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たん‐き【短気】🔗⭐🔉
○短気は損気たんきはそんき🔗⭐🔉
○短気は損気たんきはそんき
(「損気」は短気に語呂を合わせて作った語)短気を起こすと損をする。
⇒たん‐き【短気】
○短気は未練の元たんきはみれんのもと🔗⭐🔉
○短気は未練の元たんきはみれんのもと
短気を起こせば、後悔が多く未練が残る。
⇒たん‐き【短気】
○短気は身を亡ぼす腹切り刀たんきはみをほろぼすはらきりがたな🔗⭐🔉
○短気は身を亡ぼす腹切り刀たんきはみをほろぼすはらきりがたな
短気を起こせば、一身を破滅に導く。
⇒たん‐き【短気】
たんき‐プライム‐レート【短期プライムレート】
金融機関が優良顧客企業に対する短期貸出し(通常1年未満)に適用する最優遇金利。短プラ。↔長期プライム‐レート。
⇒たん‐き【短期】
だんぎ‐ぼん【談義本】
宝暦(1751〜1764)〜安永(1772〜1781)頃に多く刊行された滑稽読物の一種。「当世下手談義いまようへただんぎ」に始まる。談義僧・講談師などの口調をまね、おかしみと教訓を交ぜて社会の諸般を諷喩。
⇒だん‐ぎ【談義・談議】
だんぎ‐まいり【談義参り】‥マヰリ
談義を聴きに行くこと。狂言、武悪「汝もちと―なりともせい」
⇒だん‐ぎ【談義・談議】
だんぎ‐もの【談義物】
(→)談義本に同じ。
⇒だん‐ぎ【談義・談議】
たん‐きゅう【単球】‥キウ
白血球の一種。運動と食作用が旺盛。血液および組織内に見出されるやや大型の単核細胞で、核は切れ込みのある円型ないし腎臓型。組織内でマクロファージに移行するとされる。単核白血球。
たん‐きゅう【探求】‥キウ
ある物事をあくまでさがし求めようとすること。探索。「人生の意義を―する」
たん‐きゅう【探究】‥キウ
物事の真の姿をさぐって見きわめること。「学問の―」
だん‐きゅう【段丘】‥キウ
河川・湖・海などに接する階段状の地形。もとの氾濫原や浅海底であった平坦な部分の段丘面と、その前面に河川や海水の浸食によって形成された急傾斜の段丘崖とから成る。
だん‐きゅう【弾弓】
①繰綿をはじき打って柔らかにするための弓状の器具。わたゆみ。唐弓。
②⇒だんぐう
たんきゅう‐るい【単弓類】
(synapsids)
①脊椎動物のグループ。すべての哺乳類とその祖先を含むもので、爬虫類と同格とされる。
②哺乳類型爬虫類の旧称。爬虫類を三つに分けた一つで、哺乳類の祖先にあたる。
だん‐ぎょ【団魚】
スッポンの異称。
だん‐きょう【断橋】‥ケウ
とぎれた橋。こわれた橋。
たん‐ぎょく【単玉】
1枚のレンズの意。1枚構成(貼り合わせたものも含む)の写真レンズ。また、これを付けたカメラ。
だん‐ぎょくさい【段玉裁】
清の学者。字は若膺じゃくよう。号は懋堂もどう・茂堂。江蘇金壇の人。戴震に師事、小学・音韻に精通。著「説文解字せつもんかいじ注」。(1735〜1815)
たんき‐よほう【短期予報】
今日・明日・明後日までの天気予報。単に天気予報といえばこれを指す。短期間予報。↔長期予報
⇒たん‐き【短期】
たん‐きょり【短距離】
①みじかい距離。
②陸上競技で普通400メートル以下、競泳で200メートル以下のもの。
⇒たんきょり‐りちゃくりく‐き【短距離離着陸機】
たんきょり‐りちゃくりく‐き【短距離離着陸機】
(→)エストールに同じ。
⇒たん‐きょり【短距離】
たん‐きり【痰切り】
①痰をとめること。また、その薬。
②痰切飴の略。
⇒たんきり‐あめ【痰切飴】
⇒たんきり‐まめ【痰切豆】
だん‐ぎり【段切り】
⇒だんぎれ
たんきり‐あめ【痰切飴】
大豆・胡麻ごま・生姜しょうがなどをまぜた固飴を薄く引き延ばして、長方形に切ったもの。香辛味があって口中をさわやかにし、痰切りの効があるとされた。
⇒たん‐きり【痰切り】
たんきり‐まめ【痰切豆】
マメ科の蔓性多年草。暖地の山野に自生。茎・葉とも褐色の短粗毛がある。葉は3小葉の複葉から成り、長柄互生。夏、葉腋に黄色の小蝶形花数個をつけ、莢さやは熟すと黒赤色の種子を2個ずつ露出する。民間で、全草および莢果きょうかを去痰きょたん薬として煎用。ウイロウマメ。キンチャクマメ。キツネマメ。
タンキリマメ
提供:OPO
⇒たん‐きり【痰切り】
だん‐ぎれ【段切れ】
長唄などで、1曲の終結部分。また、義太夫節などの段物で各段の終りの部分。その部分で慣用される旋律型や囃子の手を含めていうこともある。段切り。
たん‐きん【鍛金】
金属をたたいて板状にのばし、器物を造る金工の技法。打物うちもの。
たん‐ぎん【断金】
〔音〕日本の音名の一つ。十二律の下から2番目の音。中国の十二律の大呂たいりょに相当し、音高は洋楽の嬰ニ音に近い。→十二律(表)
だん‐きん【断金】
[易経繋辞上「二人心を同じくすれば、其の利ときこと金を断つ」]金属をも切断するほど友情が極めて堅いこと。親密な交際。
⇒だんきん‐の‐ちぎり【断金の契り】
だん‐きん【断琴】
琴の弦いとをたち切ること。
⇒だんきん‐の‐まじわり【断琴の交わり】
だん‐きん【弾琴】
琴をひくこと。
だん‐きん【緞金】
緞子どんすと金襴。
タンギング【tonguing】
〔音〕管楽器の奏法で、舌を用いる技法の総称。
だんきん‐の‐ちぎり【断金の契り】
友情が極めて堅いことのたとえ。断金の交。金蘭の契り。
⇒だん‐きん【断金】
だんきん‐の‐まじわり【断琴の交わり】‥マジハリ
[列子湯問](琴の名手伯牙が、自分の琴を本当にわかってくれた鍾子期の死後、琴の糸を断って再び弾かなかったことから)非常に親密な友情。→知音ちいん
⇒だん‐きん【断琴】
たん‐く【短句】
①みじかい句。字数の少ない句。日葡辞書「タンクチャウリ(長理)ヲフクム」
②特に連歌・連句などで、短歌の下句に相当する14音の句。
↔長句
たん‐く【短躯】
身長の低いからだ。↔長躯
タンク【tank】
①気体・液体を収容する密閉容器。「ガス―」
②戦車。
⇒タンク‐しゃ【タンク車】
⇒タンク‐トップ【tank top】
⇒タンク‐ローリー【tank lorry】
だん‐ぐう【弾弓】
(ダングとも)竹の弦で球形の弾丸をはじき飛ばして射る弓。古代の猟具・遊び道具。はじき弓。
タンクー‐ていせんきょうてい【塘沽停戦協定】‥ケフ‥
1933年5月、河北省(現、天津市内)塘沽(Tanggu)で、日本の関東軍と中国の国民政府軍との間で締結された停戦協定。これにより国民政府は満州国の存在を事実上黙認することになった。
タングート【党項・Tangqut タングート】
6〜14世紀、中国北西辺境に活躍したチベット系民族。11世紀前半、オルドスに拠って西夏を建てたのはその一族。
タンク‐しゃ【タンク車】
石油その他の液体を運送する設備をもつ貨車。
⇒タンク【tank】
ダンク‐シュート
(和製語 dunk shoot)バスケット‐ボールで、バスケット2㋐の上から投げ下ろすシュート。
タングステン【tungsten】
(原義はスウェーデン語「重い石」)金属元素の一種。元素記号W 原子番号74。原子量183.9。灰白色のきわめて硬い金属。融点は炭素に次いで高く、セ氏3400度位。化学的にも安定。主要な鉱石は鉄マンガン重石・灰重石など。タングステン鋼などの合金や電球・熱電子管のフィラメントなどに用いる。ウォルフラム。
⇒タングステン‐こう【タングステン鋼】
⇒タングステン‐でんきゅう【タングステン電球】
タングステン‐こう【タングステン鋼】‥カウ
タングステンを含む特殊鋼。普通鋼に比し硬さ・強さ・耐摩耗性が大きい。クロムやバナジウムを併用する場合が多い。切削工具用材料。→高速度鋼。
⇒タングステン【tungsten】
タングステン‐でんきゅう【タングステン電球】‥キウ
タングステンをフィラメントに用いた白熱電球。
⇒タングステン【tungsten】
たん‐ぐつ【短靴】
足のくるぶしから下しか入らない、浅い靴。↔長靴
タンク‐トップ【tank top】
首まわり・腕まわりをゆったりととった、ランニング‐シャツに似た上衣。タンクは水泳プールの意で、水着をもとタンクスーツといい、その上半身部分をとりいれたことから。
⇒タンク【tank】
タングラム【tangram】
パズルの一種。正方形の板を7枚の小片に分割し、それらを組み合わせて指定された形をつくる。中国発祥とされる。知恵の板。
タングラム
ダンクルオステウス【Dunkleosteus】
板皮魚類の一つ。アメリカで発見された巨大な頭胸部の化石が有名。全長6メートルに達したと見られる。デボン紀後期に生息。
