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広辞苑の検索結果 (7)
かい‐めん【海綿】🔗⭐🔉
かい‐めん【海綿】
①海綿動物の総称。
②角質海綿亜綱のモクヨクカイメン目の繊維状の骨格。海綿質から成り、細かい網状をなし、黄色。水分をよく吸い、洗浄・化粧・医療に広く用いる。沖縄近海などでも産するが、地中海産のものが最良質。スポンジ。
⇒かいめん‐しつ【海綿質】
⇒かいめんじょう‐そしき【海綿状組織】
⇒かいめん‐たい【海綿体】
⇒かいめん‐てつ【海綿鉄】
⇒かいめん‐どうぶつ【海綿動物】
かいめん‐しつ【海綿質】🔗⭐🔉
かいめん‐しつ【海綿質】
海綿類の繊維状骨格をなす物質で、成分はヨウ素を含む硬蛋白質。また、広くは同じような海綿状構造を持つ物質の総称。動植物の組織や合成品のものを含む。
⇒かい‐めん【海綿】
かいめんじょう‐そしき【海綿状組織】‥ジヤウ‥🔗⭐🔉
かいめんじょう‐そしき【海綿状組織】‥ジヤウ‥
①柵状組織とともに葉肉を構成する組織。葉緑体をもつ。不規則な形の細胞が間隙をもって並んでいる。細胞間隙でガス交換を行い、柵状組織とともに光合成の重要な場となっている。
②海綿状の構造をもつ多孔質の組織。動物の海綿質や海綿体など。
⇒かい‐めん【海綿】
かいめん‐たい【海綿体】🔗⭐🔉
かいめん‐たい【海綿体】
陰茎の主体をなす組織。海綿状の構造の静脈性血管腔で、神経系の支配の下で、内部に血液を充して膨大(勃起)する。
⇒かい‐めん【海綿】
かいめん‐てつ【海綿鉄】🔗⭐🔉
かいめん‐てつ【海綿鉄】
鉄鉱石または砂鉄をコークス粉・木炭などと混ぜ、比較的低温(約1000度)で還元して得られる多孔質海綿状の鉄塊。これを鍛錬すれば錬鉄となる。粒鉄よりも不純物が少なく優良鋼の原料、粉末冶金用原料などにする。スポンジ鉄。
⇒かい‐めん【海綿】
かいめん‐どうぶつ【海綿動物】🔗⭐🔉
かいめん‐どうぶつ【海綿動物】
無脊椎動物の一門。外形は円筒状・樹枝状または不規則な団塊状など、体の下面で岩礁その他のものに付着。水は体壁の小孔から体内に入って胃腔に通じ、上端の大孔から体外に出される。神経・消化管などの器官はない。ほとんどすべてが海産。他の後生動物に対して側生動物ともいう。
⇒かい‐めん【海綿】
大辞林の検索結果 (8)
うみ-わた【海綿】🔗⭐🔉
うみ-わた [0] 【海綿】
「海綿(カイメン)」に同じ。
かい-めん【海綿】🔗⭐🔉
かい-めん [0] 【海綿】
(1)海綿動物の総称。
(2)モクヨクカイメンをさらして,繊維状の骨格だけにしたもの。弾力があり,よく水分を吸う。化粧・医療・事務用品に用いる。スポンジ。
かいめん-しつ【海綿質】🔗⭐🔉
かいめん-しつ [3] 【海綿質】
モクヨクカイメン・イソカイメンなど多くの海綿動物の骨格をなす繊維を構成するタンパク質。硬タンパク質のコラーゲンに似ており,弾性に富む。スポンギン。スポンジン。
かいめん-じょう-そしき【海綿状組織】🔗⭐🔉
かいめん-じょう-そしき ―ジヤウ― [7] 【海綿状組織】
葉肉を構成する同化組織の一。柵状組織の下部にあって不規則な形の柔細胞から成り,その間にある細胞間隙が葉の裏面の気孔に連絡して通気組織となる。
→柵状組織
かいめん-たい【海綿体】🔗⭐🔉
かいめん-たい [0] 【海綿体】
哺乳動物の陰茎・陰核の主体を成す組織。海綿状構造を有し,神経の影響のもとに内部に血液を満たして膨大し,陰茎・陰核を勃起させる。
かいめん-てつ【海綿鉄】🔗⭐🔉
かいめん-てつ [3] 【海綿鉄】
コークス・一酸化炭素・水素などを還元剤とし,摂氏約一〇〇〇度以下で加熱して得る多孔質の鉄塊。製鋼用の原料,粉末冶金用の鉄粉などにする。スポンジ鉄。
かいめん-どうぶつ【海綿動物】🔗⭐🔉
かいめん-どうぶつ [5] 【海綿動物】
動物分類上の一門。外形は,単体のものは壺状,群体のものは火山群状で,下端で着生生活をする。筋肉・神経・感覚細胞はもたず,多細胞動物の中では最も下等。大部分が海産。側生動物。
→側生動物
かいめん【海綿】(和英)🔗⭐🔉
広辞苑+大辞林に「海綿」で始まるの検索結果。