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広辞苑の検索結果 (98)

くしび【奇び・霊び】🔗🔉

くしび奇び・霊び】 霊妙でふしぎなこと。神秘的な力をもっていること。孝徳紀「万物の内に、人是最も―なり」

くし・ぶ【霊ぶ・奇ぶ】🔗🔉

くし・ぶ霊ぶ・奇ぶ】 〔自上二〕 霊異のはたらきをする。霊妙である。丹後風土記逸文「すなはち―・びますことを怪しみたまひき」

たま【魂・魄・霊】🔗🔉

たま魂・魄・霊】 (「たま(玉)」と同源か)たましい。 ⇒魂合う

たま‐おくり【魂送り・霊送り】🔗🔉

たま‐おくり魂送り・霊送り】 盂蘭盆うらぼんの終りに、精霊しょうりょうを送り返すこと。〈[季]秋〉。↔魂迎え。 ⇒たまおくり‐び【霊送り火】

たま‐じは・う【霊幸ふ】‥ヂハフ🔗🔉

たま‐じは・う霊幸ふ‥ヂハフ 〔自四〕 霊力を働かす。霊力で加護する。万葉集11「―・ふ神も吾をば打棄うってこそ」

たま‐しろ【霊代】🔗🔉

たま‐しろ霊代】 神・人の霊の代りとして祭るもの。れいだい。

たま‐の‐よどの【霊の夜殿】🔗🔉

たま‐の‐よどの霊の夜殿(→)「たまどの(霊殿)」1に同じ。

たま‐まつり【魂祭・霊祭】🔗🔉

たま‐まつり魂祭・霊祭】 陰暦7月に祖先の霊を迎えてまつること。もとは、12月晦日にも行われたことが「徒然草」などに見える。盂蘭盆うらぼん。精霊会しょうりょうえ。〈[季]秋〉

たま‐や【霊屋】🔗🔉

たま‐や霊屋】 ①葬送の前にしばらく遺骸をおさめておく所。たまどの。栄華物語鳥辺野「鳥辺野の南の方に二丁ばかりさりて―といふものを造りて」 ②霊魂をまつってある建物。霊廟。 ③墓の上におく小屋形。上屋うわや。雨覆あまおおい。野屋。

ち【霊】🔗🔉

】 (複合語として用いる)自然物の威力・霊力を表す語。「いかずち(雷)」「おろち(蛇)」など。

ひ【霊】🔗🔉

】 霊力。神霊。祝詞、大殿祭「御床みゆかつ―のさやき」

み【神・霊】🔗🔉

神・霊】 神霊。神代紀「山の神等たちを山祇やまつみと号もうす」

りょう【霊】リヤウ🔗🔉

りょうリヤウ (呉音)たましい。特に、たたりをするもの。源氏物語柏木「女の―とのみ占ひ申しければ」→れい(霊)

りょういき【霊異記】リヤウ‥🔗🔉

りょういき霊異記リヤウ‥ 「日本霊異記」の略称。 →文献資料[日本霊異記]

りょう‐ぐ【霊供】リヤウ‥🔗🔉

りょう‐ぐ霊供リヤウ‥ 霊前に供える物。

りょう‐げ【霊気】リヤウ‥🔗🔉

りょう‐げ霊気リヤウ‥ もののけ。宇津保物語国譲中「物とふには―とぞ」

りょう‐ぜん【霊山】リヤウ‥🔗🔉

りょう‐ぜん霊山リヤウ‥(→)霊鷲山りょうじゅせんに同じ。枕草子208「―は釈迦仏の御住みかなるがあはれなり」 ②京都市東山区にある東山三十六峰の一つ。 ③福島県北東部、県境近くに位置する名山。標高825メートル。阿武隈高地北隅の雄峰。北畠顕家が義良親王を奉じて築城したところ。元別格官幣社霊山神社がある。 ⇒りょうぜん‐じょうど【霊山浄土】 ⇒りょうぜん‐は【霊山派】

りょうぜん‐じょうど【霊山浄土】リヤウ‥ジヤウ‥🔗🔉

りょうぜん‐じょうど霊山浄土リヤウ‥ジヤウ‥ 〔仏〕釈尊は永遠に霊山1に住して衆生のために説法するという法華経の記述に基づいて、霊山を釈尊の浄土とする考え方。 ⇒りょう‐ぜん【霊山】

りょうぜん‐は【霊山派】リヤウ‥🔗🔉

りょうぜん‐は霊山派リヤウ‥ 時宗十二派の一つ。京都霊山正法寺を本山とし、時宗の第8祖国阿を派祖とする。今は本宗に属し派名を立てない。 ⇒りょう‐ぜん【霊山】

れい【霊】🔗🔉

れい】 肉体に宿り、または肉体を離れて存在すると考えられる精神的実体。たましい。たま。↔肉。→りょう(霊)

