複数辞典一括検索+

くしび【奇び・霊び】🔗🔉

くしび奇び・霊び】 霊妙でふしぎなこと。神秘的な力をもっていること。孝徳紀「万物の内に、人是最も―なり」

くし・ぶ【霊ぶ・奇ぶ】🔗🔉

くし・ぶ霊ぶ・奇ぶ】 〔自上二〕 霊異のはたらきをする。霊妙である。丹後風土記逸文「すなはち―・びますことを怪しみたまひき」

たま【魂・魄・霊】🔗🔉

たま魂・魄・霊】 (「たま(玉)」と同源か)たましい。 ⇒魂合う

たま‐おくり【魂送り・霊送り】🔗🔉

たま‐おくり魂送り・霊送り】 盂蘭盆うらぼんの終りに、精霊しょうりょうを送り返すこと。〈[季]秋〉。↔魂迎え。 ⇒たまおくり‐び【霊送り火】

たま‐じは・う【霊幸ふ】‥ヂハフ🔗🔉

たま‐じは・う霊幸ふ‥ヂハフ 〔自四〕 霊力を働かす。霊力で加護する。万葉集11「―・ふ神も吾をば打棄うってこそ」

たま‐しろ【霊代】🔗🔉

たま‐しろ霊代】 神・人の霊の代りとして祭るもの。れいだい。

たま‐の‐よどの【霊の夜殿】🔗🔉

たま‐の‐よどの霊の夜殿(→)「たまどの(霊殿)」1に同じ。

たま‐まつり【魂祭・霊祭】🔗🔉

たま‐まつり魂祭・霊祭】 陰暦7月に祖先の霊を迎えてまつること。もとは、12月晦日にも行われたことが「徒然草」などに見える。盂蘭盆うらぼん。精霊会しょうりょうえ。〈[季]秋〉

たま‐や【霊屋】🔗🔉

たま‐や霊屋】 ①葬送の前にしばらく遺骸をおさめておく所。たまどの。栄華物語鳥辺野「鳥辺野の南の方に二丁ばかりさりて―といふものを造りて」 ②霊魂をまつってある建物。霊廟。 ③墓の上におく小屋形。上屋うわや。雨覆あまおおい。野屋。

ち【霊】🔗🔉

】 (複合語として用いる)自然物の威力・霊力を表す語。「いかずち(雷)」「おろち(蛇)」など。

ひ【霊】🔗🔉

】 霊力。神霊。祝詞、大殿祭「御床みゆかつ―のさやき」

み【神・霊】🔗🔉

神・霊】 神霊。神代紀「山の神等たちを山祇やまつみと号もうす」

りょう【霊】リヤウ🔗🔉

りょうリヤウ (呉音)たましい。特に、たたりをするもの。源氏物語柏木「女の―とのみ占ひ申しければ」→れい(霊)

りょういき【霊異記】リヤウ‥🔗🔉

りょういき霊異記リヤウ‥ 「日本霊異記」の略称。 →文献資料[日本霊異記]

りょう‐ぐ【霊供】リヤウ‥🔗🔉

りょう‐ぐ霊供リヤウ‥ 霊前に供える物。

りょう‐げ【霊気】リヤウ‥🔗🔉

りょう‐げ霊気リヤウ‥ もののけ。宇津保物語国譲中「物とふには―とぞ」

りょう‐ぜん【霊山】リヤウ‥🔗🔉

りょう‐ぜん霊山リヤウ‥(→)霊鷲山りょうじゅせんに同じ。枕草子208「―は釈迦仏の御住みかなるがあはれなり」 ②京都市東山区にある東山三十六峰の一つ。 ③福島県北東部、県境近くに位置する名山。標高825メートル。阿武隈高地北隅の雄峰。北畠顕家が義良親王を奉じて築城したところ。元別格官幣社霊山神社がある。 ⇒りょうぜん‐じょうど【霊山浄土】 ⇒りょうぜん‐は【霊山派】

りょうぜん‐じょうど【霊山浄土】リヤウ‥ジヤウ‥🔗🔉

りょうぜん‐じょうど霊山浄土リヤウ‥ジヤウ‥ 〔仏〕釈尊は永遠に霊山1に住して衆生のために説法するという法華経の記述に基づいて、霊山を釈尊の浄土とする考え方。 ⇒りょう‐ぜん【霊山】

