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のぞか・せる【覗かせる】🔗🔉

のぞか・せる覗かせる】 〔他下一〕 ①外から中の物の一部分だけが見えるようにする。「襟元にスカーフを―・せる」 ②相撲で、相手のわきに浅く手を入れる。「右を浅く―・せる」

のぞき‐あな【覗き穴】🔗🔉

のぞき‐あな覗き穴】 のぞいて見るための穴。 ⇒のぞき【覗き・覘き】

のぞき‐いろ【覗色】🔗🔉

のぞき‐いろ覗色】 (染物用語)極めて淡い青色。染料の甕かめをちょっとのぞく程度に、浅く染めた意。甕覗かめのぞき⇒のぞき【覗き・覘き】

のぞき‐がき【覗き垣】🔗🔉

のぞき‐がき覗き垣】 葭よしまたは萩を用いて編み、中央の高部にすかしを設けた垣。 ⇒のぞき【覗き・覘き】

のぞき‐からくり【覗機関】🔗🔉

のぞき‐からくり覗機関】 箱の中に、物語の筋に応じた幾枚かの絵を入れておき、これを順次に転換させ、箱の前方の眼鏡を通して覗かせる装置。のぞきめがね。からくりめがね。浄瑠璃、冥途飛脚「節季候せきぞろに化けて家々を覘のぞきの機関からくり飴売と」 覗機関 ⇒のぞき【覗き・覘き】

のぞき‐こ・む【覗き込む】🔗🔉

のぞき‐こ・む覗き込む】 〔他五〕 首をのばすようにして中を見る。また、顔を近づけてよく見る。「部屋の中を―・む」「顔を―・む」

のぞき‐しゅみ【覗き趣味】🔗🔉

のぞき‐しゅみ覗き趣味】 他人の私生活や秘密などを興味本位にひそかに知ろうとすること。 ⇒のぞき【覗き・覘き】

のぞき‐づり【覗き釣】🔗🔉

のぞき‐づり覗き釣】 河川などで、箱眼鏡で水中を覗きながら、釣竿をおろして魚をひっかけて釣る漁法。 ⇒のぞき【覗き・覘き】

のぞき‐ばな【覗き鼻】🔗🔉

のぞき‐ばな覗き鼻】 孔あなが上に向いている鼻。また、鷲鼻。〈日葡辞書〉 ⇒のぞき【覗き・覘き】

のぞき‐まど【覗き窓】🔗🔉

のぞき‐まど覗き窓】 向う側の様子をのぞいて見るために設けた小窓。 ⇒のぞき【覗き・覘き】

のぞき‐み【覗き見】🔗🔉

のぞき‐み覗き見】 (本来見るべきでないものを)隙間などからこっそり見ること。 ⇒のぞき【覗き・覘き】

のぞき‐めがね【覗眼鏡】🔗🔉

のぞき‐めがね覗眼鏡】 ①(→)「のぞきからくり」に同じ。 ②(→)「はこめがね」に同じ。 ⇒のぞき【覗き・覘き】 ○覗きをくれるのぞきをくれる のぞきこむ。好色五人女1「小袖幕の内ゆかしく、のぞきをくれて帰らんことを忘れ」 ⇒のぞき【覗き・覘き】