だん‐ぐるま【段車】
ベルト伝動装置において主動軸の回転を従動軸に回転速度を変じて伝える場合に用いる段付き車。
タンク‐ローリー【tank lorry】
液体を積んで輸送するため、筒型の金属製タンクを装置した貨物自動車。タンク‐トラック。
⇒タンク【tank】
たん‐クローン‐こうたい【単クローン抗体】‥カウ‥
(→)単一クローン抗体に同じ。
だん‐くん【檀君】
朝鮮の開国神話で、天命によって降臨した、古朝鮮の開祖。名は王倹。檀樹の下に降臨した天帝の子恒雄と熊女との子。平壌に都し、1500年間統治したという。朝鮮民族の始祖・象徴とされ、檀君を崇拝する民間宗教もある。韓国で一時使用された檀君紀元の元年は西暦紀元前2333年。
⇒だんくん‐しんわ【檀君神話】
だんくん‐しんわ【檀君神話】
朝鮮の開国神話。
⇒だん‐くん【檀君】
たんげ【丹下】
姓氏の一つ。
⇒たんげ‐けんぞう【丹下健三】
⇒たんげ‐さぜん【丹下左膳】
だん‐け【檀家】
⇒だんか
ダンケ【danke ドイツ】
ありがとう。
たん‐けい【短径】
〔数〕短い方の径。例えば、楕円の短軸。↔長径
たん‐けい【短檠】
灯火具の一つ。本来は丈の低い灯台のことだが、一般には油皿が柱の中途につき、柱立の台を箱形につくったものをいう。茶席の夜会に多く用いられる。↔長檠
短檠
たんけい【湛慶】
鎌倉時代の仏師。運慶の子。法印にのぼる。父と共に東大寺・興福寺など諸大寺の仏像の制作に当たった。京都三十三間堂の本尊千手観音像などはその代表作。(1173〜1256)
たんけい【端渓】
①中国広東省の中部、肇慶市徳慶県にある有名な硯石の産地。
②端渓硯の略。
⇒たんけい‐けん【端渓硯】
⇒たんけい‐せき【端渓石】
たん‐げい【端倪】
(「端」はいとぐち、「倪」ははての意)
①[荘子大宗師]事の始めと終り。本末。
②きわ。はし。
③[韓愈、高閑上人を送る序「旭の書は変動すること猶鬼神のごとくして端倪す可からず」]推測すること。測り知ること。「―すべからざる精神の持主」
だん‐けい【男系】
家系で、男子の系統。男の方の血筋。↔女系。
⇒だんけい‐しん【男系親】
たんけい‐けん【端渓硯】
端渓石で作った硯すずり。墨のおりがよく、魚脳凍・蕉葉白・石眼などといわれる美しい文様があって最も珍重される。
⇒たんけい【端渓】
だんけい‐しん【男系親】
男系の親族。
⇒だん‐けい【男系】
たんけい‐せき【端渓石】
中国端渓に産出する硯材の石。黒・青・緑・紫などの凝灰質粘板岩で、美しい斑紋をもつ。正紫色・黒紫色のものが最も貴ばれる。
⇒たんけい【端渓】
たんげ‐けんぞう【丹下健三】‥ザウ
建築家。愛媛県生れ。東大教授。代表作は広島平和記念資料館・東京オリンピック国立屋内総合競技場(代々木体育館)・東京都庁舎など。文化勲章。(1913〜2005)
⇒たんげ【丹下】
たんげ‐さぜん【丹下左膳】
林不忘の小説の主人公で、隻眼隻手の怪剣士。大河内伝次郎の映画や辰巳柳太郎の新国劇で親しまれた。
⇒たんげ【丹下】
たん‐げつ【淡月・澹月】
光のうすい月。おぼろづき。
たん‐げつ【端月】
正月の異称。
だん‐けつ【団結】
人々が力を合わせ結びつくこと。社会団体における構成員の親和的結合。「一致―」
⇒だんけつ‐けん【団結権】
だん‐けつ【断決】
裁断して決定すること。とりさばくこと。
だん‐けつ【断結】
〔仏〕煩悩ぼんのうを断つこと。だんけち。→結けつ3
だんけつ‐けん【団結権】
労働者が地位の向上を図り、労働条件について使用者またはその団体と対等の地位で交渉するため、労働組合を組織する権利。日本国憲法第28条は勤労者の権利としてこれを保障。
→参照条文:日本国憲法第28条
⇒だん‐けつ【団結】
たん‐けつごう【単結合】‥ガフ
二つの原子が1本の価標で結ばれる結合。
たん‐けっしょう【単結晶】‥シヤウ
任意の結晶軸に着目したとき、試料のどの部分においてもその向きが同じであるような結晶。
ダンケルク【Dunkerque】
フランスの北端、ドーヴァー海峡に臨む港湾都市。1940年ドイツ軍に敗れた英・仏連合軍が撤収した地。臨海製鉄所がある。
たん‐けん【探検・探険】
未知のものなどを実地に探りしらべること。また、危険を冒して実地を探ること。「無人島を―する」
⇒たんけん‐しょうせつ【探検小説】
たん‐けん【短見】
あさはかな意見。浅見。
たん‐けん【短剣】
①短いつるぎ。短刀。
②時計の短い方の針。短針。
たん‐げん【単元】
〔教〕(unit)学習計画における教材や学習活動の有機的なまとまりのある単位。教材単元・教科単元・経験単元など。
⇒たんげん‐がくしゅう【単元学習】
⇒たんげんかぶ‐せいど【単元株制度】
たん‐げん【端厳】
ただしくおごそかなこと。「―な姿」
だん‐けん【断見】
〔仏〕世間および自己の断滅を主張し、因果応報を認めない誤った考え。人は一度死ぬとそのまま断滅するとの誤った考え。虚無思想など。↔常見
だん‐げん【断言】
はっきりと言いきること。明言すること。「―してはばからない」
⇒だんげん‐てき【断言的】
だん‐げん【断弦】
①楽器の弦いとをたち切ること。また、切れた弦。絶弦。
②(琴瑟きんしつの弦が切れる意から)妻の死。↔続弦
たんげん‐がくしゅう【単元学習】‥シフ
単元によって行う、ひとまとまりの学習。教科別の単元学習と、教科の枠にとらわれない総合的な単元学習とがある。一般には教科単元ではなく、経験単元による子供の主体性を重んじた教育・学習の方法をいう。
⇒たん‐げん【単元】
たんげんかぶ‐せいど【単元株制度】
会社が定款で一定数の株式を一単元と定め、株主の議決権を一単元に一つとする制度。2001年従来の単位株制度に代わって導入。
⇒たん‐げん【単元】
たんげんし‐ぶんし【単原子分子】
原子1個でそのまま分子と見なしうるもの。ヘリウム・ネオンなどの希ガス、高温での金属気体など。一原子分子。
たんけん‐しょうせつ【探検小説】‥セウ‥
探検を題材として作られた小説。冒険小説。
⇒たん‐けん【探検・探険】
だんげん‐てき【断言的】
(→)定言的ていげんてきに同じ。
⇒だん‐げん【断言】
たん‐こ【炭庫】
石炭貯蔵の庫。石炭庫。
たん‐こ【単孤・単居・単己】
よるべのないひとりみ。孤独。今昔物語集10「子嬰―にして方人かたうど少なきを見て、項羽と云ふ人来りて、子嬰を殺しつ」
たん‐こ【淡湖】
(→)淡水湖たんすいこに同じ。
たん‐こ【短古】
句数の少ない古詩。
たん‐こ【短袴】
たけのみじかいはかま。
たん‐こ【蜑戸】
海人あまの住む家。漁戸。漁家。
たんご【丹後】
①旧国名。今の京都府の北部。
②丹後縞じまの略。
③丹後縮緬ちりめんの略。
⇒たんご‐じしん【丹後地震】
⇒たんご‐じま【丹後縞】
⇒たんご‐ちりめん【丹後縮緬】
⇒たんご‐はんとう【丹後半島】
たん‐ご【単語】
文法上の意味・機能を有し、言語使用において独立性のある最小単位。文の成分となる。例えば「花が咲く」という文における「花」「が」「咲く」など。
⇒たんご‐もじ【単語文字】
たん‐ご【端午・端五】
(「端」は初めの意。もと中国で月の初めの午の日、のち「午」は「五」と音通などにより5月5日をいう)五節句の一つ。5月5日の節句。古来、邪気を払うため菖蒲しょうぶや蓬よもぎを軒に挿し、粽ちまきや柏餅を食べる。菖蒲と尚武の音通もあって、近世以降は男子の節句とされ、甲冑・武者人形などを飾り、庭前に幟旗のぼりばたや鯉幟を立てて男子の成長を祝う。第二次大戦後は「こどもの日」として国民の祝日。あやめの節句。重五ちょうご。端陽。〈[季]夏〉
⇒たんご‐の‐せち【端午の節】
⇒たんご‐の‐せっく【端午の節句】
タンゴ【tango】
19世紀末、アルゼンチンのブエノスアイレスで、ヨーロッパ系とアフリカ系の音楽が混ざって生まれたダンス音楽。また、それに合わせて踊るダンス。演奏にはバンドネオン、弦楽器、ピアノなどが使われる。→コンチネンタル‐タンゴ
だん‐こ【断固・断乎】
きっぱりとした意志をもって押し切ってするさま。決意がかたく変わらないさま。断然。「―として主張を曲げない」「―進撃する」「―たる処置」
だん‐ご【団子】
①穀類の粉を水でこね小さくまるめて蒸しまたはゆでたもの。付け焼きにし、または餡あんや黄粉きなこなどをつけて食べる。いしいし。
団子
撮影:関戸 勇
三色団子
撮影:関戸 勇
②1のように丸くまとめたもの。また、まとまったもの。「肉―」「―になって走る」
⇒だんご‐おろし【団子降ろし】
⇒だんご‐さし【団子挿し】
⇒だんご‐じょう【団子状】