りょうぜん‐は【霊山派】リヤウ‥🔗🔉

りょうぜん‐は霊山派リヤウ‥ 時宗十二派の一つ。京都霊山正法寺を本山とし、時宗の第8祖国阿を派祖とする。今は本宗に属し派名を立てない。 ⇒りょう‐ぜん【霊山】

れい【霊】🔗🔉

れい】 肉体に宿り、または肉体を離れて存在すると考えられる精神的実体。たましい。たま。↔肉。→りょう(霊)

れいあん‐しつ【霊安室】🔗🔉

れいあん‐しつ霊安室】 病院などで、死者を一時安置する部屋。

れい‐い【霊位】‥ヰ🔗🔉

れい‐い霊位‥ヰ 死者の霊の宿る所。位牌。

れい‐い【霊威】‥ヰ🔗🔉

れい‐い霊威‥ヰ 霊妙な威光。すぐれて不思議な力。

れい‐い【霊異】🔗🔉

れい‐い霊異】 すぐれて不思議なこと。霊妙。りょうい。 ⇒れいい‐き【霊異記】

れいい‐き【霊異記】🔗🔉

れいい‐き霊異記】 「日本霊異記」の略称。 ⇒れい‐い【霊異】

れい‐いき【霊域】‥ヰキ🔗🔉

れい‐いき霊域‥ヰキ 神仏などをまつった神聖な地域。

れい‐う【霊雨】🔗🔉

れい‐う霊雨】 人々の望む時に降って万物をうるおす雨。霊妙不可思議な力のある雨。

れい‐う【霊烏】🔗🔉

れい‐う霊烏】 尊く不思議な烏。祥瑞ある烏。

れい‐うん【霊雲】🔗🔉

れい‐うん霊雲】 不可思議に尊い雲。瑞雲。祥雲。

れい‐えき【霊液】🔗🔉

れい‐えき霊液】 ①尊く不思議な液。 ②露の異称。 ③水銀の異称。

れい‐えん【霊園】‥ヱン🔗🔉

れい‐えん霊園‥ヱン 共同墓地の称。「多磨―」

れい‐おう【霊応】🔗🔉

れい‐おう霊応】 神仏の不思議な感応。霊験。

れい‐おく【霊屋】‥ヲク🔗🔉

れい‐おく霊屋‥ヲク 神霊をまつった屋舎。みたまや。霊廟。

れい‐かい【霊怪】‥クワイ🔗🔉

れい‐かい霊怪‥クワイ 不思議にあやしいこと。また、そのもの。

れい‐かい【霊界】🔗🔉

れい‐かい霊界】 ①霊魂の世界。死後の世界。 ②精神およびその作用の及ぶ範囲。精神界。↔肉界

れい‐かん【霊感】🔗🔉

れい‐かん霊感】 ①神仏の霊妙な感応。また、神仏がのりうつったような不思議な働きをもつ感じ。おつげ。 ②(inspiration)人間の霊の微妙な作用による感応。心にぴんとくる不思議な感じ。「―が働く」 ⇒れいかん‐しょうほう【霊感商法】

れい‐かん【霊鑑】🔗🔉

れい‐かん霊鑑】 ①すぐれた鑑識。 ②神仏の霊妙な照覧。

れいがん‐じま【霊岸島】🔗🔉

れいがん‐じま霊岸島】 東京都中央区中部、隅田川河口右岸の旧地名。西・南・北の3方に溝渠があって、島形をなしている。古く、蒟蒻島こんにゃくじま。1624年(寛永1)霊岸寺の建立があったことから名付ける。