れいあん‐しつ【霊安室】🔗🔉

れいあん‐しつ霊安室】 病院などで、死者を一時安置する部屋。

れい‐い【霊位】‥ヰ🔗🔉

れい‐い霊位‥ヰ 死者の霊の宿る所。位牌。

れい‐い【霊威】‥ヰ🔗🔉

れい‐い霊威‥ヰ 霊妙な威光。すぐれて不思議な力。

れい‐い【霊異】🔗🔉

れい‐い霊異】 すぐれて不思議なこと。霊妙。りょうい。 ⇒れいい‐き【霊異記】

れいい‐き【霊異記】🔗🔉

れいい‐き霊異記】 「日本霊異記」の略称。 ⇒れい‐い【霊異】

れい‐いき【霊域】‥ヰキ🔗🔉

れい‐いき霊域‥ヰキ 神仏などをまつった神聖な地域。

れい‐う【霊雨】🔗🔉

れい‐う霊雨】 人々の望む時に降って万物をうるおす雨。霊妙不可思議な力のある雨。

れい‐う【霊烏】🔗🔉

れい‐う霊烏】 尊く不思議な烏。祥瑞ある烏。

れい‐うん【霊雲】🔗🔉

れい‐うん霊雲】 不可思議に尊い雲。瑞雲。祥雲。

れい‐えき【霊液】🔗🔉

れい‐えき霊液】 ①尊く不思議な液。 ②露の異称。 ③水銀の異称。

れい‐えん【霊園】‥ヱン🔗🔉

れい‐えん霊園‥ヱン 共同墓地の称。「多磨―」

れい‐おう【霊応】🔗🔉

れい‐おう霊応】 神仏の不思議な感応。霊験。

れい‐おく【霊屋】‥ヲク🔗🔉

れい‐おく霊屋‥ヲク 神霊をまつった屋舎。みたまや。霊廟。

れい‐かい【霊怪】‥クワイ🔗🔉

れい‐かい霊怪‥クワイ 不思議にあやしいこと。また、そのもの。

れい‐かい【霊界】🔗🔉

れい‐かい霊界】 ①霊魂の世界。死後の世界。 ②精神およびその作用の及ぶ範囲。精神界。↔肉界

れい‐かん【霊感】🔗🔉

れい‐かん霊感】 ①神仏の霊妙な感応。また、神仏がのりうつったような不思議な働きをもつ感じ。おつげ。 ②(inspiration)人間の霊の微妙な作用による感応。心にぴんとくる不思議な感じ。「―が働く」 ⇒れいかん‐しょうほう【霊感商法】

れい‐かん【霊鑑】🔗🔉

れい‐かん霊鑑】 ①すぐれた鑑識。 ②神仏の霊妙な照覧。

れいがん‐じま【霊岸島】🔗🔉

れいがん‐じま霊岸島】 東京都中央区中部、隅田川河口右岸の旧地名。西・南・北の3方に溝渠があって、島形をなしている。古く、蒟蒻島こんにゃくじま。1624年(寛永1)霊岸寺の建立があったことから名付ける。

れいかん‐しょうほう【霊感商法】‥シヤウハフ🔗🔉

れいかん‐しょうほう霊感商法‥シヤウハフ 商品に超自然的な霊力があるかのように思いこませて、高い値段で販売する方法。 ⇒れい‐かん【霊感】

れい‐き【霊気】🔗🔉

れい‐き霊気】 霊妙な気。神秘的な気配。

れい‐き【霊鬼】🔗🔉

れい‐き霊鬼】 鬼と化した死者の霊。具体的な事物から切り離された超感覚的な宗教的存在。怪異・悪霊・死神などを指し、広義には精霊・霊魂をも意味する。

れい‐き【霊亀】🔗🔉

れい‐き霊亀】 霊妙な亀。祥瑞ある亀。

れいき【霊亀】(年号)🔗🔉

れいき霊亀】 奈良時代、元正天皇朝の年号。和銅8年9月2日(715年10月3日)瑞亀献上により改元、霊亀3年11月17日(717年12月24日)養老に改元。

れい‐きょう【霊香】‥キヤウ🔗🔉

れい‐きょう霊香‥キヤウ 霊妙なにおい。不思議なかおり。謡曲、羽衣「―四方に薫ず」

れい‐きょう【霊境】‥キヤウ🔗🔉

れい‐きょう霊境‥キヤウ 神社・仏閣などのある神聖な地域。霊地。

れい‐きん【霊菌】🔗🔉

れい‐きん霊菌】 (Serratia marcescens ラテン)腸内細菌科セラチア属のグラム陰性小桿菌。鞭毛を持ち運動性。一般に病原性はないが、真紅の色素プロジギオシンを産生し、食品表面にしばしば赤い斑点をつくる。

れい‐きん【霊禽】🔗🔉

れい‐きん霊禽】 尊く不思議な鳥。霊鳥。

れい‐く【霊区】🔗🔉

れい‐く霊区】 社寺などのある地域。霊地。霊域。

れい‐く【霊供】🔗🔉

れい‐く霊供】 霊前に供える供物。

れい‐くつ【霊窟】🔗🔉

れい‐くつ霊窟】 神仏をまつった神聖ないわや。

れい‐けん【霊剣】🔗🔉

れい‐けん霊剣】 霊妙な力のある剣。霊徳ある剣。

れい‐げん【霊験】🔗🔉

れい‐げん霊験】 (レイケンとも) ①神仏などの通力にあらわれる不思議な験しるし。祈願に対する霊妙な効験。利益りやく。利生りしょう。日本霊異記「護法神衛まもりて、火に―を呈す」。平家物語2「大衆神明の―あらたなる事のたつとさに」。「―あらたか」 ②霊験所の略。今昔物語集13「所々の―に参りて行ひけり」 ⇒れいげん‐き【霊験記】 ⇒れいげん‐しょ【霊験所】

