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ガラス【glas オランダ・硝子】🔗⭐🔉
ガラス【glas オランダ・硝子】
(室町末期、長崎に渡来したオランダ人が製法を伝えた)
①石英・炭酸ナトリウム・石灰石などを原料として、高温度に熱して溶融し、冷却して製した硬く脆もろく透明な物質。着色には金属の酸化物を混ぜる。用途が多く、種々の器具・建材に製する。玻璃はり。
②広義には、融点以上の高温で溶融した物体を急冷・固化させた等方性無定形物質。
⇒ガラス‐いた【硝子板】
⇒ガラス‐ウール
⇒ガラス‐うつし【硝子写し】
⇒ガラス‐え【硝子絵】
⇒ガラス‐がみ【硝子紙】
⇒ガラス‐きり【硝子切り】
⇒ガラス‐ゲージ
⇒ガラス‐しつ【硝子質】
⇒ガラス‐しょう【硝子鐘】
⇒ガラス‐しょうじ【硝子障子】
⇒ガラス‐せんい【硝子繊維】
⇒ガラス‐たい【硝子体】
⇒ガラス‐でんきょく【ガラス電極】
⇒ガラス‐ど【硝子戸】
⇒ガラス‐ばり【硝子張り】
⇒ガラス‐びん【硝子瓶】
⇒ガラス‐ブロック
⇒ガラス‐まど【硝子窓】
⇒ガラス‐めん【硝子綿】
ガラス‐いた【硝子板】🔗⭐🔉
ガラス‐いた【硝子板】
ガラスの平らな板。
⇒ガラス【glas オランダ・硝子】
ガラス‐うつし【硝子写し】🔗⭐🔉
ガラス‐うつし【硝子写し】
ガラス板に撮った写真。湿板ネガの表面に黒ビロードを当てるなどして、ガラス面から見るとポジになって見える初期の写真。ガラス写真。↔紙写し。
⇒ガラス【glas オランダ・硝子】
ガラス‐え【硝子絵】‥ヱ🔗⭐🔉
ガラス‐え【硝子絵】‥ヱ
板ガラスに、膠絵具または油絵具で描いた絵。その裏面からガラスを透かし見る。日本では江戸中期から流行。
⇒ガラス【glas オランダ・硝子】
ガラス‐がみ【硝子紙】🔗⭐🔉
ガラス‐がみ【硝子紙】
①紙やすりの一種。強い紙または木綿布に接着剤を塗り、ガラス粉を付着させたもの。
②(→)寒天紙の別称。
⇒ガラス【glas オランダ・硝子】
ガラス‐きり【硝子切り】🔗⭐🔉
ガラス‐きり【硝子切り】
ガラスを切る道具。ペン軸形の柄に鉄をはめ、小さいダイヤモンドの屑片などをつけたもの。
⇒ガラス【glas オランダ・硝子】
ガラス‐しつ【硝子質】🔗⭐🔉
ガラス‐しつ【硝子質】
①ガラス状の物質。
②主にガラス状物質から成る岩石の組織を表す語。
⇒ガラス【glas オランダ・硝子】
ガラス‐しょう【硝子鐘】🔗⭐🔉
ガラス‐しょう【硝子鐘】
真空ポンプ装置を備えた鐘状のガラス器。中の空気を排除して種々の実験をする。排気鐘。
⇒ガラス【glas オランダ・硝子】
ガラス‐しょうじ【硝子障子】‥シヤウ‥🔗⭐🔉
ガラス‐しょうじ【硝子障子】‥シヤウ‥
ガラス板をはめこんだ障子。島崎藤村、家「玻璃がらす障子の直ぐ外にある植込には」
⇒ガラス【glas オランダ・硝子】
ガラス‐せんい【硝子繊維】‥ヰ🔗⭐🔉
