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ひんえいよう‐こ【貧栄養湖】‥ヤウ‥🔗⭐🔉
ひんえいよう‐こ【貧栄養湖】‥ヤウ‥
湖沼型の一つ。水中の栄養分が乏しく、生存するプランクトンや魚類の量が少ないもの。一般に深くて透明度が大。摩周湖・十和田湖など。↔富栄養湖
ひん‐か【貧果】‥クワ🔗⭐🔉
ひん‐か【貧果】‥クワ
まずしい果報。とぼしいむくい。
ひん‐か【貧家】🔗⭐🔉
ひん‐か【貧家】
まずしい家。
ひん‐かん【貧寒】🔗⭐🔉
ひん‐かん【貧寒】
まずしく、さむざむとしていること。「―とした部屋」
ひん‐きゅう【貧窮】🔗⭐🔉
ひん‐きゅう【貧窮】
まずしくて、生活にくるしむこと。貧困。貧苦。万葉集5「―問答の歌一首」。「―に陥る」
ひんきゅうもんどうか【貧窮問答歌】‥ダフ‥🔗⭐🔉
ひんきゅうもんどうか【貧窮問答歌】‥ダフ‥
山上憶良作の長歌。万葉集巻5に収める。貧窮の苦しさを問答の形で歌った長歌と反歌1首。生活に取材した特異な作品。
→資料[貧窮問答歌(山上憶良)]
ひん‐きょ【貧居】🔗⭐🔉
ひん‐きょ【貧居】
まずしいすまい。貧家。
ひん‐きょう【貧境】‥キヤウ🔗⭐🔉
ひん‐きょう【貧境】‥キヤウ
まずしい境遇。
ひん‐く【貧苦】🔗⭐🔉
ひん‐く【貧苦】
まずしくて苦しむこと。貧乏の苦しみ。貧困。貧窮。「―に堪える」
ひん‐けつ【貧血】🔗⭐🔉
ひん‐けつ【貧血】
①血液中の赤血球数・血色素濃度・ヘマトクリット値が正常より減少した状態の総称。赤血球産生の低下、赤血球破壊の亢進、出血が原因で、鉄欠乏、ビタミン不足、造血器の障害、中毒、感染症、悪性腫瘍などによって起こる。皮膚蒼白・心悸亢進・めまい・倦怠などの症状を呈する。
②ある臓器またはその一部に血流の減少した状態。脳貧血など。局所性貧血。→虚血
ひん‐こう【貧攻】🔗⭐🔉
ひん‐こう【貧攻】
貧弱な攻撃。スポーツで、攻撃がふるわないこと。
ひん‐こう【貧鉱】‥クワウ🔗⭐🔉
ひん‐こう【貧鉱】‥クワウ
品位3の低い鉱石。鉱業採算上利益率は低くなる。石炭の場合は低質炭または低品位炭という。低品位鉱。↔富鉱。
⇒ひんこう‐しょり【貧鉱処理】
ひんこう‐しょり【貧鉱処理】‥クワウ‥🔗⭐🔉
ひんこう‐しょり【貧鉱処理】‥クワウ‥
選鉱や精錬などの手法を改良・発展させることで、貧鉱を有利に処理すること。
⇒ひん‐こう【貧鉱】
ひん‐こん【貧困】🔗⭐🔉
ひん‐こん【貧困】
①まずしくて生活が苦しいこと。「―家庭」
②乏しく欠けていること。「政策の―」
⇒ひんこん‐せん【貧困線】
ひんこん‐せん【貧困線】🔗⭐🔉
ひんこん‐せん【貧困線】
〔経〕(poverty line)貧困の範囲または境界を決定するために示す最低の生活標準。それ以下の収入では一家の生活を支えられないと認められる境界線。貧困ライン。貧乏線。
⇒ひん‐こん【貧困】
ひん‐じ【貧児】🔗⭐🔉
ひん‐じ【貧児】
まずしい家のこども。
ひん‐じゃ【貧者】🔗⭐🔉
ひん‐じゃ【貧者】
まずしい人。貧乏人。
⇒ひんじゃ‐の‐いっとう【貧者の一灯】
ひん‐じゃく【貧弱】🔗⭐🔉
ひん‐じゃく【貧弱】
①まずしくてよわいこと。
②見すぼらしいこと。見劣りのすること。「―な身なり」
③内容がなく、必要なものを十分に備えていないこと。「―な内容の本」「―な食事」
ひんじゃ‐の‐いっとう【貧者の一灯】🔗⭐🔉
ひんじゃ‐の‐いっとう【貧者の一灯】
[阿闍世王受決経・賢愚経]貧者の、たとえわずかではあっても、真心のこもった寄進。至誠の貴ぶべきことにいう。「長者の万灯より―」
⇒ひん‐じゃ【貧者】
ひん‐じょ【貧女】‥ヂヨ🔗⭐🔉
ひん‐じょ【貧女】‥ヂヨ
まずしいおんな。貧婦。ひんにょ。曾我物語11「此―成仏して、須弥灯光如来と申は」
⇒ひんじょ‐の‐いっとう【貧女の一灯】
ひん‐しょう【貧小】‥セウ🔗⭐🔉
ひん‐しょう【貧小】‥セウ
まずしく小さいこと。貧弱で小さなさま。「―な家」
ひんじょ‐の‐いっとう【貧女の一灯】‥ヂヨ‥🔗⭐🔉
ひんじょ‐の‐いっとう【貧女の一灯】‥ヂヨ‥
(→)「貧者の一灯」と同義。
⇒ひん‐じょ【貧女】
ひんし‐るい【貧歯類】🔗⭐🔉
ひんし‐るい【貧歯類】
哺乳綱の一目もく。アリクイ目。現生ではアリクイ・アルマジロ・ナマケモノの3科を含む。南米を中心に分布。脊椎の構造などが他の哺乳類と異なるほか、頸椎の数も6個や8個のものがある点で非常に特異である。名は歯が退化していることに由来。異節目。
ひん・する【貧する】🔗⭐🔉
ひん・する【貧する】
〔自サ変〕[文]貧す(サ変)
貧乏する。
⇒貧すれば鈍する
