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あだ‐な【渾名・綽名】🔗🔉

あだ‐な渾名・綽名】 (アダは他・異の意)その人の特徴などによって実名のほかにつけた名。あざけりの意味や愛称としてつける。異名。ニックネーム。

こん‐いつ【渾一】🔗🔉

こん‐いつ渾一】 違ったものが、全くとけあって一つのものとなること。

こん‐えん【渾円】‥ヱン🔗🔉

こん‐えん渾円‥ヱン かどがなく円いこと。まんまる。 ⇒こんえん‐きゅう【渾円球】

こんえん‐きゅう【渾円球】‥ヱンキウ🔗🔉

こんえん‐きゅう渾円球‥ヱンキウ ①まるいたま。 ②地球。 ⇒こん‐えん【渾円】

こん‐か【渾家】🔗🔉

こん‐か渾家】 (「渾」は、すべての意)家内じゅう。全家。

こん‐こう【混交・混淆・渾淆】‥カウ🔗🔉

こん‐こう混交・混淆・渾淆‥カウ ①いりまじること。「玉石―」 ②意味・形の似ている単語や句が部分的に組み合わさって、新しい言い方を作ること。「やぶる」と「さく」とから「やぶく」が作られる類。混成。コンタミネーション。 ⇒こんこう‐りん【混交林】

こん‐こん【渾渾・混混】🔗🔉

こん‐こん渾渾・混混】 ①水の盛んに流れて尽きないさま。また、物事の尽きないさま。「―とわき出る」 ②物の入りまじるさま。渾渾沌沌。

こん‐しん【渾身】🔗🔉

こん‐しん渾身】 (「渾」は、すべての意)全身。からだ全体。満身。徳冨蘆花、不如帰「父こそは―愛に満ちたれど」。「―の力をふりしぼる」

こん‐ぜん【渾然】🔗🔉

こん‐ぜん渾然】 ①異なったものがまじりあって、とけ合っているさま。混然。「―たる融合」 ②性質が円満で欠点のないさま。 ⇒こんぜん‐いったい【渾然一体】

こんぜん‐いったい【渾然一体】🔗🔉

こんぜん‐いったい渾然一体】 [朱熹、太極図説解]あらゆるものが完全に混ざり、溶け合って一つになっているさま。「―となる」 ⇒こん‐ぜん【渾然】

こんてん‐ぎ【渾天儀】🔗🔉

こんてん‐ぎ渾天儀】 ギリシアや古代中国の天文家が工夫した球形の天体器械。周囲に角度を示す目盛を設けた環を組み合わせ、指針の回転によって天体の位置を示し、あるいは観測に用いる。渾儀。〈書言字考節用集〉 渾天儀

こん‐とん【混沌・渾沌】🔗🔉

こん‐とん混沌・渾沌】 ①天地開闢かいびゃくの初め、天地のまだ分かれなかった状態。 ②物事の区別・なりゆきのはっきりしないさま。「事態は―として予断を許さない」「―たる政局」

こん‐めい【渾名・諢名】🔗🔉

こん‐めい渾名・諢名】 あだな。

こん‐ゆう【渾融】🔗🔉

こん‐ゆう渾融】 物が一つによくとけ合うこと。

こん‐わ【渾和】🔗🔉

こん‐わ渾和】 円満にやわらぐこと。

すべ‐て【総て・全て・凡て・渾て】🔗🔉

すべ‐て総て・全て・凡て・渾て】 (ス(総)ブの連用形に助詞テの付いたもの) [一]〔名・副〕 ことごとく。みな。全部。源氏物語橋姫「綿・絹・袈裟・衣など、―ひと領くだりのほどづつ」。「住民の―が望む」「方策は―尽きた」 [二]〔副〕 ①一般的に。総じて。源氏物語若菜下「―何事につけても、もどかしくたどたどしきことまじらず」 ②(下に打消の語を伴って)全く。少しも。源氏物語若菜上「―今は恨めしきふしもなし」 ⇒総ての道はローマに通ず ○総ての道はローマに通ずすべてのみちはローマにつうず (ラ=フォンテーヌ「寓話集」の言葉。ローマ帝国の全盛期、世界中のすべての道が、ローマに通じていたということから)物事が中心に向かって集まること、また、やり方は違っていても、目的は同じであること、また、物事が一つの真理から発していることのたとえ。 ⇒すべ‐て【総て・全て・凡て・渾て】

[漢]渾🔗🔉

 字形 〔水(氵・氺)部9画/12画/6253・5E55〕 〔音〕コン(漢) 〔訓〕すべて [意味] ①水がさかんにわき出る音。「雄渾」 ②いりまじる。はっきり分かれず、とけ合っている。(同)混。「渾然・渾沌こんとん」 ③すべて。ひっくるめる。「渾欲不勝簪=すべて簪(しん=かんざし)に勝えざらんと欲す」〔杜甫〕「渾身・渾天儀」

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