ガラス‐せんい【硝子繊維】‥ヰ
ガラスを繊維状にしたもの。ガラス糸・ガラス織物・ガラス綿などの総称。電気絶縁材・断熱材・吸音材・化学用濾布・光通信のための伝送線路・X線防護織物などとして用いる。グラス‐ファイバー。
⇒ガラス【glas オランダ・硝子】
ガラス‐たい【硝子体】🔗⭐🔉
ガラス‐たい【硝子体】
⇒しょうしたい。
⇒ガラス【glas オランダ・硝子】
ガラス‐ど【硝子戸】🔗⭐🔉
ガラス‐ど【硝子戸】
ガラスをはめ込んだ戸。
⇒ガラス【glas オランダ・硝子】
ガラス‐ばり【硝子張り】🔗⭐🔉
ガラス‐ばり【硝子張り】
①ガラスを張ること。また、そのもの。
②(内部まで見えることから)秘密がなく、公明正大なこと。「―の政治」
⇒ガラス【glas オランダ・硝子】
ガラス‐びん【硝子瓶】🔗⭐🔉
ガラス‐びん【硝子瓶】
ガラス製のびん。
⇒ガラス【glas オランダ・硝子】
ガラス‐まど【硝子窓】🔗⭐🔉
ガラス‐まど【硝子窓】
ガラスをはめ込んだ窓。
⇒ガラス【glas オランダ・硝子】
ガラス‐めん【硝子綿】🔗⭐🔉
ガラス‐めん【硝子綿】
(→)グラスウールに同じ。
⇒ガラス【glas オランダ・硝子】
しょう【硝】セウ🔗⭐🔉
しょう【硝】セウ
鉱物の一つ。硝酸カリウム。火薬などの原料。
しょうあん‐ばくやく【硝安爆薬】セウ‥🔗⭐🔉
しょうあん‐ばくやく【硝安爆薬】セウ‥
粉末状混合火薬の一種。硝酸アンモニウムを主剤とし、ニトロベンゼン・ジニトロナフタリンなどの硝化芳香族化合物を加えた爆薬。炭坑などで使用。岩石用のものをアンモン爆薬と呼ぶ。
⇒しょう‐あん【硝安】
しょうあん‐ゆざい‐ばくやく【硝安油剤爆薬】セウ‥🔗⭐🔉
しょうあん‐ゆざい‐ばくやく【硝安油剤爆薬】セウ‥
硝酸アンモニウム約94パーセントに軽油約6パーセントを吸収させた爆破薬。爆破力はダイナマイトや含水爆薬より弱いが、感度が低く比較的安全で価格も安いため多用される。アンホ爆薬。
⇒しょう‐あん【硝安】
しょう‐えん【硝煙】セウ‥🔗⭐🔉
しょう‐えん【硝煙】セウ‥
火薬の発火によっておこる煙。
⇒しょうえん‐だんう【硝煙弾雨】
⇒しょうえん‐はんのう【硝煙反応】
しょうえん‐だんう【硝煙弾雨】セウ‥🔗⭐🔉
しょうえん‐だんう【硝煙弾雨】セウ‥
火薬の煙がみなぎり、弾丸が雨のように降ること。はげしく銃砲をうちあう戦場の形容。
⇒しょう‐えん【硝煙】
しょうえん‐はんのう【硝煙反応】セウ‥オウ🔗⭐🔉
しょうえん‐はんのう【硝煙反応】セウ‥オウ
発砲・爆発のあと、周辺にのこる亜硝酸による化学反応。犯罪捜査などに用いる。
⇒しょう‐えん【硝煙】
しょう‐か【硝化】セウクワ🔗⭐🔉
しょう‐か【硝化】セウクワ
セルロースなどの化合物中の水酸基を硝酸基で置換して硝酸エステルにすること。
⇒しょうか‐さいきん【硝化細菌】
⇒しょうか‐めん【硝化綿】
しょうか‐さいきん【硝化細菌】セウクワ‥🔗⭐🔉
しょうか‐さいきん【硝化細菌】セウクワ‥