れいかん‐しょうほう【霊感商法】‥シヤウハフ🔗🔉

れいかん‐しょうほう霊感商法‥シヤウハフ 商品に超自然的な霊力があるかのように思いこませて、高い値段で販売する方法。 ⇒れい‐かん【霊感】

れい‐き【霊気】🔗🔉

れい‐き霊気】 霊妙な気。神秘的な気配。

れい‐き【霊鬼】🔗🔉

れい‐き霊鬼】 鬼と化した死者の霊。具体的な事物から切り離された超感覚的な宗教的存在。怪異・悪霊・死神などを指し、広義には精霊・霊魂をも意味する。

れい‐き【霊亀】🔗🔉

れい‐き霊亀】 霊妙な亀。祥瑞ある亀。

れいき【霊亀】(年号)🔗🔉

れいき霊亀】 奈良時代、元正天皇朝の年号。和銅8年9月2日(715年10月3日)瑞亀献上により改元、霊亀3年11月17日(717年12月24日)養老に改元。

れい‐きょう【霊香】‥キヤウ🔗🔉

れい‐きょう霊香‥キヤウ 霊妙なにおい。不思議なかおり。謡曲、羽衣「―四方に薫ず」

れい‐きょう【霊境】‥キヤウ🔗🔉

れい‐きょう霊境‥キヤウ 神社・仏閣などのある神聖な地域。霊地。

れい‐きん【霊菌】🔗🔉

れい‐きん霊菌】 (Serratia marcescens ラテン)腸内細菌科セラチア属のグラム陰性小桿菌。鞭毛を持ち運動性。一般に病原性はないが、真紅の色素プロジギオシンを産生し、食品表面にしばしば赤い斑点をつくる。

れい‐きん【霊禽】🔗🔉

れい‐きん霊禽】 尊く不思議な鳥。霊鳥。

れい‐く【霊区】🔗🔉

れい‐く霊区】 社寺などのある地域。霊地。霊域。

れい‐く【霊供】🔗🔉

れい‐く霊供】 霊前に供える供物。

れい‐くつ【霊窟】🔗🔉

れい‐くつ霊窟】 神仏をまつった神聖ないわや。

れい‐けん【霊剣】🔗🔉

れい‐けん霊剣】 霊妙な力のある剣。霊徳ある剣。

れい‐げん【霊験】🔗🔉

れい‐げん霊験】 (レイケンとも) ①神仏などの通力にあらわれる不思議な験しるし。祈願に対する霊妙な効験。利益りやく。利生りしょう。日本霊異記「護法神衛まもりて、火に―を呈す」。平家物語2「大衆神明の―あらたなる事のたつとさに」。「―あらたか」 ②霊験所の略。今昔物語集13「所々の―に参りて行ひけり」 ⇒れいげん‐き【霊験記】 ⇒れいげん‐しょ【霊験所】

れいげん‐き【霊験記】🔗🔉

れいげん‐き霊験記】 神仏の不思議な感応・利益りやくなどを記した書。「壺坂―」 ⇒れい‐げん【霊験】

れいげん‐しょ【霊験所】🔗🔉

れいげん‐しょ霊験所】 霊験あらたかな寺社。霊場寺院。 ⇒れい‐げん【霊験】

れいげん‐てんのう【霊元天皇】‥ワウ🔗🔉

れいげん‐てんのう霊元天皇‥ワウ 江戸初期の天皇。後水尾天皇の第19皇子。名は識仁さとひと。東山天皇に譲位。(在位1663〜1687)(1654〜1732)→天皇(表)

れい‐こう【霊光】‥クワウ🔗🔉

れい‐こう霊光‥クワウ 不思議な光。

れい‐こう【霊香】‥カウ🔗🔉

れい‐こう霊香‥カウ 霊妙なにおい。れいきょう。

れい‐こく【霊告】🔗🔉

れい‐こく霊告】 神霊のおつげ。

れい‐こん【霊魂】🔗🔉

れい‐こん霊魂】 (soul; spirit) ①肉体のほかに別に精神的実体として存在すると考えられるもの。たましい。↔肉体。 ②人間の身体内にあって、その精神・生命を支配すると考えられている人格的・非肉体的な存在。病気や死は霊魂が身体から遊離した状態であるとみなされる場合が多く、また霊媒によって他人にも憑依ひょういしうるものと考えられている。性格の異なる複数の霊魂の存在を認めたり、動植物にも霊魂が存在するとみなしたりする民族もある。 ⇒れいこん‐しんこう【霊魂信仰】 ⇒れいこん‐ふめつ【霊魂不滅】