れいげん‐き【霊験記】🔗🔉

れいげん‐き霊験記】 神仏の不思議な感応・利益りやくなどを記した書。「壺坂―」 ⇒れい‐げん【霊験】

れいげん‐しょ【霊験所】🔗🔉

れいげん‐しょ霊験所】 霊験あらたかな寺社。霊場寺院。 ⇒れい‐げん【霊験】

れいげん‐てんのう【霊元天皇】‥ワウ🔗🔉

れいげん‐てんのう霊元天皇‥ワウ 江戸初期の天皇。後水尾天皇の第19皇子。名は識仁さとひと。東山天皇に譲位。(在位1663〜1687)(1654〜1732)→天皇(表)

れい‐こう【霊光】‥クワウ🔗🔉

れい‐こう霊光‥クワウ 不思議な光。

れい‐こう【霊香】‥カウ🔗🔉

れい‐こう霊香‥カウ 霊妙なにおい。れいきょう。

れい‐こく【霊告】🔗🔉

れい‐こく霊告】 神霊のおつげ。

れい‐こん【霊魂】🔗🔉

れい‐こん霊魂】 (soul; spirit) ①肉体のほかに別に精神的実体として存在すると考えられるもの。たましい。↔肉体。 ②人間の身体内にあって、その精神・生命を支配すると考えられている人格的・非肉体的な存在。病気や死は霊魂が身体から遊離した状態であるとみなされる場合が多く、また霊媒によって他人にも憑依ひょういしうるものと考えられている。性格の異なる複数の霊魂の存在を認めたり、動植物にも霊魂が存在するとみなしたりする民族もある。 ⇒れいこん‐しんこう【霊魂信仰】 ⇒れいこん‐ふめつ【霊魂不滅】