⇒だんご‐ちょうちん【団子提灯】
⇒だんご‐とり【団子取】
⇒だんご‐ばな【団子鼻】
⇒だんご‐びや【団子火矢】
⇒だんご‐むし【団子虫】
⇒だんご‐めし【団子飯】
だん‐ご【段碁】
囲碁で有段の技量。また、その技量のある人。
たん‐こう【丹紅】
あか。べに。くれない。
たん‐こう【炭坑】‥カウ
①石炭を採掘するために掘った穴。石炭坑。原抱一庵、闇中政治家「御身は未だ―内の惨を知らざるものと覚し」
②(→)炭鉱に同じ。
⇒たんこう‐ぶし【炭坑節】
たん‐こう【炭鉱・炭礦】‥クワウ
石炭を採掘処理する場所。坑内掘りと露天掘りとがある。
⇒たんこう‐ばくやく【炭鉱爆薬】
たん‐こう【単行】‥カウ
①ひとりで行くこと。単独の旅行。
②単独で行うこと。
③ただ一回行うこと。
⇒たんこう‐ほう【単行法】
⇒たんこう‐ぼん【単行本】
たん‐こう【単鉤】
執筆法の一つ。食指と拇指とで筆管を持ち、中指で筆管を軽く下から支えて書く法。↔双鉤
たん‐こう【探鉱】‥クワウ
鉱床を探り求めること。露頭・試錐による通常の地質学的方法のほかに、物理探鉱・化学探鉱などがある。→探査
たん‐こう【淡交】‥カウ
[荘子山木「君子の交わりは淡きこと水の如く、小人の交わりは甘きこと醴れい(甘酒)の如し」]淡泊な交際。わだかまりがなくあっさりとした君子のまじわり。万葉集17「―に席を促ちかづけ、意を得て言を忘る」
たん‐こう【淡紅】
うすいくれない。うすあか。桃色。「―色」
たん‐こう【淡黄】‥クワウ
うすい黄色。「―色」
Munsell color system: 5Y9/6
たん‐こう【蛋黄】‥クワウ
卵の黄身きみ。卵黄。
たんこう【湛江】‥カウ
(Zhanjiang)中国広東省南西部、雷州半島東岸の港湾都市。海軍基地。人口135万(2000)。旧称、広州湾。
たん‐こう【短甲】‥カフ
平安初期頃まで行われた甲よろいの代表的な形式。鉄板を革紐や鉄鋲でとじつけて作り、胴部をおおう短いもの。
短甲
たん‐こう【鍛工】
金属をきたえること。また、その職工。かじ。
⇒たんこう‐ば【鍛工場】
⇒たんこう‐ろ【鍛工炉】
たん‐こう【鍛鋼】‥カウ
鋳造された鋼塊を鍛錬・鍛造したもの。
だん‐こう【団交】‥カウ
団体交渉の略。
だん‐こう【団鉱】‥クワウ
粉状の鉱石に水分と結合剤を加えて団鉱機にかけ、塊状に固めたもの。ブリケット。ペレット。
だん‐こう【男工】
男子の職工。黒岩涙香、嘸無情「二年の後に―女工と二棟のある工場を建てた」↔女工
だん‐こう【断口】
①きりくち。きれくち。
②鉱物の劈開へきかい面以外の方向の断面。鉱物の種類を見分ける特徴の一つ。割れ口。
だん‐こう【断交】‥カウ
交際をたつこと。特に、国交をたつこと。「経済―」
だん‐こう【断行】‥カウ
反対や不利な条件を押し切って、きっぱりと行うこと。「値下げを―する」
だん‐こう【断郊】‥カウ
郊外を過ぎること。野外を横ぎること。
⇒だんこう‐きょうそう【断郊競走】
だん‐こう【檀香】‥カウ
白檀びゃくだんなどの香木の総称。
⇒だんこう‐ばい【檀香梅】
だん‐ごう【談合】‥ガフ
(ダンコウとも)
①話し合うこと。談じ合うこと。相談。保元物語「近習の人々に、いかがせんずるぞと常に御―ありけり」。「膝とも―」
②談合行為のこと。
⇒だんごう‐うけおい【談合請負】
⇒だんごう‐こうい【談合行為】
⇒だんごう‐ずく【談合尽】
⇒だんごう‐とり【談合取】
⇒だんごう‐ばしら【談合柱】
だんごう‐うけおい【談合請負】‥ガフ‥オヒ
多数の請負人があらかじめ談合して入札価格や利益分配を定めておいて請負入札をすること。
⇒だん‐ごう【談合】
だんこう‐きょうそう【断郊競走】‥カウキヤウ‥
クロス‐カントリーのこと。
⇒だん‐こう【断郊】
だんこうき‐よほう【暖候期予報】
長期予報の一つ。4月から9月までの概括的天候の予報。毎年3月10日に発表される。
だんごう‐こうい【談合行為】‥ガフカウヰ
競売や請負入札に際し、入札者が事前に相互間で入札価格などを協定すること。
⇒だん‐ごう【談合】
たんこう‐しき【単項式】‥カウ‥
〔数〕注目している文字の各累乗の積に数または文字を乗じた形の式。3ax2y5の類。↔多項式
だんごう‐ずく【談合尽】‥ガフヅク
話し合いの上ですること。相談ずく。好色一代女2「我に思ひ替へ給はんか。ここが―」
⇒だん‐ごう【談合】
だんごう‐とり【談合取】‥ガフ‥
競売や請負入札に際し、数人が申し合わせ、一人に落札させてその利益を分配すること。団子取。
⇒だん‐ごう【談合】
たんこう‐のうりょく【堪航能力】‥カウ‥
船舶が安全に航海できる能力。船舶の根本的要素の一つをなす。耐航性。
たんこう‐ば【鍛工場】
錬鉄・鋼の素材を所要の形にあら作りする作業場。
⇒たん‐こう【鍛工】
だんこう‐ばい【檀香梅】‥カウ‥
①クスノキ科の落葉低木。山地に自生。高さ約3メートルに達し、枝葉に芳香がある。葉は楕円形で、浅く3裂。裏面に淡褐色の長毛がある。雌雄異株。2〜3月、葉に先だって淡黄色の小花をつけ、球形の液果を結ぶ。果実は秋に黒熟。種子の油を灯用にする。ウコンバナ。シロヂシャ。
②ロウバイ科の落葉低木。中国の原産。高さ約3メートル。葉は対生で硬い。早春に開く花はロウバイに似てやや大、花弁もやや広い。観賞用。唐蝋梅。
⇒だん‐こう【檀香】
たんこう‐ばくやく【炭鉱爆薬】‥クワウ‥
(→)安全爆薬に同じ。
⇒たん‐こう【炭鉱・炭礦】
だんごう‐ばしら【談合柱】‥ガフ‥
話し合いの頼りとする人。相談相手。
⇒だん‐ごう【談合】
たんこう‐ぶし【炭坑節】‥カウ‥
福岡県の筑豊炭田で歌われた炭坑唄。北九州炭坑節。別に常磐炭坑節もある。
⇒たん‐こう【炭坑】
たんこう‐ほう【単行法】‥カウハフ
民法のように広範な内容を有せず、特殊の事項に関し特に制定されている法律。手形法・少年法などがその例。
⇒たん‐こう【単行】
たんこう‐ぼん【単行本】‥カウ‥
叢書または全集などに対し、1冊1冊を単独に刊行した本の称。
⇒たん‐こう【単行】
たんこう‐るい【単孔類】
哺乳綱の一目。カモノハシ目。現生では最も原始的な特徴をもつ哺乳類。卵生で、肛門と生殖孔が分離していないのでこの名がある。体表は毛で覆われ、子は乳で育てる。オーストラリア・ニューギニアの特産で、ハリモグラ科2種とカモノハシ科1種。一穴目。
たんこう‐ろ【鍛工炉】
鍛工場で鉄を熱する炉。鉄製・煉瓦製または土製で、火力を強めるために韛ふいごを設ける。鍛冶炉。
⇒たん‐こう【鍛工】
だんご‐おろし【団子降ろし】
小正月の飾りだんごを20日に下げて食べること。
⇒だん‐ご【団子】
だん‐こく【断穀】
信仰・祈願などのために穀類を食べないこと。
だん‐ごく【断獄】
①罪をさばくこと。
②斬罪に処すること。うちくび。
だん‐ごく【暖国】
暖かい気候の国。↔寒国
だんご‐ざか【団子坂】
東京都文京区北東端の千駄木から谷中やなか・上野に通ずる坂。明治末年までは狭く急な坂で、秋には両側に菊人形を作り並べ、東京名物の一つであった。三遊亭円朝、怪談牡丹灯籠「白山から―を下りて谷中の新幡随院へ参り」
だんご‐さし【団子挿し】
①小正月の飾り。ミズキなどの枝に、小さな餅などを付けたもの。→まゆだま。
②八月十五夜の供物の団子を盗む風習。子どもの間で広く行われ、罪とは意識されなかった。
⇒だん‐ご【団子】
たんご‐じしん【丹後地震】‥ヂ‥
丹後半島を中心に1927年3月7日に起こった地震。マグニチュード7.3、死者2925人、1万戸以上の建物が全壊。半島の付け根の郷村ごうむら断層の3メートルに達する左ずれが震源。北丹後地震。
⇒たんご【丹後】
たんご‐じま【丹後縞】
丹後国与謝地方から産出した縞の紬つむぎ織物。
⇒たんご【丹後】
だんご‐じょう【団子状】‥ジヤウ
①団子のように小さく丸いさま。「生地を―にまるめる」
②多くのものがひとかたまりになっているさま。「―になって出口に殺到する」
⇒だん‐ご【団子】
だんご‐ちょうちん【団子提灯】‥チヤウ‥
団子形の小さい提灯。歌舞伎、傾情吾嬬鑑「軒に―を三張り下げ」
⇒だん‐ご【団子】
たんご‐ちりめん【丹後縮緬】
京都府丹後地方から産出する縮緬。友禅・小紋等を染める生地とされる。享保(1716〜1736)年間、峰山地方(現、京丹後市)の絹屋佐平治が京都の技術を伝えたという。
⇒たんご【丹後】
だんご‐とり【団子取】
談合取だんごうとりの訛。
⇒だん‐ご【団子】
たんご‐の‐せち【端午の節】
(→)端午に同じ。また、端午の節会。→五日の節会。
⇒たん‐ご【端午・端五】
たんご‐の‐せっく【端午の節句】