アンモニアを亜硝酸を経由して硝酸に酸化する反応、すなわち硝化作用をいとなむ細菌の総称。亜硝酸菌・硝酸菌など。土中の窒素循環および植物の生育に重要。硝化菌。
⇒しょう‐か【硝化】
しょうか‐めん【硝化綿】セウクワ‥🔗⭐🔉
しょうか‐めん【硝化綿】セウクワ‥
(→)ニトロセルロースに同じ。
⇒しょう‐か【硝化】
しょう‐さん【硝酸】セウ‥🔗⭐🔉
しょう‐さん【硝酸】セウ‥
(nitric acid)分子式HNO3 湿気を含む空中で発煙する無色刺激臭の液体。強酸化剤。多くの金属を溶かす。白金を触媒としアンモニアを酸化して製する方法(オストワルト法)が工業的に広く行われる。爆薬・各種有機化合物・硝酸塩などの原料。
⇒しょうさん‐アンモニウム【硝酸アンモニウム】
⇒しょうさん‐エステル【硝酸エステル】
⇒しょうさん‐えん【硝酸塩】
⇒しょうさん‐カリウム【硝酸カリウム】
⇒しょうさん‐きん【硝酸菌】
⇒しょうさん‐ぎん【硝酸銀】
⇒しょうさん‐セルロース【硝酸セルロース】
⇒しょうさん‐せんいそ【硝酸繊維素】
⇒しょうさん‐てつ【硝酸鉄】
⇒しょうさん‐どう【硝酸銅】
⇒しょうさん‐ナトリウム【硝酸ナトリウム】
しょうさん‐アンモニウム【硝酸アンモニウム】セウ‥🔗⭐🔉
しょうさん‐アンモニウム【硝酸アンモニウム】セウ‥
化学式NH4NO3 硝酸をアンモニアで中和して製する白色針状の結晶。肥料・寒剤・爆薬として用途が広い。硝安しょうあん。
⇒しょう‐さん【硝酸】
しょうさん‐エステル【硝酸エステル】セウ‥🔗⭐🔉
しょうさん‐エステル【硝酸エステル】セウ‥
硝酸とアルコールとからできるエステル。一般式RONO2 硝酸メチルの類。三硝酸グリセリン(慣用名ニトログリセリン)、硝酸セルロース(慣用名ニトロセルロース)などは重要な爆薬。
⇒しょう‐さん【硝酸】
しょうさん‐えん【硝酸塩】セウ‥🔗⭐🔉
しょうさん‐えん【硝酸塩】セウ‥
硝酸の塩類。金属またはその酸化物・炭酸塩を硝酸に溶解して製する。いずれも水に可溶。天然にはチリ硝石として最も多く存在。酸化剤・火薬・肥料などに用いる。
⇒しょう‐さん【硝酸】
しょうさん‐カリウム【硝酸カリウム】セウ‥🔗⭐🔉
しょうさん‐カリウム【硝酸カリウム】セウ‥
化学式KNO3 無色のガラス光沢をもつ透明ないし半透明の結晶。天然に硝石として産出。黒色火薬・ガラス・琺瑯ほうろうなどの原料または肥料として用いる。硝石。焔硝。硝酸加里。
⇒しょう‐さん【硝酸】
しょうさん‐きん【硝酸菌】セウ‥🔗⭐🔉
しょうさん‐きん【硝酸菌】セウ‥
亜硝酸を好気的に酸化して硝酸にする細菌。土中や海中に分布。→硝化細菌。
⇒しょう‐さん【硝酸】
しょうさん‐ぎん【硝酸銀】セウ‥🔗⭐🔉
しょうさん‐ぎん【硝酸銀】セウ‥
化学式AgNO3 銀を硝酸に溶解して得られる無色透明の板状結晶。他の銀塩の原料として、また医薬・分析試薬・写真薬・銀めっきなどに利用する。有毒。