○覗きをくれるのぞきをくれる🔗🔉

○覗きをくれるのぞきをくれる のぞきこむ。好色五人女1「小袖幕の内ゆかしく、のぞきをくれて帰らんことを忘れ」 ⇒のぞき【覗き・覘き】 のぞく】 暦注の十二直の一つ。掃除・治療・煤払い・精進・沐浴などには吉、その他には凶という日。 のぞ・く除く】 〔他五〕 (古くは清音) ①そこからなくする。取り除く。取り去る。三蔵法師伝承徳点「聖慈を飲沐して已に沈痛ちんとうを祛ノソク」。「雑草を―・く」 ②それまで許されていた資格などを取り消す。隆信集「二条院の御時殿上―・かれたりしつぎの年の春、臨時祭の舞人にて参りたりしに」 ③加えない。除外する。別にする。「但し未成年者を―・く」「二人を―・いて誰も知らない」「名簿から―・く」 ④誅ちゅうする。殺す。「君側の奸を―・く」 のぞ・く覗く・覘く・臨く】 [一]〔他五〕 ①間を隔てる障害をとりのけて見る。小さなすきまや穴などを通して様子をうかがう。かいまみる。源氏物語紅葉賀「うへは御袿みうちき果てて、御障子の内より―・かせ給ひけり」。天草本平家物語「おそろしながら、―・いて見れば」。「部屋の中を―・く」「顕微鏡を―・く」 ②わずかに一部分だけを見る、または、知る。醒睡笑「伊勢の国を―・きたる事もなうて、いくたびも参宮したるよしはなす者あり」。「古本屋を―・く」 ③高い所からからだをのりだして見おろす。「谷底を―・く」 [二]〔自五〕 ①それに向かって見えやすい位置を占める。見やすい体勢をとる。のぞむ。源氏物語帚木「人々、渡殿より出でたる泉に―・きゐて酒飲む」。源氏物語椎本「水に―・きたる廊に」 ②一部分が外に出ている。一部が外から見える。「白い歯が―・いている」 のぞ・ける覗ける】 〔他下一〕 相手から見える位置に出す。のぞかせる。「顔を―・ける」 のぞこ・る除こる】 〔自四〕 のぞかれる。のぞかれてなくなる。今鏡「御さはりも―・らせ給ひ」 の‐そだち野育ち】 自然のままで育つこと。礼儀や作法をわきまえずに育つこと。また、そういう人。 のそ‐のそ 動作がにぶく、のろいさま。「―してないで速く歩け」「昼近くに―と起き出す」 のぞまし・い望ましい】 〔形〕[文]のぞま・し(シク) そうあってほしい。このましい。ねがわしい。「全員出席が―・い」「―・い結果」 のぞみ望み】 ①ながめ。眺望ちょうぼう。万葉集8「青浪に―はたえぬ」 ②ねがい。願望。希望。源氏物語行幸「この―を聞き給ひて」。「―がかなう」「―の綱」 ③人望。名望。「天下の―を一身に集める」 ④立派な見もの。狂言、太鼓負「いづれあの茶椀は―で御座る」 ⑤将来に寄せる期待。見こみ。「まだ―がある」 ⇒のぞみ‐うす【望み薄】 ⇒望みを託す のぞみ‐うす望み薄】 希望の実現する可能性が少ないこと。「合格は―だ」 ⇒のぞみ【望み】

のぞ・く【覗く・覘く・臨く】🔗🔉

のぞ・く覗く・覘く・臨く】 [一]〔他五〕 ①間を隔てる障害をとりのけて見る。小さなすきまや穴などを通して様子をうかがう。かいまみる。源氏物語紅葉賀「うへは御袿みうちき果てて、御障子の内より―・かせ給ひけり」。天草本平家物語「おそろしながら、―・いて見れば」。「部屋の中を―・く」「顕微鏡を―・く」 ②わずかに一部分だけを見る、または、知る。醒睡笑「伊勢の国を―・きたる事もなうて、いくたびも参宮したるよしはなす者あり」。「古本屋を―・く」 ③高い所からからだをのりだして見おろす。「谷底を―・く」 [二]〔自五〕 ①それに向かって見えやすい位置を占める。見やすい体勢をとる。のぞむ。源氏物語帚木「人々、渡殿より出でたる泉に―・きゐて酒飲む」。源氏物語椎本「水に―・きたる廊に」 ②一部分が外に出ている。一部が外から見える。「白い歯が―・いている」

のぞ・ける【覗ける】🔗🔉

のぞ・ける覗ける】 〔他下一〕 相手から見える位置に出す。のぞかせる。「顔を―・ける」

[漢]覗🔗🔉

 字形 〔見部5画/12画/3933・4741〕 〔音〕シ(呉)(漢) 〔訓〕うかがう・のぞく [意味] すきをうかがう。のぞきみする。(同)伺。

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