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がらん【伽藍】🔗🔉

がらん伽藍】 〔仏〕(梵語saṃghārāma 僧伽藍の略。衆園・僧園と訳す) ①僧侶たちが住んで仏道を修行する、清浄閑静な所。 ②後に寺院の建築物の称。「七堂―」 ⇒がらん‐じん【伽藍神】 ⇒がらん‐せき【伽藍石】 ⇒がらん‐ちょう【伽藍鳥】 ⇒がらん‐どう【伽藍堂】 ⇒がらん‐はいち【伽藍配置】

ぎょう【行】ギヤウ🔗🔉

ぎょうギヤウ ①文字などの縦のならび。転じて、横のならびにも。くだり。「ア―」 ②律令制の書式で、位が高く官が低いことを示す字。→位署。 ③〔仏〕(梵語saṃskāra) ㋐(能動的意味で)形成するもの。われわれの存在を成り立たせる潜在的形成力。また、さまざまな心的活動。十二因縁の第2。五蘊の第4。 ㋑(受動的意味で)形成されたもの。生滅変化する一切の現象世界の存在。 ④修行しゅぎょう。「無言の―」 ⑤行書の略。「真草―」 ⑥〔哲〕実践。行為。人間的な働き。↔知。 ⑦数学で、行列または行列式で横のならび。 →こう(行)

ゴンパーズ【Samuel Gompers】🔗🔉

ゴンパーズSamuel Gompers】 アメリカの労働運動指導者。1886年AFL結成の中心となり、没年まで会長。政治行動を排し、労働条件の改善中心の運動を主張。(1850〜1924)

サーマーン‐ちょう【サーマーン朝】‥テウ🔗🔉

サーマーン‐ちょうサーマーン朝‥テウ (Sāmān)イラン系イスラム王朝。アッバース朝が乱れたのに乗じてイランの豪族が建て、今のイランから北はシル川、東はインダス川に及ぶ地を領有。サマン朝。(875〜999)

ザーメン【Samen ドイツ】🔗🔉

ザーメンSamen ドイツ】 精液。

サーンキヤ【Sāṃkhya 梵】🔗🔉

サーンキヤSāṃkhya 梵】 (僧佉そうぎゃと音写)インド六派ろっぱ哲学の一派。純粋精神と根本物質との二元論によって世界の開展を説き、純粋精神が根本物質から離れることによって解脱すると説く。開祖はカピラ(迦毘羅)。数論すろん。数論外道。迦毘羅外道。

サマーラ【Samara】🔗🔉

サマーラSamara】 ロシア西部、ヴォルガ河中流にある都市。重化学工業が盛ん。西方に大水力発電所がある。人口113万3千(2004)。旧称クイブイシェフ。

サマラ【Sāmarrā' アラビア】🔗🔉

サマラSāmarrā' アラビア】 イラク中部の都市。アッバース朝時代の9世紀後半に一時首都となった。古代メソポタミアのジッグラトに倣った螺旋らせん状の塔を持つ大モスクが有名。シーア派の聖地の一つ。サーマッラー。

サマリア【Samaria】🔗🔉

サマリアSamaria】 ①古代パレスチナの都市。前9世紀イスラエル王国の首都として建設。同王国の滅亡後、この地に住む人々はユダヤ教徒から異教徒と見なされた。 ②パレスチナ中部の丘陵地帯の地方名。 ⇒サマリア‐きょうだん【サマリア教団】

サマリウム【samarium】🔗🔉

サマリウムsamarium】 (ロシアの鉱山技師サマルスキーに由来)希土類元素の一種。元素記号Sm 原子番号62。原子量150.4。灰色の光沢をもつ金属。

サマルカンド【Samarkand・撒馬児干】🔗🔉

サマルカンドSamarkand・撒馬児干】 中央アジア、ウズベキスタン共和国の東部、中央アジア最古の都市。隋・唐時代の康国。のちティムール帝国の都。人口36万1千(2001)。 サマルカンド シャーヒ‐ジンダ廟群 撮影:小松義夫 ○様を見ろざまをみろ 失敗したさまの醜さを知れ、の意から転じて、人の失敗をあざけっていう語。それ見たか。ざまみろ。 ⇒ざま【様・態】