○貧すれば鈍するひんすればどんする🔗⭐🔉
○貧すれば鈍するひんすればどんする
貧乏になると頭のはたらきがにぶくなる、また、品性がさもしくなる。
⇒ひん・する【貧する】
ひん‐せい【品性】
①ひとがら。人品。人格。「―下劣」
②〔哲〕性格を道徳的価値として見る場合の呼称。
ひん‐せい【貧生】
①貧困な書生。蘭学事始「―の事なれば力の及ばざる事なり」
②まずしい人。
ひん‐せい【稟性】
天から稟うけた性質。うまれつき。天性。稟質。
ひん‐せき【擯斥】
しりぞけること。のけものにすること。排斥。
ピンセット【pincet オランダ】
小さい物を挟むのに用いる金属製の器具。V字形をなし、ばねを具える。医療および各種の小細工に使用。
ひん‐せん【貧賤】
貧乏で身分が低いこと。方丈記「―の報のみづからなやますか」。「―の身」↔富貴
びん‐せん【便船】
都合よく出る船。幸便の船。また、それに乗ること。御伽草子、浦島太郎「さる方へ―申して候へば」。日葡辞書「ビンセンスル」。「―を待つ」
びん‐せん【便箋】
手紙を書くための用紙。書簡箋。
びん‐せん【緡銭】
①緡さしに貫いた銭。
②孔のある銭。あなあきせん。
びん‐ぜん【憫然・愍然】
あわれむべきさま。かわいそうなさま。「―に堪えぬ」「―たる姿」
ひん‐そ【貧素】
非常にまずしいこと。赤貧。
ひん‐そう【品藻】‥サウ
しなさだめ。品評。
ひん‐そう【貧相】‥サウ
①貧乏の相。↔福相。
②みすぼらしい顔つき。また、みすぼらしい様子。「―に見える」
ひん‐そう【貧僧】
まずしい僧侶。
びん‐そぎ【鬢除・鬢枇・鬢曾木】
近世、女子が16歳の6月16日に鬢の先を切りそぐ儀式。男子の元服にあたる。婚約の夫あるいはその父兄が切った。
ひん‐そく【秉燭】
(唐音)灯火をつける頃。ゆうぐれ。へいしょく。
びん‐そく【敏速】
すばやいこと。敏捷。「―な対応」
ピン‐ぞろ【一揃】
①博奕ばくえきで、二つの采さいの目に、共に1が出ること。
②単物ひとえものを2枚重ねて着るのをあざけっていう語。
ひん‐そん【貧村】
まずしい村。寒村。
ひん‐だ【貧打】
野球で、打撃のふるわないこと。「―戦」
びん‐た
①頭髪の鬢びんの所。
②他人の頬を手のひらで打つこと。「―を食う」「往復―」
ピンター【Harold Pinter】
イギリスの劇作家。日常的な枠組の中で、認識の虚構性、言語の崩壊などの現代的テーマを扱う。作「管理人」など。ノーベル賞。(1930〜)
ヒンターラント【Hinterland ドイツ】
(→)後背地こうはいち。
ひん‐たい【品胎】
一度のお産で3児が生まれること。三つ児。三生児。
ひん‐だい【品題】
品位を論定すること。しなさだめ。品評。品藻。
びん‐だい【鬢台】
鬢道具をのせておく台。
ひん‐たく【貧宅】
まずしい家。貧居。貧家。
ひん‐だ・く【ひん抱く】
〔他四〕
(ヒンは強意の接頭語)ぎゅっとだく。浄瑠璃、一谷嫩軍記「小次郎をむりに引立て小脇に―・き、我陣屋へ連帰り」
びん‐たたら
平安時代の歌謡。豊明とよのあかりの節会に五節の帳台の試みのある時、后町きさいまちの廊でうたうもの。今昔物語集28「―はあゆかせばこそをかせばこそ愛敬つきたれ」
ピン‐タック【pin tuck】
幅の狭い装飾的なタック。
びん‐だらい【鬢盥】‥ダラヒ
①びんをときつける水を入れる小さい盥。
②髪結かみゆいが下げて歩く、髪結道具の入った箱。歌舞伎、お染久松色読販「廻り髪結のなりにて下駄がけ、―を持出て」
鬢盥
提供:ポーラ文化研究所
ピンダロス【Pindaros】
古代ギリシアの合唱抒情詩人。オリンピアやデルフォイなどの競技の祝勝歌で有名。(前518頃〜前440頃)
ビンタン【Bintan】
マレー半島南端、シンガポールの南東の島。インドネシア領。ボーキサイトの主要生産地の一つ。近年は海洋スポーツ基地として発展。
ひん‐ち【品致】
しながらのおもむき。がら。ひん。
ひん‐ち【貧地】
貧乏人の多く住んでいる土地。
ピンチ【pinch】
①危機。窮地。危急の場合。「―に陥る」
②つまみ。ひねり。
⇒ピンチ‐こうか【ピンチ効果】
⇒ピンチ‐コック【pinchcock】
⇒ピンチ‐ヒッター【pinch-hitter】
ピンチ‐こうか【ピンチ効果】‥カウクワ
〔理〕(pinch effect)プラズマ中を平行に流れる電流があると、それの作る磁場の作用により、プラズマが収縮し電流に平行な紐状にしぼられる現象。
⇒ピンチ【pinch】
ピンチ‐コック【pinchcock】
ゴム管などに取り付け、管を押しつぶして内部の流れを調節する金具。
⇒ピンチ【pinch】
ピンチ‐ヒッター【pinch-hitter】
