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くっ‐さい【掘採】🔗🔉

くっ‐さい掘採】 地中にある鉱物を掘り取ること。

くっ‐さく【掘削・掘鑿】🔗🔉

くっ‐さく掘削・掘鑿】 地面や岩盤を掘りうがつこと。 ⇒くっさく‐き【掘削機・掘鑿機】

くっさく‐き【掘削機・掘鑿機】🔗🔉

くっさく‐き掘削機・掘鑿機】 地面・地下坑・河底・海底などを掘削する機械の総称。動力シャベル・バケット掘削機・ブルドーザーなど。 ⇒くっ‐さく【掘削・掘鑿】

くっ‐しん【掘進】🔗🔉

くっ‐しん掘進】 掘って進むこと。

くっそく‐るい【掘足類】🔗🔉

くっそく‐るい掘足類】 軟体動物の一綱。ツノガイ綱。海産の貝類で、貝殻は動物の角に似て弓状に反り、角貝つのがい類とも呼ばれる。長さ1〜5センチメートル。海底の砂中に生息し、有孔虫などを捕食する。日本に約50種。貝殻は貝細工や装飾に用いる。ほりあしるい。

こ・ず【掘ず】🔗🔉

こ・ず掘ず】 〔他〕 (用例は連用形のみ、活用は上二段か四段か不明)根付きのまま引き抜く。根こそぎにする。万葉集8「去年こぞの春い―・じてうゑし」→根こじ

ふくし【掘串】🔗🔉

ふくし掘串】 土を掘る道具。竹・木で作った。ふぐせ。ほぐせ。万葉集1「籠もよみ籠もち―もよみぶくしもち」

ほっ‐たて【掘建て・掘立て】🔗🔉

ほっ‐たて掘建て・掘立て】 (ホリタテの音便)家を建てるのに、柱の根を直接に地に埋め立てること。「―柱」 ⇒ほったて‐ごや【掘建て小屋】

ほったて‐ごや【掘建て小屋】🔗🔉

ほったて‐ごや掘建て小屋】 礎石を置かず、柱を直接地に埋めて建てた小屋。粗末な家。 ⇒ほっ‐たて【掘建て・掘立て】

ほりあげ‐でん【掘上げ田】🔗🔉

ほりあげ‐でん掘上げ田】 沼地の泥を掘り上げて短冊形につくった水田。古くから行われてきた低湿地開発の一形式で、岐阜県南部の高須輪中わじゅうや埼玉県東部の沼地跡のものが有名。田と田との間に掘り残された水面の部分は「掘り潰れ」と呼ぶ。

ほり‐あ・てる【掘り当てる】🔗🔉

ほり‐あ・てる掘り当てる】 〔他下一〕[文]ほりあ・つ(下二) 掘り進めて、探していたものを得る。「温泉を―・てる」

ほり‐いけ【掘池】🔗🔉

ほり‐いけ掘池】 掘りひらいた池。

ほり‐いど【掘井戸】‥ヰ‥🔗🔉

ほり‐いど掘井戸‥ヰ‥ 地面を掘って作った井戸。

ほり‐おこ・す【掘り起こす】🔗🔉

ほり‐おこ・す掘り起こす】 〔他五〕 ①掘って土をおこす。開墾する。 ②埋もれているものを掘り出す。今まで隠れていた物事などを見つけ出す。「需要を―・す」「新たに―・された事実」

ほり‐かえ・す【掘り返す】‥カヘス🔗🔉

ほり‐かえ・す掘り返す‥カヘス 〔他五〕 ①ほりくつがえす。日葡辞書「タヲホリカエス」。「道を―・す」 ②埋めた物を掘り出す。好色一代男4「埋みし棺桶を―・す心の程の」 ③一度決着のついた問題を再び取り上げる。

ほり‐ご【掘子】🔗🔉

ほり‐ご掘子】 江戸時代、鉱山で、坑内・坑外の鉱石運搬・排水、その他の労働に従事する人夫。

ほり‐ごたつ【掘炬燵】🔗🔉

ほり‐ごたつ掘炬燵】 床ゆかを切って炉を設けた炬燵。

ほり‐さ・げる【掘り下げる】🔗🔉

ほり‐さ・げる掘り下げる】 〔他下一〕[文]ほりさ・ぐ(下二) ①土を掘りくずして低くする。下へ下へと掘る。 ②突っ込んで考える。深く究明する。「問題の本質を―・げる」

