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ささ・ぐ【捧ぐ】🔗🔉

ささ・ぐ捧ぐ】 〔他下二〕 ⇒ささげる(下一)

ささげ【捧げ】🔗🔉

ささげ捧げ】 ①ささげること。 ②(漁村語)頭に物を載せて運ぶこと。また、その人。 ⇒ささげ‐つつ【捧げ銃】 ⇒ささげ‐もの【捧げ物】

ささげ‐つつ【捧げ銃】🔗🔉

ささげ‐つつ捧げ銃】 軍隊で銃を持っている時の敬礼の一種。両手で銃を体の中央前に垂直に保ち、受礼者の眼(敬礼すべきもの)に注目する。 ⇒ささげ【捧げ】

ささげ‐もの【捧げ物】🔗🔉

ささげ‐もの捧げ物】 神仏や目上の人に奉るもの。献上の品物。 ⇒ささげ【捧げ】

ささ・げる【捧げる】🔗🔉

ささ・げる捧げる】 〔他下一〕[文]ささ・ぐ(下二) (サシアグの約) ①両手で持ち、目よりも高くあげる。万葉集19「わが背子が―・げて持てる厚朴ほおがしわ」 ②上へ高くあげる。見せびらかす。誇示する。竹取物語「つばくらめ子産まむとする時は尾を―・げて七度めぐりてなむ生み落すめる」。仮名草子、伊曾保「人としてわが誉ほまれを―・ぐる時は、人の憎みをかうむりて」 ③高い大きな声を出す。栄華物語本雫「おとど御声を―・げて泣き罵り給へど」 ④神仏や目上の者へ物をたてまつる。献上する。源氏物語若紫「所につけたる御贈物ども―・げ奉り給ふ」。平家物語2「卯月は垂跡すいしゃくの月なれども、幣帛を―・ぐる人もなし」。「この本を亡き師に―・げる」 ⑤自分のもっているものをすべて相手にさし出す。「身も心も―・げる」「研究に一生を―・げる」

ささご‐て【捧ごて】🔗🔉

ささご‐て捧ごて】 (上代東国方言)ささげて。万葉集20「父母も花にもがもや草枕旅は行くとも―行かむ」

ほう‐じ【捧持】‥ヂ🔗🔉

ほう‐じ捧持‥ヂ ささげもつこと。「勅語を―する」

ほう‐てい【捧呈】🔗🔉

ほう‐てい捧呈】 手にささげて奉ること。「信任状の―」

ほう‐どく【捧読】🔗🔉

ほう‐どく捧読】 手にささげ持ってよむこと。

ほう‐ふく【捧腹】🔗🔉

ほう‐ふく捧腹】 (俗に「抱腹」とも書く)腹をかかえて笑うこと。大いに笑うこと。 ⇒ほうふく‐ぜっとう【捧腹絶倒】

ほうふく‐ぜっとう【捧腹絶倒】‥タウ🔗🔉

ほうふく‐ぜっとう捧腹絶倒‥タウ 腹をかかえてひっくり返るほど大笑いすること。「―の喜劇」 ⇒ほう‐ふく【捧腹】

ほう‐もち【捧物】🔗🔉

ほう‐もち捧物(→)「ほうもつ」に同じ。

ほう‐もつ【捧物】🔗🔉

ほう‐もつ捧物】 (ホウモチとも)神仏などに捧げる物。落窪物語3「―の日は、よろしき人よりはじめ、消息を聞え給へりければ」

[漢]捧🔗🔉

 字形 〔手(扌)部8画/11画/4291・4A7B〕 〔音〕ホウ(漢) 〔訓〕ささげる [意味] 両手でささげもつ。手でかかえる。「捧持・捧呈・捧腹絶倒」

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