れいこん‐しんこう【霊魂信仰】‥カウ🔗🔉

れいこん‐しんこう霊魂信仰‥カウ 霊魂の存在を信じ、その影響をおそれ、崇拝すること。 ⇒れい‐こん【霊魂】

れいこん‐ふめつ【霊魂不滅】🔗🔉

れいこん‐ふめつ霊魂不滅】 人間の霊魂が肉体の死後も存続するという観念。 ⇒れい‐こん【霊魂】

れい‐さい【霊祭】🔗🔉

れい‐さい霊祭】 ①たままつり。 ②神道の霊前祭と墓前祭との総称。

れい‐さい【霊犀】🔗🔉

れい‐さい霊犀】 [李商隠、無題詩]霊力のある犀は角に筋または穴が通っていて、先端と根元とがあい通じているということから、人の意思が通じ合うたとえ。

れい‐ざん【霊山】🔗🔉

れい‐ざん霊山】 神仏をまつる神聖な山。霊地たる山。

れい‐し【霊芝】🔗🔉

れい‐し霊芝】 ①マンネンタケ(万年茸)の漢名。瑞草とされる。西鶴諸国ばなし「聖人の世に生える―といふもの」 ②霊妙な働きのあるきのこ。

れい‐じ【霊璽】🔗🔉

れい‐じ霊璽】 ①天子の印章。御璽ぎょじ。 ②(→)御霊代みたましろに同じ。

れい‐しつ【霊室】🔗🔉

れい‐しつ霊室】 ①霊験のある神仏をまつった室。源平盛衰記16「いかでか国家守護の―を失ふべき」 ②位牌を安置した室。

れい‐しゃ【霊社】🔗🔉

れい‐しゃ霊社】 ①霊験あらたかな神社。 ②先祖の霊をまつった神社。霊廟。

れい‐しゃ【霊車】🔗🔉

れい‐しゃ霊車】 柩ひつぎを乗せる車。霊柩車。

れい‐しゃ【霊舎】🔗🔉

れい‐しゃ霊舎】 死者の霊をまつった屋舎。おたまや。

れい‐じゅう【霊獣】‥ジウ🔗🔉

れい‐じゅう霊獣‥ジウ 尊く不思議なけもの。祥瑞の獣。麒麟などの類。

れい‐じょう【霊場】‥ヂヤウ🔗🔉

れい‐じょう霊場‥ヂヤウ (→)霊地に同じ。「―めぐり」「観音の―」

れい‐じん【霊神】🔗🔉

れい‐じん霊神】 霊験あらたかな神。

れい‐すい【霊水】🔗🔉

れい‐すい霊水】 尊く不思議な水。霊験のある水。

れい‐ずい【霊瑞】🔗🔉

れい‐ずい霊瑞】 不思議なめでたいしるし。祥瑞。

れい‐せい【霊性】🔗🔉

れい‐せい霊性】 宗教的な意識・精神性。物質を超える精神的・霊的次元に関わろうとする性向。スピリチュアリティー。

れい‐せき【霊迹・霊跡】🔗🔉

れい‐せき霊迹・霊跡】 ①神仏に関する神聖な事跡のあった地。 ②(→)霊廟1に同じ。

れい‐せん【霊泉】🔗🔉

れい‐せん霊泉】 ①不思議なききめのあるいずみ。霊験のある泉。 ②鉱泉の美称。

れい‐ぜん【霊前】🔗🔉

れい‐ぜん霊前】 神または死者の霊をまつった所の前。また、そこに献げる供物。「―に花を供える」「御―」

れい‐そう【霊草】‥サウ🔗🔉

れい‐そう霊草‥サウ 尊く不思議な草。瑞草。

れい‐そう【霊想】‥サウ🔗🔉

れい‐そう霊想‥サウ 神仏の霊妙な感応。霊感。

れいそう【霊操】‥サウ🔗🔉

れいそう霊操‥サウ (Exercitia Spiritualia ラテン)イグナティウス=デ=ロヨラの著書。1522年の自らの霊的体験に基づき、キリスト教の霊性指導の手引きとしてまとめたもの。

れい‐ぞう【霊像】‥ザウ🔗🔉

れい‐ぞう霊像‥ザウ 神仏の像。

れい‐だい【霊代】🔗🔉

れい‐だい霊代】 死者の霊のしるしとしてまつるもの。たましろ。

れい‐だい【霊台】🔗🔉

れい‐だい霊台】 ①たましいのあるところ。精神。心。 ②周の文王が建てた物見台。 ③天文・雲気などを望む台。天文台。 ⇒れいだい‐ろう【霊台郎】

れいだい‐ろう【霊台郎】‥ラウ🔗🔉

れいだい‐ろう霊台郎‥ラウ 天文博士の唐名。 ⇒れい‐だい【霊台】

れい‐たく【霊託】🔗🔉

れい‐たく霊託】 神仏などの不思議な託宣。お告げ。

れい‐ち【霊地】🔗🔉

れい‐ち霊地】 神仏の霊験あらたかな土地。神社・仏閣などのある神聖な地。霊場。霊境。霊区。太平記5「仏法最初の―」

れい‐ち【霊池】🔗🔉

れい‐ち霊池】 霊験のある池。霊の宿る池。

れい‐ち【霊知・霊智】🔗🔉

れい‐ち霊知・霊智】 霊妙な知恵。正法眼蔵辧道話「好悪をわきまへ、是非をわきまふ。…みなかの―のちからなり」

れい‐ちょう【霊長】‥チヤウ🔗🔉

れい‐ちょう霊長‥チヤウ [郭璞、江賦]霊妙不思議な力を持つすぐれたもの。万物のかしら。人類。「人間は万物の―」 ⇒れいちょう‐るい【霊長類】

れい‐ちょう【霊鳥】‥テウ🔗🔉

れい‐ちょう霊鳥‥テウ 神聖で不思議な鳥。霊禽。

れい‐ちょう【霊寵】🔗🔉

れい‐ちょう霊寵】 神仏の尊いめぐみ。

れいちょう‐るい【霊長類】‥チヤウ‥🔗🔉

れいちょう‐るい霊長類‥チヤウ‥ 哺乳綱の一目。サル目。進化的にはモグラ目(食虫類)から分かれ、歯・四肢は特殊化していないが大脳はよく発達、顔は丸く、両眼視ができる。指は物をつかむのに適する。ほとんどの種が、どの指かに扁爪ひらづめを持つ。多くは森林の樹上にすみ、昼行性。ヒトを含めて、12科約60属180種に分けられる。霊長目。 ⇒れい‐ちょう【霊長】

れい‐てき【霊的】🔗🔉

れい‐てき霊的】 ①霊魂に関するさま。精神に関するさま。「―な世界」 ②神聖で清らかなさま。 ⇒れいてき‐こうかん【霊的交感】

ろう【霊】ラウ🔗🔉

ろうラウ (リョウの直音化) ①たましい。死霊。源氏物語「故父おとどの御―」 ②生霊いきりょう。源氏物語柏木「陰陽師なども多くは女の―とのみうらなひ申しければ」

[漢]霊🔗🔉

 字形  筆順 〔雨部7画/15画/常用/4678・4E6E〕 [靈] 字形 〔雨部16画/24画/8045・704D〕 〔音〕レイ(漢) リョウ〈リャウ〉(呉) 〔訓〕たま・たましい [意味] ①たま。たましい。 ㋐万物の精気。「神霊・山霊・精霊」 ㋑人の肉体に宿り肉体を支配する精神。死者のたましい。「霊魂・霊界・霊前・幽霊・精霊しょうりょう・全身全霊」 ②人知を超えた不可思議なはたらき。神聖。「霊妙・霊験れいげん・霊薬・霊峰・霊長」 [解字] 形声。音符「」(=雨だれ。水たま)+「巫」(=みこ)。水たまのように清らかなみこの意。転じて、みこが通じ合うたましいの意。また一説に、口をそろえて雨乞いをするみこの意。][は異体字。 [下ツキ 悪霊・慰霊・英霊・怨霊・交霊・皇霊・山霊・死霊・心霊・神霊・聖霊・精霊・全霊・尊霊・忠霊・分霊・亡霊・幽霊 [難読] 霊代たましろ

