くっさく【掘削・掘鑿】 土地や岩石を掘りうがつこと。

くっさくき【掘削機】 土砂を掘り取る土木機械の総称。パワー-シャベルなどの建築土木機械のほか，浚渫（しゆんせつ）用機械や鑿岩機などを含む。

くっしん【掘進】 トンネルなどを掘って先へ進むこと。

ほったて【掘っ立て・掘っ建て】 礎石を置かないで柱の根元を直接地面にうめこんで家を建てること。

ほったてごや【掘っ建て小屋】 掘っ立て式で建てた，急造の粗末な建物。

ほりおこ・す【掘り起こす】 （動五） (１)掘って土を起こす。 (２)地中にあるものを掘り出す。 (３)隠れていた事実や事柄を探して表面に出す。「埋もれた人材を―・す」

ほりかえ・す【掘り返す】 （動五） (１)土を掘って下の方の土を上に出す。「畑を―・す」 (２)一度掘ったところを再び掘る。 (３)一度決着のついた問題を再び取り上げる。「昔の事件を―・す」

ほりごたつ【掘り炬燵】 床を切って炉を作り腰掛けるようにしてあたるこたつ。切りごたつ。据えごたつ。

ほりさ・げる【掘り下げる】 （動下一） (１)地面を深く掘っていく。 (２)深く究明する。「問題点を―・げる」

ほりだしもの【掘り出し物】 偶然手に入れた珍しい品。安価で手に入れた貴重な物。

ほりだ・す【掘り出す】 （動五） (１)地中に埋もれたものを掘って出す。 (２)掘り出し物を見つける。

ほりわり【掘割】 地面を掘って水を通した所。堀。

ほ・る【掘る】 （動五） (１)地面に穴をあける。「穴を―・る」 (２)地下にあるものをさがして取りだす。「いもを―・る」

【掘】 〔画　数〕11画　− 常用漢字 〔区 点〕2301〔ＪＩＳ〕3721〔シフトJIS〕8C40 〔音 訓〕クツ・コツ・ケツ・ほる 〔熟語一覧〕 →穴掘り（あなほり） →井戸掘り（いどほり） →掻い掘り（かいぼり） →上総掘り（かずさぼり） →掘削・掘鑿（くっさく） →掘削機（くっさくき） →掘進（くっしん） →坑内掘り（こうないぼり） →採掘（さいくつ） →ざい掘り（ざいほり） →試掘（しくつ） →試掘権（しくつけん） →盗掘（とうくつ） →布掘り（ぬのぼり） →根掘り葉掘り（ねほりはほり） →発掘（はっくつ） →墳墓発掘罪（ふんぼはっくつざい） →掘っ立て・掘っ建て（ほったて） →掘っ建て小屋（ほったてごや） →掘り起こす（ほりおこす） →掘り返す（ほりかえす） →掘り炬燵（ほりごたつ） →掘り下げる（ほりさげる） →掘り出し物（ほりだしもの） →掘り出す（ほりだす） →掘割（ほりわり） →掘る（ほる） →乱掘・濫掘（らんくつ） →露天掘り（ろてんぼり）