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はす‐ね【蓮根】🔗🔉

はす‐ね蓮根】 ①蓮の根。れんこん。 ②小児の瘡かさの一種。好色二代男「耳より下に流れて、少しの―の跡」 ⇒蓮根掘る ○蓮根掘るはすねほる レンコンを掘って採る。近世には冬から春にかけて行なった。今は多く9月末から10月末頃の作業。〈[季]冬〉 ⇒はす‐ね【蓮根】

○蓮根掘るはすねほる🔗🔉

○蓮根掘るはすねほる レンコンを掘って採る。近世には冬から春にかけて行なった。今は多く9月末から10月末頃の作業。〈[季]冬〉 ⇒はす‐ね【蓮根】 はす‐の‐いい蓮の飯‥イヒ ⇒はすめし はす‐の‐いと蓮の糸】 蓮の繊維を集めてつくった糸。極楽往生の縁を結ぶとの俗説がある。はすいと。 はす‐の‐うてな蓮の台】 極楽浄土に往生した者のすわるという蓮華の座。はちすのうてな。蓮座。花の台。 はす‐の‐は蓮の葉】 蓮に生じる楯形たてがたの葉。はすは。荷葉。〈[季]夏〉 ⇒はすのは‐あきない【蓮の葉商い】 ⇒はすのは‐がさ【蓮の葉笠】 ⇒はすのは‐かしパン【蓮の葉菓子パン】 ⇒はすのは‐かずら【蓮の葉葛】 ⇒はすのは‐ぎり【蓮の葉桐】 ⇒はすのは‐めし【蓮の葉飯】 ⇒はすのは‐もの【蓮の葉物】 はすのは‐あきない蓮の葉商い‥アキナヒ 季節のものなど、その場限りのきわものの商い。はすはあきない。本朝二十不孝「桃や柿やありの実、これぞ―」 ⇒はす‐の‐は【蓮の葉】 はすのは‐がさ蓮の葉笠】 蓮の葉の形をした笠。太平記29「―を打ち傾け、袖にて顔を引き隠せども」 ⇒はす‐の‐は【蓮の葉】 はすのは‐かしパン蓮の葉菓子パン‥クワ‥ ウニ綱タコノマクラ目のウニ。殻は円盤状で薄く、とげは短い。直径8センチメートル前後、背側に5弁の花片状の紋があり、腹側中央の口から放射状に枝分れする溝が、蓮の葉状に見える。日本各地の沿岸砂底にすむ。蛸の円座。蓮の葉貝。 ⇒はす‐の‐は【蓮の葉】 はすのは‐かずら蓮の葉葛‥カヅラ ツヅラフジ科の蔓性常緑多年草。西日本の海浜に自生。葉は楯形。雌雄異株。夏、淡緑色の花をつけ、花後、赤色の核果を結ぶ。茎は葛籠つづらなどを製する材となる。茎根を乾燥して千金藤といい、虚労・瘧瘴ぎゃくしょうに用いた。イヌツヅラ。 はすのはかずら ⇒はす‐の‐は【蓮の葉】 はすのは‐ぎり蓮の葉桐】 ハスノハギリ科の常緑高木。幹は灰色で軽く、高さ10メートルに及ぶ。葉は厚い心臓形で革質。雌雄同株。花は白色で房状につく。花後、肉質総苞に包まれた円形黒色の核果を結ぶ。熱帯海岸に分布し、日本でも沖縄・小笠原諸島などに自生。防潮・防風林に利用。種子・若葉は下剤となる。ハマギリ。 ⇒はす‐の‐は【蓮の葉】 はすのは‐めし蓮の葉飯(→)蓮飯はすめし2に同じ。 ⇒はす‐の‐は【蓮の葉】 はすのは‐もの蓮の葉物】 ①盂蘭盆うらぼんに蓮の葉に包んで精霊棚しょうりょうだなに供える供物。 ②品質の悪いもの。好色一代女5「物のよろしからぬを―といふ心なり」 ⇒はす‐の‐は【蓮の葉】 はす‐の‐み蓮の実】 ハスに結ぶ実。逆円錐形の花床に埋没しており、秋に花床の蜂の巣状の穴から種子を落とす。未熟のものは軟らかで甘味があり、生食に適する。