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かん‐しょ【関雎】クワン‥🔗🔉

かん‐しょ関雎クワン‥ [詩経国風、周南「関関たる雎鳩は、河の洲に在り、窈窕ようちょうたる淑女は、君子の好逑こうきゅうなり」](「雎」は雎鳩の略で、みさごの意。文王と王妃との和合した徳を詠じたもの)君子と淑女とが結婚し、和合して礼儀の正しいこと。 ⇒関雎の楽しみ

○関雎の楽しみかんしょのたのしみ🔗🔉

○関雎の楽しみかんしょのたのしみ 夫婦が和合して礼儀正しく家庭円満である楽しみ。 ⇒かん‐しょ【関雎】 かんしょ‐よみ漢書読み(→)「かんせきよみ」に同じ。 ⇒かん‐しょ【漢書】 かんじ‐よりかんじ縒(→)観世紙縒かんぜこよりに同じ。 かん・じる感じる】 〔自他上一〕 「感ずる」に同じ。 かん・じる観じるクワン‥ 〔他上一〕 「観ずる」に同じ。 かん‐しん甘心】 (カンジンとも) ①満足すること。快く思うこと。徒然草「洞院左大臣殿この事を―し給ひて」 ②心に納得すること。肝に銘ずること。平家物語3「先言耳にあり。今もつて―す」 かん‐しん奸心・姦心】 奸悪な心。ねじけた心。 かん‐しん奸臣・姦臣】 心のねじけた家来。わるだくみをする臣。「―の讒言ざんげんかん‐しん汗疹】 あせも。 かん‐しん庚申】 (カウシンの転) ⇒こうしん。兼澄集「斎宮の―し給ひし暁に」 かん‐しん勘進】 考え調べて申し上げること。 かん‐しん勘審】 考えてつまびらかにすること。 かん‐しん閑心】 閑雅な心。心をみやびやかに静かに持つこと。二曲三体人形図「―を舞風に連続すべし」 かん‐しん寒心】 心配などで肝をひやすこと。心に恐れを抱いて、ぞっとすること。「―に堪えない」 かん‐しん感心】 ①深く心に感じること。「よくがまんしたと―する」 ②(反語的に)ひどさにあきれること。「彼のわがままには―するよ」 ③心を動かされるほどりっぱであるさま。ほめるべきであるさま。「―な子」 かん‐しん管鍼クワン‥ 管の中に入れて使用する鍼はり。江戸時代、杉山和一の創始。くだばり。 かん‐しん関心クワン‥ ①[王維、詩]心にかかること。気がかり。 ②特定の事象に興味をもって注意を払うこと。ある対象に向けられている積極的・選択的な心構え、または感情。「―を引く」「政治に―をいだく」 ⇒かんしん‐じ【関心事】 かん‐しん歓心クワン‥ 心に喜ぶこと。喜んでうれしいと思う心。 ⇒歓心を買う かん‐しん諫臣】 諫言をする臣。諫諍かんそうする臣。 かん‐しん韓信】 漢初の武将。蕭何しょうか・張良とともに漢の三傑。江蘇淮陰わいいんの人。高祖に従い、蕭何の知遇を得て大将軍に進み、趙・魏・燕・斉を滅ぼし、項羽を孤立させて天下を定め、楚王に封、後に淮陰侯におとされた。謀叛の嫌疑で誅殺。( 〜前196) ⇒韓信の股くぐり かん‐じん奸人・姦人】 心のねじけた人。悪人。 かん‐じん肝心・肝腎】 (肝と心と、また、肝と腎とはともに人体に大事なところであるからいう)肝要。大切。「―な点」「―な時にいない」「始めが―だ」 ⇒かんじん‐かなめ【肝心要】 ⇒かんじん‐かんもん【肝心肝文】 かん‐じん函人】 鎧よろいをつくる職人。函工。 かん‐じん官人クワン‥ ⇒かんにん かん‐じん勘申】 朝廷で諸事の先例や典故、日時や吉凶などを調べて上申すること。 かん‐じん閑人】 世事を離れて閑居する人。ひまじん。 かん‐じん勧進クワン‥ ①人々に仏道をすすめて善に向かわせること。 ②社寺・仏像の建立・修繕などのために金品を募ること。勧化かんげ。 ③もの乞い。乞食。本朝二十不孝「門々かどかどにて唄ひ、―して」 ⇒かんじん‐こうぎょう【勧進興行】 ⇒かんじん‐ずもう【勧進相撲】 ⇒かんじん‐ちょう【勧進帳】 ⇒かんじん‐のう【勧進能】 ⇒かんじん‐びくに【勧進比丘尼】 ⇒かんじん‐びしゃく【勧進柄杓】 ⇒かんじん‐ひじり【勧進聖】 ⇒かんじん‐ぶね【勧進船】 ⇒かんじん‐へいけ【勧進平家】 ⇒かんじん‐まい【勧進舞】 ⇒かんじん‐もと【勧進元】 ⇒かんじん‐よみ【勧進読】 かん‐じん寛仁クワン‥ 心がひろくなさけ深いこと。