①野球で、それまで出場していた者に代わって起用される打者。代打。走者はピンチ‐ランナー(代走)という。
②一般に、代役。
⇒ピンチ【pinch】
ひん‐ちゃ【品茶】
①茶を品評すること。
②数種の茶を飲みわけて言いあてる遊戯。
びん‐ちょう【備長】‥チヤウ
(→)備長炭ずみの略。
⇒びんちょう‐ずみ【備長炭】
⇒びんちょう‐たん【備長炭】
びん‐ちょう【頻鳥】‥テウ
〔仏〕(→)迦陵頻伽かりょうびんがの別称。
びん‐ちょう【鬢長】‥チヤウ
⇒びんなが
びんちょう‐ずみ【備長炭】‥チヤウ‥
姥目樫うばめがしを材料として製した熊野産の良質の木炭。元禄(1688〜1704)年間から紀伊国田辺の備中屋びっちゅうや長左衛門が販売。びんちょう。びんちょうたん。
⇒びん‐ちょう【備長】
びんちょう‐たん【備長炭】‥チヤウ‥
⇒びんちょうずみ
⇒びん‐ちょう【備長】
ピンチョン【Thomas Pynchon】
アメリカの小説家。エントロピー理論などを援用しつつ、現代社会の閉塞を描く。代表作「V.」「重力の虹」、歴史小説「メイソン‐アンド‐ディクソン」。(1937〜)
びん‐つき【鬢付き】
鬢の様子。鬢の恰好。
びん‐つけ【鬢付け】
(→)「鬢付け油」の略。
⇒びんつけ‐あぶら【鬢付け油】
びんつけ‐あぶら【鬢付け油】
髪油。菜種油などと晒木蝋さらしもくろうに香料をまぜて製した固練りの油。主に日本髪で、おくれ毛を止め、髪のかたちを固めるのに用いる。固油。びんつけ。→伽羅きゃらの油
⇒びん‐つけ【鬢付け】
びん‐づめ【瓶詰・壜詰】
(食料・飲料などを)瓶につめること。また、つめたもの。「―のジャム」
ひん‐てい【浜堤】
弓形の汀線ていせんをなす砂質の海岸で、汀線に沿って形成される低い砂の高まり。九十九里浜・石狩海岸などにある。
ヒンディー‐ご【ヒンディー語】
(Hindi)インドの連邦レベルの公用語。インド‐ヨーロッパ語族中のインド‐アーリア語派に属する。サンスクリット語の影響を受け、悉曇しったんから発展したデーヴァナーガリ文字を用いる。ヒンドゥー語。→インド語→ヒンドスターニー語
ビンディング【Bindung ドイツ】
スキーを靴にとりつけるための締具。皮革・金属で作る。
ビンテージ【vintage】
①ワインの醸造年。
②特定の地域・年に醸造した高級ワイン。
⇒ビンテージ‐イヤー【vintage year】
ビンテージ‐イヤー【vintage year】
酒造用の葡萄ぶどうの当り年で、極上のワインができた年。
⇒ビンテージ【vintage】
ヒンデミット【Paul Hindemith】
ドイツの作曲家。反ロマン的傾向を示し、特に室内楽曲においてバロック的手法の現代化に卓越。教育者・指揮者としても活躍。交響曲「画家マチス」など。(1895〜1963)
ヒンデミット
提供:ullstein bild/APL
びん‐てん【旻天】
①秋のそら。
②大空。空。天。蘭学事始「限りなきの恩光、―の冥感にやあらん」
びん‐でん【便殿】
行幸・行啓の際に天皇・皇后などが休息するための建物。
ヒンデンブルク【Paul von Hindenburg】
ドイツの陸軍軍人・政治家。普墺ふおう戦争・普仏戦争・第一次大戦に功をたて、元帥・参謀総長に進む。1925年ワイマール共和国第2代大統領、32年再選。33年1月ヒトラーを首相に任命。(1847〜1934)
ヒンデンブルク
提供:毎日新聞社
ヒント【hint】
暗示。示唆しさ。正解・目的に至る助けとなる情報。
ひん‐ど【貧土】
まずしい土地。不毛の土地。
ひん‐ど【頻度】
①同じことが繰り返して起こる度合。「使用―」「―が高い」
②〔数〕(→)度数。
ピント
(brandpunt オランダの略訛)
①レンズの焦点。「―を合わせる」「―が甘い」
②鮮明にすべき肝心な部分。「話の―がずれる」
⇒ピント‐グラス
⇒ピント‐はずれ【ピント外れ】
⇒ピントが外れる
ぴん‐と
〔副〕
①強く張ったものがはじかれたり、密度の高い硬いものが割れたりする音、また、そのさま。「瓶に―ひびが入った」
②ものや数値が勢いよく跳ね上がるさま。「メーターの針が―上がる」
③真っ直ぐに伸ばしてゆるみなく張っているさま。「糸を―張る」「背筋を―伸ばす」
④事を待ち構えて気持や雰囲気が緊張しているさま。「神経を―張りつめる」
⑤物事を直感的に察知するさま。「不正を―感じ取る」
⇒ぴんと来る
ひん‐とう【品等】
品位と等級。品位の等級。
⇒ひんとう‐ほう【品等法】
ひん‐どう【貧道】‥ダウ
①仏道修行のいたらないこと。また、その人。曾我物語6「きよはくといふ、―無縁の老人あり」