(→)端午に同じ。
⇒たん‐ご【端午・端五】
たんご‐の‐つぼね【丹後局】
鎌倉初期の女官。高階たかしな栄子。浄土寺二位・丹二品と称。後白河法皇に寵せられ、後白河院政の陰の実力者として威を振るい、関東との折衝にも当たった。( 〜1216)
だんご‐ばな【団子鼻】
先のまるい鼻。だんごっぱな。
⇒だん‐ご【団子】
たんご‐はんとう【丹後半島】‥タウ
京都府北部、日本海に突出し、若狭湾の西を限る半島。奥丹後半島。与謝半島。
立岩
撮影:山梨勝弘
⇒たんご【丹後】
だんご‐びや【団子火矢】
(弾丸が団子の形であるからいう)鳥銃の異称。
⇒だん‐ご【団子】
たん‐こぶ
瘤こぶの俗っぽい言い方。「こぶたん」とも。
だんご‐むし【団子虫】
ワラジムシ目(等脚類)の甲殻類。体長1センチメートル内外。体は長楕円形で、背面が盛り上がる。甲面は滑らかで、雄は暗灰黒色の単色、雌は暗灰褐色で明るい不規則な斑紋がある。敵に襲われると体を団子状にまるめる。畑や庭の石下などに多く、植物を食害する。日本その他に広く分布。
だんごむし
⇒だん‐ご【団子】
だんご‐めし【団子飯】
(→)土産みやげ団子に同じ。
⇒だん‐ご【団子】
たんご‐もじ【単語文字】
(logograph; logogram)表意文字の一つ。一つの文字が一つの単語の意味を表す。絵文字と異なり、符号と意味との対応が恣意的なものが多い。漢字・楔形文字やエジプトのヒエログリフなど。語字。表語文字。
⇒たん‐ご【単語】
たんころ‐おい【たんころ追い】‥オヒ
潟・川などで、寒夜に舷を叩き、網の中へ魚を追い入れて獲る漁法。「たんころ」は舷を叩く音。信濃川の河口地域などで行われる。
たん‐こん【単婚】
(→)一夫一妻に同じ。
たん‐ごん【端厳】
⇒たんげん。今昔物語集1「汝が妻め―美麗なる事菩薩のごとし」
だん‐こん【男根】
男子の生殖器。陰茎。なんこん。ファロス。
⇒だんこん‐き【男根期】
⇒だんこん‐すうはい【男根崇拝】
だん‐こん【断魂】
たましいのたちきれるほど、いたましいこと。悲しみに堪えないこと。
だん‐こん【弾痕】
弾丸の当たったあと。
だんこん‐き【男根期】
〔心〕フロイトが提唱した、小児性欲の発達段階(4〜5歳)。性器で性感を覚えるが、まだ性の対象を求めるにいたらない時期。→口唇期→肛門期。
⇒だん‐こん【男根】
だんこん‐すうはい【男根崇拝】
生殖器崇拝の一種。天然の石や木あるいは人工の男根形のものに、生産または開運の威力を求めて崇拝する習俗。金精様こんせいさまの類。
⇒だん‐こん【男根】
たんこん‐たい【担根体】
シダ植物クラマゴケ類の茎の腹側に生じる特殊な器官。茎に似るが葉をつけず、先端から根が生じる。
たん‐さ【丹砂】
①赤色の砂。
②(→)辰砂しんしゃに同じ。
たん‐さ【探査】
さぐりしらべること。「月面を―する」
⇒たんさ‐き【探査機】
たん‐さ【短蓑】
たけのみじかいみの。
たん‐さ【嘆嗟・歎嗟】
なげくこと。嘆ずること。嗟嘆。
たん‐ざ【単座・単坐】
①ただひとりすわること。
②座席が一つだけであること。「―戦闘機」
たん‐ざ【端座・端坐】
①姿勢を正してすわること。正座。
②何事もせずにすわること。茫然と日を暮らすこと。
だん‐さ【段差】
①碁・将棋など、段位の違いによる力の差。
②道路・地表などの段状になっている所の高低の差。
だん‐ざ【団座・団坐】
多人数が円形にすわること。円座。
ダンサー【dancer】
ダンスをする人。踊り子。舞踊家。「バレエ‐―」
たん‐さい【単彩】
1色で描くこと。1色で色付けすること。「―画」
たん‐さい【淡彩】
あっさりと色どること。また、その彩色。淡彩色。↔濃彩。
⇒たんさい‐が【淡彩画】
たん‐さい【淡菜】
①(→)貽貝いがいの異称。
②貽貝を煮て乾した食品。
たん‐さい【短才】
才能が乏しいこと。菲才ひさい。太平記24「この宗を好む世は必ず亡びずと云ふ事なしと申す条、愚案―の第一なり」
たん‐ざい【単剤】
医薬品・農薬などで、有効成分が単一である製剤。↔混合剤
だん‐さい【断裁】
断ち切ること。断截だんせつ。裁断。「不要書類を―する」
⇒だんさい‐き【断裁機】
だん‐ざい【断罪】
①罪をさばくこと。罪を処断すること。
②斬首の刑。斬罪。太平記21「あはれ―流刑にも行はせばやと思し召しけれども」
たんさい‐が【淡彩画】‥グワ
水で薄くした水彩絵具を施した画。ウォッシュ。
⇒たん‐さい【淡彩】
だんさい‐き【断裁機】
紙などを寸法に合わせて断つのに用いる機械。
⇒だん‐さい【断裁】
たん‐さいしき【淡彩色】
(→)淡彩に同じ。
だんさい‐しき【段彩式】
地図で陸地の高さと海の深さを階層区分し色分けして表現する方法。おもに地図帳など小縮尺の地図に用いる。
たん‐さいぼう【単細胞】‥バウ
①単一の細胞。↔多細胞。
②転じて、考えの単純な人。
⇒たんさいぼう‐せいぶつ【単細胞生物】
たんさいぼう‐せいぶつ【単細胞生物】‥バウ‥
全生活史を通じて単一の細胞から成る生物。細菌などの原核生物、鞭毛虫類・繊毛虫類・根足虫類、珪藻類の大部分などがこれにあたる。↔多細胞生物
⇒たん‐さいぼう【単細胞】
だんざえもん【弾左衛門】‥ヱ‥
江戸時代、関八州およびその周辺のえた等を支配した、えたの頭かしらの世襲名。1722年(享保7)江戸の非人頭車善七くるまぜんしちらもその配下に組み入れた。
たんさ‐き【探査機】
(space probe)自動観測装置および受信器・送信器を備えて宇宙空間を飛行し、惑星・衛星・彗星などの探査を行う無人の飛翔体。宇宙探査機。「惑星―」
⇒たん‐さ【探査】
たん‐さく【単作】
一つの耕地に一種類の作物のみを栽培すること。「水田―地帯」
たん‐さく【探索】
①さぐりもとめること。さがしたずねること。
②罪人の罪状、または、失踪しっそうしたあとをさがしきわめること。「行方を―する」
③コンピューターで、希望するデータを取り出したり、格納されている場所を決定したりする処理のこと。「二分―」「逐次―」
たん‐ざく【短冊・短籍・短尺】
(タンジャクとも)
①標目・数量などを書いた細長い紙。特に、官庁で給付する物資の品目・数量を書いたもの。西宮記「便所を定めて米塩を分け行ひ、或は且つ―を給ひ、且つ物を散ず」。枕草子314「これはなにの御―にか侍らん。物いくらばかりにか」
②和歌を書くのに用いる料紙。普通は縦36センチメートル余、幅6センチメートル位で、金銀箔を置いたもの、下絵や模様のあるもの、絹張りのものなどがある。鎌倉末期にすでに行われていたらしい。今も和歌・俳句や絵などを書くのに用いる。「―に願い事を書く」
短冊
撮影:関戸 勇
③(→)短冊形に同じ。「人参を―に切る」
⇒たんざく‐いし【短冊石】
⇒たんざく‐かけ【短冊懸】
⇒たんざく‐がた【短冊形】
⇒たんざく‐きり【短冊切】
⇒たんざく‐どうふ【短冊豆腐】
⇒たんざく‐ばさみ【短冊挟み】
たんざく‐いし【短冊石】
短冊形のきり石。
⇒たん‐ざく【短冊・短籍・短尺】
たんざく‐かけ【短冊懸】
掛物のように表装し、または板などで作り、短冊をかけはずしして鑑賞できるようにしたもの。短冊挟み。
⇒たん‐ざく【短冊・短籍・短尺】
たんざく‐がた【短冊形】
短冊のような長方形。
⇒たん‐ざく【短冊・短籍・短尺】
たんざく‐きり【短冊切】
①短冊形に切ること。
②五山の僧の大詩会の称。短冊形に切った紙を一座の人々に配ったからいう。
⇒たん‐ざく【短冊・短籍・短尺】
たんざく‐どうふ【短冊豆腐】
短冊形に切った豆腐。
⇒たん‐ざく【短冊・短籍・短尺】
たんざく‐ばさみ【短冊挟み】
①2枚の短冊形の板で短冊を挟んでおくもの。
②(→)短冊懸たんざくかけに同じ。
⇒たん‐ざく【短冊・短籍・短尺】
たん‐さつ【探察】
さがししらべること。探索。
タンザニア【Tanzania】
アフリカ東部にある連合共和国。1964年英領のタンガニーカとザンジバルとが合併して成立。面積88万3000平方キロメートル。人口3033万(1995)。首都ドドマ(実質的な首都はダル‐エス‐サラーム)。→アフリカ(図)
たんざわ‐さんち【丹沢山地】‥ザハ‥
神奈川県北西部と山梨・静岡両県にまたがる山地。蛭ヶ岳(1673メートル)のほか相模大山・塔ヶ岳・丹沢山などが連なる。丹沢山塊。
たん‐さん【炭酸】
①分子式H2CO3 二酸化炭素が水に溶解したとき水溶液中に生成する弱酸。水溶液としてのみ存在する。
②炭酸水の略。
⇒たんさん‐アンモニウム【炭酸アンモニウム】
⇒たんさん‐いんりょう【炭酸飲料】
⇒たんさん‐えん【炭酸塩】