かんにん。 ⇒かんじん‐たいど【寛仁大度】 かん‐じん漢人】 ①漢族の人。漢民族。また、ひろく中国の人をいう。 ②元代、旧金朝治下の漢人・契丹人・女真人などの称。旧南宋下の南人と区別された。 かん‐じん韓人】 韓国の人。朝鮮人。 かん‐じん観心クワン‥ 〔仏〕自己の心を観察すること。仏道修行の根本として特に天台宗で重視する。 がん‐しん眼振】 眼球の持続的・律動的な不随意往復運動。先天性のもののほか、小脳疾患・耳疾患でもみられる。 がんじん鑑真】 唐の学僧。揚州江陽県(江蘇省)の人。日本の律宗の祖。戒律・天台教学等を習学。入唐僧栄叡ようえいらの請により暴風・失明などの苦難をおかして753年(天平勝宝5)来日、東大寺に初めて戒壇を設け、聖武上皇以下に授戒。のち戒律道場として唐招提寺を建立、大和上だいわじょうの号を賜う。淡海三船おうみのみふねに、その来日の顛末を記した「唐大和上東征伝」がある。過海大師。唐大和上。(688〜763) かんじん‐かなめ肝心要】 極めて肝要なこと。 ⇒かん‐じん【肝心・肝腎】 かんじん‐かんもん肝心肝文】 極めて重要であること。 ⇒かん‐じん【肝心・肝腎】 かんじんかんもんてくだのはじまり韓人漢文手管始】 歌舞伎脚本。並木五瓶作。→唐人殺し →文献資料[漢人韓文手管始] かんしん‐き感震器】 地震の有無、震動の度数などを検出する器械。 がん‐しんけい顔真卿】 唐の忠臣・書家。顔之推5世の孫。楷・行・草に巧みであった。平原の太守として安史の乱に大功を立て、のち吏部尚書・太子少師。李希烈が反した時、これを招諭することを命じられたが捕らえられ、監禁の後に殺された。文忠と諡おくりなし、顔魯公と呼ばれる。(709〜785) かんじん‐こうぎょう勧進興行クワン‥ギヤウ 勧進2のために能や歌舞伎などを行うこと。 ⇒かん‐じん【勧進】 かんじん‐こよりかんじん紙縒「かんぜこより(観世紙縒)」参照。 かんしん‐じ関心事クワン‥ 特に興味を寄せている事柄。 ⇒かん‐しん【関心】 かんしん‐じ観心寺クワン‥ 大阪府河内長野市にある真言宗の寺。役行者えんのぎょうじゃの創立と伝え、もと雲心寺と称した。815年(弘仁6)空海再興の際改称。後醍醐天皇の帰依厚く、南朝関係の文書を多く蔵するほか、楠木正成の首塚がある。金堂は和様・禅宗様・大仏様を融和した観心寺様式の代表的遺構。本尊の如意輪観音は平安初期彩色像の代表作。 カンジンスキーV. Kandinsky⇒カンディンスキー かんじん‐ずもう勧進相撲クワン‥ズマフ ①勧進2のため興行する相撲。 ②木戸銭を取って興行する相撲。 ⇒かん‐じん【勧進】 かん‐しんせい完新世クワン‥ (Holocene)地質年代の区分の一つ。新生代第四紀末期の約1万年間で、現在までの時代。1万年前ごろに氷期から間氷期に変わり、その後は現在とほぼ同じ気候が続いている。人類が大発展した。現世げんせい。沖積世。→地質年代(表) かんじん‐たいど寛仁大度クワン‥ 寛大でなさけ深く、度量の大きいこと。 ⇒かん‐じん【寛仁】 かんじん‐ちょう勧進帳クワン‥チヤウ 社寺や仏像の建立・修繕などのため、金品を募り集める趣旨を記した文書。勧進状。(曲名別項) ⇒かん‐じん【勧進】 かんじんちょう勧進帳クワン‥チヤウ 歌舞伎十八番の一つ。3世並木五瓶作。1840年(天保11)河原崎座の中幕に7代市川団十郎が初演。弁慶らが山伏姿となり、義経に従って奥州に向かう途中、安宅あたか関で関守富樫左衛門の厳しい詮議に遇い、南都東大寺の勧進と称し、勧進帳を読み上げ、怪しまれた主を折檻して、ようやく通過した苦衷を仕組んだもの。能「安宅」の改作。 →文献資料[勧進帳] かんじん‐のう勧進能クワン‥ 社寺の勧進のために催す大規模な能。後には単にそれを名目にして入場料を取る興行をさす。江戸時代には能太夫の一生に一度だけ許される一代能もあった。 ⇒かん‐じん【勧進】

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