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くしび【霊び・奇び】🔗🔉

くしび 【霊び・奇び】 (名・形動ナリ) 〔動詞「くしぶ」の連用形から〕 霊妙なこと。不思議なこと。「万物の内に,人これ最も―なり/日本書紀(孝徳訓)」

くし・ぶ【霊ぶ・奇ぶ】🔗🔉

くし・ぶ 【霊ぶ・奇ぶ】 (動バ上二) 不思議なはたらきをする。神秘的な力をもっている。「すなはち―・びますことをあやしみ給ひき/釈日本紀」

たま【魂・霊・魄】🔗🔉

たま [1] 【魂・霊・魄】 〔「たま(玉)」と同源か〕 たましい。霊魂。万物にやどり,また遊離しやすい存在と意識され,「木魂(コダマ)」「言魂(コトダマ)」「船魂(フナダマ)」「和魂(ニキタマ)」「荒御魂(アラミタマ)」など多く複合した形で用いられるとともに,「魂祭(タママツ)り」「魂送り」「鎮魂(タマシズメ)」「御魂振(ミタマフ)り」などの行事や呪術を表す語形をも生じた。「空蝉のからは木ごとにとどむれど―のゆくへをみぬぞかなしき/古今(物名)」

たま-おくり【霊送り・魂送り】🔗🔉

たま-おくり [3] 【霊送り・魂送り】 盆の一六日の夜,送り火を焚(タ)いて,先祖の霊を送り帰すこと。精霊(シヨウリヨウ)送り。[季]秋。《門川をやがてぞ去りぬ―/高野素十》 →霊迎え

たま-しろ【霊代】🔗🔉

たま-しろ [2][0] 【霊代】 神や死者の霊の代わりとしてまつるもの。霊璽(レイジ)。れいだい。

たま-じわう【霊幸ふ】🔗🔉

たま-じわう ―ヂハフ 【霊幸ふ】 (枕詞) 〔「たま」は霊,「ちはふ」は神が加護する意〕 「神」にかかる讃称。「―神も我をば打棄(ウツ)てこそしゑや命の惜しけくもなし/万葉 2661」

たま-だな【霊棚・魂棚】🔗🔉

たま-だな [0][2] 【霊棚・魂棚】 盂蘭盆(ウラボン)の魂祭りに先祖の霊を安置する棚。精霊(シヨウリヨウ)棚。[季]秋。《―をほどけばもとの座敷かな/蕪村》

たま-まつり【魂祭(り)・霊祭(り)】🔗🔉

たま-まつり [3] 【魂祭(り)・霊祭(り)】 先祖の霊を祀(マツ)る行事。特に,盂蘭盆(ウラボン)の仏事。[季]秋。

たま-むかえ【霊迎え・魂迎え】🔗🔉

たま-むかえ ―ムカヘ [3] 【霊迎え・魂迎え】 盆の一三日に先祖の霊を幽界から迎えるという儀式。提灯をさげて墓地へ行ったり,迎え火を焚いたりする。精霊(シヨウリヨウ)迎え。[季]秋。 →霊送り

たま-や【霊屋・魂屋】🔗🔉

たま-や [2] 【霊屋・魂屋】 (1)死者の霊をまつってある建物。みたまや。おたまや。れいおく。 (2)葬送の前にしばらく遺骸を納めておく所。たまどの。 (3)墓の上におく屋形。

ち【霊】🔗🔉

【霊】 霊的な力を持つものを表す語。複合して用いられる。「いかず―」「かぐつ―」「みず―」「おろ―」

み【神・霊】🔗🔉

【神・霊】 霊的な力をもつものの意。「山祇(ヤマツミ)」「海神(ワタツミ)」など他の語と複合して用いられる。「やまつ―の奉る御調(ミツギ)と/万葉 38」

りょう【霊】🔗🔉

りょう リヤウ 【霊】 たたりをする,生き霊や死霊。「うらなひよりけむ女の―こそ/源氏(柏木)」

りょういき【霊異記】🔗🔉

りょういき リヤウイキ 【霊異記】 「日本霊異記」の略。

りょう-ぐ【霊供】🔗🔉

りょう-ぐ リヤウ― [1][0] 【霊供】 霊前に供える食物。

りょう-ぜん【霊山】🔗🔉

りょう-ぜん リヤウ― 【霊山】 (1)福島県北東部にある山。海抜825メートル。奇岩・怪石が連なる阿武隈山地の名山。慈覚大師が建立した霊山寺の跡や,北畠顕家が義良(ノリナガ)親王(のちの後村上天皇)を奉じて築城した霊山城址などがある。 (2)京都市の東山三十六峰の一。中腹の正法寺には梅田雲浜(ウンピン)・木戸孝允・坂本竜馬など,維新の志士の墓がある。 (3)霊鷲山(リヨウジユセン)の略称。