ほりだし‐もの【掘出し物】🔗🔉

ほりだし‐もの掘出し物】 ほりだしたもの。思いがけず手に入った珍物。安価で手に入れたよい品物。「―を見付ける」

ほり‐だ・す【掘り出す】🔗🔉

ほり‐だ・す掘り出す】 〔他五〕 ①掘ってうずまっていた物を出す。「千両箱を―・す」 ②思いがけず珍物を手に入れる。よい品物を安価で手に入れる。「外国で―・した品」

ほり‐たて【掘立て】🔗🔉

ほり‐たて掘立て⇒ほったて。日葡辞書「ホリタテノイエ」

ほり‐ぬき【掘抜き】🔗🔉

ほり‐ぬき掘抜き】 ①ほりぬくこと。 ②掘抜き井戸の略。 ⇒ほりぬき‐いど【掘抜き井戸】

ほりぬき‐いど【掘抜き井戸】‥ヰ‥🔗🔉

ほりぬき‐いど掘抜き井戸‥ヰ‥ 地下を深く掘って不透水層に達し、被圧地下水を湧き出させる井戸。噴き井戸。 ⇒ほり‐ぬき【掘抜き】

ほり‐ぬ・く【掘り抜く・彫り抜く】🔗🔉

ほり‐ぬ・く掘り抜く・彫り抜く】 〔他五〕 ほって貫く。「トンネルを―・く」

ほり‐ば【掘場】🔗🔉

ほり‐ば掘場(→)付場つきば2に同じ。

ほり‐まわ・す【掘り回す】‥マハス🔗🔉

ほり‐まわ・す掘り回す‥マハス 〔他四〕 周囲を掘る。掘りめぐらす。太平記2「竹のひとむら茂りたる処に堀―・し塀塗つて」

ほり‐わり【掘割】🔗🔉

ほり‐わり掘割】 地を掘って水を通した所。ほり。 津和野の掘割 撮影:山梨勝弘

ほ・る【掘る・彫る】🔗🔉

ほ・る掘る・彫る】 [一]〔他五〕 平面をこそげてくぼみをつくる意。 ➊《掘》穴をあける。 ①地に穴をつくる。万葉集13「木綿襷ゆうたすき肩にとりかけ斎瓮いわいべをいはひ―・り据ゑ天地の神にそ吾が祈む」。大鏡「もの言はまほしくなれば、穴を―・りて言ひ入れ侍りけめ」。「池を―・る」 ②土を取り除き、中に埋まっているものを取り出す。源氏物語薄雲「春の花の木をも植ゑわたし、秋の草をも―・り移して、いたづらなる野辺の虫をも住ませて」。平家物語2「父母がかばねを―・りいだいて討たせられたる事をぞ、くやしみ給ひける」。徒然草「風流の破子わりごやうのもの…―・らぬ所もなく、山をあされども無かりけり」。「芋を―・る」 ➋《彫》きざむ。 ①彫刻する。える。太平記9「日光月光の二天子を金と銀とを以て―・り透かして」。「版木はんぎを―・る」 ②身体を針で刺し、墨を入れる。入れ墨をする。 [二]〔自下二〕 ⇒ほれる(下一)

ほ・れる【掘れる】🔗🔉

ほ・れる掘れる】 〔自下一〕[文]ほ・る(下二) ①土地が自然にうがたれてくぼまる。太平記31「夕立に―・れたる片岸のありけるをゆらりと越えけるに」 ②土地がうがたれて植物の根などが露出する。武家義理物語「古代稀なる洪水、岸根の松柳も―・れて」

[漢]掘🔗🔉

 字形  筆順 〔手(扌)部8画/11画/常用/2301・3721〕 〔音〕クツ(漢) 〔訓〕る [意味] 穴をほる。地中からほり出す。「掘削・発掘・採掘」 [解字] 形声。「手」+音符「屈」(=くぼむ)。手で穴をあけてくぼみをつくる意。 [下ツキ 採掘・試掘・盗掘・発掘・乱掘・濫掘

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