れいこん‐しんこう【霊魂信仰】‥カウ🔗🔉

れいこん‐しんこう霊魂信仰‥カウ 霊魂の存在を信じ、その影響をおそれ、崇拝すること。 ⇒れい‐こん【霊魂】

れいこん‐ふめつ【霊魂不滅】🔗🔉

れいこん‐ふめつ霊魂不滅】 人間の霊魂が肉体の死後も存続するという観念。 ⇒れい‐こん【霊魂】

れい‐さい【霊祭】🔗🔉

れい‐さい霊祭】 ①たままつり。 ②神道の霊前祭と墓前祭との総称。

れい‐さい【霊犀】🔗🔉

れい‐さい霊犀】 [李商隠、無題詩]霊力のある犀は角に筋または穴が通っていて、先端と根元とがあい通じているということから、人の意思が通じ合うたとえ。

れい‐ざん【霊山】🔗🔉

れい‐ざん霊山】 神仏をまつる神聖な山。霊地たる山。

れい‐し【霊芝】🔗🔉

れい‐し霊芝】 ①マンネンタケ(万年茸)の漢名。瑞草とされる。西鶴諸国ばなし「聖人の世に生える―といふもの」 ②霊妙な働きのあるきのこ。

れい‐じ【霊璽】🔗🔉

れい‐じ霊璽】 ①天子の印章。御璽ぎょじ。 ②(→)御霊代みたましろに同じ。

れい‐しつ【霊室】🔗🔉

れい‐しつ霊室】 ①霊験のある神仏をまつった室。源平盛衰記16「いかでか国家守護の―を失ふべき」 ②位牌を安置した室。

れい‐しゃ【霊社】🔗🔉

れい‐しゃ霊社】 ①霊験あらたかな神社。 ②先祖の霊をまつった神社。霊廟。

れい‐しゃ【霊車】🔗🔉

れい‐しゃ霊車】 柩ひつぎを乗せる車。霊柩車。

れい‐しゃ【霊舎】🔗🔉

れい‐しゃ霊舎】 死者の霊をまつった屋舎。おたまや。

れい‐じゅう【霊獣】‥ジウ🔗🔉

れい‐じゅう霊獣‥ジウ 尊く不思議なけもの。祥瑞の獣。麒麟などの類。

れい‐じょう【霊場】‥ヂヤウ🔗🔉

れい‐じょう霊場‥ヂヤウ (→)霊地に同じ。「―めぐり」「観音の―」

れい‐じん【霊神】🔗🔉

れい‐じん霊神】 霊験あらたかな神。

れい‐すい【霊水】🔗🔉

れい‐すい霊水】 尊く不思議な水。霊験のある水。

れい‐ずい【霊瑞】🔗🔉

れい‐ずい霊瑞】 不思議なめでたいしるし。祥瑞。

れい‐せい【霊性】🔗🔉

れい‐せい霊性】 宗教的な意識・精神性。物質を超える精神的・霊的次元に関わろうとする性向。スピリチュアリティー。

れい‐せき【霊迹・霊跡】🔗🔉

れい‐せき霊迹・霊跡】 ①神仏に関する神聖な事跡のあった地。 ②(→)霊廟1に同じ。

れい‐せん【霊泉】🔗🔉

れい‐せん霊泉】 ①不思議なききめのあるいずみ。霊験のある泉。 ②鉱泉の美称。

れい‐ぜん【霊前】🔗🔉

れい‐ぜん霊前】 神または死者の霊をまつった所の前。また、そこに献げる供物。「―に花を供える」「御―」

れい‐そう【霊草】‥サウ🔗🔉

れい‐そう霊草‥サウ 尊く不思議な草。瑞草。

れい‐そう【霊想】‥サウ🔗🔉

れい‐そう霊想‥サウ 神仏の霊妙な感応。霊感。

れいそう【霊操】‥サウ🔗🔉

れいそう霊操‥サウ (Exercitia Spiritualia ラテン)イグナティウス=デ=ロヨラの著書。1522年の自らの霊的体験に基づき、キリスト教の霊性指導の手引きとしてまとめたもの。

