ松風蘿月】 松風とツタカズラを通して見る月。謡曲、定家「昔は―に言葉を交はし、翠帳紅閨に枕を並べ」 ⇒しょう‐ふう【松風】 しょうぶ‐うらない菖蒲占いシヤウ‥ウラナヒ (→)「あやめうら」に同じ。 ⇒しょう‐ぶ【菖蒲】 しょうふう‐ろうげつ嘯風弄月セウ‥ (「風にうそぶき、月をもてあそぶ」の意)天然自然の風景を愛賞し、風流韻事に心を寄せること。太平記1「浅香山の故ふるき跡を踏んで、―に御心を傷ましめ給ふ」 しょうぶ‐がさね菖蒲襲シヤウ‥ 夏の装束の色。(→)「あやめがさね」に同じ。 ⇒しょう‐ぶ【菖蒲】 しょうぶ‐かずら菖蒲鬘シヤウ‥カヅラ (→)「あやめかずら」に同じ。 ⇒しょう‐ぶ【菖蒲】 しょうぶ‐がた菖蒲形シヤウ‥ ①馬具の一つ。唐鞍からくら付属の銀面の上端に設けた剣形つるぎがたの切込みの部分をいう。あやめがた。→銀面。 ②刀身が菖蒲の葉の形に似たもの。 ⇒しょう‐ぶ【菖蒲】 しょうぶ‐がたな菖蒲刀シヤウ‥ 5月5日の端午に菖蒲の葉を束ねて作った刀。男児が腰にさした。後世は、菖蒲の葉で柄を巻いた木刀、さらには彩色したり金銀紙を貼ったりした刀を節句飾とした。しょうぶだち。あやめがたな。 菖蒲刀 ⇒しょう‐ぶ【菖蒲】 しょうぶ‐かたびら菖蒲帷子シヤウ‥ 5月5日から同月中着たかたびら。晒さらしの布を紺地白に染めたもの。 ⇒しょう‐ぶ【菖蒲】 しょうぶ‐かぶと菖蒲兜シヤウ‥ 端午の節句に菖蒲で作って飾ったかぶと。後には桧ひのきの経木などで作る。飾りかぶと。あやめかぶと。 ⇒しょう‐ぶ【菖蒲】 しょうぶ‐がわ菖蒲革シヤウ‥ガハあい地に白く菖蒲の葉や花の模様を染め出した鹿のなめしがわ。「尚武しょうぶ」「勝負」と音が通ずることから、縁起がよいとして武具に用いた。山城の石清水八幡宮の神官が内職に染めたものという。 菖蒲革 ⇒しょう‐ぶ【菖蒲】 しょうふ‐かん少府監セウ‥ ①中国の隋・唐・宋の少府の長官。百工技巧の政をつかさどった。 ②内蔵頭くらのかみなどの唐名。 ⇒しょう‐ふ【少府】 じょう‐ふきょう常不軽ジヤウ‥キヤウ (ゾウフキョウとも)〔仏〕法華経常不軽品に出る菩薩の名。あらゆる人の成仏を信じてこれを軽んぜず、逢う人ごとに礼拝したという。常不軽菩薩。不軽菩薩。また、その行為。 しょうぶ‐きり菖蒲切りシヤウ‥ 5月5日の節句に、子供が印地打いんじうちをした後に、菖蒲刀で切り合う遊戯。 ⇒しょう‐ぶ【菖蒲】 しょう‐ふく小腹セウ‥ (→)下腹したはらに同じ。 しょう‐ふく妾腹セフ‥ めかけばら。外戚腹げしゃくばらしょう‐ふく承服・承伏】 (古くはショウブクとも)承知して従うこと。承引。保元物語「為朝、上には―申して」。「いやいやながら―する」 しょう‐ふく招福セウ‥ 福を招くこと。幸運を呼び込むこと。 しょう‐ふく尚復シヤウ‥ (「尚」は「つかさどる」の意)平安時代以後、天皇や東宮の読書始めの式に、侍読じどくが教授した箇所の復唱などをつかさどる補佐役。 しょう‐ふく祥福シヤウ‥ めでたいこと。さいわい。 しょう‐ふく懾伏・懾服・慴伏セフ‥ おそれてひれふすこと。 じょう‐ふく条幅デウ‥ 書画で、画仙紙を縦に半分にした半切はんせつを軸物にしたもの。 じょう‐ふく浄福ジヤウ‥ ①清らかな幸福。 ②信仰によって受ける幸福。 じょう‐ふく常服ジヤウ‥ ①平素の衣服。ふだんぎ。胆大小心録「浄衣を山あゐにすりて、文彩をかざり―とするなり」 ②江戸時代の武士の麻上下あさがみしもじょう‐ぶく調伏デウ‥ 〔仏〕 ⇒ちょうぶく しょうふく‐じ聖福寺シヤウ‥ 福岡市博多区御供所町にある臨済宗の寺。開山は栄西。源頼朝が1195年(建久6)創建。 しょうふくてい笑福亭セウ‥ 落語家の亭号。 ⇒しょうふくてい‐しょかく【笑福亭松鶴】 しょうふくてい‐しょかく笑福亭松鶴セウ‥ 落語家。 ①(5代)本名、竹内梅之助。大阪生れ。衰退する上方落語の保存と復興に努めた。雑誌「上方はなし」を刊行。(1884〜1950) ②(6代)本名、竹内日出男。大阪生れ。5代松鶴の子。上方落語の復興に尽力。当り芸「らくだ」「天王寺詣り」など。(1918〜1986) ⇒しょうふくてい【笑福亭】 じょう‐ぶくろ状袋ジヤウ‥ 書状を封入する紙ぶくろ。封筒ふうとうしょうぶ‐くわがた菖蒲鍬形シヤウ‥クハ‥かぶとの鍬形の上端を広げず、菖蒲の葉のように先尖とがりとしたもの。 ⇒しょう‐ぶ【菖蒲】 じょうぶ‐こうぞう上部構造ジヤウ‥ザウ 〔哲〕(Überbau ドイツ)史的唯物論の概念。土台(下部構造)としての一定社会の経済構造の上に形成される政治的・法的・哲学的・道徳的・美的・宗教的な観念形態(イデオロギー)やそれに対応する制度・組織(例えば国家・政党など)をいう。上部構造は下部構造によって生みだされ、それと不可分に結びついているが、いったん成立すると、一定限度において土台へ反作用を及ぼすとされる。→イデオロギー→下部構造⇒じょう‐ぶ【上部】 しょうぶ‐ごと勝負事】 ①かちまけを争うわざ。 ②ばくち。とばく。 ⇒しょう‐ぶ【勝負】 しょうぶ‐ざけ菖蒲酒

じょうはり‐もの【情張り者】ジヤウ‥🔗🔉

じょうはり‐もの情張り者ジヤウ‥ 強情な人。浄瑠璃、双生隅田川「ええ、―、よい加減で帰らぬか」 ⇒じょう‐はり【情張り】

じょっ‐ぱり【情っ張り】🔗🔉

じょっ‐ぱり情っ張り】 (津軽地方で)意地を張ること。意地っぱり。ごうじょっぱり。

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