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アンスリウム【Anthurium ラテン】🔗🔉

アンスリウムAnthurium ラテン】 サトイモ科の熱帯植物。アンスリウム‐アンドレアーヌム(オオベニウチワ)が代表的。長い花梗の先に光沢ある鮮朱紅色、広心臓形、長さ10センチメートル余の蝋細工に似た仏炎苞を生じ、基部に円柱形の肉穂花序がつく。切花用・観賞用に温室で栽培。また、広くはサトイモ科ベニウチワ属植物(その学名)をいい、熱帯アメリカに500種以上が分布。 アンスリウム オオベニウチワ 撮影:関戸 勇

アンセム【anthem】🔗🔉

アンセムanthem】 英国国教会または聖公会で、礼拝式に歌われる英語の合唱曲。ローマ‐カトリックのモテットに相当。

アンソロジー【anthology】🔗🔉

アンソロジーanthology】 詩文などの選集。詞華集。

あんだえ【安陀会】‥ヱ🔗🔉

あんだえ安陀会‥ヱ (梵語antarvāsa 内衣・中宿衣・下衣と訳す)三衣さんえの一種。五条の袈裟けさ

アンタキア【Antakya トルコ】🔗🔉

アンタキアAntakya トルコ⇒アンティオキア

アンタナナリヴォ【Antananarivo】🔗🔉

アンタナナリヴォAntananarivo】 マダガスカル共和国の首都。同国中部の商工業都市。人口71万(1993)。

アンタレス【Antares】🔗🔉

アンタレスAntares】 (「火星の対抗者」の意のギリシア語から)夏の宵に南天に見える蠍座さそりざの首星。中国では大火または火と称した。極大光度1.0等の変光星。赤色巨星の代表。

アンチ‐エージング【anti-aging】🔗🔉

アンチ‐エージングanti-aging】 老化を防止すること。多く、医療・美容などでいう。老化防止。抗老化。 ⇒アンチ【anti】

アンチ‐クライマックス【anticlimax】🔗🔉

アンチ‐クライマックスanticlimax】 強い口調を次第に弱くする修辞法。漸降法(bathos)。 ⇒アンチ【anti】

アンチ‐クリスト【Antichrist】🔗🔉

アンチ‐クリストAntichrist(→)反キリストに同じ。 ⇒アンチ【anti】

アンチ‐コドン【anticodon】🔗🔉

アンチ‐コドンanticodon】 コドンに相補的な塩基三つの連なり。リボソーム上に結合したメッセンジャーRNAのコドンに、それに対応するアンチコドンを持つ転移RNAが結合し、ここでメッセンジャーRNA上の遺伝暗号は転移RNAに対応するアミノ酸の配列に対応づけられる。→翻訳2⇒アンチ【anti】

アンチ‐セミティズム【Anti-Semitism】🔗🔉

アンチ‐セミティズムAnti-Semitism】 19世紀後半からドイツなどヨーロッパ諸国に興ったユダヤ人差別運動。ユダヤ人をセム人とみなし、アーリア人種の敵とした。ナチスはこれを政治目標に掲げ、ホロコーストを実行した。反ユダヤ主義。 ⇒アンチ【anti】

アンチ‐テアトル【anti-théâtre フランス】🔗🔉

アンチ‐テアトルanti-théâtre フランス】 第二次大戦後、フランスを中心に現れた前衛的演劇の運動。反演劇。 ⇒アンチ【anti】

アンチ‐ロマン【anti-roman フランス】🔗🔉

アンチ‐ロマンanti-roman フランス】 〔文〕(反小説の意)(→)ヌーヴォー‐ロマンに同じ。 ⇒アンチ【anti】

アンテナ【antenna】🔗🔉

アンテナantenna】 ①無線通信やラジオ・テレビジョン等の送受信を行うため、電磁波エネルギーを空間に発射し、または空間より受けとる装置。空中線。 ②昆虫類や甲殻類の触角。 ⇒アンテナ‐ショップ【antenna shop】 ⇒アンテナを張る