⇒たんさんえん‐がん【炭酸塩岩】
⇒たんさん‐ガス【炭酸ガス】
⇒たんさん‐カリウム【炭酸カリウム】
⇒たんさん‐カルシウム【炭酸カルシウム】
⇒たんさん‐し【炭酸紙】
⇒たんさん‐すい【炭酸水】
⇒たんさんすいそ‐ナトリウム【炭酸水素ナトリウム】
⇒たんさん‐せっかい【炭酸石灰】
⇒たんさん‐ソーダ【炭酸ソーダ】
⇒たんさん‐てっこう【炭酸鉄鉱】
⇒たんさん‐どうかさよう【炭酸同化作用】
⇒たんさん‐ナトリウム【炭酸ナトリウム】
⇒たんさん‐マグネシウム【炭酸マグネシウム】
たん‐さん【単産】
単位または単一産業別組合の略。普通、産業別の単一組合か単組の連合体かを問わず、産業別の労働組合一般を指す。狭義には単一産業別組合。
だん‐さん【団参】
団体で社寺に参詣すること。
だん‐ざん【談山】
(タンザンとも)多武峰とうのみねの異称。
⇒だんざん‐じんじゃ【談山神社】
たんさん‐アンモニウム【炭酸アンモニウム】
化学式(NH4)2CO3 炭酸カルシウムと硫酸アンモニウムを熱して得る白色の固体。一水和物は無色の結晶。容易に水に溶解。分析試薬・パン種・ゴム製品・染料製造などに用いる。
⇒たん‐さん【炭酸】
たんさん‐いんりょう【炭酸飲料】‥レウ
炭酸水など、炭酸ガスを含む発泡性の清涼飲料水。果汁・乳酸・合成香料入りなどがある。
⇒たん‐さん【炭酸】
たんさん‐えん【炭酸塩】
炭酸中の水素の一部または全部を金属と置換した形の化合物の総称。
⇒たん‐さん【炭酸】
たんさんえん‐がん【炭酸塩岩】
主に炭酸カルシウムや炭酸マグネシウムから成る石灰岩やドロマイトのこと。未固結のものは炭酸塩堆積物。
⇒たん‐さん【炭酸】
だんさん‐かじょ【団散花序】‥クワ‥
花序の一つ。枝分れする花序(集散花序)の主軸が極端に短いため、塊状の集合花となる。ハナミズキやワレモコウなど。団集花序。
たんさん‐ガス【炭酸ガス】
二酸化炭素の気体の通称。
⇒たん‐さん【炭酸】
たんさん‐カリウム【炭酸カリウム】
化学式K2CO3 カリウムの炭酸塩。無色の結晶または潮解性の白色粉末。水に溶解して強アルカリ性
⇒たん‐きり【痰切り】
だん‐ぎれ【段切れ】
長唄などで、1曲の終結部分。また、義太夫節などの段物で各段の終りの部分。その部分で慣用される旋律型や囃子の手を含めていうこともある。段切り。
たん‐きん【鍛金】
金属をたたいて板状にのばし、器物を造る金工の技法。打物うちもの。
たん‐ぎん【断金】
〔音〕日本の音名の一つ。十二律の下から2番目の音。中国の十二律の大呂たいりょに相当し、音高は洋楽の嬰ニ音に近い。→十二律(表)
だん‐きん【断金】
[易経繋辞上「二人心を同じくすれば、其の利ときこと金を断つ」]金属をも切断するほど友情が極めて堅いこと。親密な交際。
⇒だんきん‐の‐ちぎり【断金の契り】
だん‐きん【断琴】
琴の弦いとをたち切ること。
⇒だんきん‐の‐まじわり【断琴の交わり】
だん‐きん【弾琴】
琴をひくこと。
だん‐きん【緞金】
緞子どんすと金襴。
タンギング【tonguing】
〔音〕管楽器の奏法で、舌を用いる技法の総称。
だんきん‐の‐ちぎり【断金の契り】
友情が極めて堅いことのたとえ。断金の交。金蘭の契り。
⇒だん‐きん【断金】
だんきん‐の‐まじわり【断琴の交わり】‥マジハリ
[列子湯問](琴の名手伯牙が、自分の琴を本当にわかってくれた鍾子期の死後、琴の糸を断って再び弾かなかったことから)非常に親密な友情。→知音ちいん
⇒だん‐きん【断琴】
たん‐く【短句】
①みじかい句。字数の少ない句。日葡辞書「タンクチャウリ(長理)ヲフクム」
②特に連歌・連句などで、短歌の下句に相当する14音の句。
↔長句
たん‐く【短躯】
身長の低いからだ。↔長躯
タンク【tank】
①気体・液体を収容する密閉容器。「ガス―」
②戦車。
⇒タンク‐しゃ【タンク車】
⇒タンク‐トップ【tank top】
⇒タンク‐ローリー【tank lorry】
だん‐ぐう【弾弓】
(ダングとも)竹の弦で球形の弾丸をはじき飛ばして射る弓。古代の猟具・遊び道具。はじき弓。
タンクー‐ていせんきょうてい【塘沽停戦協定】‥ケフ‥
1933年5月、河北省(現、天津市内)塘沽(Tanggu)で、日本の関東軍と中国の国民政府軍との間で締結された停戦協定。これにより国民政府は満州国の存在を事実上黙認することになった。
タングート【党項・Tangqut タングート】
6〜14世紀、中国北西辺境に活躍したチベット系民族。11世紀前半、オルドスに拠って西夏を建てたのはその一族。
タンク‐しゃ【タンク車】
石油その他の液体を運送する設備をもつ貨車。
⇒タンク【tank】
ダンク‐シュート
(和製語 dunk shoot)バスケット‐ボールで、バスケット2㋐の上から投げ下ろすシュート。
タングステン【tungsten】
(原義はスウェーデン語「重い石」)金属元素の一種。元素記号W 原子番号74。原子量183.9。灰白色のきわめて硬い金属。融点は炭素に次いで高く、セ氏3400度位。化学的にも安定。主要な鉱石は鉄マンガン重石・灰重石など。タングステン鋼などの合金や電球・熱電子管のフィラメントなどに用いる。ウォルフラム。
⇒タングステン‐こう【タングステン鋼】
⇒タングステン‐でんきゅう【タングステン電球】
タングステン‐こう【タングステン鋼】‥カウ
タングステンを含む特殊鋼。普通鋼に比し硬さ・強さ・耐摩耗性が大きい。クロムやバナジウムを併用する場合が多い。切削工具用材料。→高速度鋼。
⇒タングステン【tungsten】
タングステン‐でんきゅう【タングステン電球】‥キウ
タングステンをフィラメントに用いた白熱電球。
⇒タングステン【tungsten】
たん‐ぐつ【短靴】
足のくるぶしから下しか入らない、浅い靴。↔長靴
タンク‐トップ【tank top】
首まわり・腕まわりをゆったりととった、ランニング‐シャツに似た上衣。タンクは水泳プールの意で、水着をもとタンクスーツといい、その上半身部分をとりいれたことから。
⇒タンク【tank】
タングラム【tangram】
パズルの一種。正方形の板を7枚の小片に分割し、それらを組み合わせて指定された形をつくる。中国発祥とされる。知恵の板。
タングラム
ダンクルオステウス【Dunkleosteus】
板皮魚類の一つ。アメリカで発見された巨大な頭胸部の化石が有名。全長6メートルに達したと見られる。デボン紀後期に生息。
だん‐ぐるま【段車】
ベルト伝動装置において主動軸の回転を従動軸に回転速度を変じて伝える場合に用いる段付き車。
タンク‐ローリー【tank lorry】
液体を積んで輸送するため、筒型の金属製タンクを装置した貨物自動車。タンク‐トラック。
⇒タンク【tank】
たん‐クローン‐こうたい【単クローン抗体】‥カウ‥
(→)単一クローン抗体に同じ。
だん‐くん【檀君】
朝鮮の開国神話で、天命によって降臨した、古朝鮮の開祖。名は王倹。檀樹の下に降臨した天帝の子恒雄と熊女との子。平壌に都し、1500年間統治したという。朝鮮民族の始祖・象徴とされ、檀君を崇拝する民間宗教もある。韓国で一時使用された檀君紀元の元年は西暦紀元前2333年。
⇒だんくん‐しんわ【檀君神話】
だんくん‐しんわ【檀君神話】
朝鮮の開国神話。
⇒だん‐くん【檀君】
たんげ【丹下】
姓氏の一つ。
⇒たんげ‐けんぞう【丹下健三】
⇒たんげ‐さぜん【丹下左膳】
だん‐け【檀家】
⇒だんか
ダンケ【danke ドイツ】
ありがとう。
たん‐けい【短径】
〔数〕短い方の径。例えば、楕円の短軸。↔長径
たん‐けい【短檠】
灯火具の一つ。本来は丈の低い灯台のことだが、一般には油皿が柱の中途につき、柱立の台を箱形につくったものをいう。茶席の夜会に多く用いられる。↔長檠
短檠
たんけい【湛慶】
鎌倉時代の仏師。運慶の子。法印にのぼる。父と共に東大寺・興福寺など諸大寺の仏像の制作に当たった。京都三十三間堂の本尊千手観音像などはその代表作。(1173〜1256)
たんけい【端渓】
①中国広東省の中部、肇慶市徳慶県にある有名な硯石の産地。
②端渓硯の略。
⇒たんけい‐けん【端渓硯】
⇒たんけい‐せき【端渓石】
たん‐げい【端倪】
(「端」はいとぐち、「倪」ははての意)
①[荘子大宗師]事の始めと終り。本末。
②きわ。はし。
③[韓愈、高閑上人を送る序「旭の書は変動すること猶鬼神のごとくして端倪す可からず」]推測すること。測り知ること。「―すべからざる精神の持主」
だん‐けい【男系】
家系で、男子の系統。男の方の血筋。↔女系。
⇒だんけい‐しん【男系親】