サミズダート【samizdat ロシア】🔗🔉

サミズダートsamizdat ロシア】 (自主出版の意)ブレジネフ時代のソ連の地下出版。市民が著作を少部数タイプ印刷し、当局の検閲許可を得ずに刊行。

サムゲ‐タン【参鶏湯】🔗🔉

サムゲ‐タン参鶏湯】 (朝鮮語samgyet‘ang)鶏の腹に糯米もちごめ・栗・なつめ・朝鮮人参などを詰めて煮込んだ料理。

サムソン【Samson】🔗🔉

サムソンSamson】 旧約聖書中の人物。イスラエルの士師。怪力でペリシテ人を悩ました。愛人デリラの裏切りで怪力を失うが、最後にはイスラエルを救う。

サモア【Samoa】🔗🔉

サモアSamoa】 ①南太平洋、オーストラリアの東約3200キロメートルにある十数の島から成る小群島。サヴァイイ・ウポル・トゥトゥイラの3島を中心とし、住民はポリネシア人。1899年米領東サモアと独領西サモアとに分割。 ②1のうち、サヴァイイ・ウポルの2島を中心とする西部の島嶼から成る独立国。1919年以来、西サモアとしてニュー‐ジーランドの委任統治領、62年独立し、97年現名に改称。面積約2900平方キロメートル。人口17万1千(2000)。首都アピア。→オセアニア(図) ○然もあらばあれさもあらばあれ (「然も有らば有れ」の意。晋代以来の俗語「遮莫」(「たとえ…でも」の意)を訓読したもの)不本意であるが、そのとおりにして置こう。とまれかくまれ。どうあろうとも。ままよ。伊勢物語「思ふには忍ぶることぞまけにける逢ふにしかへば―」 ⇒さ‐も【然も】 ○然もありなんさもありなん そうであろう。もっともである。 ⇒さ‐も【然も】 ○然もあれさもあれ (「さもあらばあれ」の略)ともかくも。ままよ。宇治拾遺物語2「―、けふは通らで、あす通らんと思ふなり」 ⇒さ‐も【然も】

サモイェード【Samoyed】🔗🔉

サモイェードSamoyed】 ①シベリアの北極海岸地方のエニセイ川・オビ川流域の諸民族を指した総称。多くはツンドラや森林での狩猟・漁労・トナカイ飼育に従事。今日ではそれぞれの民族の自称で呼ばれる。言語はウラル語族の中のサモイェード語派を構成。 ②イヌの一品種。厚毛で大型。古くシベリアのサモイェード人が橇そり犬に使用。 サモイェード ○然も言われたりさもいわれたり よくぞ言われた。言われるとおりである。 ⇒さ‐も【然も】

サモサ【samosa ヒンディー】🔗🔉

サモサsamosa ヒンディー】 インド料理。スパイスで調味して炒めた野菜・肉を、小麦粉を練って薄く伸ばした皮で三角形に包んで油で揚げたもの。

サモワール【samovar ロシア】🔗🔉

サモワールsamovar ロシア】 ロシア特有の湯沸し器。中央の上下に通ずる管の中で木炭を焚いて周囲の湯を沸かす装置。今は多く電熱を用いる。「沸茶器サモワルの新しきこそうれしけれ新らしき世のひとと語れば」(吉井勇) サモワール

サンガ【saṃgha 梵】🔗🔉

サンガsaṃgha 梵】 (集団・集会の意)出家者の集団。僧伽そうぎゃ

サンバ【samba ポルトガル】🔗🔉

サンバsamba ポルトガル】 ブラジルのアフリカ系住民から生まれた4分の2拍子のテンポの速い舞踏音楽およびそのリズム。なお、アルゼンチンのサンバ(zamba スペイン)は、これとは別の8分の6拍子の緩やかな曲。

サンバー【sambar】🔗🔉

サンバーsambar】 (ヒンディー語に由来)大形のシカの一種。毛色は黒褐色から灰色で、斑紋はない。牡の角は大きく、3枝。インド・東南アジアなどの森林にすむ。水鹿すいろく。 サンバー 提供:東京動物園協会

サンプリング【sampling】🔗🔉

サンプリングsampling】 ①見本をぬきだすこと。また、統計で、母集団から標本を抽出すること。標本抽出。「ランダム‐―」 ②アナログ信号を、一定の時間間隔で採取しデジタル化すること。「―周波数」

サンプル【sample】🔗🔉

サンプルsample】 見本。雛形ひながた。標本。 ⇒サンプル‐ちょうさ【サンプル調査】

サンボ【sambo ロシア】🔗🔉

サンボsambo ロシア】 格闘技の一種。ロシア各地の民族的格闘技を統一してつくられた、柔道とレスリングに似た競技。

さんぼだい【三菩提】🔗🔉

さんぼだい三菩提】 〔仏〕(梵語saṃbodhi)完全な悟り。

さんまや【三昧耶・三摩耶】🔗🔉

さんまや三昧耶・三摩耶】 (サマヤとも)〔仏〕(梵語samaya) ①時。漠然とした時。一時。 ②会。集会。 ③旨とするところ。根本義。 ④密教では、平等・誓願・驚覚・除垢障の意味があるとする。 ⇒さんまや‐かい【三昧耶戒】 ⇒さんまや‐ぎょう【三昧耶形】 ⇒さんまや‐まんだら【三昧耶曼荼羅】

