複数辞典一括検索+

広辞苑の検索結果 (6)

きょう【経】キヤウ🔗🔉

きょうキヤウ (呉音。唐音はキン。梵語sūtra 修多羅の漢訳) ①仏の説いた教えを記したもの。契経。律・論を合わせて三蔵という。 ②一切経・大蔵経という場合には律・論などを含めた仏典の総称。 ③(仏教以外の)宗教の聖典。経典。「四書五―」 →けい(経)

けい【経】🔗🔉

けい】 ①織物のたていと。たて。↔緯。 ②南北の方向。↔緯。 ③物事のすじ道。道理。のり。それらを述作した聖賢の書。→経史子集 →きょう(経)

たて【縦・竪・経】🔗🔉

たて縦・竪・経】 ①上から下への方向、また長さ。「―書き」 ②前から後ろの方向、また長さ。「―に並ぶ」↔横。 ③細長い物の長い方向、また長さ。「材木を―に切る」 ④南北の方向、また距離。 ⑤「たて糸」の略。万葉集8「―もなく緯ぬきも定めず」↔緯ぬき。 ⑥年齢・身分の上下の関係。「―社会」 ⇒縦の物を横にもしない

たて‐いと【経・縦糸】🔗🔉

たて‐いと経・縦糸】 織物の、織機に向かって縦方向に通っている糸。緯よこいとの上または下となり、多くはこれと直角に組み合う。たて。↔緯

ふ【経・歴】🔗🔉

経・歴】 〔自下二〕 ⇒へる(下一)

[漢]経🔗🔉

 字形  筆順 〔糸部5画/11画/教育/2348・3750〕 [經] 字形 〔糸部7画/13画/6920・6534〕 〔音〕ケイ(漢) キョウ〈キャウ〉(呉) キン(唐) 〔訓〕る・たつ (名)つね [意味] ①織物のたていと。(対)緯。「経緯」 ②たて。南北の方向。(対)緯。「経度・経線・東経」 ③すじ。すじみち。「経絡・神経・経界」 ④(すじが通って)変わらない。一定。つね。「経常・経費」 ⑤儒教・仏教などの不変の道理(を説いた書物)。「門前の小僧、習わぬ経きょうを読む」「経書・経典けいてん・きょうてん・四書五経ごきょう・読経どきょう・看経かんきん」 ⑥すじみちをつける。治める。管理する。「経営・経理・経国・経世・経綸けいりん」 ⑦ヘる。そこを通り過ぎる。時間がたつ。「経過・経由・経路・経験」 ⑧首をくくる。「自経」 [解字] 形声。右半部「」は音符で、織機の台の上に糸を縦にまっすぐに張ったわくを置いた形を描いたもの。「糸」を加えて、織物のたて糸の意。 [下ツキ 看経かんきん・月経・五経・持経・自経・写経・初経・神経・誦経・西経・説経・石経・大蔵経・東経・読経・念経・納経・六経

大辞林の検索結果 (6)

きょう【経】🔗🔉

きょう キヤウ [0] 【経】 □一□〔仏〕 〔梵 stra〕 (1)仏の教えを記した文章。仏の説いた言葉をそのまま伝えるという形式をとる。三蔵の一。契経(カイキヨウ)。 (2)十二分経の一。経のうち,散文で記された部分のこと。契経。 (3)仏教に関する文献の総称。{(1)}に論と律を加えたもの。 □二□仏教以外の宗教の聖典。

けい【経】🔗🔉

けい [1] 【経】 (1)織物の経(タテ)糸。また,縦。 (2)正しい筋道。正しい道理。 (3)経書(ケイシヨ)。経典(ケイテン)。

たて【縦・竪・経】🔗🔉

たて [1] 【縦・竪・経】 (1)(水平に対して)上下の方向。垂直の方向。また,その長さ。「―に線を引く」「―長」 (2)(左右に対して)前後への方向。また,その長さ。「―に並ぶ」 (3)(比喩的に)同僚との関係ではなく,上司と部下との関係。「―の人間関係」 (4)南北の方向。また,その距離。 (5)「経(タテ)糸」に同じ。「―もなく緯(ヌキ)も定めず娘子(オトメ)らが織るもみち葉に霜な降りそね/万葉 1512」 ⇔横

たて-いと【経糸・経】🔗🔉

たて-いと [0] 【経糸・経】 織物の縦の方向に通っている糸。 ⇔緯(ヨコ)糸

ふ【経】🔗🔉

【経】 (動ハ下二) ⇒へる

きょう【経】(和英)🔗🔉

きょう【経】 a sutra.→英和

広辞苑+大辞林で完全一致するの検索結果。