②僧侶の謙称。雑談集3「―二十八歳の時、遁世の門に入て」
ヒンドゥー【Hindu】
ヒンドゥー教徒。
⇒ヒンドゥー‐きょう【ヒンドゥー教】
⇒ヒンドゥー‐クシ【Hindu Kush】
⇒ヒンドゥー‐ご【ヒンドゥー語】
ヒンドゥー‐きょう【ヒンドゥー教】‥ケウ
(Hinduism)インド国民の大多数が信奉する宗教。信者は総人口の8割以上を占める。ネパールなど他の南アジア諸国にも信者がいる。バラモン教を前身とし、各地の土着信仰をとり入れ、4世紀頃確立。その後、大乗仏教の影響をも加え、5世紀から10世紀にかけて発展。のちイスラム教・キリスト教が入るに及んで一時衰退、19世紀に宗教改革運動があって再び隆盛。呪物崇拝・アニミズム・祖先崇拝・偶像崇拝・汎神論哲学などの諸要素を含み、多くの宗派に分かれる。インド教。ヒンズー教。
⇒ヒンドゥー【Hindu】
ヒンドゥー‐クシ【Hindu Kush】
パミール高原から南西に走り、アフガニスタンの脊梁をなす山脈。全長約600キロメートル、最高峰はパキスタン側のティリチ‐ミール(7690メートル)。高山が多く、古来東西交通の要衝となったカイバル峠がある。
⇒ヒンドゥー【Hindu】
ヒンドゥー‐ご【ヒンドゥー語】
(→)ヒンディー語に同じ。
⇒ヒンドゥー【Hindu】
びん‐どうぐ【鬢道具】‥ダウ‥
頭髪を結い、または飾るのに用いる道具。
ひんどう‐ずり
(「ひんどう」は馬を使う時のかけ声)馬具の力革ちからがわの先端の円いところ。
ひんとう‐ほう【品等法】‥ハフ
物の美しさなどを比較するとき、主観的に順位をつけさせる方法。
⇒ひん‐とう【品等】
ピントー【Fernão Mendes Pinto】
ポルトガルの旅行家。アフリカ・アジアを遍歴。種子島に鉄砲を伝えた一行の一人という。(1509頃〜1583)



ひん‐せい【貧生】🔗⭐🔉
ひん‐せい【貧生】
①貧困な書生。蘭学事始「―の事なれば力の及ばざる事なり」
②まずしい人。
ひん‐せん【貧賤】🔗⭐🔉
ひん‐せん【貧賤】
貧乏で身分が低いこと。方丈記「―の報のみづからなやますか」。「―の身」↔富貴
ひん‐そ【貧素】🔗⭐🔉
ひん‐そ【貧素】
非常にまずしいこと。赤貧。
ひん‐そう【貧相】‥サウ🔗⭐🔉
ひん‐そう【貧相】‥サウ
①貧乏の相。↔福相。
②みすぼらしい顔つき。また、みすぼらしい様子。「―に見える」
ひん‐そう【貧僧】🔗⭐🔉
ひん‐そう【貧僧】
まずしい僧侶。
ひん‐そん【貧村】🔗⭐🔉
ひん‐そん【貧村】
まずしい村。寒村。
ひん‐だ【貧打】🔗⭐🔉
ひん‐だ【貧打】
野球で、打撃のふるわないこと。「―戦」
ひん‐たく【貧宅】🔗⭐🔉
ひん‐たく【貧宅】
まずしい家。貧居。貧家。
ひん‐ち【貧地】🔗⭐🔉
ひん‐ち【貧地】
貧乏人の多く住んでいる土地。
ひん‐ど【貧土】🔗⭐🔉
ひん‐ど【貧土】
まずしい土地。不毛の土地。
ひん‐どう【貧道】‥ダウ🔗⭐🔉
ひん‐どう【貧道】‥ダウ
①仏道修行のいたらないこと。また、その人。曾我物語6「きよはくといふ、―無縁の老人あり」
②僧侶の謙称。雑談集3「―二十八歳の時、遁世の門に入て」
ひん‐のう【貧農】🔗⭐🔉
ひん‐のう【貧農】
農地の少ない貧乏な農民。特に、自己の農業経営だけでは生活がたたず、他の賃労働にたよる農民。
○貧の盗みに恋の歌ひんのぬすみにこいのうた🔗⭐🔉
○貧の盗みに恋の歌ひんのぬすみにこいのうた
(貧乏に苦しむあまり物を盗み、恋にもだえるのあまり歌をよむ意)必要に迫られれば何事でもすることのたとえ。
⇒ひん【貧】
びんのほつれ【鬢のほつれ】
端唄・小唄。唄い出しに「鬢のほつれは枕の科とがよ」とある三下さんさがりの短章。
ひん‐の‐やまい【貧の病】‥ヤマヒ
貧乏の苦しさを病気にたとえた語。浄瑠璃、卯月潤色「―に肩身もすぼり」
ひん‐ば【牝馬】
めすうま。めうま。
びんば‐か【頻婆果】‥クワ
頻婆という木の果実。仏典に見え、りんごに似て色が赤いという。栄華物語玉台「御唇は―の如し」
びん‐はさみ【鬢挟み】
婦人の鬢を挟んで、毛のほつれを防ぐ具。
びんばしゃら【頻婆娑羅】
(梵語Bimbisāra)古代インドのマガダ国王。阿闍世あじゃせの父。釈尊に帰依し、竹林精舎を建てた。王子阿闍世に獄に投ぜられ死去したと伝える。ビンビサーラ。
ひん‐の‐やまい【貧の病】‥ヤマヒ🔗⭐🔉
ひん‐の‐やまい【貧の病】‥ヤマヒ
貧乏の苦しさを病気にたとえた語。浄瑠璃、卯月潤色「―に肩身もすぼり」
○貧は世界の福の神ひんはせかいのふくのかみ🔗⭐🔉
○貧は世界の福の神ひんはせかいのふくのかみ
貧乏は人を奮発させるから、他日の幸福となるの意。
⇒ひん【貧】
ひん‐ぱつ【頻発】
