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えん‐き【塩基】🔗🔉

えん‐き塩基】 (base)酸と反応して塩をつくる物質。水に溶解すると水酸化物イオンを生じる。アルカリ金属元素やアルカリ土類金属元素の水酸化物、アンモニアなど。広い意味ではブレンステッドの塩基とルイスの塩基という2種類の定義がある。↔酸。→ブレンステッド酸塩基→ルイス酸塩基⇒えんき‐せい【塩基性】 ⇒えんきせい‐えん【塩基性塩】 ⇒えんきせい‐がん【塩基性岩】 ⇒えんきせい‐さんかぶつ【塩基性酸化物】 ⇒えんきせい‐せいこうほう【塩基性製鋼法】 ⇒えんきせい‐せんりょう【塩基性染料】 ⇒えんきせい‐たんさんなまり【塩基性炭酸鉛】 ⇒えんき‐つい【塩基対】

げんぶ‐がん【玄武岩】🔗🔉

げんぶ‐がん玄武岩】 (basalt)細粒・緻密で塩基性の火山岩。斜長石・輝石・橄欖かんらん石・磁鉄鉱などから成り、暗灰色から黒色。しばしば柱状節理をなし、多くの石柱を立てたような壮観をなす。命名は兵庫県の玄武洞に由来。 ⇒げん‐ぶ【玄武】

ご‐き【語基】🔗🔉

ご‐き語基】 〔言〕(base) ①語形成の基幹的部分で、派生・屈折接辞が付き得る語または形態素。語幹。 ②(→)語根に同じ。

ザハロフ【Basil Zaharoff】🔗🔉

ザハロフBasil Zaharoff】 イギリスの実業家。トルコの生れ。国際的兵器請負業者。「死の商人」と呼ばれた。(1849〜1936) ○鯖をよむさばをよむ (鯖を数えるのに、急いで数をよみ、その際、数をごまかすことが多いところからという)得をしようと数をごまかす。 ⇒さば【鯖】

サン‐ピエトロ‐だいせいどう【サンピエトロ大聖堂】‥ダウ🔗🔉

サン‐ピエトロ‐だいせいどうサンピエトロ大聖堂‥ダウ (Basilica di San Pietro in Vaticano イタリア)ローマのヴァチカンにある大聖堂。初期ルネサンス式の代表建築。コンスタンティヌス1世がペトロの墓所の上に創建。1506年再建に着工、1626年竣工。ブラマンテ・ラファエロ・ミケランジェロらが参加した。聖ペトロ大聖堂。セント‐ピーター寺院。→ローマ(図)

チェンバレン【Basil Hall Chamberlain】🔗🔉

チェンバレンBasil Hall Chamberlain】 イギリスの言語学者。王堂と号す。1873年(明治6)来日、86〜90年東大で講じ、近代国語学の樹立に貢献、また東洋比較言語学を開拓。著「アイノ研究より見たる日本の言語神話及地名」「日本国語提要」「琉球語文典及び字彙」など。(1850〜1935)

てい【底】🔗🔉

てい】 ①(「…の」「…のような」の意をあらわす宋・元代の口語表現に由来)種類。程度。「この―の品」 ②〔数〕(base)「対数たいすう「指数しすう関数」参照。

バーゼル【Basel ドイツ】🔗🔉

バーゼルBasel ドイツ】 スイス北西部、ライン川に沿い、ドイツ・フランスとの国境に接する都市。河港はライン川舟運の終点で、スイスの門戸。化学その他の工業が盛ん。人口16万5千(2001)。 ⇒バーゼル‐じょうやく【バーゼル条約】

バーゼル‐じょうやく【バーゼル条約】‥デウ‥🔗🔉

バーゼル‐じょうやくバーゼル条約‥デウ‥ (Basel Convention on the Control of Transboundary Movements of Hazardous Wastes and their Disposal)有害廃棄物の輸出およびその処分の規制に関する条約。国連環境計画の主導により、スイスのバーゼルで1989年採択、92年発効。 ⇒バーゼル【Basel ドイツ】

バイオス【BIOS】🔗🔉

バイオスBIOS】 (basic input/output system)コンピューターに接続された周辺装置の入出力を制御するためのプログラム群。基本入出力システム。

バシー‐かいきょう【バシー海峡】‥ケフ🔗🔉

バシー‐かいきょうバシー海峡‥ケフ (Bashi Channel)台湾島とフィリピンのバタン諸島との間の海峡。

バシコルトスタン【Bashkortostan】🔗🔉

バシコルトスタンBashkortostan】 ロシア連邦内の共和国。ヴォルガ川とウラル山脈との間に位置する。石油・天然ガスの産地。面積14万3000平方キロメートル。人口410万4千(2002)。首都ウファ。旧称バシキール。 ○梯子を外されるはしごをはずされる (高い所に置きざりにされる意から)味方の裏切りで、ひっこみがつかず困難な立場に立たされる。 ⇒はし‐ご【梯子・梯】