アンテナ‐ショップ【antenna shop】🔗🔉

アンテナ‐ショップantenna shop】 消費動向や商品の売れ行きなどの情報を収集するため、製造業者や流通業者が設置する直販店。パイロット‐ショップ。 ⇒アンテナ【antenna】 ○アンテナを張るアンテナをはる 情報を集める手段を講ずる。 ⇒アンテナ【antenna】

アンテロープ【antelope】🔗🔉

アンテロープantelope】 〔動〕(→)羚羊れいように同じ。 ローンアンテロープ 提供:東京動物園協会

アントシアン【anthocyan】🔗🔉

アントシアンanthocyan】 赤・青・紫色などを呈する花・葉・果実などの細胞液に存する色素。本体は色素(アントシアニジン)が糖と結合した配糖体。秋の紅葉の赤い色は、葉の物質代謝の変化で生じるこの色素による。花青素。

アントラキノン‐せんりょう【アントラキノン染料】‥レウ🔗🔉

アントラキノン‐せんりょうアントラキノン染料‥レウ (anthraquinone dye)アントラキノン(アントラセン骨格をもつキノン)から誘導される染料の総称。インダントロンのように堅牢度や耐光度の高い建染め染料など。

アントラセン【anthracene】🔗🔉

アントラセンanthracene】 分子式C14H10 芳香族炭化水素の一つ。コールタールなどから採取するアントラセン油を冷却して製する無色の板状結晶。青色蛍光を放つ。アリザリンやアントラキノン染料の原料。

アントロポロギー【Anthropologie ドイツ】🔗🔉

アントロポロギーAnthropologie ドイツ】 人間学。人類学。

エー‐エム【a.m.】🔗🔉

エー‐エムa.m.】 (ante meridiem ラテン)午前。↔ピー‐エム

エー‐ビー‐エム【ABM】🔗🔉

エー‐ビー‐エムABM】 (anti-ballistic missile)ICBM迎撃用のミサイル。 ⇒エービーエム‐じょうやく【ABM条約】

ぎじん‐かん【擬人観】‥クワン🔗🔉

ぎじん‐かん擬人観‥クワン (anthropomorphism)人間以外の事物を人間の形態や性質になぞらえて考える立場。神・生物・事物などを人間の姿に似たものとして考える立場。→神人同形説⇒ぎ‐じん【擬人】

ギデンズ【Anthony Giddens】🔗🔉

ギデンズAnthony Giddens】 イギリスの社会学者。社会理論を研究、現実政治にも積極的に関与。著「資本主義と近代社会理論」「社会の構成」「第三の道」など。(1938〜)

こう‐げん【抗原・抗元】カウ‥🔗🔉

こう‐げん抗原・抗元カウ‥ (antigen)生体内に入ると抗体を形成させ、体内または試験管内でその特定の抗体と特異的に反応する物質。細菌・毒素、異種蛋白など生体にとって異物的な高分子物質が抗原として作用する。アンチゲン。↔抗体。 ⇒こうげん‐けってい‐き【抗原決定基】 ⇒こうげん‐こうたい‐はんのう【抗原抗体反応】

こうせい‐ぶっしつ【抗生物質】カウ‥🔗🔉

こうせい‐ぶっしつ抗生物質カウ‥ (antibiotics)かびや放線菌・細菌によって作られ、他の微生物を抑制し、または制癌作用を持つ物質。ペニシリンが1941年再発見されて以来、ストレプトマイシン・クロロマイセチン・テトラサイクリン・トリコマイシン等多数発見され、医薬以外にも農薬・食品保存薬などとして使用。

こうぞう‐じんるいがく【構造人類学】‥ザウ‥🔗🔉

こうぞう‐じんるいがく構造人類学‥ザウ‥ (anthropologie structurale フランス)構造主義的な立場をとる人類学。レヴィ=ストロースが創始。ある親族・婚姻体系や神話などを、他の体系や神話を論理的に変換したものととらえ、その変換の関係を明らかにしようとする。 ⇒こう‐ぞう【構造】

こう‐たい【抗体】カウ‥🔗🔉

こう‐たい抗体カウ‥ (antibody)生体が抗原の侵入に反応して体内に形成する物質。その特定の抗原と特異的に反応して凝集・沈降または抗原毒素を中和するなどの作用があり、生体にその抗原に対する免疫性や過敏性を与える。抗体として働くのは免疫グロブリンで、B細胞によって産生され、血清のガンマ‐グロブリン分画に含まれる。免疫体。↔抗原