れい‐ぞう【霊像】‥ザウ🔗🔉

れい‐ぞう霊像‥ザウ 神仏の像。

れい‐だい【霊代】🔗🔉

れい‐だい霊代】 死者の霊のしるしとしてまつるもの。たましろ。

れい‐だい【霊台】🔗🔉

れい‐だい霊台】 ①たましいのあるところ。精神。心。 ②周の文王が建てた物見台。 ③天文・雲気などを望む台。天文台。 ⇒れいだい‐ろう【霊台郎】

れいだい‐ろう【霊台郎】‥ラウ🔗🔉

れいだい‐ろう霊台郎‥ラウ 天文博士の唐名。 ⇒れい‐だい【霊台】

れい‐たく【霊託】🔗🔉

れい‐たく霊託】 神仏などの不思議な託宣。お告げ。

れい‐ち【霊地】🔗🔉

れい‐ち霊地】 神仏の霊験あらたかな土地。神社・仏閣などのある神聖な地。霊場。霊境。霊区。太平記5「仏法最初の―」

れい‐ち【霊池】🔗🔉

れい‐ち霊池】 霊験のある池。霊の宿る池。

れい‐ち【霊知・霊智】🔗🔉

れい‐ち霊知・霊智】 霊妙な知恵。正法眼蔵辧道話「好悪をわきまへ、是非をわきまふ。…みなかの―のちからなり」

れい‐ちょう【霊長】‥チヤウ🔗🔉

れい‐ちょう霊長‥チヤウ [郭璞、江賦]霊妙不思議な力を持つすぐれたもの。万物のかしら。人類。「人間は万物の―」 ⇒れいちょう‐るい【霊長類】

れい‐ちょう【霊鳥】‥テウ🔗🔉

れい‐ちょう霊鳥‥テウ 神聖で不思議な鳥。霊禽。

れい‐ちょう【霊寵】🔗🔉

れい‐ちょう霊寵】 神仏の尊いめぐみ。

れいちょう‐るい【霊長類】‥チヤウ‥🔗🔉

れいちょう‐るい霊長類‥チヤウ‥ 哺乳綱の一目。サル目。進化的にはモグラ目(食虫類)から分かれ、歯・四肢は特殊化していないが大脳はよく発達、顔は丸く、両眼視ができる。指は物をつかむのに適する。ほとんどの種が、どの指かに扁爪ひらづめを持つ。多くは森林の樹上にすみ、昼行性。ヒトを含めて、12科約60属180種に分けられる。霊長目。 ⇒れい‐ちょう【霊長】

れい‐てき【霊的】🔗🔉

れい‐てき霊的】 ①霊魂に関するさま。精神に関するさま。「―な世界」 ②神聖で清らかなさま。 ⇒れいてき‐こうかん【霊的交感】

ろう【霊】ラウ🔗🔉

ろうラウ (リョウの直音化) ①たましい。死霊。源氏物語「故父おとどの御―」 ②生霊いきりょう。源氏物語柏木「陰陽師なども多くは女の―とのみうらなひ申しければ」

[漢]霊🔗🔉

 字形  筆順 〔雨部7画/15画/常用/4678・4E6E〕 [靈] 字形 〔雨部16画/24画/8045・704D〕 〔音〕レイ(漢) リョウ〈リャウ〉(呉) 〔訓〕たま・たましい [意味] ①たま。たましい。 ㋐万物の精気。「神霊・山霊・精霊」 ㋑人の肉体に宿り肉体を支配する精神。死者のたましい。「霊魂・霊界・霊前・幽霊・精霊しょうりょう・全身全霊」 ②人知を超えた不可思議なはたらき。神聖。「霊妙・霊験れいげん・霊薬・霊峰・霊長」 [解字] 形声。音符「」(=雨だれ。水たま)+「巫」(=みこ)。水たまのように清らかなみこの意。転じて、みこが通じ合うたましいの意。また一説に、口をそろえて雨乞いをするみこの意。][は異体字。 [下ツキ 悪霊・慰霊・英霊・怨霊・交霊・皇霊・山霊・死霊・心霊・神霊・聖霊・精霊・全霊・尊霊・忠霊・分霊・亡霊・幽霊 [難読] 霊代たましろ

広辞苑で始まるの検索結果 1-98もっと読み込む