たんけい‐けん【端渓硯】
端渓石で作った硯すずり。墨のおりがよく、魚脳凍・蕉葉白・石眼などといわれる美しい文様があって最も珍重される。
⇒たんけい【端渓】
だんけい‐しん【男系親】
男系の親族。
⇒だん‐けい【男系】
たんけい‐せき【端渓石】
中国端渓に産出する硯材の石。黒・青・緑・紫などの凝灰質粘板岩で、美しい斑紋をもつ。正紫色・黒紫色のものが最も貴ばれる。
⇒たんけい【端渓】
たんげ‐けんぞう【丹下健三】‥ザウ
建築家。愛媛県生れ。東大教授。代表作は広島平和記念資料館・東京オリンピック国立屋内総合競技場(代々木体育館)・東京都庁舎など。文化勲章。(1913〜2005)
⇒たんげ【丹下】
たんげ‐さぜん【丹下左膳】
林不忘の小説の主人公で、隻眼隻手の怪剣士。大河内伝次郎の映画や辰巳柳太郎の新国劇で親しまれた。
⇒たんげ【丹下】
たん‐げつ【淡月・澹月】
光のうすい月。おぼろづき。
たん‐げつ【端月】
正月の異称。
だん‐けつ【団結】
人々が力を合わせ結びつくこと。社会団体における構成員の親和的結合。「一致―」
⇒だんけつ‐けん【団結権】
だん‐けつ【断決】
裁断して決定すること。とりさばくこと。
だん‐けつ【断結】
〔仏〕煩悩ぼんのうを断つこと。だんけち。→結けつ3
だんけつ‐けん【団結権】
労働者が地位の向上を図り、労働条件について使用者またはその団体と対等の地位で交渉するため、労働組合を組織する権利。日本国憲法第28条は勤労者の権利としてこれを保障。
→参照条文:日本国憲法第28条
⇒だん‐けつ【団結】
たん‐けつごう【単結合】‥ガフ
二つの原子が1本の価標で結ばれる結合。
たん‐けっしょう【単結晶】‥シヤウ
任意の結晶軸に着目したとき、試料のどの部分においてもその向きが同じであるような結晶。
ダンケルク【Dunkerque】
フランスの北端、ドーヴァー海峡に臨む港湾都市。1940年ドイツ軍に敗れた英・仏連合軍が撤収した地。臨海製鉄所がある。
たん‐けん【探検・探険】
未知のものなどを実地に探りしらべること。また、危険を冒して実地を探ること。「無人島を―する」
⇒たんけん‐しょうせつ【探検小説】
たん‐けん【短見】
あさはかな意見。浅見。
たん‐けん【短剣】
①短いつるぎ。短刀。
②時計の短い方の針。短針。
たん‐げん【単元】
〔教〕(unit)学習計画における教材や学習活動の有機的なまとまりのある単位。教材単元・教科単元・経験単元など。
⇒たんげん‐がくしゅう【単元学習】
⇒たんげんかぶ‐せいど【単元株制度】
たん‐げん【端厳】
ただしくおごそかなこと。「―な姿」
だん‐けん【断見】
〔仏〕世間および自己の断滅を主張し、因果応報を認めない誤った考え。人は一度死ぬとそのまま断滅するとの誤った考え。虚無思想など。↔常見
だん‐げん【断言】
はっきりと言いきること。明言すること。「―してはばからない」
⇒だんげん‐てき【断言的】
だん‐げん【断弦】
①楽器の弦いとをたち切ること。また、切れた弦。絶弦。
②(琴瑟きんしつの弦が切れる意から)妻の死。↔続弦
たんげん‐がくしゅう【単元学習】‥シフ
単元によって行う、ひとまとまりの学習。教科別の単元学習と、教科の枠にとらわれない総合的な単元学習とがある。一般には教科単元ではなく、経験単元による子供の主体性を重んじた教育・学習の方法をいう。
⇒たん‐げん【単元】
たんげんかぶ‐せいど【単元株制度】
会社が定款で一定数の株式を一単元と定め、株主の議決権を一単元に一つとする制度。2001年従来の単位株制度に代わって導入。
⇒たん‐げん【単元】
たんげんし‐ぶんし【単原子分子】
原子1個でそのまま分子と見なしうるもの。ヘリウム・ネオンなどの希ガス、高温での金属気体など。一原子分子。
たんけん‐しょうせつ【探検小説】‥セウ‥
探検を題材として作られた小説。冒険小説。
⇒たん‐けん【探検・探険】
だんげん‐てき【断言的】
(→)定言的ていげんてきに同じ。
⇒だん‐げん【断言】
たん‐こ【炭庫】
石炭貯蔵の庫。石炭庫。
たん‐こ【単孤・単居・単己】
よるべのないひとりみ。孤独。今昔物語集10「子嬰―にして方人かたうど少なきを見て、項羽と云ふ人来りて、子嬰を殺しつ」
たん‐こ【淡湖】
(→)淡水湖たんすいこに同じ。
たん‐こ【短古】
句数の少ない古詩。
たん‐こ【短袴】
たけのみじかいはかま。
たん‐こ【蜑戸】
海人あまの住む家。漁戸。漁家。
たんご【丹後】
①旧国名。今の京都府の北部。
②丹後縞じまの略。
③丹後縮緬ちりめんの略。
⇒たんご‐じしん【丹後地震】
⇒たんご‐じま【丹後縞】
⇒たんご‐ちりめん【丹後縮緬】
⇒たんご‐はんとう【丹後半島】
たん‐ご【単語】
文法上の意味・機能を有し、言語使用において独立性のある最小単位。文の成分となる。例えば「花が咲く」という文における「花」「が」「咲く」など。
⇒たんご‐もじ【単語文字】
たん‐ご【端午・端五】
(「端」は初めの意。もと中国で月の初めの午の日、のち「午」は「五」と音通などにより5月5日をいう)五節句の一つ。5月5日の節句。古来、邪気を払うため菖蒲しょうぶや蓬よもぎを軒に挿し、粽ちまきや柏餅を食べる。菖蒲と尚武の音通もあって、近世以降は男子の節句とされ、甲冑・武者人形などを飾り、庭前に幟旗のぼりばたや鯉幟を立てて男子の成長を祝う。第二次大戦後は「こどもの日」として国民の祝日。あやめの節句。重五ちょうご。端陽。〈[季]夏〉
⇒たんご‐の‐せち【端午の節】
⇒たんご‐の‐せっく【端午の節句】
タンゴ【tango】
19世紀末、アルゼンチンのブエノスアイレスで、ヨーロッパ系とアフリカ系の音楽が混ざって生まれたダンス音楽。また、それに合わせて踊るダンス。演奏にはバンドネオン、弦楽器、ピアノなどが使われる。→コンチネンタル‐タンゴ
だん‐こ【断固・断乎】
きっぱりとした意志をもって押し切ってするさま。決意がかたく変わらないさま。断然。「―として主張を曲げない」「―進撃する」「―たる処置」
だん‐ご【団子】
①穀類の粉を水でこね小さくまるめて蒸しまたはゆでたもの。付け焼きにし、または餡あんや黄粉きなこなどをつけて食べる。いしいし。
団子
撮影:関戸 勇
三色団子
撮影:関戸 勇
②1のように丸くまとめたもの。また、まとまったもの。「肉―」「―になって走る」
⇒だんご‐おろし【団子降ろし】
⇒だんご‐さし【団子挿し】
⇒だんご‐じょう【団子状】
⇒だんご‐ちょうちん【団子提灯】
⇒だんご‐とり【団子取】
⇒だんご‐ばな【団子鼻】
⇒だんご‐びや【団子火矢】
⇒だんご‐むし【団子虫】
⇒だんご‐めし【団子飯】
だん‐ご【段碁】
囲碁で有段の技量。また、その技量のある人。
たん‐こう【丹紅】
あか。べに。くれない。
たん‐こう【炭坑】‥カウ
①石炭を採掘するために掘った穴。石炭坑。原抱一庵、闇中政治家「御身は未だ―内の惨を知らざるものと覚し」
②(→)炭鉱に同じ。
⇒たんこう‐ぶし【炭坑節】
たん‐こう【炭鉱・炭礦】‥クワウ
石炭を採掘処理する場所。坑内掘りと露天掘りとがある。
⇒たんこう‐ばくやく【炭鉱爆薬】
たん‐こう【単行】‥カウ
①ひとりで行くこと。単独の旅行。
②単独で行うこと。
③ただ一回行うこと。
⇒たんこう‐ほう【単行法】
⇒たんこう‐ぼん【単行本】
たん‐こう【単鉤】
執筆法の一つ。食指と拇指とで筆管を持ち、中指で筆管を軽く下から支えて書く法。↔双鉤
たん‐こう【探鉱】‥クワウ
鉱床を探り求めること。露頭・試錐による通常の地質学的方法のほかに、物理探鉱・化学探鉱などがある。→探査
たん‐こう【淡交】‥カウ
[荘子山木「君子の交わりは淡きこと水の如く、小人の交わりは甘きこと醴れい(甘酒)の如し」]淡泊な交際。わだかまりがなくあっさりとした君子のまじわり。万葉集17「―に席を促ちかづけ、意を得て言を忘る」
たん‐こう【淡紅】
うすいくれない。うすあか。桃色。「―色」
たん‐こう【淡黄】‥クワウ
うすい黄色。「―色」
Munsell color system: 5Y9/6
たん‐こう【蛋黄】‥クワウ
卵の黄身きみ。卵黄。
たんこう【湛江】‥カウ
(Zhanjiang)中国広東省南西部、雷州半島東岸の港湾都市。海軍基地。人口135万(2000)。旧称、広州湾。
たん‐こう【短甲】‥カフ
平安初期頃まで行われた甲よろいの代表的な形式。鉄板を革紐や鉄鋲でとじつけて作り、胴部をおおう短いもの。
短甲
たん‐こう【鍛工】
金属をきたえること。また、その職工。かじ。
⇒たんこう‐ば【鍛工場】
⇒たんこう‐ろ【鍛工炉】
たん‐こう【鍛鋼】‥カウ
