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つかま・う【捕まふ・掴まふ】ツカマフ🔗⭐🔉
つかま・う【捕まふ・掴まふ】ツカマフ
〔他下二〕
⇒つかまえる(下一)
つかまえ‐どころ【掴まえ所】ツカマヘ‥🔗⭐🔉
つかまえ‐どころ【掴まえ所】ツカマヘ‥
物事の本質や人の真意をつかまえるための、よりどころ。とらえどころ。「―のない人」
つかま・える【捕まえる・掴まえる・捉まえる】ツカマヘル🔗⭐🔉
つかま・える【捕まえる・掴まえる・捉まえる】ツカマヘル
〔他下一〕[文]つかま・ふ(下二)
(中世にはヤ行にも活用)手でとらえる。とりおさえる。また、その場にとどめる。東大寺諷誦文稿「頸を掣ツカマヘ、胸を掣ツカマヘ」。日葡辞書「ツカマユル」。「虫を―・える」「タクシーを―・える」「人を―・えては自慢する」
つかま・せる【掴ませる】🔗⭐🔉
つかま・せる【掴ませる】
〔他下一〕
①つかむようにさせる。
②賄賂わいろを受け取らせる。「金を―・せる」
③だまして悪い品を買わせる。「にせものを―・せる」
つかまり‐だち【掴まり立ち】🔗⭐🔉
つかまり‐だち【掴まり立ち】
物につかまって立つこと。「子供が―できるようになった」
つかま・る【捕まる・掴まる・捉まる】🔗⭐🔉
つかま・る【捕まる・掴まる・捉まる】
〔自五〕
①(手で)とらえられる。「スピード違反で―・る」「記者団に―・る」
②手で物にしっかりすがる。「手すりに―・る」
◇ふつう1に「捕」、2に「掴・捉」を使う。
つかみ【掴み・攫み】🔗⭐🔉
つかみ【掴み・攫み】
①つかむこと。多く数詞に添えて用いる。「一―」「大―」
②囲碁で互先たがいせんの者が先手せんて・後手ごてを定める法。先方の握った碁石の数の奇数か偶数かを言いあてると先手となる。にぎり。
③花札で出来役の札を全部手に持つこと。
④〔建〕破風の板の相会する所を補強するためにとりつける蟻枘ありほぞの木。蟻板ありいた。
⇒つかみ‐あい【掴み合い】
⇒つかみ‐あらい【掴み洗い】
⇒つかみ‐からげ【掴み絡げ】
⇒つかみ‐きん【掴み金】
⇒つかみ‐ざし【掴み差し】
⇒つかみ‐だか【掴高】
⇒つかみ‐づら【掴み面】
⇒つかみ‐どころ【掴み所】
⇒つかみ‐どり【掴み取り】
⇒つかみ‐なげ【掴み投げ】
⇒つかみ‐ぼうこう【掴奉公】
つかみ‐あい【掴み合い】‥アヒ🔗⭐🔉
つかみ‐あい【掴み合い】‥アヒ
つかみあうこと。取っ組み合いのけんか。
⇒つかみ【掴み・攫み】
つかみ‐あ・う【掴み合う】‥アフ🔗⭐🔉
つかみ‐あ・う【掴み合う】‥アフ
〔自五〕
互いにつかんで打ち合う。組み合って喧嘩する。
つかみ‐あらい【掴み洗い】‥アラヒ🔗⭐🔉
つかみ‐あらい【掴み洗い】‥アラヒ
衣服などを、水の中で何度も掴んでははなして洗うこと。
⇒つかみ【掴み・攫み】
つかみ‐かか・る【掴み掛かる】🔗⭐🔉
つかみ‐かか・る【掴み掛かる】
〔自五〕
相手の肩などをつかんで組みつく。急に手を使っておそいかかる。万葉集16「恋の奴やつこの―・りて」。「―・らんばかりの勢い」
つかみ‐からげ【掴み絡げ】🔗⭐🔉
つかみ‐からげ【掴み絡げ】
遊女の道中などの時、襠うちかけのすそなどをつまみ上げること。浄瑠璃、傾城島原蛙合戦「―に脛見えて」
