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くつ‐ばみ【轡・鑣・馬銜】🔗🔉

くつ‐ばみ轡・鑣・馬銜】 (口食くつばみの意)(→)「くつわ」1に同じ。

くつわ【轡・銜・鑣・馬銜】🔗🔉

くつわ轡・銜・鑣・馬銜】 (口輪の意) ①乗用の馬具の一つ。馬の口にくわえさせておき、手綱たづなをつけてあやつるのに用いる金属製の具。近世は鏡板の円の中に十文字を入れた十文字轡を多く用いた。くつばみ。くくみ。新撰字鏡9「銜、久豆和」→大和鞍(図)→唐鞍(図)。 轡 ②紋所の名。轡1にかたどり、円中に十文字をおいた形。轡・内田轡・卍轡など。 轡 ③「くつわずら」の略。 ④遊女屋。遊女屋の主人。忘八ぼうはち⇒くつわ‐がかり【轡掛り】 ⇒くつわ‐がた【轡形】 ⇒くつわ‐ごうし【轡格子】 ⇒くつわ‐ごころ【轡心】 ⇒くつわ‐じょろう【轡女郎】 ⇒くつわ‐ずら【轡鞚・轡蔓】 ⇒くつわ‐だすけ【轡助け】 ⇒くつわ‐むし【轡虫】 ⇒くつわ‐や【轡屋・忘八屋】 ⇒轡を並べて ⇒轡をはめる

くつわ‐がかり【轡掛り】🔗🔉

くつわ‐がかり轡掛り】 馬の口のさけめ。くちわき。 ⇒くつわ【轡・銜・鑣・馬銜】

くつわ‐がた【轡形】🔗🔉

くつわ‐がた轡形】 円の中に十文字を置いた形。 ⇒くつわ【轡・銜・鑣・馬銜】

くつわ‐ごうし【轡格子】‥ガウ‥🔗🔉

くつわ‐ごうし轡格子‥ガウ‥ 轡の形をたがいに接ぎ合わせた形の格子。書院の障子などに用いる。 ⇒くつわ【轡・銜・鑣・馬銜】

くつわ‐ごころ【轡心】🔗🔉

くつわ‐ごころ轡心】 馬を御するてごころ。 ⇒くつわ【轡・銜・鑣・馬銜】

くつわ‐じょろう【轡女郎】‥ヂヨラウ🔗🔉

くつわ‐じょろう轡女郎‥ヂヨラウ 近世、京都島原の遊女のうち、端はし女郎の次で、最下級の女郎。 ⇒くつわ【轡・銜・鑣・馬銜】

くつわ‐ずら【轡鞚・轡蔓】‥ヅラ🔗🔉

くつわ‐ずら轡鞚・轡蔓‥ヅラ 馬の手綱たづな。くつわ。〈新撰字鏡5⇒くつわ【轡・銜・鑣・馬銜】

くつわ‐だすけ【轡助け】🔗🔉

くつわ‐だすけ轡助け】 轡の両側に垂らして飾りとするもの。 ⇒くつわ【轡・銜・鑣・馬銜】

くつわ‐むし【轡虫】🔗🔉

くつわ‐むし轡虫】 (鳴く声が轡の音に似ているからいう)バッタ目クツワムシ科の昆虫。黄褐色または緑色。翅は広く長い。雄は夜「がちゃがちゃ」とにぎやかな音を出す。関東から九州の草原にすむ。がちゃがちゃ。くだまき。〈[季]秋〉 くつわむし クツワムシ 提供:ネイチャー・プロダクション ⇒くつわ【轡・銜・鑣・馬銜】

くつわ‐や【轡屋・忘八屋】🔗🔉

くつわ‐や轡屋・忘八屋】 遊女屋の異称。 ⇒くつわ【轡・銜・鑣・馬銜】 ○轡を並べてくつわをならべて 馬首をたて並べて。転じて、揃って一緒に。「―勝ち進む」 ⇒くつわ【轡・銜・鑣・馬銜】 ○轡をはめるくつわをはめる 馬の口にくつわをかませる。転じて、利益を与えて口を封ずる。 ⇒くつわ【轡・銜・鑣・馬銜】 ○靴を隔てて痒きを掻くくつをへだててかゆきをかく (はいている靴の外部から足のかゆい所をかくように)思うようにならず、もどかしいさまにいう。隔靴掻痒かっかそうよう⇒くつ【靴・沓・履】

○轡を並べてくつわをならべて🔗🔉

○轡を並べてくつわをならべて 馬首をたて並べて。転じて、揃って一緒に。「―勝ち進む」 ⇒くつわ【轡・銜・鑣・馬銜】

○轡をはめるくつわをはめる🔗🔉

○轡をはめるくつわをはめる 馬の口にくつわをかませる。転じて、利益を与えて口を封ずる。 ⇒くつわ【轡・銜・鑣・馬銜】

[漢]轡🔗🔉

 字形 〔口部19画/22画/2305・3725〕 〔音〕ヒ(漢) 〔訓〕くつわ [意味] ①たづな。馬を御ぎょするために、くつわにつけた綱。「轡銜ひかん」 ②くつわ。馬の口にはめる金具。▶②は日本での用法。 ▷もと、車部15画。

[漢]轡🔗🔉

 〔車部15画〕 ⇒口部

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