りょうぜん-え【霊山会】🔗🔉

りょうぜん-え リヤウ― [3] 【霊山会】 〔仏〕 釈迦が霊山{(3)}で行なった説法の集まり。

りょうぜん-じょうど【霊山浄土】🔗🔉

りょうぜん-じょうど リヤウ―ジヤウ― [5] 【霊山浄土】 霊山という釈迦の浄土。釈迦が教えを説いた地をその浄土とする信仰による。

りょうぜん-は【霊山派】🔗🔉

りょうぜん-は リヤウ― 【霊山派】 時宗十二派の一。時宗の第七祖の弟子国阿(1314-1405)の弟子のうち,京都霊山正法寺に住する者の系統。現在は派名を立てない。

れい【霊】🔗🔉

れい [1] 【霊】 (1)人間や動物の体に宿って,心のはたらきをつかさどり,また肉体を離れても存在すると考えられる精神的実体。たましい。「―と肉との一致」 (2)死んだ人のたましい。みたま。「戦死者の―を慰める」「先祖の―をまつる」 (3)目に見えない不思議なはたらきをもつもの。神霊。

れいあん-しつ【霊安室】🔗🔉

れいあん-しつ [3] 【霊安室】 (病院などで)死んだ人を一時安置する部屋。

れい-い【霊位】🔗🔉

れい-い [1] 【霊位】 死者の霊が乗り移っているもの。位牌(イハイ)。霊代(タマシロ)。

れい-い【霊威】🔗🔉

れい-い [1] 【霊威】 不思議な威力。「仏法の―」

れい-い【霊異】🔗🔉

れい-い [1] 【霊異】 (名・形動)[文]ナリ 人間の知識では考えられないほど不思議な・こと(さま)。霊妙。「とう此―な音を三度ききました/吾輩は猫である(漱石)」

れい-いき【霊域】🔗🔉

れい-いきキ [0] 【霊域】 神社・寺院・墓などのある神聖な地域。霊地。

れい-う【霊雨】🔗🔉

れい-う [1] 【霊雨】 降るべきときに降る恵みの雨。慈雨。

れい-うん【霊雲】🔗🔉

れい-うん [0] 【霊雲】 不思議で尊い雲。瑞雲(ズイウン)。祥雲(シヨウウン)。

れい-えき【霊液】🔗🔉

れい-えき [1][0] 【霊液】 不思議なはたらきのある液体。

れい-えん【霊園・霊苑】🔗🔉

れい-えんン [0] 【霊園・霊苑】 広い区域をもち,寺院に付属しない共同墓地。墓苑。

れい-おう【霊応】🔗🔉

れい-おう [0] 【霊応】 (1)神仏の不可思議な感応。 (2)霊感。インスピレーション。

れい-おく【霊屋】🔗🔉

れい-おく ―ヲク [0] 【霊屋】 みたまをまつっておく建物。みたまや。おたまや。

れい-か【霊化】🔗🔉

れい-か ―クワ [1] 【霊化】 (名)スル 霊的なものに変化すること。また,変化させること。

れい-かい【霊怪】🔗🔉

れい-かい ―クワイ [0] 【霊怪】 不思議で怪しいこと。また,そのもの。

れい-かい【霊界】🔗🔉

れい-かい [0] 【霊界】 (1)霊魂の世界。死後の世界。あの世。 (2)精神の世界。精神界。 ⇔肉界

れい-かん【霊感】🔗🔉

れい-かん [0] 【霊感】 (1)霊的なものを感ずる不思議な気持ち。インスピレーション。 (2)神仏の不思議な感応。霊応。

れい-かん【霊鑑】🔗🔉

れい-かん [0] 【霊鑑】 (1)天や神仏がごらんになること。 (2)すぐれた眼識。

れいがん-じま【霊岸島】🔗🔉

れいがん-じま 【霊岸島】 隅田川河口右岸の地。現在の東京都中央区新川の旧名。江戸時代,酒問屋などが軒を並べた。江戸初期,霊巌寺が建立されたところからの名。

れい-き【霊気】🔗🔉

れい-き [1] 【霊気】 霊妙な気。あらたかな感じのする雰囲気。神秘的な気配。「深山の―を感ずる」

れい-き【霊鬼】🔗🔉

れい-き [1] 【霊鬼】 死者の霊。また,霊魂が形を変えた鬼。「其魂魄の―と成りたるにてぞ有らん/太平記 23」

れい-き【霊亀】🔗🔉

れい-き [1] 【霊亀】 霊妙で祥瑞のある亀。

れいき【霊亀】🔗🔉

れいき 【霊亀】 年号(715.9.2-717.11.17)。和銅の後,養老の前。元正(ゲンシヨウ)天皇の代。

れい-きょう【霊香】🔗🔉

れい-きょう ―キヤウ [0] 【霊香】 ⇒れいこう(霊香)

