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ぜん‐しゃ【繕写】🔗🔉

ぜん‐しゃ繕写】 ①不足を補い、うつしなおすこと。「―本」 ②文書を編集すること。

つくらい‐ば【繕い場】ツクラヒ‥🔗🔉

つくらい‐ば繕い場ツクラヒ‥ 馬の蹄ひづめ削り・烙印、医療のための血取りなどの手入れをする場所。

つくら・う【繕ふ】ツクラフ🔗🔉

つくら・う繕ふツクラフ 〔他四〕 (ツクルに接尾語フの付いた語)(→)「つくろう」に同じ。皇極紀「足結あよひ手づくり腰づくらふも」

つくろい【繕い】ツクロヒ🔗🔉

つくろい繕いツクロヒ つくろうこと。補修。また、化粧などをすること。よそおい。紫式部日記「鉄漿はぐろめつけなど、はかなき―どもすとて」。「屋根の―」 ⇒つくろい‐ぐさ【繕い草】 ⇒つくろい‐ぐち【繕い口】 ⇒つくろい‐もの【繕い物】

つくろい‐ぐさ【繕い草】ツクロヒ‥🔗🔉

つくろい‐ぐさ繕い草ツクロヒ‥ ヨモギの別称。 ⇒つくろい【繕い】

つくろい‐ぐち【繕い口】ツクロヒ‥🔗🔉

つくろい‐ぐち繕い口ツクロヒ‥ とりつくろうことば。とりなしのことば。 ⇒つくろい【繕い】

つくろい‐た・つ【繕ひ立つ】ツクロヒ‥🔗🔉

つくろい‐た・つ繕ひ立つツクロヒ‥ 〔他下二〕 手入れをしてかざる。かざり立てる。美しくよそおう。源氏物語桐壺「とかく―・てて目やすきほどにて過ぐし給ひつるを」

つくろい‐もの【繕い物】ツクロヒ‥🔗🔉

つくろい‐もの繕い物ツクロヒ‥ 衣類などの破れを修繕すること。また、修繕すべき衣類。 ⇒つくろい【繕い】

つくろ・う【繕う】ツクロフ🔗🔉

つくろ・う繕うツクロフ 〔他五〕 (ツクルに接尾語フの付いた語) ①ととのえる。修繕する。源氏物語紅葉賀「いぬきがこれをこぼち侍りにければ―・ひ侍るぞとて」。枕草子5「童の頭ばかりを洗ひ―・ひて、なりは皆綻びたえ」。「靴下を―・う」 ②病をなおす。療養する。栄華物語本雫「よもやまのくすしを集め、よるひる―・はせ給へど」。徒然草「鼻の中ふたがりて息も出でがたかりければ、さまざまに―・ひけれど」 ③とりなす。うまくおさめる。言いつくろう。源氏物語薄雲「人のもり聞かむことは、中々にや―・ひがたくおぼされむ」。日葡辞書「ヒトノキゲンヲツクロウ」。「その場を―・う」 ④よそおう。飾りたてる。きどる。源氏物語帚木「女いたう声―・ひて…となまめきかはすに」。平家物語10「布衣に立烏帽子、衣文えもんを―・ひ、鬢をなで、花やかなりし男なり」。「体裁を―・う」 ⑤用意する。準備する。日葡辞書「ザシキ・フルマイヲトリツクロウ」

つた・う【繕ふ】ツタフ🔗🔉

つた・う繕ふツタフ 〔他四〕 つくろう。なおす。療治する。宇治拾遺物語3「月ごろよく―・へば、やうやう躍りありく」

[漢]繕🔗🔉

 字形  筆順 〔糸部12画/18画/常用/3322・4136〕 〔音〕ゼン(呉) 〔訓〕つくろう [意味] つくろう。修理する。おぎない集める。「修繕・営繕・繕写」 [解字] 形声。「糸」+音符「善」(=よい)。糸で縫ってよくする意。

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