⇒つかみ【掴み・攫み】
つかみ‐きん【掴み金】🔗⭐🔉
つかみ‐きん【掴み金】
きちんと額を定めず、大雑把に与える金銭。
⇒つかみ【掴み・攫み】
つかみ‐ころ・す【掴み殺す】🔗⭐🔉
つかみ‐ころ・す【掴み殺す】
〔他五〕
手でつかんで殺す。刃物を使わずに素手すでであっさり殺す。
つかみ‐ざし【掴み差し】🔗⭐🔉
つかみ‐ざし【掴み差し】
①刀を無造作に腰に差すこと。
②江戸時代に女性が簪かんざしを2本そろえて差したこと。
⇒つかみ【掴み・攫み】
つかみ‐だか【掴高】🔗⭐🔉
つかみ‐だか【掴高】
①江戸時代、検地にもれた一村落を一掴みにしていくらと決めた石こく高。
②(→)刈高かりだかに同じ。
⇒つかみ【掴み・攫み】
つかみ‐だ・す【掴み出す】🔗⭐🔉
つかみ‐だ・す【掴み出す】
〔他五〕
①物をつかんで外へ出す。「箱からりんごを―・す」
②無造作にとらえてつき出す。「ペットを室外に―・す」
つかみ‐つ・く【掴み付く】🔗⭐🔉
つかみ‐つ・く【掴み付く】
〔自四〕
つかんで勢い強くとりつく。つかみかかる。平家物語9「乗せじとする船に取り付き、―・き」
つかみ‐づら【掴み面】🔗⭐🔉
つかみ‐づら【掴み面】
欲ばった顔つきをののしっていう語。また、欲ばり者。浄瑠璃、卯月潤色「この―兄弟がお亀女夫を踏付けに虐待せこめ廻すといふ事を」
⇒つかみ【掴み・攫み】
つかみ‐どころ【掴み所】🔗⭐🔉
つかみ‐どころ【掴み所】
つかむべき所。とらえどころ。てがかり。「―がない」
⇒つかみ【掴み・攫み】
つかみ‐どり【掴み取り】🔗⭐🔉
つかみ‐どり【掴み取り】
①無造作につかんで取ること。手で一度につかんだ物を取ること。「魚を―する」
②むさぼって多く取ること。ぼろい儲け。日本永代蔵1「今此の娑婆に―はなし」
⇒つかみ【掴み・攫み】
つかみ‐と・る【掴み取る】🔗⭐🔉
つかみ‐と・る【掴み取る】
〔他五〕
つかんで取る。また、努力して手に入れる。「幸運を―・る」
つかみ‐なげ【掴み投げ】🔗⭐🔉
つかみ‐なげ【掴み投げ】
相撲の手の一つ。腕を伸ばして相手の後ろまわしをつかみ、相手を放り出すように投げるもの。
⇒つかみ【掴み・攫み】
つかみ‐ぼうこう【掴奉公】🔗⭐🔉
つかみ‐ぼうこう【掴奉公】
草履取りの奉公を卑しめていう語。浄瑠璃、薩摩歌「―致しても恋しい奴めにま一度と」
⇒つかみ【掴み・攫み】
つか・む【掴む・攫む】🔗⭐🔉
つか・む【掴む・攫む】
〔他五〕
①手の指をまげて、物を強く保持する。法華義疏長保点「背せなか胎はらを楂ツカミ掣ひきて」。保元物語「三郎が弓手の草摺をむずと―・んで引き寄せて」。「胸ぐらを―・む」
②手に入れる。わが物とする。日葡辞書「ザウヒャウ(雑兵)ドモ、ラン(乱)ノトキ、モノヲツカミトル」。「大金を―・む」「情報を―・んだ」
③相手を理解し自分に惹き付けた後、離れていかないようにする。掌握する。「読者の心を―・む」「人心を―・む」
④物事の要点をとらえる。理解する。「大意を―・む」
⑤女郎買いをする。浄瑠璃、本朝三国志「小磯さま―・んでこい」
広辞苑に「掴」で始まるの検索結果 1-26。
字形
〔手(扌)部8画/11画/3647・444F〕
