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かい‐めん【海綿】🔗⭐🔉
かい‐めん【海綿】
①海綿動物の総称。
②角質海綿亜綱のモクヨクカイメン目の繊維状の骨格。海綿質から成り、細かい網状をなし、黄色。水分をよく吸い、洗浄・化粧・医療に広く用いる。沖縄近海などでも産するが、地中海産のものが最良質。スポンジ。
⇒かいめん‐しつ【海綿質】
⇒かいめんじょう‐そしき【海綿状組織】
⇒かいめん‐たい【海綿体】
⇒かいめん‐てつ【海綿鉄】
⇒かいめん‐どうぶつ【海綿動物】
かいめん‐しつ【海綿質】🔗⭐🔉
かいめん‐しつ【海綿質】
海綿類の繊維状骨格をなす物質で、成分はヨウ素を含む硬蛋白質。また、広くは同じような海綿状構造を持つ物質の総称。動植物の組織や合成品のものを含む。
⇒かい‐めん【海綿】
かいめんじょう‐そしき【海綿状組織】‥ジヤウ‥🔗⭐🔉
かいめんじょう‐そしき【海綿状組織】‥ジヤウ‥
①柵状組織とともに葉肉を構成する組織。葉緑体をもつ。不規則な形の細胞が間隙をもって並んでいる。細胞間隙でガス交換を行い、柵状組織とともに光合成の重要な場となっている。
②海綿状の構造をもつ多孔質の組織。動物の海綿質や海綿体など。
⇒かい‐めん【海綿】
かいめん‐たい【海綿体】🔗⭐🔉
かいめん‐たい【海綿体】
陰茎の主体をなす組織。海綿状の構造の静脈性血管腔で、神経系の支配の下で、内部に血液を充して膨大(勃起)する。
⇒かい‐めん【海綿】
かいめん‐てつ【海綿鉄】🔗⭐🔉
かいめん‐てつ【海綿鉄】
鉄鉱石または砂鉄をコークス粉・木炭などと混ぜ、比較的低温(約1000度)で還元して得られる多孔質海綿状の鉄塊。これを鍛錬すれば錬鉄となる。粒鉄よりも不純物が少なく優良鋼の原料、粉末冶金用原料などにする。スポンジ鉄。
⇒かい‐めん【海綿】
かいめん‐どうぶつ【海綿動物】🔗⭐🔉
かいめん‐どうぶつ【海綿動物】
無脊椎動物の一門。外形は円筒状・樹枝状または不規則な団塊状など、体の下面で岩礁その他のものに付着。水は体壁の小孔から体内に入って胃腔に通じ、上端の大孔から体外に出される。神経・消化管などの器官はない。ほとんどすべてが海産。他の後生動物に対して側生動物ともいう。
⇒かい‐めん【海綿】
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