①しきりに事の起こること。「事故が―する」
②電車・バスなどが短い間隔で発車すること。「―運転」
びん‐ぱつ【鬢髪】
びんの毛。日本霊異記下「慙愧して、―を剃除し」
ピン‐バッジ【pin badge】
裏に突き出た針で服などに留めるバッジ。ピンズ。
ピン‐はね【ピン撥ね】
他人の利益のうわまえを先に取ること。
びん‐はり【鬢張】
(→)「びんさし」に同じ。
ひん‐ばん【品番】
商品につけられた番号。商品管理上、他と区別するために、その種類・形状・色などを番号で表したもの。
ひん‐ぱん【頻繁】
しきりであること。ひっきりなしに行われること。「―に催促する」
ひん‐ぱん【蘋蘩】
ウキクサとシロヨモギ。神に供えるもの。粗末な供えもの。
びん‐ひ【閔妃】
(Min-bi)李氏朝鮮26代の国王高宗の妃。閔致禄の娘。大院君を斥け、閔氏一族による政権を立て、守旧的な政治を行なった。日清戦争の後、ロシアと結び日本排斥を図っていると見なされ、日本公使三浦梧楼の陰謀により1895年10月8日、日本守備隊および日本人壮士に惨殺された。ミン‐ピ。(1851〜1895)
景福宮にある閔妃(明成皇后)の碑
提供:岩波書店
びんびく‐ま【びんびく馬】
(→)「くびうま」に同じ。
ビンビサーラ【Bimbisāra 梵】
⇒びんばしゃら(頻婆娑羅)
びん‐ひま【便隙】
つごうのよい機会。好機。謡曲、伏木曾我「―を待つ所に」
ひん‐びょう【貧病】‥ビヤウ
①貧乏と病気。貧者と病人。沙石集(一本)「―孤独の悲田にも施さず」
②貧乏を病気にたとえた語。西鶴諸国ばなし「上書に―の妙薬金用丸万づによしと記して」
ひん‐ぴょう【品評】‥ピヤウ
作品や作物の優劣・高下を論じ定めること。しなさだめ。批評。品藻。品題。
⇒ひんぴょう‐かい【品評会】
ひんぴょう‐かい【品評会】‥ピヤウクワイ
作品・作物などを集めて品評する会。
⇒ひん‐ぴょう【品評】
ひん‐ひん
①馬がいななく声。
②(幼児語)馬。
ひん‐ぴん【彬彬・斌斌】
①外形と実質とが共に備わるさま。「文質―」
②文物のさかんにおこるさま。
ひん‐ぴん【頻頻】
物事のしきりにおこるさま。「―と物がなくなる」
びんびん
①音などが強く反響するさま。「狭い部屋に―響く声」
②痛みなどの刺激のはげしいさま。「頭が―する」「神経に―こたえる」
ぴん‐ぴん
①連続して勢いよく跳ねたり割れたり引っ張られたりする音。また、そのさま。狂言、文山立「何やら墨黒に―とはねてかくは」。「弦を―はじく」
②はじくと音を立てそうに張りつめているさま。「気持が―に緊張する」
③健康で元気いっぱいのさま。新鮮で生きがいいさま。「達者で―している」
④神経を刺激されて物事を敏感に感じ取るさま。「相手の心が―伝わってくる」
ひん‐ぷ【貧婦】
貧乏な女。貧女。
ひん‐ぷ【貧富】
貧しいことと富んでいること。貧乏人と金持。「―の差」
ひん‐ぷ【稟賦】
天から稟うけた性質。稟性ひんせい。稟質。
びん‐ぷう【便風】
①おいて。おいかぜ。順風。
②たより。音信。
③(世阿弥の用語)便宜的に他のものの応用によってなされる風姿。三道「其能の風によりて砕動の―あるべし」
ひん‐ぷく【貧福】
貧しいことと豊かなこと。好色五人女3「ままならぬは―」
ひん‐ぷく【賓服】
外国が服従してくること。
びん‐ぷく【鬢幅・鬢服】
①平安末期、公家の少年の髪の結い方。耳のうしろの髪を耳の隠れるほどにふくらませたもの。
②近世、公家の少年男女が、額の上部に入れ髪で輪の形を作り、髻もとどりから結び下げて飾りとしたもの。
鬢幅
ひんぷん
沖縄で、家の入口と母屋との間に造る石造りの壁。同様の壁を中国福建省で「屏風」と呼び、悪鬼などの侵入を防ぐためとしている。
ひん‐ぷん【繽紛】
多くのものが入り乱れるさま。花・雪などの入り乱れ落ちるさま。日本霊異記下「天の星悉く動き、―とまがひ飛び散る」
びん‐べん【黽勉】
つとめはげむこと。精を出すこと。努力。蘭学事始「日夜怠らず学び、―一かたならず」
ひん‐ぼ【牝牡】
めすとおす。〈日葡辞書〉
ピン‐ポイント【pinpoint】
(「針の先」の意)極めて限られた狭い地点。「―攻撃」
びん‐ぼう【貧乏】‥ボフ
まずしいこと。財産や収入が少なくて生計の思うようにならないこと。貧困。貧窮。〈日葡辞書〉。「―暮し」
⇒びんぼう‐かずら【貧乏葛】
⇒びんぼう‐がみ【貧乏神】
⇒びんぼう‐くじ【貧乏籤】
⇒びんぼう‐げい【貧乏芸】
⇒びんぼう‐しょう【貧乏性】
⇒びんぼう‐せん【貧乏線】
⇒びんぼう‐たらし・い【貧乏たらしい】
⇒びんぼう‐づる【貧乏蔓】
⇒びんぼう‐どくり【貧乏徳利】
⇒びんぼう‐にん【貧乏人】