バジリ🔗🔉

バジリ (basilicum ラテンの下略)オリーブ油・黄蝋おうろうなどで製した吸出膏薬。バジリ膏。バジリコン。

バシリカ【basilica ラテン】🔗🔉

バシリカbasilica ラテン】 ①古代ローマで、裁判所や取引所などに使用した特殊な形式の建物。長方形で、内部を2列あるいは4列の柱列が縦に走り、その柱の上は桟敷状。 ②1の形式を起源とするカトリック教会堂。側廊のついた広い本堂と一端(もと西端)に玄関廊(ナルテクス)とを具える。

バジリコ【basilico イタリア】🔗🔉

バジリコbasilico イタリア】 シソ科の一年草メボウキ、また、その葉を乾燥させた香辛料。パスタなどイタリア料理に用いる。バジル。→めぼうき

バジリコン【basilicum ラテン】🔗🔉

バジリコンbasilicum ラテン⇒バジリ

バジル【basil】🔗🔉

バジルbasil(→)バジリコに同じ。

バシレイオス【Basileios ギリシア】🔗🔉

バシレイオスBasileios ギリシア】 初期キリスト教の教父。聖人。カッパドキア出身。アレイオス派批判と共住型修道院の確立に尽力。バシリウス。(330頃〜379)

バシロサウルス【Basilosaurus ラテン】🔗🔉

バシロサウルスBasilosaurus ラテン】 鯨類がハクジラ亜目とヒゲクジラ亜目に分化する以前の原鯨亜目の一つ。全長は20メートルを越えるが、頭は1メートル程度と非常に小さい。ごく小さな後肢が残る。始新世中期のアフリカ・北アメリカ・ヨーロッパの海に生息。

バス【bass ドイツ】🔗🔉

バスbass ドイツ】 (英語読みでベースとも) ①男声の最低音域。また、その音域の歌手。 ②和声または対位法で、最低声部。 ③弦楽器では、コントラバスの略。管楽器では、低音部を受け持つバスーン・バス‐クラリネット・チューバの類を指す。

バスク【Basque フランス】🔗🔉

バスクBasque フランス】 ピレネー山脈西部、フランス・スペイン国境にまたがる地方。1960年頃から独立運動が活発化。スペイン語名バスコ(Vasco)。 ⇒バスク‐ご【バスク語】 ⇒バスク‐じん【バスク人】

バスク‐ご【バスク語】🔗🔉

バスク‐ごバスク語】 (Basque)バスク地方で使われている言語。系統は不明で孤立した言語。能格構文をもつ。 ⇒バスク【Basque フランス】

バス‐クラリネット【bass clarinet】🔗🔉

バス‐クラリネットbass clarinet】 普通のものより1オクターブ低音の大形のクラリネット。

バスケット【basket】🔗🔉

バスケットbasket】 ①かご。特に、籐とう製箱型で、ふたに手のついたもの。 ②競技用具。 ㋐バスケット‐ボールの用具。金属製の輪に下げた底のない網。この中にボールを投げ入れて得点する。 ㋑ハイアライのボールを打つ具。 ③バスケット‐ボールの略。 ⇒バスケット‐つうか【バスケット通貨】 ⇒バスケット‐とりひき【バスケット取引】 ⇒バスケット‐ボール【basketball】

バスケット‐ボール【basketball】🔗🔉

バスケット‐ボールbasketball】 球技の一つ。5人ずつ(選手の交替は何度でもできる)の2組が、規定時間内におのおの相手方のバスケット2㋐にボールを入れ合い、その得点の多寡によって勝敗を決めるもの。米国で始まる。籠球ろうきゅう⇒バスケット【basket】

バス‐ドラム【bass drum】🔗🔉

バス‐ドラムbass drum】 打楽器。低音を出す大型のドラム。鼓面を立てて使用。片面または両面を柔らかい頭の撥ばちで打つ。ベース‐ドラム。

バスマチ【Basmachi】🔗🔉

バスマチBasmachi】 (ウズベク語で襲撃者の意から)ロシア革命直後から中央アジアで行われた反ソビエトの武力闘争。ソ連支配に反対する民族的・イスラム的な運動として、フェルガナ・ブハラなどで1918年から30年代まで継続。

バスラ【Baṣra】🔗🔉

バスラBaṣra】 イラク南東部の港湾都市。ペルシア湾奥、シャトル‐アラブ川下流右岸に位置し、7世紀にイスラム史上初の軍営都市(ミスル)として建設。近郊の油田を利用して、精油所・化学工場が立地。人口40万6千(1987)。