れい-きょう【霊境】🔗🔉

れい-きょう ―キヤウ [0] 【霊境】 神仏等のある神聖な場所。霊場。霊地。

れい-きん【霊菌】🔗🔉

れい-きん [0] 【霊菌】 細菌類の一種。水中・土壌中などいたる所にいて,食品にも生える。体は短い桿(カン)状で,グラム陰性。好気的条件で紅色の色素を生産するものがある。

れい-けん【霊剣】🔗🔉

れい-けん [0] 【霊剣】 霊妙な威力をもつ剣。

れい-げん【霊験】🔗🔉

れい-げん [0] 【霊験】 〔「れいけん」とも〕 神仏が示す不思議な感応や利益(リヤク)。験(ゲン)。利生(リシヨウ)。「―あらたかな観音様」

れいげん-き【霊験記】🔗🔉

れいげん-き [3] 【霊験記】 神仏の力のあらわす不思議な感応・利益(リヤク)の説話などを記した書物。「長谷寺―」

れいげん-てんのう【霊元天皇】🔗🔉

れいげん-てんのう ―テンワウ 【霊元天皇】 (1654-1732) 第一一二代天皇(在位 1663-1687)。名は識仁(サトヒト)。後水尾天皇第一九皇子。

れい-こう【霊光】🔗🔉

れい-こう ―クワウ [0] 【霊光】 (1)霊妙な光。 (2)天子の徳のたとえ。

れい-こう【霊香】🔗🔉

れい-こう ―カウ [0] 【霊香】 不思議なかおり。れいきょう。

れい-こん【霊魂】🔗🔉

れい-こん [1] 【霊魂】 (1)肉体に宿ってそれを支配し,精神現象の根源となり,肉体が滅びても独立に存在することのできるもの。たましい。霊。 (2)未開宗教,特にアニミズムにおいて,無生物や動植物に宿る目に見えない存在。

れいこん-しんこう【霊魂信仰】🔗🔉

れいこん-しんこう ―カウ [5] 【霊魂信仰】 肉体を離れた霊魂の存在を信じ,その影響をおそれて,これをまつること。例えば,平安時代の御霊(ゴリヨウ)信仰など。

れいこん-ふめつ-せつ【霊魂不滅説】🔗🔉

れいこん-ふめつ-せつ [1]-[3] 【霊魂不滅説】 人間の霊魂は肉体の生滅を超えて永遠に存続するという説。輪廻(リンネ)転生・祖先崇拝などの前提をなす。

れい-さい【霊祭】🔗🔉

れい-さい [0] 【霊祭】 (1)神道で,霊前祭と墓前祭との総称。 (2)先祖の霊をまつる行事。たままつり。

れい-さい【霊犀】🔗🔉

れい-さい [0] 【霊犀】 〔李商隠の詩「無題」による。霊力のある犀の角が根元から先端まで一本の穴があって両端が通じていることから〕 二人の心が通じあうことのたとえ。霊犀一点(イツテン)通(ツウ)ず。

れい-ざん【霊山】🔗🔉

れい-ざん [1] 【霊山】 神仏などをまつってある神聖な山。また,すぐれて立派な山。

れい-し【霊芝】🔗🔉

れい-し [1] 【霊芝】 (1)マンネンタケの傘の乾燥したもの。暗紫色で堅く,磨くと漆に似た光沢が出る。腐らず,縁起物として珍重され床飾りとする。 (2)マンネンタケの漢名。