⇒びんぼう‐はなお【貧乏鼻緒】
⇒びんぼう‐ゆすり【貧乏揺すり】
⇒びんぼう‐ゆるぎ【貧乏揺るぎ】
⇒貧乏人の子沢山
⇒貧乏暇なし
びんぼう‐かずら【貧乏葛】‥ボフカヅラ
〔植〕(→)ヤブガラシの別称。
⇒びん‐ぼう【貧乏】
びんぼう‐がみ【貧乏神】‥ボフ‥
①民間で、人を貧乏にさせると信じられている神。小さく、痩せこけて色青ざめ、手に破れた渋団扇を持ち、悲しそうに立つという。貧鬼。窮鬼。
②相撲で、十両の筆頭力士の称。
⇒びん‐ぼう【貧乏】
びんぼう‐くじ【貧乏籤】‥ボフ‥
他にくらべて不利益なくじ。転じて、損な役まわり。「―をひく」
⇒びん‐ぼう【貧乏】
びんぼう‐げい【貧乏芸】‥ボフ‥
耽ふければ次第に財産をなくすような遊芸。
⇒びん‐ぼう【貧乏】
びん‐ぼうし【鬢帽子】
両端の布を鬢の所へ垂れた帽子。のちには鉢巻のことをもいう。曠野「菊の露凋しおるる人や―」(其角)
びんぼう‐しょう【貧乏性】‥ボフシヤウ
ゆとりのある気分になれない性質。ものごとにくよくよする性分。
⇒びん‐ぼう【貧乏】
びんぼう‐せん【貧乏線】‥ボフ‥
〔経〕(→)貧困線に同じ。
⇒びん‐ぼう【貧乏】
びんぼう‐たらし・い【貧乏たらしい】‥ボフ‥
〔形〕
いかにも貧乏であるようにみえる。みすぼらしい。貧乏くさい。「―・い服装」
⇒びん‐ぼう【貧乏】
びんぼう‐づる【貧乏蔓】‥ボフ‥
〔植〕(→)ヤブガラシの別称。
⇒びん‐ぼう【貧乏】
びんぼう‐どくり【貧乏徳利】‥ボフ‥
円筒形の上の方に長めの口をつけた陶製の徳利。
⇒びん‐ぼう【貧乏】
びんぼう‐にん【貧乏人】‥ボフ‥
まずしい人。「―の子沢山」
⇒びん‐ぼう【貧乏】


ひん‐びょう【貧病】‥ビヤウ🔗⭐🔉
ひん‐びょう【貧病】‥ビヤウ
①貧乏と病気。貧者と病人。沙石集(一本)「―孤独の悲田にも施さず」
②貧乏を病気にたとえた語。西鶴諸国ばなし「上書に―の妙薬金用丸万づによしと記して」
ひん‐ぷ【貧婦】🔗⭐🔉
ひん‐ぷ【貧婦】
貧乏な女。貧女。
ひん‐ぷ【貧富】🔗⭐🔉
ひん‐ぷ【貧富】
貧しいことと富んでいること。貧乏人と金持。「―の差」
ひん‐ぷく【貧福】🔗⭐🔉
ひん‐ぷく【貧福】
貧しいことと豊かなこと。好色五人女3「ままならぬは―」
びん‐ぼう【貧乏】‥ボフ🔗⭐🔉
びん‐ぼう【貧乏】‥ボフ
まずしいこと。財産や収入が少なくて生計の思うようにならないこと。貧困。貧窮。〈日葡辞書〉。「―暮し」
⇒びんぼう‐かずら【貧乏葛】
⇒びんぼう‐がみ【貧乏神】
⇒びんぼう‐くじ【貧乏籤】
⇒びんぼう‐げい【貧乏芸】
⇒びんぼう‐しょう【貧乏性】
⇒びんぼう‐せん【貧乏線】
⇒びんぼう‐たらし・い【貧乏たらしい】
⇒びんぼう‐づる【貧乏蔓】
⇒びんぼう‐どくり【貧乏徳利】
⇒びんぼう‐にん【貧乏人】
⇒びんぼう‐はなお【貧乏鼻緒】
⇒びんぼう‐ゆすり【貧乏揺すり】
⇒びんぼう‐ゆるぎ【貧乏揺るぎ】
⇒貧乏人の子沢山
⇒貧乏暇なし
びんぼう‐かずら【貧乏葛】‥ボフカヅラ🔗⭐🔉
びんぼう‐かずら【貧乏葛】‥ボフカヅラ
〔植〕(→)ヤブガラシの別称。
⇒びん‐ぼう【貧乏】
びんぼう‐がみ【貧乏神】‥ボフ‥🔗⭐🔉
びんぼう‐がみ【貧乏神】‥ボフ‥
①民間で、人を貧乏にさせると信じられている神。小さく、痩せこけて色青ざめ、手に破れた渋団扇を持ち、悲しそうに立つという。貧鬼。窮鬼。
②相撲で、十両の筆頭力士の称。
⇒びん‐ぼう【貧乏】
びんぼう‐くじ【貧乏籤】‥ボフ‥🔗⭐🔉
びんぼう‐くじ【貧乏籤】‥ボフ‥
他にくらべて不利益なくじ。転じて、損な役まわり。「―をひく」
⇒びん‐ぼう【貧乏】
びんぼう‐げい【貧乏芸】‥ボフ‥🔗⭐🔉
びんぼう‐げい【貧乏芸】‥ボフ‥
耽ふければ次第に財産をなくすような遊芸。
⇒びん‐ぼう【貧乏】
びんぼう‐しょう【貧乏性】‥ボフシヤウ🔗⭐🔉
びんぼう‐しょう【貧乏性】‥ボフシヤウ
ゆとりのある気分になれない性質。ものごとにくよくよする性分。
⇒びん‐ぼう【貧乏】
びんぼう‐せん【貧乏線】‥ボフ‥🔗⭐🔉
びんぼう‐せん【貧乏線】‥ボフ‥
〔経〕(→)貧困線に同じ。
⇒びん‐ぼう【貧乏】
びんぼう‐たらし・い【貧乏たらしい】‥ボフ‥🔗⭐🔉
びんぼう‐たらし・い【貧乏たらしい】‥ボフ‥
〔形〕
いかにも貧乏であるようにみえる。みすぼらしい。貧乏くさい。「―・い服装」
⇒びん‐ぼう【貧乏】
びんぼう‐づる【貧乏蔓】‥ボフ‥🔗⭐🔉
びんぼう‐づる【貧乏蔓】‥ボフ‥
〔植〕(→)ヤブガラシの別称。
⇒びん‐ぼう【貧乏】
びんぼう‐どくり【貧乏徳利】‥ボフ‥🔗⭐🔉
びんぼう‐どくり【貧乏徳利】‥ボフ‥
円筒形の上の方に長めの口をつけた陶製の徳利。