また、乾燥して菓子の材料にする。〈[季]秋〉 はす‐は蓮葉】 ①蓮の葉。 ②(蓮の葉が水をはじくときの形状にたとえた語という。一説に、斜端はすはの意とも)軽はずみなこと。浮薄なこと。特に、女の態度や行いが軽はずみで落ち着きのないこと、また浮気で身持の定まらないこと。また、そういう女。はすっぱ。浮世風呂4「余り―でない、じつとりとした女子があつたら世話してくだんせ」。「―娘」「―者」 ③「はすはおんな」の略。 ⇒はすは‐あきない【蓮葉商い】 ⇒はすは‐おんな【蓮葉女】 パスパ八思巴】 チベット仏教サキャ派の法王。フビライの帝師となり、その命をうけてモンゴル語を写すためにパスパ文字を作る。(1235〜1280) はすは‐あきない蓮葉商い‥アキナヒ ⇒はすのはあきない⇒はす‐は【蓮葉】 はすは‐おんな蓮葉女‥ヲンナ ①江戸時代、京坂の問屋で客の接待のために雇った女。後には旅人宿の下女などをも称した。好色一代女5「客馳走のために―といふ者を拵へ置きぬ」 ②浮気で軽薄な女。はすはな女。 ⇒はす‐は【蓮葉】 はすば‐はぐるま斜歯歯車】 円筒状の車の周りに斜め向きの歯が刻んである歯車。ヘリカル‐ギア。→歯車(図) ハズバンドhusband】 おっと。良人。亭主。ハズ。↔ワイフ パスポートpassport(→)旅券パス‐ボールpassed ball】 野球で、捕球可能な投手の投球を捕手が後逸こういつし、走者の進塁を許すこと。捕逸。 はす‐ぼくとう藕木刀‥タウ 蓮根で作った木刀の意で、見掛け倒しで役に立たないもののたとえ。浮世物語「誠に独活うどの大木、―とかや」 はず‐まき弭巻・筈巻】 ①弓の本弭・末弭うらはずに巻いてある籐。 ②矢の筈の下を糸で巻いて固めること。また、そのところ。→矢(図) はずま・せる弾ませるハヅマセル 〔他下一〕 ①当ててはねかえらせる。「ボールを―・せる」 ②息づかいを激しくさせる。「息を―・せる」 ③わくわくさせる。「胸を―・せる」 バスマチBasmachi】 (ウズベク語で襲撃者の意から)ロシア革命直後から中央アジアで行われた反ソビエトの武力闘争。ソ連支配に反対する民族的・イスラム的な運動として、フェルガナ・ブハラなどで1918年から30年代まで継続。 バス‐マットbath mat】 浴室の外に置く、濡れた足をぬぐう敷物。 はずみ弾み・勢みハヅミ ①はずむこと。はねかえること。 ②勢いづくこと。調子づくこと。また、その勢い・調子。「―がつく」 ③その場のなりゆき。ゆきがかり。「事の―」「話の―」 ④事の勢い。拍子。「倒れた―に足を折った」 ⑤気前よく買うこと。おごり。好色一代女5「衣類寝道具かずかずの―」 ⇒はずみ‐ぐるま【弾み車・勢車】 ⇒弾みを食う はずみ‐ぐるま弾み車・勢車ハヅミ‥ 回転軸に取り付けた重い車で、クランク軸に与える力の変動を緩和して、回転を滑らかにするもの。フライ‐ホイール。 ⇒はずみ【弾み・勢み】

れん‐こん【蓮根】🔗🔉

れん‐こん蓮根】 ハスの地下茎。花後に肥大した末端部を食用とする。はす。はすね。はすのね。藕ごう。はいね。はちすのね。蓮茎。 蓮根 撮影:関戸 勇

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