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広辞苑の検索結果 (14)

ささ・ぐ【捧ぐ】🔗🔉

ささ・ぐ捧ぐ】 〔他下二〕 ⇒ささげる(下一)

ささげ【捧げ】🔗🔉

ささげ捧げ】 ①ささげること。 ②(漁村語)頭に物を載せて運ぶこと。また、その人。 ⇒ささげ‐つつ【捧げ銃】 ⇒ささげ‐もの【捧げ物】

ささげ‐つつ【捧げ銃】🔗🔉

ささげ‐つつ捧げ銃】 軍隊で銃を持っている時の敬礼の一種。両手で銃を体の中央前に垂直に保ち、受礼者の眼(敬礼すべきもの)に注目する。 ⇒ささげ【捧げ】

ささげ‐もの【捧げ物】🔗🔉

ささげ‐もの捧げ物】 神仏や目上の人に奉るもの。献上の品物。 ⇒ささげ【捧げ】

ささ・げる【捧げる】🔗🔉

ささ・げる捧げる】 〔他下一〕[文]ささ・ぐ(下二) (サシアグの約) ①両手で持ち、目よりも高くあげる。万葉集19「わが背子が―・げて持てる厚朴ほおがしわ」 ②上へ高くあげる。見せびらかす。誇示する。竹取物語「つばくらめ子産まむとする時は尾を―・げて七度めぐりてなむ生み落すめる」。仮名草子、伊曾保「人としてわが誉ほまれを―・ぐる時は、人の憎みをかうむりて」 ③高い大きな声を出す。栄華物語本雫「おとど御声を―・げて泣き罵り給へど」 ④神仏や目上の者へ物をたてまつる。献上する。源氏物語若紫「所につけたる御贈物ども―・げ奉り給ふ」。平家物語2「卯月は垂跡すいしゃくの月なれども、幣帛を―・ぐる人もなし」。「この本を亡き師に―・げる」 ⑤自分のもっているものをすべて相手にさし出す。「身も心も―・げる」「研究に一生を―・げる」

ささご‐て【捧ごて】🔗🔉

ささご‐て捧ごて】 (上代東国方言)ささげて。万葉集20「父母も花にもがもや草枕旅は行くとも―行かむ」

ほう‐じ【捧持】‥ヂ🔗🔉

ほう‐じ捧持‥ヂ ささげもつこと。「勅語を―する」

ほう‐てい【捧呈】🔗🔉

ほう‐てい捧呈】 手にささげて奉ること。「信任状の―」

ほう‐どく【捧読】🔗🔉

ほう‐どく捧読】 手にささげ持ってよむこと。

ほう‐ふく【捧腹】🔗🔉

ほう‐ふく捧腹】 (俗に「抱腹」とも書く)腹をかかえて笑うこと。大いに笑うこと。 ⇒ほうふく‐ぜっとう【捧腹絶倒】

ほうふく‐ぜっとう【捧腹絶倒】‥タウ🔗🔉

ほうふく‐ぜっとう捧腹絶倒‥タウ 腹をかかえてひっくり返るほど大笑いすること。「―の喜劇」 ⇒ほう‐ふく【捧腹】

ほう‐もち【捧物】🔗🔉

ほう‐もち捧物(→)「ほうもつ」に同じ。

ほう‐もつ【捧物】🔗🔉

ほう‐もつ捧物】 (ホウモチとも)神仏などに捧げる物。落窪物語3「―の日は、よろしき人よりはじめ、消息を聞え給へりければ」

[漢]捧🔗🔉

 字形 〔手(扌)部8画/11画/4291・4A7B〕 〔音〕ホウ(漢) 〔訓〕ささげる [意味] 両手でささげもつ。手でかかえる。「捧持・捧呈・捧腹絶倒」

大辞林の検索結果 (12)

ささ・ぐ【捧ぐ】🔗🔉

ささ・ぐ 【捧ぐ】 (動ガ下二) ⇒ささげる

ささげ【捧げ】🔗🔉

ささげ 【捧げ】 ■一■ [0] (名) 〔動詞「捧げる」の連用形から〕 (太平洋岸の漁村で)女性が頭に物を載せて運搬すること。 ■二■ (接尾) 助数詞。中古,捧げ物を数えるのに用いる。木の枝や造花の枝に付けた一組の捧げ物を「ひとささげ」という。「鳩十―,ふたつを一―にしたり/宇津保(蔵開下)」

ささげ-つつ【捧げ銃】🔗🔉

ささげ-つつ [3] 【捧げ銃】 軍隊の敬礼の一種。両手で銃を体の中央前に垂直に捧げ持ち,相手に注目する。

ささげ-もの【捧げ物】🔗🔉

ささげ-もの [0] 【捧げ物】 神仏や目上の人にささげるもの。献上品。

ささげ-も・つ【捧げ持つ】🔗🔉

ささげ-も・つ [4] 【捧げ持つ】 (動タ五[四]) 両手でうやうやしく持つ。「賞状を―・つ」

ささ・げる【捧げる】🔗🔉

ささ・げる [0] 【捧げる】 (動ガ下一)[文]ガ下二 ささ・ぐ 〔「さしあぐ」の転〕 (1)両手で,物を目より高くして持つ。「賞状を―・げるように持つ」 (2)神仏や高貴な人などに献上する。さしあげる。供える。「神前に玉串(タマグシ)を―・げる」「いけにえを―・げる」 (3)敬愛する人に,自分の著作などをさしだす。献呈する。「この本を亡き母に―・げる」 (4)(「身」「一生」「心」などを目的語として)自分のことをかえりみないで,ひたすら相手に尽くす。「愛する人に身も心も―・げる」「研究に一生を―・げた」 (5)上の方に高くあげる。かかげる。「尾を―・げて七度めぐりてなむ産み落とすめる/竹取」 (6)声をはりあげる。「おとど御声を―・げて泣きののしり給へど/栄花(本の雫)」

ほう-じ【捧持】🔗🔉

ほう-じ ―ヂ [1] 【捧持】 (名)スル ささげ持つこと。「聯隊旗を―するの重任を/肉弾(忠温)」

ほう-てい【捧呈】🔗🔉

ほう-てい [0] 【捧呈】 (名)スル 手でささげもってさしあげること。「天皇に国書を―する」

ほう-どく【捧読】🔗🔉

ほう-どく [0] 【捧読】 (名)スル 手にうやうやしくささげ持って読みあげること。「勅語を下し賜はり,…予の如きも之れを―するを得る/肉弾(忠温)」

ほう-ふく【抱腹・捧腹】🔗🔉

ほう-ふく [0] ハウ― 【抱腹】 ・ ホウ― 【捧腹】 (名・形動)スル[文]ナリ 〔「捧」はかかえる意。「抱腹」は後世生じた用字〕 腹をかかえて大笑いする・こと(さま)。「随分―な珍事が多いよ/当世書生気質(逍遥)」「哀れの深い物語,或は―するやうな物語が…/武蔵野(独歩)」

ささげもの【捧げ物】(和英)🔗🔉

ささげもの【捧げ物】 an offering.→英和

ささげる【捧げる】(和英)🔗🔉

ささげる【捧げる】 (1)[持ち上げる]lift[hold]up.(2)[献上]give;→英和 offer;→英和 [奉仕]sacrifice;→英和 devote.→英和 岡氏に捧ぐ<献辞>Dedicated to Mr.Oka.

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