鋳造された鋼塊を鍛錬・鍛造したもの。
だん‐こう【団交】‥カウ
団体交渉の略。
だん‐こう【団鉱】‥クワウ
粉状の鉱石に水分と結合剤を加えて団鉱機にかけ、塊状に固めたもの。ブリケット。ペレット。
だん‐こう【男工】
男子の職工。黒岩涙香、嘸無情「二年の後に―女工と二棟のある工場を建てた」↔女工
だん‐こう【断口】
①きりくち。きれくち。
②鉱物の劈開へきかい面以外の方向の断面。鉱物の種類を見分ける特徴の一つ。割れ口。
だん‐こう【断交】‥カウ
交際をたつこと。特に、国交をたつこと。「経済―」
だん‐こう【断行】‥カウ
反対や不利な条件を押し切って、きっぱりと行うこと。「値下げを―する」
だん‐こう【断郊】‥カウ
郊外を過ぎること。野外を横ぎること。
⇒だんこう‐きょうそう【断郊競走】
だん‐こう【檀香】‥カウ
白檀びゃくだんなどの香木の総称。
⇒だんこう‐ばい【檀香梅】
だん‐ごう【談合】‥ガフ
(ダンコウとも)
①話し合うこと。談じ合うこと。相談。保元物語「近習の人々に、いかがせんずるぞと常に御―ありけり」。「膝とも―」
②談合行為のこと。
⇒だんごう‐うけおい【談合請負】
⇒だんごう‐こうい【談合行為】
⇒だんごう‐ずく【談合尽】
⇒だんごう‐とり【談合取】
⇒だんごう‐ばしら【談合柱】
だんごう‐うけおい【談合請負】‥ガフ‥オヒ
多数の請負人があらかじめ談合して入札価格や利益分配を定めておいて請負入札をすること。
⇒だん‐ごう【談合】
だんこう‐きょうそう【断郊競走】‥カウキヤウ‥
クロス‐カントリーのこと。
⇒だん‐こう【断郊】
だんこうき‐よほう【暖候期予報】
長期予報の一つ。4月から9月までの概括的天候の予報。毎年3月10日に発表される。
だんごう‐こうい【談合行為】‥ガフカウヰ
競売や請負入札に際し、入札者が事前に相互間で入札価格などを協定すること。
⇒だん‐ごう【談合】
たんこう‐しき【単項式】‥カウ‥
〔数〕注目している文字の各累乗の積に数または文字を乗じた形の式。3ax2y5の類。↔多項式
だんごう‐ずく【談合尽】‥ガフヅク
話し合いの上ですること。相談ずく。好色一代女2「我に思ひ替へ給はんか。ここが―」
⇒だん‐ごう【談合】
だんごう‐とり【談合取】‥ガフ‥
競売や請負入札に際し、数人が申し合わせ、一人に落札させてその利益を分配すること。団子取。
⇒だん‐ごう【談合】
たんこう‐のうりょく【堪航能力】‥カウ‥
船舶が安全に航海できる能力。船舶の根本的要素の一つをなす。耐航性。
たんこう‐ば【鍛工場】
錬鉄・鋼の素材を所要の形にあら作りする作業場。
⇒たん‐こう【鍛工】
だんこう‐ばい【檀香梅】‥カウ‥
①クスノキ科の落葉低木。山地に自生。高さ約3メートルに達し、枝葉に芳香がある。葉は楕円形で、浅く3裂。裏面に淡褐色の長毛がある。雌雄異株。2〜3月、葉に先だって淡黄色の小花をつけ、球形の液果を結ぶ。果実は秋に黒熟。種子の油を灯用にする。ウコンバナ。シロヂシャ。
②ロウバイ科の落葉低木。中国の原産。高さ約3メートル。葉は対生で硬い。早春に開く花はロウバイに似てやや大、花弁もやや広い。観賞用。唐蝋梅。
⇒だん‐こう【檀香】
たんこう‐ばくやく【炭鉱爆薬】‥クワウ‥
(→)安全爆薬に同じ。
⇒たん‐こう【炭鉱・炭礦】
だんごう‐ばしら【談合柱】‥ガフ‥
話し合いの頼りとする人。相談相手。
⇒だん‐ごう【談合】
たんこう‐ぶし【炭坑節】‥カウ‥
福岡県の筑豊炭田で歌われた炭坑唄。北九州炭坑節。別に常磐炭坑節もある。
⇒たん‐こう【炭坑】
たんこう‐ほう【単行法】‥カウハフ
民法のように広範な内容を有せず、特殊の事項に関し特に制定されている法律。手形法・少年法などがその例。
⇒たん‐こう【単行】
たんこう‐ぼん【単行本】‥カウ‥
叢書または全集などに対し、1冊1冊を単独に刊行した本の称。
⇒たん‐こう【単行】
たんこう‐るい【単孔類】
哺乳綱の一目。カモノハシ目。現生では最も原始的な特徴をもつ哺乳類。卵生で、肛門と生殖孔が分離していないのでこの名がある。体表は毛で覆われ、子は乳で育てる。オーストラリア・ニューギニアの特産で、ハリモグラ科2種とカモノハシ科1種。一穴目。
たんこう‐ろ【鍛工炉】
鍛工場で鉄を熱する炉。鉄製・煉瓦製または土製で、火力を強めるために韛ふいごを設ける。鍛冶炉。
⇒たん‐こう【鍛工】
だんご‐おろし【団子降ろし】
小正月の飾りだんごを20日に下げて食べること。
⇒だん‐ご【団子】
だん‐こく【断穀】
信仰・祈願などのために穀類を食べないこと。
だん‐ごく【断獄】
①罪をさばくこと。
②斬罪に処すること。うちくび。
だん‐ごく【暖国】
暖かい気候の国。↔寒国
だんご‐ざか【団子坂】
東京都文京区北東端の千駄木から谷中やなか・上野に通ずる坂。明治末年までは狭く急な坂で、秋には両側に菊人形を作り並べ、東京名物の一つであった。三遊亭円朝、怪談牡丹灯籠「白山から―を下りて谷中の新幡随院へ参り」
だんご‐さし【団子挿し】
①小正月の飾り。ミズキなどの枝に、小さな餅などを付けたもの。→まゆだま。
②八月十五夜の供物の団子を盗む風習。子どもの間で広く行われ、罪とは意識されなかった。
⇒だん‐ご【団子】
たんご‐じしん【丹後地震】‥ヂ‥
丹後半島を中心に1927年3月7日に起こった地震。マグニチュード7.3、死者2925人、1万戸以上の建物が全壊。半島の付け根の郷村ごうむら断層の3メートルに達する左ずれが震源。北丹後地震。
⇒たんご【丹後】
たんご‐じま【丹後縞】
丹後国与謝地方から産出した縞の紬つむぎ織物。
⇒たんご【丹後】
だんご‐じょう【団子状】‥ジヤウ
①団子のように小さく丸いさま。「生地を―にまるめる」
②多くのものがひとかたまりになっているさま。「―になって出口に殺到する」
⇒だん‐ご【団子】
だんご‐ちょうちん【団子提灯】‥チヤウ‥
団子形の小さい提灯。歌舞伎、傾情吾嬬鑑「軒に―を三張り下げ」
⇒だん‐ご【団子】
たんご‐ちりめん【丹後縮緬】
京都府丹後地方から産出する縮緬。友禅・小紋等を染める生地とされる。享保(1716〜1736)年間、峰山地方(現、京丹後市)の絹屋佐平治が京都の技術を伝えたという。
⇒たんご【丹後】
だんご‐とり【団子取】
談合取だんごうとりの訛。
⇒だん‐ご【団子】
たんご‐の‐せち【端午の節】
(→)端午に同じ。また、端午の節会。→五日の節会。
⇒たん‐ご【端午・端五】
たんご‐の‐せっく【端午の節句】
(→)端午に同じ。
⇒たん‐ご【端午・端五】
たんご‐の‐つぼね【丹後局】
鎌倉初期の女官。高階たかしな栄子。浄土寺二位・丹二品と称。後白河法皇に寵せられ、後白河院政の陰の実力者として威を振るい、関東との折衝にも当たった。( 〜1216)
だんご‐ばな【団子鼻】
先のまるい鼻。だんごっぱな。
⇒だん‐ご【団子】
たんご‐はんとう【丹後半島】‥タウ
京都府北部、日本海に突出し、若狭湾の西を限る半島。奥丹後半島。与謝半島。
立岩
撮影:山梨勝弘
⇒たんご【丹後】
だんご‐びや【団子火矢】
(弾丸が団子の形であるからいう)鳥銃の異称。
⇒だん‐ご【団子】
たん‐こぶ
瘤こぶの俗っぽい言い方。「こぶたん」とも。
だんご‐むし【団子虫】
ワラジムシ目(等脚類)の甲殻類。体長1センチメートル内外。体は長楕円形で、背面が盛り上がる。甲面は滑らかで、雄は暗灰黒色の単色、雌は暗灰褐色で明るい不規則な斑紋がある。敵に襲われると体を団子状にまるめる。畑や庭の石下などに多く、植物を食害する。日本その他に広く分布。
だんごむし
⇒だん‐ご【団子】
だんご‐めし【団子飯】
(→)土産みやげ団子に同じ。
⇒だん‐ご【団子】
たんご‐もじ【単語文字】
(logograph; logogram)表意文字の一つ。一つの文字が一つの単語の意味を表す。絵文字と異なり、符号と意味との対応が恣意的なものが多い。漢字・楔形文字やエジプトのヒエログリフなど。語字。表語文字。
⇒たん‐ご【単語】
たんころ‐おい【たんころ追い】‥オヒ
潟・川などで、寒夜に舷を叩き、網の中へ魚を追い入れて獲る漁法。「たんころ」は舷を叩く音。信濃川の河口地域などで行われる。
たん‐こん【単婚】
(→)一夫一妻に同じ。
たん‐ごん【端厳】
⇒たんげん。今昔物語集1「汝が妻め―美麗なる事菩薩のごとし」
だん‐こん【男根】
男子の生殖器。陰茎。なんこん。ファロス。
⇒だんこん‐き【男根期】
⇒だんこん‐すうはい【男根崇拝】
だん‐こん【断魂】
たましいのたちきれるほど、いたましいこと。悲しみに堪えないこと。
だん‐こん【弾痕】
弾丸の当たったあと。
だんこん‐き【男根期】