⇒びん‐ぼう【貧乏】
びんぼう‐にん【貧乏人】‥ボフ‥🔗⭐🔉
びんぼう‐にん【貧乏人】‥ボフ‥
まずしい人。「―の子沢山」
⇒びん‐ぼう【貧乏】
○貧乏人の子沢山びんぼうにんのこだくさん
貧乏人には子供が多いものだということ。
⇒びん‐ぼう【貧乏】
○貧乏人の子沢山びんぼうにんのこだくさん🔗⭐🔉
○貧乏人の子沢山びんぼうにんのこだくさん
貧乏人には子供が多いものだということ。
⇒びん‐ぼう【貧乏】
びんぼう‐はなお【貧乏鼻緒】‥ボフ‥ヲ
棕櫚しゅろまたは竹皮で造った鼻緒。
⇒びん‐ぼう【貧乏】
びんぼう‐はなお【貧乏鼻緒】‥ボフ‥ヲ🔗⭐🔉
びんぼう‐はなお【貧乏鼻緒】‥ボフ‥ヲ
棕櫚しゅろまたは竹皮で造った鼻緒。
⇒びん‐ぼう【貧乏】
○貧乏暇なしびんぼうひまなし
貧乏なために生活に追われ、暇のないこと。浄瑠璃、近江源氏先陣館「―でお礼さへ延引」
⇒びん‐ぼう【貧乏】
○貧乏暇なしびんぼうひまなし🔗⭐🔉
○貧乏暇なしびんぼうひまなし
貧乏なために生活に追われ、暇のないこと。浄瑠璃、近江源氏先陣館「―でお礼さへ延引」
⇒びん‐ぼう【貧乏】
びんぼうものがたり【貧乏物語】‥ボフ‥
河上肇の著。大阪朝日新聞の連載を1917年(大正6)刊行。人道主義の立場より貧困問題の重要性とその解決策を説く。
→文献資料[貧乏物語]
びんぼう‐ゆすり【貧乏揺すり】‥ボフ‥
すわっている時、膝を絶えずこまかくゆすること。
⇒びん‐ぼう【貧乏】
びんぼう‐ゆるぎ【貧乏揺るぎ】‥ボフ‥
(→)「貧乏ゆすり」に同じ。
⇒びん‐ぼう【貧乏】
ピンホール【pinhole】
針で突いたほどの小さな孔あな。
⇒ピンホール‐カメラ【pinhole camera】
ピン‐ボール【pinball】
傾斜したガラス張りの盤面上で、林立するピンの間に玉を弾き、玉が当たったり通ったりする場所で得点を競うゲーム。
ピンホール‐カメラ【pinhole camera】
(→)針孔はりあな写真機。
⇒ピンホール【pinhole】
ピン‐ぼけ
(ピンはピントの略)
①写真で、ピントが合わないでぼけて写っていること。
②肝心な点からはずれていること。「―な答え」
ひん‐ほつ【秉払】
〔仏〕(払子ほっすを秉とる意。ヒンポツとも)首座しゅそが住持に代わって払子を取り、法座にのぼって説法すること。
ピンポン【ping-pong】
(→)卓球。
ひん‐まが・る【ひん曲がる】
〔自五〕
(ヒンは強意の接頭語)ひどく曲がる。「くさくて鼻が―・る」
ひん‐ま・げる【ひん曲げる】
〔他下一〕
(ヒンは強意の接頭語)ひどく曲げる。内田魯庵、社会百面相「其頬桁を―・げて呉くれん」。「鉄棒を―・げる」「事実を―・げる」
びん‐みず【鬢水】‥ミヅ
鬢をなでつけるのに用いる水。平治物語「鬢をかきけるに、―に面像をみれば」
⇒びんみず‐いれ【鬢水入れ】
びんみず‐いれ【鬢水入れ】‥ミヅ‥
まるくひらたい、鬢水を入れる器。びんつけいれ。狂言、墨塗「―をそばに置いて」
⇒びん‐みず【鬢水】
びん‐みの【鬢蓑】
毛髪で作った蓑形のもの。髪の少ない者が髢かもじに用いる。そえがみ。
ひん‐みゃく【頻脈】
脈拍が速い状態。ふつう1分間に100以上をいう。
ひん‐みん【貧民】
まずしい人民。細民。
⇒ひんみん‐くつ【貧民窟】
ひんみん‐くつ【貧民窟】
貧民の多く集まり住む所。細民街。スラム。
⇒ひん‐みん【貧民】
ひん‐む・く【ひん剥く】
〔他五〕
衣類などを手荒くはぐ。ひきはがす。人情本、春の若草「追剥に捕まり、金は勿論丸裸に―・かれ」。「面つらの皮を―・く」
ひん‐めい【品名】
品物の名前。
びん‐もう【鬢毛】
鬢の毛。びんぱつ。
ひんもう‐るい【貧毛類】
環形動物のミミズ綱。体は円筒状で多くの体節から成り、体長10〜40センチメートル。腐植土を食い、中の植物質を栄養とする。地上に小粒状の糞を排泄。フツウミミズ・シマミミズ・イトミミズなど種類が多い。
ひん‐もく【品目】
品物の目録。品物の種目。「輸入―」
ひんやり
冷たい感触・雰囲気であるさま。「―とした風」
ひん‐よう【頻用】
頻繁に用いること。
ひん‐らく【貧楽】
貧乏なために、心労が少なく気楽であること。天草本伊曾保物語「ただ―には若しかぬ」
ビン‐ラディン【Bin Lādin】
サウジ-アラビアの富裕な一族の家名。同家出身のウサマ=ビン=ラディン(1957〜)がイスラム急進派の組織アル-カイダを設立。ビン=ラーディン。
びん‐らん【便覧】
⇒べんらん
びん‐らん【紊乱】
(ブンランの慣用読み)みだれること。みだすこと。「風紀―」
ひん‐りき【貧力】
力のとぼしいこと。微力。曾我物語6「われらいやしき―にて宝をうばはん事、思ひもよらず」