バセット‐ハウンド【basset hound】🔗🔉

バセット‐ハウンドbasset hound】 イヌの一品種。肩高35センチメートルほど。ビーグルに似るが、さらに足が短く、耳が大きい。フランスで作出された狩猟犬だがイギリスで改良され、現在は愛玩犬。

バセテール【Basseterre】🔗🔉

バセテールBasseterre】 西インド諸島東部、セント‐クリストファー‐ネイヴィスの首都。セント‐クリストファー島の中部に位置する。人口2万(1990)。

バッシング【bashing】🔗🔉

バッシングbashing】 強く叩くこと。手きびしく非難すること。「ジャパン‐―」

ビー【B・b】🔗🔉

ビーB・b】 ①アルファベットの2番目の文字。 ②転じて、第2位。「―‐クラス」 ③〔音〕音名の一つ。ロ音。 ④(black)鉛筆の芯の黒色濃度を表す符号。「HB」「2B」 ⑤〔化〕硼素ほうその元素記号(B)。 ⑥ABO式血液型の一つ(B)。 ⑦「B判」参照。 ⑧(basement)建物の地階を表す記号(B)。

ベーシック【basic】🔗🔉

ベーシックbasic】 基礎的。基本的。「―な考え方」 ⇒ベーシック‐イングリッシュ【Basic English】

ベーシック【BASIC】(電算)🔗🔉

ベーシックBASIC】 (beginner's all-purpose symbolic instruction code)コンピューターのプログラム言語の一種。計算機との会話処理に適した言語で、多く小型コンピューターに利用。

ベーシック‐イングリッシュ【Basic English】🔗🔉

ベーシック‐イングリッシュBasic English】 (基本英語の意)基本概念を表す850語から成る簡略化された英語。イギリスの心理学者オグデン(C. K. Ogden1889〜1957)が1930年に発表した。 ⇒ベーシック【basic】

ベース【base】🔗🔉

ベースbase】 ①土台。基礎。基本。「賃金―」 ②基地。根拠地。 ③野球で、塁るいのこと。「―‐ランニング」 ④バイポーラー‐トランジスターの電極の一つ。エミッターから注入された電子や正孔が通過する領域。 ⇒ベース‐アップ ⇒ベース‐キャンプ【base camp】 ⇒ベース‐ドラム【base drum】 ⇒ベース‐バンド【baseband】 ⇒ベース‐ボール【baseball】 ⇒ベース‐ライン【baseline】

ベース【bass】🔗🔉

ベースbass】 ①⇒バス(→)コントラバスに同じ。 ③コントラバスと同じ音域のエレキギター。

ベース‐アップ🔗🔉

ベース‐アップ (和製語base up)個別企業の賃金支払総額を従業員総数で除した平均賃金(ベース賃金)を引き上げること。ベア。 ⇒ベース【base】

ベース‐キャンプ【base camp】🔗🔉

ベース‐キャンプbase camp】 ①(登山用語)登山・探検の際、基地となるキャンプ。 ②軍事基地。 ⇒ベース【base】

ベース‐ドラム【base drum】🔗🔉

ベース‐ドラムbase drum⇒バス‐ドラム⇒ベース【base】

ベース‐バンド【baseband】🔗🔉

ベース‐バンドbaseband】 基底帯域。変調をかける前の元の信号。 ⇒ベース【base】

ベース‐ボール【baseball】🔗🔉

ベース‐ボールbaseball】 野球。「久方のアメリカ人のはじめにし―は見れど飽かぬかも」(子規) ⇒ベース【base】

ベース‐ライン【baseline】🔗🔉

ベース‐ラインbaseline】 ①基準となる線。 ②野球で、塁と塁とを結ぶ線。またテニスで、コートの短辺に引いた、両端の線。 ⇒ベース【base】

や‐きゅう【野球】‥キウ🔗🔉

や‐きゅう野球‥キウ (1894年baseballの訳語としてつくった語)アメリカで発達した球技。9人(投・捕・一塁・二塁・三塁・遊撃・左翼・中堅・右翼手)ずつの二組が、各9回ずつ交互に攻防の位置について得点を争うもの。競技場を内野と外野とに分け、攻撃側は順次に相手投手の投げる球を打って、内野を一周して本塁へ還った場合得点となる。硬式と軟式とがある。日本では、1872年(明治5)に初めて第一大学区第一番中学(東大の前身)でアメリカ人教師が生徒に教えた。ベースボール。 ⇒やきゅう‐けん【野球拳】 ⇒やきゅう‐でんどう【野球殿堂】 ⇒やきゅう‐ばん【野球盤】 ⇒やきゅう‐ぼう【野球帽】

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