シェーファー【Anthony Shaffer】🔗🔉

シェーファーAnthony Shaffer】 イギリスの劇作家。P.L.シェーファーとは双子。作「スルース」など。兄弟合作の小説がある。(1926〜2001)

じんるい‐がく【人類学】🔗🔉

じんるい‐がく人類学】 (anthropology)人類の形質・文化・社会の多様性と普遍性とを、さまざまな側面から総合的・実証的に明らかにする学問。生物学的側面の研究を主とする自然人類学と文化や社会生活面から接近する文化人類学・社会人類学とに大きく分ける。 ⇒じん‐るい【人類】

ぜん‐けん【前件】🔗🔉

ぜん‐けん前件】 ①前述の箇条。前述の物件または事件。 ②〔論〕(antecedent)条件命題(仮言命題)において条件を示す部分。 ⇒ぜんけんひてい‐の‐きょぎ【前件否定の虚偽】

トロロープ【Anthony Trollope】🔗🔉

トロロープAnthony Trollope】 イギリスの小説家。平明な文体の風俗小説で人気を博す。連作小説「バーセットシャー物語」。(1815〜1882)

にんげん‐がく【人間学】🔗🔉

にんげん‐がく人間学】 (anthropology)人間の存在と本質を明らかにしようとする学問。カントは人間学を実践的と生理的とに分けたが、前者は哲学的人間学として発展し、後者は人間を生物学的に研究する人類学(原語は同一)として発達した。これらとは別に心理学・教育学・政治学・芸術などの見地からの人間学もある。→人類学→文化人類学⇒にん‐げん【人間】

にんげんがくてき‐しょうめい【人間学的証明】🔗🔉

にんげんがくてき‐しょうめい人間学的証明】 (anthropological argument)デカルトの唱えた神の存在証明の一つ。われわれが自らを不完全だと知るのは最完全者たる神の観念との比較にもとづく。しかるに不完全なわれわれが最完全者の観念を自ら生みだすことはできないから、われわれの外に最完全者たる神が存在していてその観念をわれわれに与えなければならない。故に神は必然的に存在するという論証。人性論的証明。 ⇒にん‐げん【人間】

にんげん‐ちゅうしん‐てき【人間中心的】🔗🔉

にんげん‐ちゅうしん‐てき人間中心的】 (anthropocentric)人間を世界の中心と考え、他のあらゆるものは人間のためにあるとする考え方。 ⇒にん‐げん【人間】

はい‐しゃ【背斜】🔗🔉

はい‐しゃ背斜】 〔地〕(anticline)褶曲しゅうきょくした地層の山に当たる部分。傾斜した地層が互いに背を向け合っている構造。↔向斜。→褶曲(図)⇒はいしゃ‐こく【背斜谷】 ⇒はいしゃ‐さんりょう【背斜山稜】

はん‐キリスト【反キリスト】🔗🔉

はん‐キリスト反キリスト】 (Antichrist)聖書で、終末時にメシア(キリスト)に敵対するサタン的諸勢力。後に教会を誘惑・堕落させる偽の思想家や宗教的指導者をもいう。アンチクリスト。

はん‐げいじゅつ【反芸術】🔗🔉

はん‐げいじゅつ反芸術】 (anti-art)既存の芸術の在り方に対する破壊的な構え。ダダイスムに代表されるが、日本では1960年代前半の前衛動向をさす場合が多い。

ファン‐ダイク【Anthony Van Dyck】🔗🔉

ファン‐ダイクAnthony Van Dyck】 フランドルの画家。渡英してチャールズ1世の宮廷に仕えた。堂々とした王侯貴族の肖像に秀作が多い。(1599〜1641)

ブレア【Anthony Charles Lynton Blair】🔗🔉

ブレアAnthony Charles Lynton Blair】 イギリスの政治家。労働党出身。1997〜2007年首相。保守党・労働党の中間の「第三の道」を模索。外交・軍事面では米国に協調。(1953〜)

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