⇒しょう‐さん【硝酸】
しょうさん‐セルロース【硝酸セルロース】セウ‥🔗⭐🔉
しょうさん‐セルロース【硝酸セルロース】セウ‥
(→)ニトロセルロースに同じ。
⇒しょう‐さん【硝酸】
しょうさん‐せんいそ【硝酸繊維素】セウ‥ヰ‥🔗⭐🔉
しょうさん‐せんいそ【硝酸繊維素】セウ‥ヰ‥
(→)ニトロセルロースに同じ。
⇒しょう‐さん【硝酸】
しょうさん‐てつ【硝酸鉄】セウ‥🔗⭐🔉
しょうさん‐てつ【硝酸鉄】セウ‥
①硝酸鉄(Ⅱ)(硝酸第一鉄)。化学式Fe(NO3)2 六水和物は淡緑色の結晶。鉄を硝酸に溶かした溶液から得られる。
②硝酸鉄(Ⅲ)(硝酸第二鉄)。化学式Fe(NO3)3 六水和物は無色の結晶。水溶液は黄褐色。媒染剤・顔料製造原料、また鞣皮なめしがわ工業に用いる。
⇒しょう‐さん【硝酸】
しょうさん‐どう【硝酸銅】セウ‥🔗⭐🔉
しょうさん‐どう【硝酸銅】セウ‥
化学式Cu(NO3)2 六水和物は青色の潮解性結晶。酸化剤・分析試薬などに用いる。硝酸銅(Ⅱ)。
⇒しょう‐さん【硝酸】
しょうさん‐ナトリウム【硝酸ナトリウム】セウ‥🔗⭐🔉
しょうさん‐ナトリウム【硝酸ナトリウム】セウ‥
化学式NaNO3 無色の結晶。吸湿性。チリ硝石として天然に産する。工業的には炭酸ナトリウムまたは水酸化ナトリウムを硝酸で中和して製造。化学薬品・肥料用。
⇒しょう‐さん【硝酸】
しょう‐し【硝子】セウ‥🔗⭐🔉
しょう‐し【硝子】セウ‥
ガラス。玻璃はり。
⇒しょうし‐たい【硝子体】
しょうし‐たい【硝子体】セウ‥🔗⭐🔉
しょうし‐たい【硝子体】セウ‥
眼球中で、前方の水晶体・毛様体と後方の網膜との間の腔をみたし、前後に圧迫された球形の袋に入った半流動体。無色透明で水分に富む。ガラス体。→眼球(図)
⇒しょう‐し【硝子】
しょう‐せき【硝石】セウ‥🔗⭐🔉
しょう‐せき【硝石】セウ‥
(→)硝酸カリウムの通称。
しょう‐やく【硝薬】セウ‥🔗⭐🔉
しょう‐やく【硝薬】セウ‥
火薬。合薬。
[漢]硝🔗⭐🔉
硝 字形
筆順
〔石部7画/12画/常用/3043・3E4B〕
[
] 字形
〔石部7画/12画〕
〔音〕ショウ〈セウ〉(呉)(漢)
[意味]
鉱物の名。火をつけると燃える、無色ガラス状の結晶体。「硝石・硝煙・硝薬・煙硝・焰硝えんしょう・芒硝ぼうしょう」
[解字]
形声。「石」+音符「
」(=小さい)。細かい結晶の集まった石の意。
[難読]
硝子ガラス
筆順
〔石部7画/12画/常用/3043・3E4B〕
[
] 字形
〔石部7画/12画〕
〔音〕ショウ〈セウ〉(呉)(漢)
[意味]
鉱物の名。火をつけると燃える、無色ガラス状の結晶体。「硝石・硝煙・硝薬・煙硝・焰硝えんしょう・芒硝ぼうしょう」
[解字]
形声。「石」+音符「
」(=小さい)。細かい結晶の集まった石の意。
[難読]
硝子ガラス
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