ジョンソン【Samuel Johnson】🔗🔉

ジョンソンSamuel Johnson】 イギリスの批評家・詩人。当時の文人たちの中心となった。「英語辞典」「詩人列伝」「シェークスピア全集」(校訂・注釈)、小説「ラセラス」など。弟子ボズウェルの「ジョンソン伝」は有名。(1709〜1784)

セーム‐がわ【セーム革】‥ガハ🔗🔉

セーム‐がわセーム革‥ガハ (Sämischleder ドイツ)山羊やぎ・鹿・カモシカなどの揉革もみかわ。服・手袋などに用いる。シャミ。シャモア。

そうかり【僧伽梨】🔗🔉

そうかり僧伽梨】 (梵語saṃghāṭī)三衣さんえの一つ。三衣のうち最も大きく、9〜25条の袈裟けさ。説法・托鉢のときに用いる。大衣。そうぎゃりえ。さんがり。

そうぎ【僧祇】🔗🔉

そうぎ僧祇】 〔仏〕 ①(梵語saṃgha)(→)僧伽そうぎゃに同じ。 ②阿僧祇あそうぎの略。 ⇒そうぎ‐こ【僧祇戸】

そうぎゃ【僧伽】🔗🔉

そうぎゃ僧伽】 〔仏〕(梵語saṃgha 和合衆・衆と訳)仏教の修行者の集まり。仏教の教団。略して「僧」とも。

バトラー【Samuel Butler】🔗🔉

バトラーSamuel Butler】 ①イギリスの諷刺詩人。王制復古期にピューリタンを諷刺する作「ヒューディブラス」で人気を博す。(1612〜1680) ②イギリスの作家。諷刺的なユートピア物語「エレホン」のほか、自伝小説「万人の道」がある。(1835〜1902)

ふげん‐ぼさつ【普賢菩薩】🔗🔉

ふげん‐ぼさつ普賢菩薩】 (梵語Samantabhadra)仏の理法・修行の面を象徴する菩薩。文殊菩薩と共に釈迦如来の脇侍で、白象に乗って仏の右側に侍す。一切菩薩の上首として常に仏の教化・済度を助けるともいう。普賢。 普賢菩薩 ⇒ふ‐げん【普賢】

フン‐セン【Samdech Hun Sen】🔗🔉

フン‐センSamdech Hun Sen】 カンボジアの政治家。1970年代ポル=ポト派に参加したが、同政権成立後に離脱、85年プノンペン政権で首相に就任。93年暫定国民政府の共同首相。98年カンボジア王国首相。(1951〜)

ベケット【Samuel Beckett】🔗🔉

ベケットSamuel Beckett】 フランスの劇作家・小説家。アイルランド生れ。ヌーヴォー‐ロマンの先駆者。自作の演出・翻訳も手がける。長編小説「モロイ」、戯曲「ゴドーを待ちながら」「しあわせな日々」など。ノーベル賞。(1906〜1989)

マーク‐トウェーン【Mark Twain】🔗🔉

マーク‐トウェーンMark Twain】 (本名Samuel Langhorne Clemens)アメリカの小説家。「トム=ソーヤーの冒険」「ハックルベリー=フィンの冒険」などユーモラスな児童文学を書いたが、晩年は「不思議な少年」など厭世的な作風に変ずる。ほかに「鍍金ときん時代」など。(1835〜1910)

モース【Samuel Finley Breese Morse】🔗🔉

モースSamuel Finley Breese Morse】 アメリカの電気技師。1837年電信機械を発明。44年ワシントン・ボルティモア間の電報通信に成功。モールス符号の考案者。(1791〜1872)→モールス符号

りん‐ね【輪廻】‥ヱ🔗🔉

りん‐ね輪廻‥ヱ ①〔仏〕(梵語saṃsāra 流れる意)車輪が回転してきわまりないように、衆生しゅじょうが三界六道に迷いの生死を重ねてとどまることのないこと。迷いの世界を生きかわり死にかわること。流転るてん。輪転。宇津保物語俊蔭「―しつる一人が腹に八生宿り」。「―生死しょうじ」↔涅槃ねはん。 ②同じことを繰り返すこと。どうどうめぐり。日葡辞書「リンエシタコトヲイウ」 ③執着心の深いこと。浄瑠璃、出世景清「―したる女かな」 ④和歌の回文かいぶん。 ⑤連歌・俳諧で、相連接する3句の第3句が第1句と近似した語句・趣向などを繰り返すこと。付合つけあい上、最も嫌うべき禁制事項。 ⇒りんね‐てんしょう【輪廻転生】

🄰SAM🔗🔉

SAM [scanning acoustic microscope]超音波顕微鏡.

🄰SAM🔗🔉

SAM [surface(ship)−to-air missile]地(艦)対空ミサイル.

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