れい-じ【霊示】🔗🔉

れい-じ [1] 【霊示】 (名)スル 神仏が示すこと。また,示された事柄。

れい-じ【霊寺】🔗🔉

れい-じ [1] 【霊寺】 霊験(レイゲン)のあらたかな寺。霊刹(レイサツ)。

れい-じ【霊璽】🔗🔉

れい-じ [1] 【霊璽】 (1)天皇の印を敬っていう語。御璽(ギヨジ)。 (2)「霊代(タマシロ)」に同じ。

れい-しつ【霊室】🔗🔉

れい-しつ [0] 【霊室】 (1)神仏の霊をまつった部屋。 (2)祖先の霊をまつった部屋。位牌(イハイ)を安置した部屋。

れい-しゃ【霊社】🔗🔉

れい-しゃ [1] 【霊社】 (1)霊験(レイゲン)あらたかな神社。霊験のいちじるしい神社。 (2)祖先の霊をまつるやしろ。霊廟(レイビヨウ)。

れい-しゃ【霊車】🔗🔉

れい-しゃ [1] 【霊車】 霊柩車(レイキユウシヤ)。

れい-しゃ【霊舎】🔗🔉

れい-しゃ [1] 【霊舎】 死者の霊をまつる建物。おたまや。

れい-じゅう【霊獣】🔗🔉

れい-じゅう ―ジウ [0] 【霊獣】 神聖で不思議な獣。麒麟(キリン)・竜など瑞祥(ズイシヨウ)とされるものをいう。

れい-じゅつ【霊術】🔗🔉

れい-じゅつ [1] 【霊術】 霊妙な術。不思議な技。妙術。

れい-じょう【霊場】🔗🔉

れい-じょう ―ヂヤウ [0] 【霊場】 神社や寺院・墓などのある神聖な土地。霊地。

れい-じん【霊神】🔗🔉

れい-じん [0] 【霊神】 霊験あらたかな神。

れい-すい【霊水】🔗🔉

れい-すい [0] 【霊水】 不思議なはたらきをもつ水。神仏の加護を受けられるという水。「不老長寿の―」

れい-ずい【霊瑞】🔗🔉

れい-ずい [0] 【霊瑞】 不思議なめでたいしるし。祥瑞(シヨウズイ)。

れいすう【霊枢】🔗🔉

れいすう 【霊枢】 中国最古の医書。「素問(ソモン)」とともに「黄帝内経(コウテイナイキヨウ)」を構成する。鍼灸(シンキユウ)の実際的な臨床医学について述べたもの。「素問」に比して内容が新しく,体系的に整理されている。 →黄帝内経

れい-せい【霊性】🔗🔉

れい-せい [0] 【霊性】 宗教心のあり方。特にカトリック教会などで,敬虔や信仰などの内実,またその伝統をいう。

れい-せき【霊跡】🔗🔉

れい-せき [0] 【霊跡】 神聖ないわれのある場所。

れい-せん【霊泉】🔗🔉

れい-せん [0] 【霊泉】 不思議なききめのある泉や温泉。

れい-ぜん【霊前】🔗🔉

れい-ぜん [0] 【霊前】 死者の霊の前。みたまのまえ。「―に花を手向(タム)ける」

れい-そう【霊草】🔗🔉

れい-そう ―サウ [0] 【霊草】 不思議なききめをもつ草。また,神仏の加護を受けられるというめでたい草。瑞草(ズイソウ)。

れい-そう【霊操】🔗🔉

れい-そう ―サウ [0] 【霊操】 〔イグナティウス=デ=ロヨラの著作(ラテン) exercices spirituels から〕 カトリック教会で,黙想による修行法。心霊修行。

れい-ぞう【霊像】🔗🔉

れい-ぞう ―ザウ [0] 【霊像】 神仏を描いた像。

れい-だい【霊代】🔗🔉

れい-だい [0] 【霊代】 ⇒たましろ(霊代)

れい-だい【霊台】🔗🔉

れい-だい [0] 【霊台】 (1)天文・雲気などを見る台。 (2)「霊台郎」の略。

れいだい-ろう【霊台郎】🔗🔉

れいだい-ろう ―ラウ [3] 【霊台郎】 天文博士の唐名。

れい-ち【霊地】🔗🔉

れい-ち [1] 【霊地】 「霊場(レイジヨウ)」に同じ。

れい-ち【霊知・霊智】🔗🔉

れい-ち [1] 【霊知・霊智】 霊妙な知恵。「―を授かる」

れい-ちょう【霊長】🔗🔉

れい-ちょう ―チヤウ [0] 【霊長】 最もすぐれていて,万物のかしらとなるもの。「人間は万物の―である」

れいちょう-るい【霊長類】🔗🔉

れいちょう-るい ―チヤウ― [3] 【霊長類】 霊長目の哺乳類の総称。動物界で最も進化の程度の高いものを含む。蹠行性(シヨコウセイ)で,多くは樹上にすみ,植物食あるいは雑食。少数の例外を除き,手足とも五指を有し,拇指(ボシ)は平爪(ヒラヅメ)をもち,他の四指と向かい合い,物を握ることができる。多くは目が顔の前面にあり,両眼で立体視をし,色覚の完全なものが多い。盲腸をもつ。現生のものは,原猿亜目のツパイ・アイアイなど六科と,真猿亜目のオナガザル・ショウジョウ(オランウータン)・ヒトなど五科に分類され,約一七〇種が知られる。

れい【霊】(和英)🔗🔉

れい【霊】 the soul[spirit];→英和 the ghost (亡霊).→英和 〜的 spiritual.→英和

れいあんしつ【霊安室】(和英)🔗🔉

れいあんしつ【霊安室】 a charnel.

れいえん【霊園】(和英)🔗🔉

れいえん【霊園】 a cemetery.→英和

れいかい【霊界】(和英)🔗🔉

れいかい【霊界】 the spiritual world.

れいかん【霊感】(和英)🔗🔉

れいかん【霊感】 (an) inspiration.→英和 (突然)〜を受ける have an (a sudden) inspiration.

れいけん【霊験】(和英)🔗🔉

れいけん【霊験】 a miracle.→英和 〜あらたかなthat works a real miracle.

れいこん【霊魂】(和英)🔗🔉

れいこん【霊魂】 the soul;→英和 the spirit.→英和 霊魂不滅 the immortality of the soul.

れいじょう【霊場】(和英)🔗🔉

れいじょう【霊場】 ⇒霊地.

れいぜん【霊前に供える】(和英)🔗🔉

れいぜん【霊前に供える】 offerto the spirit[memory]of.

れいち【霊地】(和英)🔗🔉

れいち【霊地】 a sacred place;a holy ground.

れいちょう【霊長類】(和英)🔗🔉

れいちょう【霊長類】 primates.人間は万物の〜である Man is the lord of all creation.

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