ひん‐りょ【賓旅】
他国から来た旅客。
ひん‐る【貧窶】
貧苦のためにやつれること。
ひん‐るい【品類】
さまざまのたぐい。しながら。
ひん‐れい【賓礼】
客としての礼をもってもてなしあつかうこと。
ひん‐れん【殯斂】
死骸を棺に納めたまま、しばらく安置すること。かりもがり。
ピン‐レンチ【pin wrench】
レンチの一種。対象物の穴にピンをあてはめて回転させる工具。
びん‐ろ【便路】
①都合のよいみち。通りがかりのみち。
②たよりを運ぶみち。また、使いの者。ゆきき。日葡辞書「ビンロガタ(絶)ユル」
びん‐ろう【檳榔】‥ラウ
①(→)檳榔樹に同じ。〈倭名類聚鈔20〉
②(→)檳榔子じ2に同じ。太平記9「長絹の御衣に―の裏無を召され」
⇒びんろう‐じ【檳榔子】
⇒びんろう‐じゅ【檳榔樹】
びんろう‐じ【檳榔子】‥ラウ‥
①檳榔樹の果実。近世、薬用・染料として輸入した。好色一代女2「―の買置して家を失はれける」
②1の煎じ汁を用いた暗黒色の染色。
⇒びん‐ろう【檳榔】
びんろう‐じゅ【檳榔樹】‥ラウ‥
ヤシ科の常緑高木。インドネシア・マレー地方の原産。熱帯アジアや南太平洋諸島に広く栽培。幹は直立し、円柱形で環紋があり、高さ10〜25メートル。幹頂に濃緑色の大羽状複葉を集める。肉穂にくすい花序に単性花を開く。芽は食用。果実は鶏卵大で、キンマの葉に包んで噛み嗜好品とする。薬用・染料。同科のビロウ(蒲葵)は別属別種。
⇒びん‐ろう【檳榔】
びん‐わん【敏腕】
物事をてきぱきと処理する能力があること。うできき。「―をふるう」「―な検事」
⇒びんわん‐か【敏腕家】
びんわん‐か【敏腕家】
敏腕の人。うでききの人。
⇒びん‐わん【敏腕】
びんぼうものがたり【貧乏物語】‥ボフ‥🔗⭐🔉
びんぼうものがたり【貧乏物語】‥ボフ‥
河上肇の著。大阪朝日新聞の連載を1917年(大正6)刊行。人道主義の立場より貧困問題の重要性とその解決策を説く。
→文献資料[貧乏物語]
びんぼう‐ゆすり【貧乏揺すり】‥ボフ‥🔗⭐🔉
びんぼう‐ゆすり【貧乏揺すり】‥ボフ‥
すわっている時、膝を絶えずこまかくゆすること。
⇒びん‐ぼう【貧乏】
びんぼう‐ゆるぎ【貧乏揺るぎ】‥ボフ‥🔗⭐🔉
びんぼう‐ゆるぎ【貧乏揺るぎ】‥ボフ‥
(→)「貧乏ゆすり」に同じ。
⇒びん‐ぼう【貧乏】
ひん‐みん【貧民】🔗⭐🔉
ひん‐みん【貧民】
まずしい人民。細民。
⇒ひんみん‐くつ【貧民窟】
ひんみん‐くつ【貧民窟】🔗⭐🔉
ひんみん‐くつ【貧民窟】
貧民の多く集まり住む所。細民街。スラム。
⇒ひん‐みん【貧民】
ひんもう‐るい【貧毛類】🔗⭐🔉
ひんもう‐るい【貧毛類】
環形動物のミミズ綱。体は円筒状で多くの体節から成り、体長10〜40センチメートル。腐植土を食い、中の植物質を栄養とする。地上に小粒状の糞を排泄。フツウミミズ・シマミミズ・イトミミズなど種類が多い。
ひん‐らく【貧楽】🔗⭐🔉
ひん‐らく【貧楽】
貧乏なために、心労が少なく気楽であること。天草本伊曾保物語「ただ―には若しかぬ」
ひん‐りき【貧力】🔗⭐🔉
ひん‐りき【貧力】
力のとぼしいこと。微力。曾我物語6「われらいやしき―にて宝をうばはん事、思ひもよらず」
ひん‐る【貧窶】🔗⭐🔉
ひん‐る【貧窶】
貧苦のためにやつれること。
まじ‐ち【貧鉤】マヂ‥🔗⭐🔉
まじ‐ち【貧鉤】マヂ‥
持つ人が貧しくなるようにと呪いのこめられた釣針。神代紀下「―と曰のたまひて然して後に与へたまへ」
まずし・い【貧しい】マヅシイ🔗⭐🔉
まずし・い【貧しい】マヅシイ
〔形〕[文]まづ・し(シク)
①金銭・物資などが乏しい。貧乏である。万葉集5「我よりも―・しき人の父母は飢ゑ寒こゆらむ」。源氏物語少女「世のひがものにて、ざえの程よりは用ゐられず、すげなくて身―・しくなむありけるを」。「―・い暮し」
②少ない。乏しい。貧弱である。「才能の―・い人」
まど・し【貧し】🔗⭐🔉
まど・し【貧し】
〔形シク〕
貧乏である。不十分である。まずし。徒然草「財たから多ければ身を守るに―・し」
[漢]貧🔗⭐🔉
貧 字形
筆順
〔貝部4画/11画/教育/4147・494F〕
〔音〕ヒン(漢) ビン(呉)
〔訓〕まずしい
[意味]
①財産・収入がとぼしい。まずしい。(対)富。「貧すりゃ鈍する」「貧困・貧乏びんぼう・清貧・赤貧・救貧・素寒貧すかんぴん」
②足りない。みすぼらしい。「貧血・貧相・貧弱」
[解字]
形声。「貝」(=財貨)+音符「分」(=わかれる)。財貨が分散して少ない、まずしいの意。


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