〔心〕フロイトが提唱した、小児性欲の発達段階(4〜5歳)。性器で性感を覚えるが、まだ性の対象を求めるにいたらない時期。→口唇期→肛門期。
⇒だん‐こん【男根】
だんこん‐すうはい【男根崇拝】
生殖器崇拝の一種。天然の石や木あるいは人工の男根形のものに、生産または開運の威力を求めて崇拝する習俗。金精様こんせいさまの類。
⇒だん‐こん【男根】
たんこん‐たい【担根体】
シダ植物クラマゴケ類の茎の腹側に生じる特殊な器官。茎に似るが葉をつけず、先端から根が生じる。
たん‐さ【丹砂】
①赤色の砂。
②(→)辰砂しんしゃに同じ。
たん‐さ【探査】
さぐりしらべること。「月面を―する」
⇒たんさ‐き【探査機】
たん‐さ【短蓑】
たけのみじかいみの。
たん‐さ【嘆嗟・歎嗟】
なげくこと。嘆ずること。嗟嘆。
たん‐ざ【単座・単坐】
①ただひとりすわること。
②座席が一つだけであること。「―戦闘機」
たん‐ざ【端座・端坐】
①姿勢を正してすわること。正座。
②何事もせずにすわること。茫然と日を暮らすこと。
だん‐さ【段差】
①碁・将棋など、段位の違いによる力の差。
②道路・地表などの段状になっている所の高低の差。
だん‐ざ【団座・団坐】
多人数が円形にすわること。円座。
ダンサー【dancer】
ダンスをする人。踊り子。舞踊家。「バレエ‐―」
たん‐さい【単彩】
1色で描くこと。1色で色付けすること。「―画」
たん‐さい【淡彩】
あっさりと色どること。また、その彩色。淡彩色。↔濃彩。
⇒たんさい‐が【淡彩画】
たん‐さい【淡菜】
①(→)貽貝いがいの異称。
②貽貝を煮て乾した食品。
たん‐さい【短才】
才能が乏しいこと。菲才ひさい。太平記24「この宗を好む世は必ず亡びずと云ふ事なしと申す条、愚案―の第一なり」
たん‐ざい【単剤】
医薬品・農薬などで、有効成分が単一である製剤。↔混合剤
だん‐さい【断裁】
断ち切ること。断截だんせつ。裁断。「不要書類を―する」
⇒だんさい‐き【断裁機】
だん‐ざい【断罪】
①罪をさばくこと。罪を処断すること。
②斬首の刑。斬罪。太平記21「あはれ―流刑にも行はせばやと思し召しけれども」
たんさい‐が【淡彩画】‥グワ
水で薄くした水彩絵具を施した画。ウォッシュ。
⇒たん‐さい【淡彩】
だんさい‐き【断裁機】
紙などを寸法に合わせて断つのに用いる機械。
⇒だん‐さい【断裁】
たん‐さいしき【淡彩色】
(→)淡彩に同じ。
だんさい‐しき【段彩式】
地図で陸地の高さと海の深さを階層区分し色分けして表現する方法。おもに地図帳など小縮尺の地図に用いる。
たん‐さいぼう【単細胞】‥バウ
①単一の細胞。↔多細胞。
②転じて、考えの単純な人。
⇒たんさいぼう‐せいぶつ【単細胞生物】
たんさいぼう‐せいぶつ【単細胞生物】‥バウ‥
全生活史を通じて単一の細胞から成る生物。細菌などの原核生物、鞭毛虫類・繊毛虫類・根足虫類、珪藻類の大部分などがこれにあたる。↔多細胞生物
⇒たん‐さいぼう【単細胞】
だんざえもん【弾左衛門】‥ヱ‥
江戸時代、関八州およびその周辺のえた等を支配した、えたの頭かしらの世襲名。1722年(享保7)江戸の非人頭車善七くるまぜんしちらもその配下に組み入れた。
たんさ‐き【探査機】
(space probe)自動観測装置および受信器・送信器を備えて宇宙空間を飛行し、惑星・衛星・彗星などの探査を行う無人の飛翔体。宇宙探査機。「惑星―」
⇒たん‐さ【探査】
たん‐さく【単作】
一つの耕地に一種類の作物のみを栽培すること。「水田―地帯」
たん‐さく【探索】
①さぐりもとめること。さがしたずねること。
②罪人の罪状、または、失踪しっそうしたあとをさがしきわめること。「行方を―する」
③コンピューターで、希望するデータを取り出したり、格納されている場所を決定したりする処理のこと。「二分―」「逐次―」
たん‐ざく【短冊・短籍・短尺】
(タンジャクとも)
①標目・数量などを書いた細長い紙。特に、官庁で給付する物資の品目・数量を書いたもの。西宮記「便所を定めて米塩を分け行ひ、或は且つ―を給ひ、且つ物を散ず」。枕草子314「これはなにの御―にか侍らん。物いくらばかりにか」
②和歌を書くのに用いる料紙。普通は縦36センチメートル余、幅6センチメートル位で、金銀箔を置いたもの、下絵や模様のあるもの、絹張りのものなどがある。鎌倉末期にすでに行われていたらしい。今も和歌・俳句や絵などを書くのに用いる。「―に願い事を書く」
短冊
撮影:関戸 勇
③(→)短冊形に同じ。「人参を―に切る」
⇒たんざく‐いし【短冊石】
⇒たんざく‐かけ【短冊懸】
⇒たんざく‐がた【短冊形】
⇒たんざく‐きり【短冊切】
⇒たんざく‐どうふ【短冊豆腐】
⇒たんざく‐ばさみ【短冊挟み】
たんざく‐いし【短冊石】
短冊形のきり石。
⇒たん‐ざく【短冊・短籍・短尺】
たんざく‐かけ【短冊懸】
掛物のように表装し、または板などで作り、短冊をかけはずしして鑑賞できるようにしたもの。短冊挟み。
⇒たん‐ざく【短冊・短籍・短尺】
たんざく‐がた【短冊形】
短冊のような長方形。
⇒たん‐ざく【短冊・短籍・短尺】
たんざく‐きり【短冊切】
①短冊形に切ること。
②五山の僧の大詩会の称。短冊形に切った紙を一座の人々に配ったからいう。
⇒たん‐ざく【短冊・短籍・短尺】
たんざく‐どうふ【短冊豆腐】
短冊形に切った豆腐。
⇒たん‐ざく【短冊・短籍・短尺】
たんざく‐ばさみ【短冊挟み】
①2枚の短冊形の板で短冊を挟んでおくもの。
②(→)短冊懸たんざくかけに同じ。
⇒たん‐ざく【短冊・短籍・短尺】
たん‐さつ【探察】
さがししらべること。探索。
タンザニア【Tanzania】
アフリカ東部にある連合共和国。1964年英領のタンガニーカとザンジバルとが合併して成立。面積88万3000平方キロメートル。人口3033万(1995)。首都ドドマ(実質的な首都はダル‐エス‐サラーム)。→アフリカ(図)
たんざわ‐さんち【丹沢山地】‥ザハ‥
神奈川県北西部と山梨・静岡両県にまたがる山地。蛭ヶ岳(1673メートル)のほか相模大山・塔ヶ岳・丹沢山などが連なる。丹沢山塊。
たん‐さん【炭酸】
①分子式H2CO3 二酸化炭素が水に溶解したとき水溶液中に生成する弱酸。水溶液としてのみ存在する。
②炭酸水の略。
⇒たんさん‐アンモニウム【炭酸アンモニウム】
⇒たんさん‐いんりょう【炭酸飲料】
⇒たんさん‐えん【炭酸塩】
⇒たんさんえん‐がん【炭酸塩岩】
⇒たんさん‐ガス【炭酸ガス】
⇒たんさん‐カリウム【炭酸カリウム】
⇒たんさん‐カルシウム【炭酸カルシウム】
⇒たんさん‐し【炭酸紙】
⇒たんさん‐すい【炭酸水】
⇒たんさんすいそ‐ナトリウム【炭酸水素ナトリウム】
⇒たんさん‐せっかい【炭酸石灰】
⇒たんさん‐ソーダ【炭酸ソーダ】
⇒たんさん‐てっこう【炭酸鉄鉱】
⇒たんさん‐どうかさよう【炭酸同化作用】
⇒たんさん‐ナトリウム【炭酸ナトリウム】
⇒たんさん‐マグネシウム【炭酸マグネシウム】
たん‐さん【単産】
単位または単一産業別組合の略。普通、産業別の単一組合か単組の連合体かを問わず、産業別の労働組合一般を指す。狭義には単一産業別組合。
だん‐さん【団参】
団体で社寺に参詣すること。
だん‐ざん【談山】
(タンザンとも)多武峰とうのみねの異称。
⇒だんざん‐じんじゃ【談山神社】
たんさん‐アンモニウム【炭酸アンモニウム】
化学式(NH4)2CO3 炭酸カルシウムと硫酸アンモニウムを熱して得る白色の固体。一水和物は無色の結晶。容易に水に溶解。分析試薬・パン種・ゴム製品・染料製造などに用いる。
⇒たん‐さん【炭酸】
たんさん‐いんりょう【炭酸飲料】‥レウ
炭酸水など、炭酸ガスを含む発泡性の清涼飲料水。果汁・乳酸・合成香料入りなどがある。
⇒たん‐さん【炭酸】
たんさん‐えん【炭酸塩】
炭酸中の水素の一部または全部を金属と置換した形の化合物の総称。
⇒たん‐さん【炭酸】
たんさんえん‐がん【炭酸塩岩】
主に炭酸カルシウムや炭酸マグネシウムから成る石灰岩やドロマイトのこと。未固結のものは炭酸塩堆積物。
⇒たん‐さん【炭酸】
だんさん‐かじょ【団散花序】‥クワ‥
花序の一つ。枝分れする花序(集散花序)の主軸が極端に短いため、塊状の集合花となる。ハナミズキやワレモコウなど。団集花序。
たんさん‐ガス【炭酸ガス】
二酸化炭素の気体の通称。
⇒たん‐さん【炭酸】
たんさん‐カリウム【炭酸カリウム】
化学式K2CO3 カリウムの炭酸塩。無色の結晶または潮解性の白色粉末。水に溶解して強アルカリ性広辞苑に「短気」で始まるの検索結果 1-4。